September 16, 2006

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第19回定期演奏会

2006年9月10日(日) 13:30  奈良県文化会館・国際ホール

モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調K.543
モーツァルト: 交響曲第40番ト短調K.550
モーツァルト: 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551

(アンコール)モーツァルト: 交響曲第41番「ジュピター」第4楽章終結部

指揮: 北原幸男

<感想>

北原幸男さんの風貌そのものと言っても良く、スマートで精悍さを感じた演奏でした。
余計な感情を入れず、純度の高い音楽。 でも、けっして冷たくはありません。 熱く美しく磨きあげたような感じでしょうか。
第39番、堂々として美しく、しかもよく引き締まった演奏は即物的な感じさえする純度の高いもの。 曖昧さなど微塵もありませんでした。
第40番、しなやかさの中に鋼のような芯を持ち、美しく磨き上げたような感じ。 媚びない演奏なのでともすると冷たくも感じそうな感じなのですが、熱さがありました。
第41番、シャープかつストイック、そして緻密に構成された演奏でした。 重心を低くして打点を明確にした熱い響きなのですが、その響きには濁りがなく清潔感を感じました。
いずれも、さすがプロオケ、と思わせる演奏で、北原さんの指示にも集中力高くかつ的確に反応していたオーケストラの技量の高さにも賛辞を贈りたいと思います。
しかしながら、モーツァルトの後期交響曲3曲を連続し、しかも(たぶん)繰り返しをすべて敢行した熱意は買いますが、同じアプローチで3曲立て続けに聴いていると、聴き手として疲れてきました。 金管楽器を派手に鳴らしていた部分が散見されたのも、ちょっと個人的な趣向とズレていたからかもしれませんけれど・・・途中から、ご馳走さま、といった感じもしたことを打ち明けておきます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060910.htm

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September 09, 2006

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第22回定期演奏会

2006年9月3日(日) 14:00  神戸文化ホール・大ホール

ウェーバー: 歌劇「オベロン」序曲
R.シュトラウス: 交響詩「死と変容」(*)
ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調「運命」

(アンコール)モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」序曲

指揮: 松井真之介、森 康一(*)

<感想>

集中力が高く引き締まった演奏の数々、自分達の音楽をまい進して気持ちのいい演奏会でした。
2~3分遅刻したでしょうか。 2階席への階段を登るとき、「オベロン」序曲のホルンとトランペットによるカール大帝の登場の場面。 タイトに引き締まった響きがロビーにも朗々と聴こえてきて、その覇気のある音楽にワクワクながら、そっと扉を開けてホールに入りました。
通路脇の席に座り、最後まで身を乗り出すようにして聴かせてもらいました。 松井さんの指揮はとにかく元気いっぱい。 オーケストラの弦楽器の分奏がとてもしっかりしてたのが印象的。 ただし聴いていたのがホール隅だったからでしょうか、金管楽器がややダンゴ状態になって届いてきた感じもしましたけれど。 しかし覇気があり推進力のある演奏を堪能しました。
座席を中央付近に移動し、今度はR.シュトラウスの「死と変容」。 こちらは森さんによる指揮ですが、森さんは動き廻りはしないけれど、しなやかで大きな動き。 集中力を高めたオケから美しい音楽を導き出して見事でした。 素晴らしい演奏に感動しました。 この演奏、オケの機動力は勿論のこと、爽やかな色香を漂わせた美しさがとても魅力的でした。 堂々としたオーケストラ・サウンドはオルガントーンか、と思える場面もありましたものね。 大きな拍手を贈らせてもらいました。
そして15分間の休憩時間、これまで対抗配置だったコントラバス8本をステージ正面奥に一列に配置。 ムジークフェライン流ですね。 さすが松井さん、名曲中の名曲「運命」をこんな趣向で聴かせてくださるとは、期待が膨らみます。 そしてその期待を上回る迫力・気力の充実した演奏。 すべての繰り返しを行い、これでもか、これでもか、とタイトかつ豊穣な音楽の嵐。 ここでも松井さんの指揮は踊っていて、時に片足でケンケンをするような仕草でオケを乗せ、ぐいっと引き締めてからすっと開放してと、指揮台上狭しと動きまわってました。 自分のやりたいのはコレ、主張のはっきりした音楽。 とにかく音楽が好き、そんなオーラの感じる演奏に惹き込まれました。

<詳細>

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September 02, 2006

【LP】オーマンディ/フィラデルフィア管による「北欧の旅」

Zs6

オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による「北欧の旅」。 日本コロムビアの25cm(10インチ)盤のLPレコードです。 グリーグの「ペール・ギュント」組曲第1番、シベリウスの「悲しきワルツ」、アルヴェンの「スェーデン狂詩曲」、そしてシベリウスの「フィンランディア」の4曲が収録されていて、上質のオケによる演奏が安心して楽しめます。 もちろん「フィンランディア」は合唱付きで、モルモン会堂聖歌隊が歌ってます。 キリっと締まった演奏と合唱は、さすがシベリウスを得意としたオーマンディらしく聴き応えありますね。

<詳細>

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August 26, 2006

【感想】吹田市交響楽団 サマー・コンサート2006

2006年8月20日(日) 14:00  メイシアター・大ホール

第1部
モーツァルト: 歌劇「魔笛」より「序曲」
        パパゲーノのアリア「オイラは鳥刺し」
        夜の女王のアリア「我が心は怒りに燃え」
        パパゲーナとパパゲーノの2重唱「パッパ、パパゲーナ、パパゲーノ」
モーツァルト: 交響曲第39番より第1楽章
第2部
指揮者コーナー
 モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
 ブラームス: ハンガリー舞曲第6番
第3部
 芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽

(アンコール)プッチーニ(編曲/新谷武):
歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

独唱:晴 雅彦(Br)、角地直子(S)、木村直未(S)

指揮:米山 信、新谷 武

<感想>

高校野球の決勝戦があるのにここに集まった人たちは本当の音楽好きである、と指揮者の米山さんが言われていましたけれど、今年も音楽を好きになるコンサートを楽しませていただきました。
今年はモーツァルト・イヤーということであり、まず第1部は歌劇「魔笛」の序曲とアリアなど3曲。 晴雅彦さんの軽妙な演技と耳あたりのよい歌声で「オイラは鳥刺し」、角地直子さんとの2重唱で「パッパ、パパゲーナ、パパゲーノ」を楽しみました。 じつは昨年10月に中古レーザディスク(今時なのでなんと1,000円)で捕獲して以来、「魔笛」は数少ないお気に入りの歌劇になったのでした。 実演でも聴けて本当に良かったと思います。 とにかく楽しい演奏でした。
ちょっと段取り悪かったのもご愛嬌で、第1部は交響曲第39番第1楽章で締め。 コントラバスにのって金管が吹き、また木管アンサンブルも輝くようでした。 後半は滑るような弦楽器とも相俟って、堂々としながらもモーツァルトらさしさを感じた演奏で前半を幕。
第2部は恒例の指揮者コーナー。 ここもちょっと段取り悪かったけれど、クスクス笑いもまたモーツァルトにはよく似合ってますね。
第3部は芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」。 モーツァルトをテーマとしたこのサマーコンサートとしては、とても意欲的な試みだったと思いますけれど、最後にオーケストラ音楽の醍醐味を味合わせてもらいました。 オーケストラから発っせられるリズム感の良い響きが届けられ、しかもキレやコクもあってとても気持ちの良い音楽。 機動力のあるオーケストラ音楽に心奪われたひとときでした。
吹響のサマーコンサート、気楽に楽しめるけれど、いつも何か新しい発見をさせてくれる演奏会ですね。 今年もまた大いに楽しませていただきました。
蛇足ですが、今年のパンフレットのデザインについて。 少女が指揮をする周りで猫ちゃんが、ヴァイオリンを弾いたり、フルートやラッパを吹いたり、シンバルやタンバリンを叩くような図案でした。 帰りがけ、ロビーで小さな女の子が、猫ちゃんがいっぱい、と嬉しそうにお母さんに話す声が聞こえてきました。 こんなことでも身近に音楽を楽しめた演奏会だったと思います。 とてもいい気持ちになって会場をあとにできました。 皆さん、お疲れさまでした。

<詳細>

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August 05, 2006

【LP】バルビローリによるドイツ序曲集

Udl3093y

ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団によるドイツ序曲集。 ちょっとミスマッチかも・・・なんて印象を持ちますけど、いえいえどうして、これがじつに楽しいレコードなんです。
抽象的な表現になりますけど、ヒューマニティを感じます。 サー・ジョンの優しい人柄とハルレ管の鷹揚で暖かなアンサンブル。 「ウィンザーの陽気な女房たち」での息の長いフレージングで艶っぽく歌わせるあたり、とても楽しい気分になりますよ。 「タンホイザー」序曲、これほどまでに威圧感を感じさせない演奏も珍しいのではないかな。 まさしく「愛による救済」ですね。 これはこれで納得するレコードです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/udl3093y.htm

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July 18, 2006

【感想】衣笠交響楽団 第14回定期演奏会

2006年7月16日(日) 14:00  長岡京記念文化会館

ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」(*)
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番(**)
ブルックナー: 交響曲第6番

(アンコール)ワーグナー: 「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

独奏: 内木優子(p)

指揮: 平松久司(*)、宮村 聡(**)、伊藤和夫

<感想>

キレの良いすっきりと引き締まったブルックナーの交響曲第6番を楽しみました。
衣笠交響楽団、立命館大学交響楽団OB有志が年に1回集っての演奏会だそうです。 団員の方は北海道から九州にも至るとか。 年1回のツアーのため、数回の練習で本番に臨んでおられるそうです。
にしても、芸術監督で14年前から一貫して指揮されている伊藤和夫さんによるブルックナーの交響曲第6番は集中力がありました。 音圧も十分で、キレも良く、美しい響きでタイトに決めた見事な演奏でした。 冒頭の緻密な弦の響きから、それまでの演奏とは一線を画していました。 中低弦と低音金管楽器がしっかりと曲を支え、抑制をよくかけた演奏は数回の練習とは思えないほど見事なものでした。 終楽章のフィナーレなども、勢い込むことなく、よく練り込まれた響きで締め上げ、残響が消えるまで音楽を楽しみました。
これに先立って首席客演指揮者の平松久司さんによるボロディンの「だったん人の踊り」は、遅めのテンポによる着実な演奏。 どこかのほほんとした感じも受けました。
また特別客演指揮者の宮村聡さんと内木優子さんのピアノによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番もまた着実な演奏だったと思います。 ボロディンの演奏よりもオケの響きに粘りがありましたし、ピアノも強めの打鍵で気迫を感じましたけど、全体的には端正に纏めた感じだったでしょうか。
この2曲はいずれも今一歩で、もうちょっと踏み込みがあったら・・・と思ったのですけれど、これだけのプログラムを少ない練習でこなすのは、ちょっと大変すぎではないでしょうか。 そんなことも感じた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060716.htm

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July 15, 2006

【LP】ペーター=ルーカス・グラーフによるバッハ/音楽の捧げ物

Ml2005

スイス生まれのフルート奏者、ペーター=ルーカス・グラーフとその仲間達とのセッションによるJ.S.バッハの「音楽の捧げ物」。 「音楽の捧げ物」というとクルト・レーデルのレコードを真っ先に思い出してしまうのですが、ここではより絞り込んだ編成による真摯で深いバッハの世界が聴けます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/ml2005.htm

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July 09, 2006

【感想】ならチェンバーアンサンブル 第71回定期演奏会

2006年7月2日(日) 15:00  なら100年会館・中ホール

モーツァルト: フルート四重奏曲ニ長調 K.285 -**
モーツァルト: 弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575
(オマケ)モーツァルト: 逆カノン
モーツァルト: クラリネット五重奏曲イ長調 K.581 -*

(アンコール):シューマン: 夕べの歌

奏者:鈴木豊人(cl)-*、柴田華奈(fl)-**
   五十嵐由紀子(Vn1)、海田仁美(vn2)、植田延江(va)、斎藤建寛(vc)

<感想>

鈴木豊人さんのクラリネットによる五重奏曲に酔いました。
モーツァルト生誕250年記念~神童をとりまく名手たち~と題された、ならチェンバーの演奏会。 鈴木さんはサイトウキネンや紀尾井シンフォニエッタで活躍されている名手ですが、ならチェンバーにも機会あるごとに出演されるのをいつも楽しみにしています。 そして今回も、鈴木さんらしく暖かくて陽性の音楽を心ゆくまで堪能しました。
大きな動きから流れ出るクラリネットの旋律、いや逆にクラリネットの旋律に合わせて身体が動いているいるのでしょうが、気持のよく乗った演奏を聴くのはほんと気持いいですね。
アンサンブルのメンバーも、弦楽四重奏曲第21番(プロシア王セット第1番)では緊密なアンサンブルがかえって生真面目にも思える場面もありましたけど、クラリネット五重奏曲では誠実さと軽やかさがうまく同居し、角の取れた演奏を楽しみました。
また冒頭には、2005年度の奈良市の新人オーディションに合格された柴田華奈さんのフルートによる四重奏曲第1番。 柔らかくて伸びやかに響かせる大型新人ですね。 さらに表現に自由度が備わったら素晴らしい奏者になるのではないでしょうか。 誠実なアンサンブルで清新な演奏でした。
そしてまた嬉しかったのは、アンコールとして鈴木さんがシューマンの没後150年の話題を出してくださり、「夕べの歌」を演奏されたことですね。 モーツァルトのあとにシューマンを楽しめた素適な演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060702.htm

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July 01, 2006

【感想】摩耶交響楽団 第3回定期演奏会

2006年6月25日(日) 13:30  神戸文化ホール・大ホール

ワーグナー: ジークフリート牧歌
マーラー: 交響曲第5番嬰ハ短調

指揮: 佐々木 宏

<感想>

管打楽器を中心に据え、気迫のこもったマーラーの交響曲第5番でした。
冒頭から熱い響きが迸り出てきたのに、子供が驚いて泣きだす一幕も。 慌ててお父さんが外に連れ出したほど気迫の溢れた演奏が展開されてゆきました。
オーケストラ創設3年目でマーラーの第5番の演奏に挑戦。 新聞にはそのように採り上げられていたそうです。 興味を持って伺いましたが、冒頭に書いたとおり、管打楽器に圧倒されました。 そのぶん高音弦が薄いのが少々気になりましたけど、全員で25人のヴァイオリン奏者のうち10人がエキストラだというのが辛いところですね。 しかも25人でも絶対的な人数は少ないのかもしれません。 でもそこはヴィオラが奮闘していたのが印象的でした。 トップの人など、腰を浮かさんばかりの大熱演。 パートを精力的に引っ張っていました。 中音弦が豊かに鳴るオケは聴いていても安心感を覚えます。 これは摩耶響の特筆すべき点だと思いました。 あと嬉しかったのが有名なアダージョのあとの第5楽章へのアタッカ。 ここが大好きなんですが、この演奏でもアダージョの弦楽器の響きが静かに消えたあと、ホルンがパァ~ンと鳴り、まずこの一音の響きが決め手なんですけど、これが素晴らしかった。 そして更にそれに続く木管楽器、旋律を歌い廻してゆくあたりなど朴訥とした感じも出ていてよかったですね。 とにかくこの後も気迫溢れるマーラーの演奏に耳を離すことができませんでした。
なおこれに先立って演奏されたワーグナーの「ジークフリート牧歌」、端正で爽やかな演奏でした。 颯爽と纏めたような感じかな、個人的にはもうちょっとうねるような響きも欲しかったけれど、今日の主役はマーラーですものね。 マーラーの前の小手調べとしては集中力の高い演奏でした。
最後にこのオーケストラ、小さな子供がいてオケに入るのをためらっている人のために練習時に託児を行っているそうです。 だから演奏会も中学生以下は無料で、未就学児童もOKなんです(保護者同伴の上、周りの方への配慮をお願いしているのは当たり前のことですものね、子供を抱えて飛び出したお父さん大変でしたね)。
今回の挑戦、そんなオケの皆さんにとっても素晴らしい経験になったのではないでしょうか。 お疲れさまでした。 そして今後のご活躍も期待したいと思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060625.htm

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June 24, 2006

【感想】吹田市交響楽団 第61回定期演奏会

2006年6月17日(土) 18:00  吹田市文化会館メイシアター大ホール

ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」op.9 (*)
ミヨー: バレエ音楽「屋根の上の牛」op58-2 (*)
ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14

(アンコール)ベルリオーズ: ラコッツィ行進曲

指揮: 米山 信(*)、新谷 武

<感想>

密度の濃い響き、響きの角が取れた大人の雰囲気のする演奏会でした。
今回の吹響定期は、苦手なフランス音楽プログラム。
それでも最初と最後のベルリオーズは耳馴染みがあるんですけど、ミヨーのバレエ音楽「屋根の上の牛」は、オケが纏まりなく緩いのか曲がそもそもそんなのか判別つかず・・・
でも後半、緩みが消えたような気もしましたけどね、とにかく明るいサンバのリズムの部分を中心に楽しみました。 ラッパ、軽快でとてもカッコ良かったですよ。
指揮の米山さんも、いつもより多く動いて大変そうでした。
最初の「ローマの謝肉祭」序曲、こちらも米山さんの指揮ですが、冒頭こそズバっと切り込むスピード感で惹き込みましたけど、響きの角を綺麗にとって纏まりのよい演奏はホント上質。
いつもどおり勢い込まず、安心して聴き進められる充足感のある演奏でした。
そしてメインの幻想交響曲。 こちらは新谷さんの指揮でいつもながら大きな振りでグィグィと引っ張ります。 第4楽章の断頭台への行進では、期待通り主題を繰り返して下さいました。 でも意欲的な動作ではあるものの、出てくる音楽は、響きに充足感があって集中力の高いもの。 ここでも勢い込んだところはなく、第4、5楽章などテンポをちょっと遅めにとった密度の濃い演奏でした。 学生オケやOBオケならば、突っ走って勢いで勝負、みたいな部分も、じっくりと構えて勝負しているような感じ。 いいですね、こんなの好きです。
惜しむらくは、第5楽章にはアタッカで入って欲しかったことと、第2楽章はもっとテンポを落として欲しかったことかな。 前者はオケの体力を考えてのことでしょうし、後者はバルビローリの演奏に感化されている戯言なんで無視してください。
とにかく、大人の演奏を楽しませていただきました。 皆さん、お疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060617.htm

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June 17, 2006

【LP】ハンス=マルティン・リンデによるヘンデル/ブロックフレーテ・ソナタ全集

Uls3137h

いわゆる縦笛、中学校の頃の音楽の時間のリコーダには良い思い出はありませんが、もし当時この音楽を聴いていたら、好きになっていたかもしれません。 ハンス=マルティン・リンデによる肌触りの良い音色が心地よく響いてきます。 リコーダ演奏ならば、当時よりフランス・ブリュッヘンが斬新ともいえる積極的な演奏で注目を浴びていましたけれど、古いスタイルかもしれませんが、同じ古楽器でも落ち着いた演奏を聴かせるハンス=マルティン・リンデにより惹かれるものを感じます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/uls3137h.htm

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June 10, 2006

【LP】ウィーン弦楽四重奏団によるシューベルト/死と乙女・四重奏断章

Cmt1501

このところ室内楽にも興味が出てきているし、シューベルトの弦楽四重奏曲のレコードもあったはず、とウィーン弦楽四重奏団による「死と乙女」「四重奏断章」を出してきました。
室内楽については、交響曲などよりも更に語るべきものを持たないのですが、流麗でしなやかな演奏だということは判ります。 しかも現代的なセンスを持って、すっきりとした感じもするのではないでしょうか。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/cmt1501.htm

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June 04, 2006

【感想】アンサンブル・コスモリバティ 第16回定期演奏会

2006年5月28日(日) 14:00  吹田市文化会館メイシアター中ホール

ブリテン: シンプル・シンフォニー op.4
ヘンデル: 合奏協奏曲第6番ト短調 op.6-6
早川正昭: バロック風日本の四季より「春」
モーツァルト: 交響曲第40番ト短調 K.550

(アンコール)モーツァルト: ドイツ舞曲 K.605-3

指揮: 木村俊明

<感想>

理詰めで音楽を聴いたり演奏するのとは違う、音楽の楽しみを感じた演奏会でした。
団員の方はロマンスグレーの方がほとんどで、さすがに速いパッセージには身体がついてゆかないような場面もありましたけれど、ゆったりとして叙情的な部分になると、人生の年輪を感じさせて心に沁みるアンサンブルに酔いました。
またヘンデルの合奏協奏曲などのソロでは、齢を重ねていても瑞々しく艶やかな響き。 そして何より控えめなのがよかったですね。 我ここに在り、のような主張は皆無。 演奏後に指名されて立たされても、はにかんでいらっしゃるのを拝見すると、いくつになっても音楽を楽しめていいなぁ~ と思えた演奏会でもありました。
中でも素晴らしかったのは、早川正昭作曲の「バロック風日本の四季より『春』」。
第1楽章に滝廉太郎の「春」、第2楽章には日本古謡の「さくらさくら」、そして第3楽章には岡野貞一の「春が来た」を主題に合奏協奏曲形式で纏めた作品ですが、演奏者の共感も大きいためでしょうね、春のやわらかな陽光を感じさせて、聴いていると伸びやかな気持ちになりました。
そしてメインのモーツァルトの交響曲第40番もまた、モーツァルトを愛する心が伝わってくるような演奏。 気持ちを乗せて丁寧に響きを重ねたモーツァルトですが、熱っぽくもありました。 ここでは木管アンサンブルが美しかったことも特筆しておきたいですね。
なおコスモリバティとは、COSMOS(宇宙)とLIBERTY(自由)の合体造語だそうで「自由な時間に気宇壮大な夢を見て人生を楽しむ」という意味でネーミングされたそうです。
このような人生の諸先輩方を見習わなくては・・・

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060528.htm

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June 03, 2006

【Concerthall Society】「その20」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(20)」にジャケット写真を1点追加しました

Sms2662

ベートーヴェン: 歌劇「フィデリオ」ハイライト

ユリウス・パツァック、グラディス・クフタ、エーリッヒ・ヴェンク、
ハインツ・レーフス、カール・キュンメル、メリタ・ムスツェリー
ヘルムート・クレチュマー、ロバート・ブライス、ホルスト・セレンティン
カール・バンベルガー指揮ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団・合唱団

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May 27, 2006

【感想】枚方フィルハーモニー管弦楽団 第63回定期演奏会

2006年5月21日(日) 14:00  枚方市民会館大ホール

モーツァルト: 歌劇「魔笛」序曲
ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
シューマン: 交響曲第1番「春」

(アンコール)グリーグ: 過ぎにし春
(アンコール)プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

指揮: 生島 靖

<感想>

アットホームで、自分たちの音楽を一生懸命演奏する枚方フィルの演奏を楽しみました。
なかでもシューマンの交響曲「春」、ほんと月並みな言葉ですけれど、いい演奏を聴かせてもらって幸せになりました。 軽快さと重厚さを取り合わせ、またシューマンらしいリズム感もうまく決めていて、ブラボーがかかったのも納得です。 ミスなど確かにありましたし、オーボエのリードも不調のようでしたけれど、それさえも精一杯の気持ちが勝っていました。 言い方は悪いのですが、ちょっと鳴りにくい楽器を一生懸命に鳴らしている、そんな雰囲気も感じ、自分たちの音楽を演るってこんなことなんだな、と感じいった演奏でした。
冒頭の生誕250年のモーツァルトの「魔笛」序曲も明るく快活。 丁寧に演奏されていましたけれど、いわゆるモーツァルト色がよく出ていました。 聴いていると、これまた嬉しくなってきた演奏に、大きな拍手を贈らせてもらいました。
ただしその丁寧さが裏目に出たのがブラームスのハイドン・ヴァリエーション。 実直そのものなブラームスでした。 各変奏をしっかり演奏していましたけれど、さらにそこにピンと1本筋の通った何かがが欲しい、そんな感じがしました。 それでも一生懸命さのよく伝わってきた演奏には違いありません。
冒頭にも書きましたけど、自分たちの音楽を自分たちなりに一生懸命演奏されている枚方フィル。 気軽に生のオーケストラ音楽を楽しんでもらうために無料公演を基本とした活動は、アマチュア・オーケストラとして大切なことだと思います。 そして今回の演奏会もまた小さなお子さん連れの方が多くおられました。 演奏終了後にはすっかり眠ってしまった子供を抱き疲れたお母さんに、「大変ですね~」なんて声をかけると、「寝ててくれてよかったです」などという会話も自然と出てきたアットホームな演奏会。 確かに演奏技術は大切だけれども、技術偏重に陥らず、持てる以上のものを出そうとする演奏を心がけていらっしゃる枚方フィルの姿勢に触れることができ、癒された演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060521.htm

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6月のアマオケコンサート情報

6月に、京阪神奈滋などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

6/4:京都市民管弦楽団 第73回定期演奏会
6/4:千里フィルハーモニア・大阪 第35回定期演奏会
6/4:やまなみグリーネ管弦楽団 第21回定期演奏会
6/10:大阪市立大学交響楽団 June Concert 2006
6/11:京都シンフォニカ 第30回定期演奏会
6/11:橿原交響楽団 Family Concert 2006
6/11:京都フィロムジカ管弦楽団 第19回定期演奏会
6/11:けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会
6/17:吹田市交響楽団 第61回定期演奏会
6/17:神戸大学交響楽団 Summer Concert 2006
6/17:滋賀医科大学管弦楽団 第44回定期演奏会
6/18:宝塚市交響楽団 第40回定期演奏会
6/18:大津管弦楽団 第109回定期演奏会
6/24:関西大学交響楽団 第29回サマーコンサート
6/25:関西学院交響楽団 第107回定期演奏会
6/25:豊中市民管弦楽団 第34回定期演奏会
6/25:摩耶交響楽団 第3回定期演奏会
6/25:三田市民オーケストラ ファミリーコンサート2006
6/25:ひこね第九オーケストラ 第7回サマーコンサート
6/25:宇治シティフィルハーモニー 第48回定期演奏会
6/28,30:京都大学交響楽団 第179回定期演奏会

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May 20, 2006

【感想】ハーモニック・ソアラ 第1回定期演奏会

2006年5月14日(日) 14:00  やまと郡山城ホール

ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
ベートーヴェン: 交響曲第7番イ長調op.92

指揮: 関谷弘志

<感想>

第1回目の定期演奏会、いきなりベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に挑みましたが、しっかりとした造形観を持ち、落ちついた音楽に聞き惚れました。
指揮者の関谷弘志さんが振られた「運命」を聴くのはこれが2回目。
前回と同じく、解釈としてはとりたてて変わったことはしていないようなのですが、推進力があって聴き手をぐいぐいと音楽の中に惹き込んでゆく演奏もそのままでした(ちなみに前回はプロオケで聞きました)。
弦楽器は通常配置ながら、左右に振り分けられたホルン(左)とトランペットとトロンボーン(右)との対比、またアグレッシヴに弾くコントラバス(右)と常に冷静で的確なティムパニ(左)の対照も印象に残りました。 またどの楽器も同じ音色に統一されていたことも特筆しておきたいところです。 落ち着いて、しっかりとした「運命」、気持ちもよくのった素晴らしい演奏で、演奏終了後のブラボーも掛け値なし。 魅了されました。
続く交響曲第7番、こちらの演奏もまた同傾向だったのですが、さすがに交響曲が2曲続いて僕にも疲れも出てきたのかもしれません。 また響きに耳が馴染んでしまったのかもしれませんが、何故かいまいちのめり込むほどには至らず(ごめんなさい)。 もちろん演奏者の方にも疲れがあるのでしょうね、第4楽章にはアタッカで入って欲しかったのですけどインターヴァルがありました。 それならばとフィナーレでのアマオケ特有の我を忘れるほどの燃え上がりを期待したのですが、端正というか関谷さんについてゆくのがやっとといった感じも受けました。 でもオケのポテンシャルが高いからこそ、このようなことも言いたくなる、そんなしっかりとした演奏でした(生意気ですみません)。
なおアンコールはなく、この2曲に賭けた演奏会。 この潔さもまたいいもんですね。 ということで早くも次回を期待したいと思っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060514.htm

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May 14, 2006

【LP】ジャン=マリー・オーベルソンによるモーツァルト/グレート・ミサ

Sms2376

じつに感動的な演奏です。 ソリストもとてもしっかりしていますし、合唱団も気合入っていて、まさしく「グレート」の名に恥じません。 このような素晴らしい演奏があったなんて、とコンサートホール・ソサエティの奥深さを垣間見せてくれる素晴らしいレコードです。
なお録音もコンサートホール盤にありがちな霞がかかったようなことはなく、けっこう鮮明な録音です。 2枚組みなので4面に渡って収録されている余裕もあるのでしょうけど、各ソロ楽器などにもスポットライトが当たっていて、分離もよく、ダイナミックレンジも割りと広めに取られているのが感動をより大きくしてくれているようにも思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/sms2376.htm

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May 13, 2006

【Concerthall Society】「その20」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(20)」にジャケット写真を1点追加しました

Sms2633

モレイラ・リマ=ショパン・リサイタル

ピアノソナタ第2番 変ロ短調作品35 「葬送行進曲」
ワルツ 変イ長調作品42
舟歌 嬰ヘ長調作品60
スケルツォ 第2番変ロ短調作品31
夜想曲第8番 変ニ長調作品27-2

アルトゥーロ・モレイラ=リマ(p)

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May 07, 2006

【LP】カラヤンによるマーラー/交響曲第4番

Mg1222

カラヤンによる美しいマーラーの世界がこのレコードにあります。
以前は、カラヤンのマーラーなんて、とロクに聴きもせずに忌み嫌っていたのですけれど、このところ第4番の演奏を選ぶと真っ先に出てくるのがこのカラヤン盤です。
しなやかで肌触りのよい響きを聴かせるベルリンフィルの巧さもさることながら、シュバルベさんの独奏、エディット・マティスの歌唱にいたるまで徹底されています。 カラヤンの美学でしょうか。 美しい音楽に心地よくなります。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mg1222.htm

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May 02, 2006

【LP】ロストロ&ブリテンによるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタ

Sla1015

「室内楽は老後の楽しみ」などと嘯いて、マーラーの交響曲など大規模な管弦楽曲ばかり聴いていたけれど、このところ室内楽の比重が大きくなってきたように思います。 このロストロポーヴィッチとブリテンによるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタのレコードも、手にして10年近くが経つと思うけれど、ようやく心にすぅ~と沁みてくるようになった・・・なんてやっぱり歳とったってことかしらね。 でも、こんなに素晴らしい歌に溢れた演奏を、もっと早く自分の肥しにしておくべきだったこと、ちょっと残念です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/sla1015.htm

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April 30, 2006

【感想】芦屋交響楽団 第65回定期演奏会

2006年4月23日(日) 16:00  ザ・シンフォニーホール

ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」作品9
ド・ホン・クァン: ベトナム狂詩曲
ファリャ: バレエ音楽「恋は魔術師」(*)
伊福部昭: シンフォニア・タプカーラ(1979年改訂版)

(アンコール):伊福部昭: SF交響ファンタジー第1番

独唱: 腰越満美(S)

指揮: 本名徹次

<感想>

芦響のいずれも巧い演奏の中でも、伊福部昭の演奏は一段とレベルが違っていました。
気迫というか、意気込み、共感といったものがびんびんと伝わってきた演奏でした。
その「シンフォニア・タプカーラ」の冒頭、1979年の改訂で付け加えられたノスタジックな序奏に北海道(蝦夷)の大地を感じました。 そして主題の民族的なリズム・パターンの繰返し。
どこかゴジラのテーマにも似たリズムに、ぞくぞくっと。 そしてこのまま最後まで、ぐぃと胸ぐらを掴まれたまま、一気に最後まで聴き通した、そんな感じでした。 オケから湧き上がってくる気迫のようなものが、これまでに演奏された曲とは段違いでした。
なおアンコールも、同じく伊福部昭の「SF交響ファンタジー第1番」、しかも全曲。 この演奏には、今年亡くなった伊福部さんへの追悼の気持ちが滲み出ていました。 それが聴き手のこちらにも伝わってきたのでしょうね、冒頭のゴジラの動機から間奏曲と聴き進むうち、何故か涙があふれてきそうになって困りました。
大げさになるかもしれませんが、これらは本名さん指揮による芦響にしかできない音楽じゃないか、そんな風にも思えた演奏でした。 芦響の演奏は、いつもながら技量のみならず、伝わってくるもののレベルが違うように感じざるを得ません。
こんなにも素晴らしい伊福部さんの演奏、しかも2曲も聴けたとても幸せな演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060423.htm

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April 22, 2006

【LP】コルボ/ローザンヌ室内管によるハイドンのテレジア・ミサ

Rel3176

ハイドンのミサ曲といえば、ネルソン・ミサ、戦時のミサ、そして大曲であるオラトリオ天地創造や四季が有名で、テレジア・ミサなるものの存在はこのレコードに出会うまで知りませんでした。 帯のコピー「宗教とは楽しいもの、ハイドンの温顔が典礼と二重写しだ。」に興味を持って連れて帰りましたが、確かにパパ・ハイドンらしい、シンフォニックな響きに軽快さを持った典礼音楽。 気に入りました。 このところターンテーブルに乗る回数の一番多いレコードです。 気持ちのすっきりとする曲・演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/rel3176.htm

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April 09, 2006

【感想】ソレイユオーケストラ 結成記念演奏会

2006年4月8日(土) 19:00  京都府立長岡京記念文化会館

ショスタコーヴィッチ: 祝典序曲
J.シュトラウスII世: 「千夜一夜物語」より「間奏曲」
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」

(アンコール)チャイコフキー: バレエ「くるみ割り人形」より「トレパーク」

指揮: 井村誠貴

<感想>

同志社女子大学音楽学科卒業生による女性だけのオーケストラ、女性らしい柔らかでしなやかな演奏かと思いきや、集中力の高いキレの良い響きでぎゅっと締まった演奏に驚きました。
いわゆる同門の人たちが集まっているからでしょうね、纏まりの良さが目立っていました。 特に弦楽器では、弓の上げ下げが綺麗に揃っています。 しかも素早い切り返しでサクサクと曲を進めてゆくのが圧巻でした。 結成記念演奏会ということで気合も入っていたと思いますが、清潔な響きが力を持って迫ってくる、そんな感じがしました。
幕開けのショスタコーヴィッチの祝典序曲の冒頭から気合が漲っていましたね。 ぎゅっと引き締まった演奏にはキレがあり、最高潮の達しても響きの透明感が全く損なわれません。 オケとしてのポテンシャルの高さをよく示した演奏でした。 ただし座った位置が後方だったので、左右に振り分けられた別働隊の演奏によるステレオ効果を十分に楽しめなかったのは残念でした(自分のせいですけど)。
続いて演奏されたシュトラウスの千夜一夜物語から間奏曲。 この演奏も綺麗によく揃った弦のアンサンブルが特徴的でした。 一点一画を疎かにしない演奏姿勢に、中間部のゆったりとしたワルツの部分など、かえって伸び伸びと演ってもいいんじゃないか、などと感じたりもしましたけれど(生意気ですみません)。 とにかく気合の入った整った演奏に聞き入りました。
そしてシェヘラザード、この演奏もこれまでの演奏から十分に予想されたとおり、集中力の高い見事な演奏でした。 コンミスの野村朋子さんの独奏は、凛として輝きのある響きが魅力的。 綺麗な音色に魅了されました。 前半はインテンポで確実に進め、後半ではメリハリをつけて進めていたように思いましたが、いずれも常に縦の線を綺麗に揃えて進んでゆくオケの演奏には舌を巻きました。
ソレイユとはフランス語で太陽とのこと。 春の暖かな陽射しを想像していましたけど、北海道の真夏の太陽のように透き通った熱さを感じた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060408.htm

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April 08, 2006

【感想】天理シティーオーケストラ 第6回定期演奏会

2006年4月2日(日) 14:00  やまと郡山城ホール・大ホール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
ビゼー: 交響曲ハ長調
ビゼー: 「カルメン」組曲より
     「闘牛士」「アルカラの竜騎兵」「間奏曲」「アラゴネーズ」
ラヴェル: 「ダフニスとクロエ」第2組曲
ラヴェル: ボレロ

(アンコール)オッフェンバック: 喜歌劇「天国と地獄」序曲
(アンコール)ヨハン・シュトラウス: ラデツキー行進曲

指揮: 安野英之

<感想>

今回はフランス音楽プログラム。 しかも副題が「フランス音楽の情熱と愛」。 そのとおり冷静な演奏ながらもとても熱い演奏会でした。
外は生憎の雨でしたけど、そんな湿っぽさなどどこ吹く風、そんな感じの生き生きとした演奏の数々を楽しみました。
まずは冒頭の「バッカナール」からエキゾティックな響きが全開。 しかも落ち着いた音色で統一されたオケの響きが素晴らしいですね。 しかも最後はぐいぐいと盛り上げていったのをスパっと止め、残響がホールに残った見事な演奏でした。
続くビゼーの交響曲、これも軽やかさと明るさを前面に出しながらも、決して勢い込まず、丁寧な曲の運びが印象的な演奏でした。 低弦の響きが常に心地よく響いてきたのが何よりよかったですね。 第1楽章のホルンのソロも見事でした(某オケでは派手にコケて、しかも2回、ハラハラしてましたけど難なくクリアしました)
休憩を挟んでの「カルメン」組曲、お馴染みの曲ですが、機動力のある締まったオケの響きに各ソロの妙技もあって、わくわくさせられました。 軽く考えがちな曲ですけど、しっかりとした演奏は聴き応え充分。 大いに楽しめました。
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲、これまでとは一転して漂うような表現による演奏で開始。 冒頭のクールな響きは現代音楽のようでもありました。 フルートのソロが凛としていて素敵でしたし、栄嶋さんのソロもしっとりとしていたのが印象的。 そして最後は急速に盛り上げ、タイトな響きを交錯させてのクライマックスは迫力ありました。
最後のボレロは、各ソロ奏者の方の思いが伝わってくるような素晴らしい演奏でした。 確かに微妙な感じで、おやっと思う場面もありましたけど、奏者の演奏にかける思いが勝っているのでしょうね、曲がまったく動じないところが素晴らしいですね。 そして良く纏まったアンサンブルが徐々に熱くなりますけれど、決して勢いに任せたりせず、堂々としたフィナーレを形成。 聴いているこちらの方が熱くなりました。 素晴らしい演奏に大きな拍手を贈りました。
とにかく巧いオケですね。 満たされた気持ちで会場を後にしたのですが、そのとき雨がまだ降っていることに気付くほど、雨のことなどすっかり忘れてしまうほどの熱い演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060402.htm

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April 01, 2006

【Concerthall Society】「その19」に1点追加、「その20」を新設し1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(19)」にジャケット写真を1点追加しました

SMS2441

Sms2441

魅惑の序曲集

 ベルリオーズ: ローマの謝肉祭
 オッフェンバック: 天国と地獄
 ケルビーニ: アナクレオン
 ロルツィング: ロシア皇帝と大工
 ウェーバー: プレチオーザ

  ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団

コンサートホールLP・アルバム(20)」を新設しジャケット写真を1点追加しました

M2151

M2151


ドリーブ: バレエ組曲「コッペリア」「シルヴィア」「泉」

 ワルター・ゲール指揮コンセール・ド・パリ管弦楽団

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【Diamond 1000】ジャケット写真を1点追加

BQクラシックスの「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました。

Ms1015me

MS-1015-ME

 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op61

 ティボール・ヴァルガ(vn)
 ミラン・ホールヴァット指揮ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団

 ※ライヴ・レコーディング

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【CD】内田光子のモーツァルト/ピアノ協奏曲第5番

432_0822

このところ通勤時のお気に入りがこれ。 ギャラントスタイルというのでしょうね、瑞々しい楽想が心地よく響いてきて、気持ちが軽くなってくる音楽です。 内田光子さんの演奏は、ここでも決して悦楽に富んでキラキラ輝くというものではありませんけど、かえって落着きの感じられる演奏が、この曲を一回り大きく、そしてしっかりとしたものとして聴かせてくれます。 とにかくサービス精神に富んだこの音楽は、けだるい朝の通勤時の必須アイテムになっています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/cd/432_082_2.htm

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March 26, 2006

【LP】バルビローリ/チェコフィルのフランク交響曲ニ短調

oc7116s

バルビローリがチェコフィルを振っていたなんて、とCD化されたときに吃驚しましたけど、1977年にLPで再発されていたのですね(調べたら初出は 1969年 OS2139 でした)。 これは昨年、御茶ノ水ディスクユニオンで見つけて持ち帰ったレコードです。 ちなみに 300円。 いい買い物だったと思います。 値段や盤質もさることながら、たっぷりとしてよく歌うフランクの交響曲ニ短調。 最初にこの演奏で聴いていたら、この曲のイメージもさぞかし変わっていたと思った演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/oc7116s.htm

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March 18, 2006

【Concerthall Society】「その19」に2点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(19)」にジャケット写真を2点追加しました

SMS2346

sms2376

モーツァルト: ミサ曲ハ短調「グレート・ミサ」

 マリア・シュターダー(S)、ネッダ・カセイ(MS)
 ワルデマール・クメント(T)、ハインツ・レーフス(B)
 ジャン=マリー・オーベルソン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団


SMS2514

sms2514

ヘンデル: オルガン協奏曲集・第1巻
 ヘンデル: オルガン協奏曲第1番〜第4番

 ヨライオネル・ロック(org)
 ロベール・デュナン指揮コレギウム・アカデミクム合奏団

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March 11, 2006

【感想】同志社女子大学オペラクラス 第17回公演「フィガロの結婚」

2006年3月5日(日) 14:00 同志社女子大学・新島記念講堂

モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」全4幕(日本語上演)
演出・音楽指導:坂口茉里
音楽指導:中村利男
衣装:岸井克己

アルマヴィーア伯爵:三原 剛
フィガロ:井原秀人
ドン・バルトロ:雁木 悟
ドン・バジリオ:松岡重親
ドン・クルツィオ:平松実留
アントニオ:伊藤 正
   
<4回生オペラクラス配役>
伯爵夫人:北川侑依(2幕)
     田中美央(3・4幕)
スザンナ:十河加名(1・4幕)
     山崎 愛(2幕前半)
     金 一恵(2幕後半)
     山中綾子(3幕)
ケルビーノ:上茂優子(1幕)
      上山祐未子(2幕)
      中村友美(3・4幕)
マルチェリーナ:洲崎亜矢
バルバリーナ:真田知香子

花娘・村娘:3回生オペラクラス(19人)
      澤井志津香、浅野靖世
村の若者:大阪音楽大学有志(8人)

管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団有志
チェンバロ:松浦亜季(卒業生)

指揮:井村誠貴

<感想>

同志社女子大学オペラクラスの卒業公演、今回も充実した公演を楽しみました。
昨年は他の演奏会とバッティングしてしまいましたが、今回は家族帯同(一家4人)で新島記念講堂に伺いました。 実は、演劇をかじった我が奥さん、演技にはかなりウルサイんです。 しかもちょっと歌も習っていた時期もあって反応が気になりましたけど、「面白かった〜」と言わしめた公演でした。
なお我が奥さんが言うのには、主役が喋って場面が止まったとき、他の配役の誰もが、例えば笑った表情ならそれをそのまま全員がピタっと止めて主役を引き立てている、とのこと。 なるほどね。 蛇足ながら、随分以前(20年以上前)、奥さんが関西歌劇団の公演を見たときには演技が下手でたまらなく、日本人のオペラに失望したんだそうです。
同じ大学という環境で、同じ先生について勉強されたからでしょうけど、配役が幕毎に代ったりするのですけれど、全くといっていいほど違和感がありませんでしたし、とにかく皆さん、歌がとても巧い。 それに演技がしっかりしているのだから、大いに楽しめました。 いい公演だったと僕も思いましたよ。
とにかくこの「フィガロの結婚」、あたりまえながらモーツァルトの音楽が「てんこもり」ですものね。 オペラを支えるオケもまた素晴らしかったことを付け加えておきたいと思います。 特に第4幕など、舞台とオケとが一体になった盛り上がり。 やっぱりオペラはナマ公演が最高だなぁ、と感じたしだいです。
繰り返しになりますが、出演された方々、皆さんそれぞれ良いところがあって楽しめましたし、また関西のトップクラスの男声陣の方々と堂々と渡り合っていて、見ごたえがありました。 出演されたオペラクラスの皆さんにとっては、得がたい貴重な経験になったと思いますし、見て聴いている客席の我々にとっても、見ごたえ聴き応えのあった公演でした。 満足しました。 皆さんお疲れさまでした。
最後に、我が奥さんのお気に入りは・・・、バジリオとアルマヴィーヴァ公爵。 なかでもバジリオの演技にはハマってしまったようです。 帰り道もひとしきりその話題でした。 
来年もまた機会が合えば一緒に伺いたいと思っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060305.htm

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March 08, 2006

【感想】オーケストラ・ニッポニカ 大澤壽人交響作品個展

2006年3月4日(土) 18:00  いずみホール

大澤壽人: 交響曲第2番(1934)
大澤壽人: 「"さくら"の声」ソプラノとオーケストラのための(UNE VOIX A "SAKURA")(1935)
大澤壽人: ピアノ協奏曲第2番(1935)

独唱: 腰越満美(S)
独奏: 三輪 郁(p)

指揮: 本名徹次

<感想>

本名徹次さんが音楽監督と務めるオーケストラ・ニッポニカ。
いつもながら本名さんの指揮される演奏は、聴いているこちら側にまで、身が引き締まるような真摯さを感じさせます。 月並みな言葉ながら、いい演奏会でした。

初めて聴く曲ばかりなので、曲や演奏についてとやかく言えようもなく、表現に困ってしまいますが、英語なら interest という言葉になるのでしょうか。
個人的には、最後の「ピアノ協奏曲第2番」(1934)が一番面白く聴けました。 ボストン時代の経験からかな、どこかジャスの香りがしたのは気のせいでしょうか。 またラヴェルやガーシュウィンなどの協奏曲にも、似ているとは思わないのですが、どこか近い雰囲気を感じました。 とにかく、リズミックでキレ味良い独奏は聴いていて気持ちよかったですし、またオケも充実した演奏で盛り上げていて、食い入るように聴きました。
「「'さくら'の声」ソプラノとオーケストラのための」(1935)は、お馴染みの「さくらさくら」をモティーフにした作品。 確かに日本的はあるのですが、インターナショナルな音楽として洗練された歌曲ですね。 最後はオケと声楽が渾然一体となり、とても面白く聞けました。
今回の演奏会の中では、聴き手にとって一番近しいものを感じたこともあり、会場のウケは一番よかったのではないでしょうか。 黒澤映画に出てくるような音楽・・・そうかもしれません。
冒頭の「交響曲第2番」(1934)は、意気込みを感じた音楽でした。 寄せては返す喧騒の響きと柔らかな響き。 延々とこれが繰り返されて発展してゆき、なんとなく音楽のパッチワークのような印象も受けましたが、先取の気質があふれ、理知的な感じがしました。 
指揮者の本名さん、いずれの曲でもそうなのですが、いつもの器械体操みたいな指揮ぶりで交通整理をします。 この曲でも終始キレのよい動きで演奏を纏め、時に揺らせたりもしていましたけど、オケもかなり気合の入った演奏で指揮に応えていました。

なお今回の演奏会は、1935年11月8日のパリ初演時の演奏会の再現となっていて、日本でも60数年ぶりの再演だそうです。 
このような貴重な機会に立ち合えたこと、本当に感激しながら聴いていました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060304.htm

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March 04, 2006

【感想】紫苑交響楽団 第8回定期演奏会

2006年2月26日(日) 14:00  京都府長岡京記念文化会館

モーツァルト: 歌劇「魔笛」序曲
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調op.104
(アンコール)不明(チェロ独奏曲)
シューマン: 交響曲第4番ニ短調
(アンコール)ドヴォルザーク: スラヴ舞曲集第2集より第2番

独奏: 加藤文枝(vc)

指揮: 川嶋雄介

<感想>

気鋭の指揮者と気鋭のオケによる素晴らしい演奏会でした。
個人的に大好きなシューマンの交響曲第4番、この素晴らしい演奏に痺れました。
シューマンらしい響きの重ね方、荘重さ、重厚さとはちょっと違う、もやもやっとしたした感じが終始よく出ていましたね。 決してユルい演奏ではありません。 弦楽アンサンブルは緻密です。 各パートの分奏がとてもしっかりしていて、特に後半楽章ではコントラバスが芯になっていたのが印象的でした。
管楽器では、ホルンの斉奏が常にタイトでカッコ良かった。 またトロンボーンは響きを割りそうな手前まで力強く吹いて迫力ありました。 もちろん木管楽器のチャーミングな呼応も素敵、打楽器は的確でキメ所でのインパクトが見事。 とても集中力の高い演奏で、シューマンらしい清新さ、理知的な響きを持った演奏に大感激しました。
中プロのドヴォルザークのチェロ協奏曲は、端正に纏めた演奏には清涼感がありました。
東京芸大1年在学中の加藤文枝さんによる独奏。 プログラムによると今回が記念すべき初演とのことで、道理で清々しい演奏となっていました。 ただ、個人的にはもっと踏み込んで欲しいとか、歌わせて欲しいなんて思う場面もありましたけれど。 でも技巧的なパッセージを安定したテクニックで難なく弾きこなしたあたり、将来が嘱望される逸材ですね。 ルックスも可愛らしいし、これからが大いに楽しみです。
そして冒頭のモーツァルトの「魔笛」序曲。 小気味よさ、キレ味のよい演奏に惹かれました。 シューマンと同様、この演奏も分奏がしっかりとしていて、そして何より、この演奏会がいい演奏会になることを予感させるのに十分。 わくわく感を漂せて、まさしく序曲としてふさわしい演奏でした。

ところでこのオケ、高音弦奏者の激減による転換期にきているようです。 でもこれら素晴らしい演奏に、更なる飛躍をして欲しいと願いつつ、熱い拍手を贈らせてもらいました。 末永く活動を続けて欲しいと願っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060226.htm

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February 26, 2006

【LP】ローラ・ボベスコの《ラ・フォリア/弦楽合奏の楽しみ》

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パッヘルベルのカノンに、不覚にも涙しそうになりました。 お馴染みの小品ではありますが、こんなにも優雅で気品のある演奏にしてしまうなんて・・・ 別の作品であるかのように錯覚してしまうほどです。 先年亡くなったローラ・ボベスコ率いるイザイ弦楽合奏団による演奏には気品があり、柔軟さと暖かさをもって心に染み入ります。 素晴らしい演奏に心癒されました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mgw5235.htm

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February 25, 2006

【Concerthall Society】「その19」に2点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(19)」にジャケット写真を2点追加しました

SMS2526

sms2562

モーツァルト: セレナーデ第7番 ニ長調K.250「ハフナー」

 ヨーゼフ・スーク(vn)
 プラハ室内管弦楽団


M211

m211

ハイドン: ハープシコード協奏曲 ニ長調

 イザベル・ネフ(hpsi)
 ピエール・コロンボ指揮ジュネーヴ放送交響楽団

ハイドン: トランペット協奏曲 変ホ長調

 ヘルベルト・ブロイニッヒ(tp)
 カール・バンベルガー指揮フランクフルト室内管弦楽団

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【Diamond 1000】ジャケット写真を1点追加

BQクラシックスの「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました

ms1105ev

MS-1105-EV

トッカータとフーガ・ニ短調/オルガン名曲集

J.S.バッハ:トッカータとフーガ・ニ短調
J.S.バッハ:小フーガBWV578
ヨン:古風なオルガン
ジグー:トッカータ ロ短調
ブクステフーデ:前奏曲、コラールとシャコンヌ
ダンスタブル:アジェンクール賛歌
ネヴィン:鬼火
ウィドール:トッカータ ヘ長調

 ブルース・プリンス=ジョセフ(org)
 (コロムビア大学大公会堂オルガン使用)

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February 19, 2006

【感想】オーケストラ・ソノリテ 第10回定期演奏会

2006年2月12日(日) 14:00  尼崎アルカイックホール

ワーグナー: 歌劇「リエンツィ」序曲
ベートーヴェン: 交響曲第9番ニ短調「合唱」op.125(ベーレンライター版)

独唱: 日紫喜恵美(S)、福原寿美枝(A)、松本薫平(T)、大谷圭介(Br)

合唱: ソノリテ記念合唱団

指揮: 井村誠貴

<感想>

一言、素晴らしい演奏会でした。
前日の井村さんから届いた様子では体調不良とのことでしたけど、「リエンツィ」序曲の冒頭からたっぷりとしたワグナーの音楽を堪能。 重厚さに柔らかさがあり、勇壮でいて軽やかさもあるドラマティックな音楽でした。 
トランペットの人、よかったですよ。 あの単音、単純なだけかえって大変なんですよね。 オケもまたよく整ってましたし、ぎゅっと締まった音楽、聴き応えありました。 ワクワクしてくるような感じ。 演奏後にはブラボーもかかって、確かに素晴らしい演奏でしたけど、逆にいきなりこんなに充実した音楽していいの・・・って思えるほどでした。
そしてメインの第九、それが杞憂だとわかりました。 起伏に富んだ素晴らしい演奏でした。
一言でいうならば、とても熱い第九、だったのですけれど、抑えるべきところ、丹念に響かせるところ、いずれもまったく流れを絶やすことなく連綿と歌い継がれていたのが特徴的です。 そして終楽章は、高く熱く燃えました。 合唱団の熱い響きがホール内に充満して感動的。 やっぱりこの曲は合唱のためにあるんだなぁ〜 と思うほど。 もちろん、そこに至るまでのオケも素晴らしかった。 何より分奏がしっかりしていて、対抗配置にした効果もよく出ていたと思います。 とにかく皆さんすごく気合がこもってて、譜面をめくるバサッという音が時に2階席後方でもハッキリ聞こえるほどでした。 素晴らしい演奏に惹き込まれてしまい、あまり細かな部分を覚えていないほど。 これは幸せなことですね。
エンディングの井村さん、全力投球で物凄いスピードで畳み掛け、圧倒的な迫力で全曲締め上げました。 全員が一致団結した第九、それを締めくくるのに相応しい熱い演奏に感動しました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060212.htm

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February 18, 2006

【Teichiku 1000】ジャケット写真を1点追加

BQクラシックスの「テイチク(Classic Best Collection Series)・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました

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ペルゴレージ:合奏協奏曲集「コンチェルト・アルモニコ」全6曲

 ジョン・スナシャル指揮アングリアン・アンサンブル

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【Concerthall Society】「その19」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(19)」にジャケット写真を1点追加しました

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ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」(抜粋)

 カヴァリーリ、マラニウク、ベルトリッチほか
 エルネスト・バルビーニ指揮ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団

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February 11, 2006

【感想】オーケストラ・アンサンブル京都 第5回定期演奏会

2006年2月5日(日) 14:00  京都府長岡京記念文化会館

ドヴォルザーク: 交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
J.シュトラウスJr.: 喜歌劇「こうもり」序曲
ビゼー: 「カルメン」第1組曲
J.シュトラウスJr.: 美しく青きドナウ

アンコール: ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第1番
アンコール: L.アンダーソン: 舞踏会の美女
アンコール: J.シュトラウス: ラデツキー行進曲

指揮:湯浅篤史

<感想>

ちょっと遅めの「ニューイヤーコンサート」形式での演奏会。
いきなり新世界交響曲で幕を開け、休憩後に「こうもり」序曲、「カルメン」第1組曲、「美しく青きドナウ」というちょっと変わった構成です。 しかもアンコールが3曲もつくという盛り沢山な内容に、ほぼ9割近く埋まっていた客席は大満足でした。
いつもは古典派の演奏をされているそうですが、新年、新たな夢と希望をもって「新世界」を演奏して一年のスタートを切る、とパンフレットに書かれていました。 確かにその言葉どおり、力強い意志を感じさせた演奏でした。 指揮者の湯浅篤史さん、縦振りが基本でぐぃぐぃと曲を進め、しかも要所では両手を下にぐいっと押さえ込むようにして力を漲らせてましたね。 本当に気合十分な新世界の演奏でした。
休憩後の「こうもり」序曲、こちらはゆったりと進めてましたけど、やはり要所では力をこめた演奏で聴き応え充分。 時に大きくルバートをかけて止めたりして、メリハリつけてました。
「カルメン」第1組曲、これまでの演奏と違って瑞々しい響きが特徴的でしたね。 弦楽器が艶やかに鳴って、管楽器も気持ちよかったなぁ。 個人的にはこの演奏が一番気に入りました。 なんたって楽しかったですものね。
「美しく青きドナウ」ってアンコールかな〜と最初は思ってましたけど、これが本プロのラスト。 この演奏も時に大きくテンポを揺らしながらメリハリをつけてました。 最後はゆったりと歌うように纏めて幕。
そしてこのあと、なんと3曲のアンコールも楽しませていただいて、本当に幕となりました。 この間に客席を立つ人はほとんどおらず、音楽を楽しみ暖かい拍手が途切れることなく続きます。 明るい雰囲気のいい演奏会でしたねぇ。 
続々とお客さんが詰め掛け、最終的には客席は9割ほど埋まっていたでしょうか。 子供さんや年配の方も多く、皆さんとともに、気合のこもった演奏を大いに楽しませていただきました。 明るい雰囲気のいい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060205.htm

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February 05, 2006

【LP】パガニーニ:ヴァイオリンとギター・第1集

sla1089

LPレコードの楽しみは、ジャケットを眺める楽しみもあります。 
このレコード、いつどこで買ったのか記憶が定かではありませんが、多分今は亡き数寄屋橋ハンターでしょうか、ジャケットを見た瞬間に購入を決めたものです。 ギターとヴァイオリンの配置も面白いし色合いも綺麗ですものね。 演奏もまた期待を裏切りません。 軽やかさと伸びやかさ、そしてパガニーニらしいエキゾティックな雰囲気も漂わせてワクワクするようなアルバムです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/sla1089.htm

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February 04, 2006

【感想】神戸市民交響楽団 第57回定期演奏会

2006年1月29日(日) 14:00  神戸文化ホール・大ホール

ドビュッシー: 小組曲(管弦楽編曲版:ビュッセル編曲)
ファリャ: バレエ組曲「三角帽子」
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調op.104

アンコール:失念(チェロ独奏曲)
アンコール:ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第1番

独奏:河野文昭(vc)

指揮:大河内雅彦

<感想>

いつもながら超満員の客席で、誠実な演奏を楽しませていただきました。
個人的には一番最初に演ったドビュッシーが新鮮でよかったですね。 日頃フランス音楽を聴かないこともあるのですけど、人数を絞り込んだオケで明るく軽やかでいて、漂うような演奏に魅了されました。
続く三角帽子、一転して弦楽器が 14-16-11-14-8 となった大編成オケでの演奏でしたけど、派手さを抑えた好演でしたね。 大河内さんの指揮によく付いていったなぁという感想もあります。 真摯なオケに拍手。
そしてメインのドヴォルザークのチェロ協奏曲、こちらも大編成のオケを従えての河野文昭さんの真摯なチェロの演奏。 オケはここでも誠実なバックを勤めていました。 
ただ、2,000名も入る大ホールでの演奏ですから、音量は充分にありましたけど、ちょっと平板な感じに聴こえたようにも感じたりもして、1階席の前の方の席だと印象はもっと変ったでしょうねぇ。 残念なことをしました。 それでもオケとぴったりと息の合った演奏を充分に楽しみました。
いずれにしても、今回は大河内雅彦さんの指揮のもと、どの曲もとてもよく纏まった演奏でしたね。 義理と人情のオーケストラ、KCOらしい誠実な演奏に、会場内は終始暖かい雰囲気に包まれ、とてもいい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060129.htm

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2月のアマオケコンサート情報

2月に、京阪神などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

※[2/4] 2/26:びわこフィルハーモニーオーケストラ 第3回定期演奏会 を追加しました

いざ、出発!!


2/5:オーケストラ・アンサンブル京都 第5回定期演奏会
2/5:宇治シティフィルハーモニー 第47回定期演奏会
2/5:宝塚市交響楽団 ベガ・バレンタインファミリーコンサート
2/12:オーケストラ・ソノリテ 第10回記念定期演奏会
2/12:かぶとやま交響楽団 第33回定期演奏会
2/12:The St.Martin Orshestra 第2回定期演奏会
2/18:神戸女子大学管弦楽団 第3回定期演奏会
2/26:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第21回定期演奏会
2/26:待兼交響楽団 第13回『コープこうべ第九コン サート』
2/26:紫苑交響楽団 第8回定期演奏会
2/26:びわこフィルハーモニーオーケストラ 第3回定期演奏会

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February 03, 2006

【Teichiku 1000】ジャケット写真を3点追加

BQクラシックスの「テイチク(Classic Best Collection Series)・アルバム」にジャケット写真を3点追加しました

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 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」

 ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団


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 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

 ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団


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UDL−3093−Y

 ドイツ序曲集

  モーツァルト:「魔笛」序曲
  ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房達」序曲
  ワーグナー:「タンホイザー」序曲
  ウェーバー:「オベロン」序曲
  メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
  ワーグナー:「ニュルンベルグの名歌手」第1幕前奏曲

 ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団

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February 02, 2006

【Concerthall Society】「その18」に1点追加、「その19」を新設し4点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を1点追加しました

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グラズノフ: ヴァイオリン協奏曲イ短調op82
ドヴォルジャーク: ヴァイオリン協奏曲イ短調op53

 リカルド・オドノポゾフ(vn)
 ワルター・ゲール指揮コンセール・ド・パリ管弦楽団


コンサートホールLP・アルバム(19)」を新設しジャケット写真を4点追加しました

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ドヴォルジャーク: チェロ協奏曲ロ短調op104
ドヴォルジャーク: 伝説曲(レジェンド)第7番、第4番

 バーナード・グリーンハウス(vc)
 ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団


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ハイドン: チェロ協奏曲ニ長調
ボッケリーニ: チェロ協奏曲変ロ長調

 バーナード・グリーンハウス(vc)
 デヴィッド・ジョセフォヴィッツ指揮ウィーン室内管弦楽団


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イタリアのバロック名曲集

アルビノーニ: 五声部ノソナタ ホ短調
アルビノーニ: 楽器のための協奏曲 ニ長調
ボッケリーニ: 交響曲 イ長調
コレルリ: 弦楽のための組曲
タルティーニ: 交響曲 ニ長調

 メンディ・ロダン指揮ラマ・ガン室内管弦楽団


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モーツァルト: クラリネット協奏曲イ長調K.622
モーツァルト: ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412
モーツァルト: ホルン協奏曲第3番イ長調K.447

 ロルフ・アイヒラー(cl)
 ローベルト・フロイント(hr)
 ウィルフリード・ベッチャー指揮ウィーン国立交響楽団

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January 29, 2006

【LP】内田光子のモーツァルト/ピアノ協奏曲第22・23番

20pc3001

1月27日はモーツァルト生誕250年の誕生日でしたね。 
このところ個人的には内田光子(p)、ジェフー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団によるピアノ協奏曲を楽しんでいます。
演奏はいわずもがなのしっかりしたものですけれど、内田さんのピアノ、悦楽に富んでキラキラ輝くというのではなく、しっとりとモーツァルトを演奏していますね。 どちらかというと暗い感じにも思えます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/20pc3001.htm


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January 25, 2006

【感想】大阪市音楽団 みやこじま新春コンサート

2006年1月22日(日) 14:30  都島区民ホール

フュチーク: 剣士の入場(雷鳴と稲妻)
カーター: 交響的序曲
北原白秋/作詞、山田耕筰/作曲、長瀬敏和/編曲: かやの木山(*)
文部省唱歌、中村啓二郎/編曲: 冬景色(*)
服部良一ヒット曲メドレー(服部良一/作曲、小島里美/編曲):
 湖畔の宿 〜 銀座カンカン娘 〜 山寺の和尚さん 〜 蘇州夜曲 〜 懐かしのボレロ 〜 一杯のコーヒーから 〜 青い山脈
松田聖子ラブリーコレクション(山下国俊 編曲):
 赤いスイートピー 〜 夏の扉 〜 SWEET MEMORIES 〜 風立ちぬ 〜 青い珊瑚礁 〜 あなたに逢いたくて- Missing You -
映画「ハウルの動く城」から(谷川俊太郎/作詞、木村 弓/作曲、中村 啓二郎/編曲): 世界の約束(*)
映画「ハウルの動く城」から(久石 譲/作曲、小島里美/編曲): 人生のメリーゴーランド
Dan Balan/作曲、山里佐和子/編曲: 恋のマイアヒ
宮川彬良/作曲、山里佐和子/編曲: マツケンサンバIII
やなせたかし/作詞、いずみたく/作曲、永野慶作/編曲: 手のひらを太陽に

アンコール: マツケンサンバII

独唱/司会: 大槻温子

指揮:井村誠貴

<感想>

ふっと思い立って、都島区民センターの新春コンサートに行ってきました。 
お目当ては、井村誠貴さんが指揮される大阪市音楽団の演奏会ですが、期待どおりの楽しい演奏会でした。

個人的には、服部良一ヒット曲メドレーがよかったですね(湖畔の宿 〜 銀座カンカン娘 〜 山寺の和尚さん 〜 蘇州夜曲 〜 懐かしのボレロ 〜 一杯のコーヒーから 〜 青い山脈)。 懐メロ好きですもん。
小さい頃、親といっしょにコタツでゴロゴロしながらTV(昭和30年代の後半ですから、もちろん真空管式のモノクロTVですね)で耳にしたんだよな〜 なんて思いながら聴いてました。
会場に多くいらしたおじぃちゃん・おばぁちゃんたちも喜んでらしたのではないかな。

そしてアンコールの「マツケンサンバ2」で最高に盛り上がりましたね。
これが今年最初の演奏会となりましたけど、とてもしっかりした演奏、しかも楽しい雰囲気で、大いに楽しませていただき、幸先の良いスタートを切らせてもらいました。
今年も楽しい演奏、いっぱい聴こうって決意を固めて会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060122.htm

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January 15, 2006

【CD】ラン・ラオのクララ・シューマン/歌曲集(全集)

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クララ・シューマンの歌曲集。 透明感があり溌剌としたラン・ラオの歌、活き活きとしていて、素晴らしい、の一言。 また伴奏のミカエラ・ゲリウスのピアノも生気があります。 
クララ・シューマンのリリックな音楽をあますところ無く伝えてくれているようです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fg5043.htm

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January 09, 2006

【LP】ブレンデルのモーツァルト/ピアノ協奏曲第25番

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休日の開放感を味わうにはこのレコード。 結婚前、日曜の朝ともなるとベランダの窓を開け放ち、このレコードをかけて部屋の掃除に精を出したものです。 確かに部屋の掃除が捗りそうな曲でしょう。 もちろんブレンデルとマリナー指揮アカデミーによるこの演奏もフレッシュで流麗、知的な輝きが散りばめられていて、気持ちも明るくなりますよね。 今ではこのレコードを聴きながらの部屋掃除はしなくなりましたけど、このところ出してきて、お仕事で疲れた心のお掃除をやっています。 気持ち良くなりますよ。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fg5043.htm

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January 02, 2006

【LP】ドラティのシベリウス/交響曲第2番

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年始、いつもはバロック音楽なのですが、ちょっと趣向を変えてすっきりとした曲・・・としてチョイスしたのがアンタル・ドラティ指揮ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団によるシベリウスの交響曲第2番。 透明感の高い演奏ですが、ドラティらしい強靭さでもって、ぐいぐいと引っ張っていくのが実にカッコ良い演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/rgc1046.htm

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December 28, 2005

【感想】オーケストラ千里山 第10回定期演奏会

2005年12月25日(日) 14:00  伊丹市立文化会館・いたみホール

チャイコフスキー: バレエ音楽「くるみ割り人形より」(*)
  小序曲、行進曲、パ・ド・ドゥーこんぺい糖の精の踊り、
  トレパーク(ロシアの踊り)、チョコレート(スペインの踊り)、
  パ・ド・ドゥー序奏、お茶(中国の踊り)、あし笛の踊り、花のワルツ
マーラー: 交響曲第1番ニ長調

アンコール: L.アンダーソン: クリスマス・フェスティヴァル

指揮:船曳圭一郎、北野洋平(*)

<感想>

溌剌とした「くるみ割り人形」、タイトによく締まった「巨人」、このオケを始めて聴かせていただいたときには、ここまで成長するとは正直思いませんでした。 しかも、このオケの特長である誠実な演奏がそのまま残っていることも感動を大きくする要因でした。
「くるみ割り人形」は、団内指揮者として今回始めて指揮台に立った北野さんの指揮でしたが、とても始めてとは思えない、堂に入った指揮ぶり。 しかもとても気持ちの良い演奏だったのは、仲間との一体感があったからでしょうね。 締めるべきところはしっかりと締め、歌うべきところは歌い、演奏している皆さんも実に楽しそうでした。 これがオケ千らしい演奏といっていいでしょう。 しかも後半、オケもノッてきて、タイトに締まった演奏となって聴き応えも充分。 クリスマスには「くるみ割り人形」、そんな暖かな感じのする演奏を満喫しました。
マーラーの「巨人」、こちらはオケ千として始めて招聘されたプロ指揮者である船曳さんの指揮。 かっちりと纏まった「巨人」でした。 船曳さん、もっと感興に任せた指揮かと思ったのですが、ちょっと遅めのテンポ設定とし、基本的にインテンポでぐぃぐぃと曲を進めてゆきました。 オケもそれによく応えて見事。 抑制がよく効いて締まった演奏なのですが、クライマックスではオケの底から湧き出るような響きを出して聴き応え充分です。 オケの一体感から醸成されてくる響きですね。 そしてまたその演奏から、朴訥さや誠実さが滲み出てくるような感じもします。 数多くこの曲の演奏を聴いてきましたが、オケとしての一体感と、朴訥さや誠実さが両立している演奏って、そんなにあるように思えません。 オケ千ならではの演奏だったのではないでしょうか。 今後の活躍を期待させた素晴らしい演奏でした。
素晴らしい演奏で今年を締めくくることができました。 皆さんお疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20051225.htm

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December 23, 2005

【感想】奈良交響楽団 第48回定期演奏会

2005年12月18日(日) 14:00  大和郡山城ホール・大ホール

ヴェルディ: 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲
シューマン: 序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
ブラームス: 交響曲第2番ニ長調 作品73

アンコール: ブラームス: ハンガリー舞曲第6番

指揮:小崎雅弘

<感想>

新鋭の小崎さんの指揮のもと、いずれの曲も集中力の高い演奏でした。
小崎さん、始めて聴かせてもらう指揮者ですが、その指揮は縦振りが基本、ぐいぐいとオケを進めてゆく感じですね。 振りは藏野さんと似ているかもしれません。 ただし音楽の解釈はよりストレートといった感じだったでしょうか。 若々しくてシャープでタイトな音楽造りだったと思います。 オケも集中力を高めて、小崎さんの指揮に合わせて演奏しきった、そんな感じを受けました。
最初の「シチリア島の夕べの祈り」、とてもよく締まった演奏でした。 スペクタクルといっても良いような感じで盛り上げていたのが印象的でした。 余計な贅肉はなく、カチッと纏まった演奏は、聴き応えがありました。 演奏後にブラボーの声がかかったのも頷けました。
シューマンの「序曲、スケルツォとフィナーレ」も、シャープでタイト、こちらもしっかりとして、見通しの良い演奏でした。 弦の分奏もバシッと決まっているし、管楽器もよく統制されているといった感じ。 ただしフィナーレなど、フーガのように旋律を楽器間で回していったり、ユニゾンで演奏するときなど、かえってよく揃っているのはシューマンらしくないんじゃないか、とか、もっと思索的な感じじゃないのかなぁ、なんて思ってしまいました。 よく曲も知らないのに、印象だけですけど、間違っていたらごめんなさい。
メインのブラームスの交響曲第2番、こちらもシューマンと同傾向。 スマートでシャープで纏まりの良い演奏でした。 ただし、こちらは各パートの響きを重ね、組み合わせた音楽はまさしくブラームス。 しかも聴いていると、「あっ、こんな楽器にこんな音形があったんや」という発見もあったりして、日頃よく耳にする音楽なのですけど、興味深く聴くことができました。 こんな書き方をすると、解剖学的な冷たい演奏のように思われるかもしれませんが、弦楽器では中低弦がしっかりと曲を支え、がっしりとした構成感のある素晴らしい演奏です。 響きは若々しいのですが、安心して聴き進んでゆける演奏に満足しました。
じつは風邪をひいてしまい、演奏会に行くまえには、コタツで横になって、何度も寝ては起きてを繰り返してました。 聴き手としてこちらの集中力がガクンと落ちている状態だったのですけど、まったく飽きることなく演奏を楽しませていただきました。 若々しくも誠実な音楽造りが気持ちよかったです。 皆さんお疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20051218.htm

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December 17, 2005

【感想】関西大学交響楽団 第57回定期演奏会

2005年12月14日(水) 19:00  吹田市文化会館メイシアター・大ホール

シベリウス: フィンランディア Op.26 -*
ブラームス: 悲劇的序曲 Op.81    -**
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」Op.35

指揮:竹本泰蔵(客演)、織田映子(学生)-*、大塚佑馬(学生)-**

<感想>

「シェヘラザード」の演奏、いずれの場面も素晴らしかったのですが、特にフィナーレに感動しました。 コンミスの独奏(3回生宇田さん)も、ここが何より素晴らしかったですね。 伸びやかさが増し、魅惑的な響きにも磨きがかかって魅了されました。 そして、オケ全体の響きがしっとりとして独奏と絡んで全曲を締めたときには言葉を無くしました。 もう、素晴らしいの一言。 会場内も同様だったのでしょうね。 演奏終了後、ホール内にしばし沈黙が流れてから、しだいに盛大な拍手になる感動的なシーンでした。
指揮者の竹本さん、いつもながら大きな身振りでオケをドライブしましたが、耳当たりの良い柔らかな響きが常に曲を支配しています。 大音量になっても、まったく騒々しく感じませんし、しっとりとさせる演奏であっても華やぎを感じさせて、この曲の魅力を存分に伝えてくれたのではないでしょうか。 もちろんオケも竹本さんの指揮に見事に応えていたことを特筆大書しておきたいと思います。
またこれに先立って演奏された、学生指揮者の織田映子さんによる「フィンランディア」。 この演奏もまた響きがよくブレンドされ、自信に満ちた素晴らしい演奏でした。 織田さんの指揮、ゆったりとしたテンポ設定で、しっかりと拍子をとるオーソドックスな振り。 下手すると、単調に陥るところなんでしょうが、オケから自然と湧き上がるような響きを導き出し、それをコントロールしてブレンドさせる手腕は、本当に素晴らしいものがありますね。 フィナーレでも勢い込むことなく落ち着いて進め、最後は柔らかな響きで纏めたのを、すぱっと切り落とす潔さもまた気持ちの良いものでした。
大塚さんによるブラームスの悲劇的序曲。 タイトな響きで切れ味よく開始したのですが、このあと逆の意味で若さが邪魔をしたのかもしれませんね。 落ち着いて振って、曲を進めているものの、慎重になっていただろうし、堅くなっていたのかもしれません。 淡々と進めてゆき、オケのメンバーも変わらず懸命に演奏しているのですが、なんとなくバランスが悪い。 管と弦の間にも隙間を感じました。 大塚さんが指揮されると、少々事故が多いのも可哀相なんですけどね。 それでもフィナーレは響きに潤いが増し、リズム感も感じられ、充実させてタイトに締めました。 かえって若さの特権でガンガンやったほうが面白かったかもしれませんね。 無責任モードですけど。
とにかく、いつも色々な発見のある関大オケの演奏会、今回も大いに楽しませていただきました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20051214.htm

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December 11, 2005

【Teichiku 1000】ジャケット写真を1点追加

BQクラシックスの「テイチク(Classic Best Collection Series)・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました

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 シベリウス:交響曲第1番

 ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団

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【感想】ならチェンバーオーケストラ 第70回定期演奏会

2005年12月4日(日) 14:30  なら100年会館・大ホール

D.ハウエル編曲: クリスマス・ファンタジー
プロコフィエフ: こどものための音楽物語「ピーターと狼」op.67
ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」op.55

(アンコール)ベートーヴェン: トルコ行進曲
(アンコール)L.モーツァルト: おもちゃの交響曲

指揮: 今村 能

<感想>

創立18年、第70回定期演奏会。 100年会館中ホールから大ホールに場所を移し、いつも以上に充実した演奏を聴かせてくれました。
特にプロコフィエフの「ピーターと狼」、小学3年生〜高校1年生のキッズメンバーを加えての演奏でしたが、そんなことは全く関係なし。 今回演奏に参加された子供達に合わせることなどまるでなく、実に素晴らしい演奏に惹き込まれっぱなしでした。 
とにかくソリストの方々の表現力が実に豊かで巧いのです。 また3人の女性ホルン奏者も息がビタっと合ったタイトな吹奏、打楽器も迫力ある響きで存在感を示していました。 もちろん弦楽アンサンブルはいつものとおり、いやそれ以上にキッズメンバーが加わって層が厚くなし、各パートも有機的に絡んだ素晴らしいアンサンブル。 そしてまたナレーションの方も巧かった。 終始わくわくしどおしで聴いていました。
実は、この曲を生演奏で聴くのはこれが初めて。 ホルンこそ3本使っていますが、その他の管楽器は1本のみ(1管編成)なんですね。 にもかかわらず、実に表現豊かな作品。 もっと大編成の曲かと思い込んでいたことを白状します。 それを素晴らしい生演奏で聴けたことは、本当にいい経験になりました。 今年もあと少しで終わりそうですけれど、この「ピーターと狼」、今年の「勝手に」アカデミー賞ものの演奏となりました。
またこれに先立って演奏された、D.ハウエル編曲のクリスマス・ファンタジー。 こちらもならチェンバーらしい上質な弦楽アンサンブルに魅了されたました。
D.ハウエルさんは、ならチェンバーの常任指揮者をされていたそうで、第60回定期演奏会(2001.12.24)でも今村さんの指揮で演奏されていますね。 今回は大ホールですが 6-5-4-4-3 の編成+チェンバロの構成、1階席でしたので直接音が多かったものの腕の確かな人達ばかりですからね、柔らかくて綺麗なストリングスを堪能しました。 コントラバス・トップの女性、とても表情豊かに弾いていらしたのも印象に残りました。
メインのベートーヴェンの英雄交響曲。 こちらは今村能さんらしく理知的で緻密に構成された演奏でした。 
後半楽章、熱っぽくてメリハリのある演奏となり、壮麗なホルンの斉奏も決まって聴き応えありました。 しかし前半はやや硬直気味だったかもしれません。 ホールの響きが少ないせいもありますけれど、弦楽メンバーの数(6-5-4-4-3の編成)から、やや性急に感じた第1楽章、ちょっと単調な傾向に陥った感のあった第2楽章など、ちょっと落ちこぼれそうになって聴いてしまいました。 しかし後半、本当によく考えれらた指揮にオケも奮闘。 キャパが大きく響きの薄いホールでの懸命な演奏を楽しみました。 
とにかく今年も素晴らしい演奏を聴かせてくれた、ならチェンバー。 これからも変わらず応援してゆきたいと強く思った演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20051204.htm

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December 04, 2005

【CD】クロード・ボーリング/フルートとジャズトリオのための組曲

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暖かな休日の午前、窓を開け放ち、爽やかな空気を部屋に入れてこのCDをかけるのが好きです。 軽やかなフルート、それを追いかけるジャズ・トリオのリズムが心地よく、休日の開放感を味わうにはもってこいです。 ジャズというと夜のイメージがあるのですけれど、フルートの音色とジャズ・トリオの軽やかなリズムがマッチして、現代のバロック音楽といった趣きがします。

<詳細>

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December 03, 2005

【感想】奈良女子大学管弦楽団 第36回定期演奏会

2005年11月27日(日) 13:30  奈良県文化会館・国際ホール

ドヴォルザーク: スラブ舞曲から
         第1集第1番、第1集第2番、第2集第3番、第1集第8番
チャイコフスキー: 交響曲第6番『悲愴』ロ単調op.74

(アンコール)チャイコフスキー: 「眠りの森の美女」よりワルツ

指揮: 牧村邦彦

<感想>

いつもながら、このオケの飛躍振りには目を見張るものがあります。 今回もいい演奏会でした。
会場は奈良県文化会館国際ホール、このところ2階席への立ち入りが禁止されていましたけど、今回は開放。 それだけお客さんが入っているということで、関係者ではありませんが、嬉しい限りです。 
そして開演前から、オケメンバーの方が自由入場。 各自演奏開始前に練習してやる気満々・・・ってな感じ。 確かにその気合は、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集に篭ってました。 
この舞曲集より4曲が演奏されましたが、いずれも遅いテンポながら充実した演奏でした。 言い方は悪いですが、噛んで含めるような感じもするのですけどね、堂々としていて立派。 言うならば、ドイツ風の演奏でした。
よくよく考えれば牧村さん、オトマール・スウィトナーさんに師事されていました。 スィトナーさんの録音でこの曲を聴いたことはありませんが(ドヴォルザークの交響曲全集は持っています)、スィトナーさんが指揮されたらこんな感じになると思えるほど、構成感があり、かつ熱い演奏でした。 とても満足しました。
休憩を挟んでチャイコフスキーの悲愴交響曲。 こちらも構成感のしっかりとした見事な演奏でした。 初めてこのオケを聴いたのは2000年のスプコンだったかしら、このような演奏が聴けるとは夢にも思いませでした(というと失礼かな)。 
だからこそ、あえて言わせてもらうならば、個人的な好みで申し訳ありませんが、第3楽章と終楽章の間の落差がもっと欲しかったなぁと。 第3楽章はパワーを前面に出し、巧く纏めているような感じでしたけど、もっと渦巻くような感じが欲しかったですし、終楽章はもっと陰鬱でうごめくような感じに対比つけて欲しかった。
でもこれはオケよりも牧村さんのせいかもしれませんね。 1〜3楽章まではかなり抑え目の指揮でしたけれど、第4楽章は逆にそれまでと違って大きく振って指揮台の上を動きまわっておられましたものね。 第3楽章の熱気をそのまま終楽章に雪崩れ込ませてしまったからかもしれません。
しかしそんな好みは置いておいても、本当に各パートがよく纏まってました。 それは見事な演奏でした(だからこそ、こんな要求も言えるのだと思います)。 演奏会はとても充実していましたし、好みは好みとして、演奏を楽ませていただき、満足して会場を後にできました。 皆さん、お疲れさまでした。

<詳細>

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November 27, 2005

【LP】サヴァリッシュ/VSOのブラームス交響曲第3/4番

fu7522

今年も秋が深まってブラームスのシーズン。 昨年、サヴァリッシュ/ウィーン響による交響曲第1/2番のレコードを捕獲して聴き入っていたのですが、今年の7月に第3/4番のレコードも捕獲しました。 これで全がそろいました。 第3/4番でもオーソドックスで正攻法のアプローチだけれども、第3番は途切れることのない躍動感のある演奏、第4番はよく歌うとても熱っぽい演奏ですね。  若々しいサヴァリッシュさんの演奏、とても素晴らしいですね。

<詳細>

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November 23, 2005

【感想】橿原交響楽団 第13回定期演奏会

2005年11月20日(日) 13:30  奈良県橿原文化会館・大ホール

ヴェルディ: 歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
ハイドン: トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1
ドヴォルザーク: 交響曲第8番ト長調op.88

(アンコール)ドヴォルザーク: スラブ舞曲第8番

独奏: 秋月孝之(tp)

指揮: 朝倉 洋

<感想>

大阪フィルの首席トランペット奏者である秋月さんを迎えたハイドンのトランペット協奏曲が素晴らしかったですね。
秋月さんの艶やかで張りのある響きと演奏に魅了されました。 オケマンらしく終始落ち着いた演奏なのですけどね、ソリストとしての華やかさも充分に感じられました。 またそんなソロに対抗するオケも見事。 軽やかさや躍動感がよく出ていて素晴らしいハイドン・サウンドを聴かせてくれました。 最初から最後まで、演奏を満喫させていただきました。 今回の演奏会、この曲がお目当てで出かけてきたのですけれど、予想を遥かに上回る演奏に大満足しました。
なおこれに先立って演奏された、ヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」序曲、朝倉さんの指揮のもと丁寧に纏められた演奏でした。 弦楽器にやや纏まり感が乏しくなる部分もあるのですけど、それすらも味わいに変えてしまうような感じでしたね。 そして、コーダでは気迫も感じさせ大きく力強く纏めて残響がホールにこだましました。
ただしメインのドヴォルザークの交響曲第8番、さすがに大曲でした。 朝倉さんの手腕を持ってして、端正で誠実に纏めたといった感じだったでしょうか(なんか偉そうだなぁ〜 すみません)。 とにかくこの曲は耳に馴染みが深いうえに、先日の井村さん指揮による京都三大学交響楽団によるドラマティックな演奏が耳に残ってますので、今回の演奏とは対称的ともいえるアプローチ。 すみません、聴きながら頭の中でちょっと比較してしまってました。
でも、曲に奉仕するような誠実な朝倉さんのアプローチ、このオケにはとてもよく合っているように思います。 そして次回もまた朝倉さんとのコンビが続くようですね。 今回のハイドンのトランペット協奏曲、本当に素晴らしい演奏でしたしね、次回更なる成長を期待したいと思いつつ、帰路につきました。

<詳細>

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November 20, 2005

【LP】バッハ以前のオルガン音楽

re1069re


いかにもエラート盤といった趣きを感じさせるレコード。 J.S.バッハより以前のオルガン音楽について、詳しいわけでは毛頭ありませんが、質素・素朴といったものとも違う、どこかしみじみとさせるオルガン音楽が気に入っています。 秋の夜長に楽しむのにぴったり、そんな感じのするレコードです。

<詳細>

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November 19, 2005

【感想】天理シティーオーケストラ ファミリーコンサート

2005年11月13日(日) 13:45  天理市民会館やまのべホール

チャイコフスキー: バレエ「くるみ割り人形」より
         「花のワルツ」「チョコレート」「中国の踊り」「トレパーク」
ヴィヴァルディ: 「調和の幻想」より第3番第1楽章
ビゼー: 歌劇「カルメン」より「アルゴネーズ」「トレアドール」
ブラームス: 大学祝典序曲op.80

(アンコール)J.シュトラウス: ラデツキー行進曲

独奏: 栄嶋道広(vn)

指揮: 安野英之

<感想>

奈良県歯科保険フェスティヴァルでの親子で楽しめるファミリーコンサート。 クラシック音楽になじみの薄い方にも楽しめるようなプログラム、とのことですが、しっかりとしてかつ生気ある演奏は日頃クラシック聴いている者にも楽しめるものでした。
個人的には冒頭の「花のワルツ」とヴィヴァルディの「調和の幻想」より第3番第1楽章が好きでしたね。 まろやかなホルンの響きが終始乱れず、丁寧で柔らかな演奏なんですけどね、めくるめくような感じがよく出ていて、生演奏の良さを存分に感じた「花のワルツ」。 「調和の幻想」では要所で背筋をピンと伸ばし、キリッとした表情を見せつつも楽しく美しい響きを聴かせた栄嶋さんのソロ、気持ちよかったですよ。 
栄嶋さん、コンマスでも大活躍。 丁寧で誠実な曲の輪郭を作っている指揮者の安野さんのもと、にこやかに笑いながらも、時には腰を浮かしての大熱演でオケを引っ張っていたのが印象的でした。 演奏後も終始笑顔、ファミリーコンサートってやはりこのような笑顔が必要ですね。
とにかく、誠実なんですけど生気ある演奏を存分に楽しませていただきました。

<詳細>

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November 03, 2005

【感想】京都府立医科大学交響楽団 第81回定期演奏会

2005年10月29日(土) 19:00  京都コンサートホール・大ホール

J.シュトラウス2世: 喜歌劇「こうもり」序曲
チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ドヴォルザーク: 交響曲第8番ト長調

(アンコール)不明
(アンコール)ドヴォルザーク: 交響曲第8番第4楽章フィナーレ

指揮: 井村誠貴

<感想>

ドラマティックな演奏の数々、じつに熱い演奏会でした。
コントラバスをステージ後方に一直線に並べたムジークフェライン流の弦楽配置もよく機能していたと思います。 熱い演奏でしたけれど、低弦がしっかりと響き、演奏の核になって充実した演奏を聞かせてくれました。
また弦楽器が3プルト目より、順次ひな壇に乗って高くなり、いわばスリ鉢状に並んだオケから、響きが湧き上がってくるような感じも受けました。
そしてそのスリ鉢の焦点にあたる部分で、大きな動作の井村さんを見ていると、なんだかストコフスキーみたいな感じさえしましたね。 見ていてもちょっと面白い演奏会でした。
なお演奏については冒頭に述べたとおりですけれど、付け加えるならば・・・
抑揚をうまく効かせてとても手馴れた「こうもり」序曲。 響きの角が綺麗に取れて、豊穣さを感じました。
幻想序曲「ロミオとジュリエット」は凝縮したオケ全体の響きに低弦が芯になって重厚な感じ。 愛の主題など、もう少しうねるような感じも欲しかったけれど、終始若々しくケレン味のない演奏は熱く充分にドラマティック。 熱い想いを込めたエンディングも見事でした。
そして圧巻だったのがドヴォルザークの交響曲第8番。 緩急を付け、また押して引いてと、井村さんが自在にオケを操って、こちらも大熱演。 しかし、第2楽章では歌が随所に感じられたのも特筆しておきたいですね。 そして終楽章ではオケが一体となり、実によくコントロールされた響きで全曲を締めあげました。 オケも見事な演奏で指揮に応え、集中力の高い素晴らしい演奏に感激しました。
風邪で、行くかどうしようかと迷いましたけれど行って正解でした。 途中、咳き込みそうになって苦しかったのには困りましたけれど・・・ とても充実した熱い演奏会を楽しみました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20051029.htm

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October 15, 2005

【LP】イ・ムジチのヴィヴァルディ「調和の幻想」

sfx7711

懐かしいジャケットに思わず手が止まってしまいました。 見覚えのある方も多いのではないでしょうか。 中学生の時、お年玉をはたいて「四季」のレコードは買いましたけど(アーヨ独奏、楽譜が付いていました)、「海の嵐」やこの「調和の幻想」は資金不足で買えず、指をくわえ眺めているだけでした。 今ではイ・ムジチへの思いも変わってしまいましたけど、懐かしいので連れて帰りました。 先日、学園前アンサンブルで作品3-11を聴いたことも何かの縁でしょう。 

<詳細>

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October 10, 2005

【感想】韶フィルハーモニーオーケストラ 創立記念演奏会

2005年10月9日(日) 14:00 池田市民文化会館アゼリアホール

ボロディン: イーゴリ公序曲 (*1)
マスネ: 絵のような風景 (*2)
ニールセン: 交響曲第4番「不滅」

(アンコール):ニールセン: 交響曲第4番「不滅」終結部

指揮:井村誠貴、大塚佑馬(*1:学生)、中山智左希(*2:学生)

<感想>

若者らしいストレートな雰囲気の演奏会でした。
当日午前中に指揮者の井村さんより緊急動員。 だいたい3割程度の入りだったでしょうか。 少ないお客さんではありましたけど、熱い演奏会でした。
今回の演奏会の主目的は、井村さん指揮によるニールセンの「不滅」。 もとから大柄な指揮者の井村さんが、その大きな身体を反り返らせるほど力の入った演奏でした。 ダブル・ティムパニもタイトで強烈でしたね。 そして第2楽章、繊細な木管アンサンブルもまた実に素適でした。 惜しむらくは、弦楽器にもう少し粘りとうねりが欲しかったところでしょうか。 でも若者らしいストレートな演奏には好感が持てました。 このところ仕事などで疲れ気味ではありましたけど、元気をいただいて帰ることができました。 ありがとうございます。
なお、これに先立って演奏された、関大オケ副指揮者の大塚さんによるイーゴリ公序曲、今一歩押し強さが欲しい感じでしたけど、端正ながらもノリの良い演奏に仕上げました。
そして昨年度の関大オケ正指揮者だった中山さんによるマスネの組曲第4番「絵のような風景」、さすが先輩、しなやかかつメリハリをきちんとつけた演奏が見事でした。 いいものを聴かせてもらった、そんな感じ。 以前、聴かせてもらったときよりも格段に上達していますね。 ほんと聴かせ上手な指揮で、オケも奮闘して素適な響きを随所に聴かせてくださいました。
とにかく、それぞれによく頑張っているのを見て、聴いていると、気持ちがスッキリします。 とても爽やかな創立記念演奏会でした。 今後の活躍を期待します。

<詳細>

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October 08, 2005

【感想】三田市民オペラ 第6回定期公演「こうもり」

2005年10月2日(日) 13:30 ホロンピアホール

J.シュトラウス2世: 喜歌劇「こうもり」全3幕(日本語上演)

演出・訳詞・台本: 井村誠貴
舞台監督: 伊藤英理

アイゼンシュタイン:澤井宏仁
ロザリンデ:野村佳代
アデーレ:牛尾加奈
ファルケ:東平聞
アルフレート:神田裕史
フランク:嶋本晃
オルロフスキー:杉尾真理
イーダ:又吉優香
ブリント:上辻直樹
フロッシュ:池田 浩
歌のゲスト:近藤裕子
踊り:安藤美枝、葉室いずみ、坂口裕紀、米田華奈子

合唱: 三田市民オペラ合唱団・児童合唱団
管弦楽:アンサンブルMFI
 (p:岡元優子,vn:城戸崎奈津子,松原宣子,cb:吉岡佳名子,
  fl:林ゆかり,ob:木下菜保子,cl:岩田真由美,fg:田中裕美子,hr:田淵亜佐美)

指揮: 井村誠貴

<感想>

軽妙洒脱、限られた資源をうまく使った「こうもり」の公演でした。
冒頭、井村さんのスピーチがあって、オペラではなくオペレッタ、気軽に見て欲しい、大きな声で無理して笑って欲しい・・・ とのこと。 大声では難しかったけれど、気軽に見る意図は通じたのではなかったでしょうか。
大阪弁を交えて親近感を持たせ、また出演者に先のストーリーをそれとなく語らせることにより、初めての人でも話の展開を理解しやすくする工夫もありましたね。 もっとギャグが出てきてアヴァギャルドな吉本風かなと思いきや、基本にはかなり忠実。 「こうもり」を観たことがある人にも違和感はありませんでした。 けっこうオーソドックスにそつなく纏めた・・・というか、「こうもり」自身の完成度の高さも垣間見たように感じました。
声楽陣では、男声が充実していましたね。 終始軽妙な演技と張りのある声で歌ったアイゼンシュタイン(澤井宏仁)、朗々と歌ったアルフレート(神田裕史)、いかにも「こうもり」らしい雰囲気を漂わせたファルケ(東平聞)もよかったですね。 それに刑務所長のフランク(嶋本晃)が声・演技ともいい味を出していました。 アイゼンシュタインのとのアンサンブル、面白かったですよ。 女声陣は、演技と歌がどっちつかずになる傾向にあったようですけど、落ち着いて演じたロザリンデ(野村佳代)、狂言回しを見事に演じきったアデーレ(牛尾加奈)を筆頭に、イーダ(又吉優香)も落ちついた演技と歌を聞かせていました。
演奏は、ヴァイオリン2本、コントラバス1本、木管五重奏にピアノという編成。 これで、しっかりと「こうもり」の音楽が流れ出てくるから不思議です。 コンパクトながらも、実に聴かせ上手な演奏でステージも息づいていました。
以前、メノッティの「アマールと3人の王様」をコミュニティ・オペラで見たことがありますが、このときはピアノ、オーボエ、フルート、コントラバスのより小編成(指揮:三原剛)。 今回もその時のことを思い出しながら観ていましたが、今回もまた、お金をかけて大ぶりに公演をするのではなく、無駄なもの・余計な物を削ぎ落とし、必要なもの残すようにして演ることで、より身近で、地に足のついた公演になるように思えました。 このような取り組みは是非とも続けていって欲しいものですね。

<詳細>

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【Concerthall Society】「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を1点追加しました

SMS2570

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マーラー: 交響曲第4番「大いなる喜びへの讃歌」

 ヒーザー・ハーパー(S)
 ロリン・マゼール指揮ベルリン放送交響楽団

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October 02, 2005

【LP】マルティノン/シカゴ響のビゼー交響曲第1番

rgc1087

ジャン・マルティノン、不遇なシカゴ交響楽団時代の録音です。 後のショルティ、前のライナー時代と比較してしまって、この時代の録音には食指が伸びなかったのですけど、洗練されたアンサンブルによる溌剌とした音楽に考えが変わりました。 とても素敵ですね。 スッキリとして、しかもしっかりとした演奏にワクワクします。

<詳細>

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September 28, 2005

【感想】芦屋交響楽団 第64回定期演奏会

2005年9月25日(日) 16:00 ザ・シンフォニーホール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」より「バレエ音楽」
ラヴェル: スペイン狂詩曲
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」作品35

(アンコール):ラヴェル: 古風なメヌエット

指揮: 松尾葉子

<感想>

今回もまた芦響らしい圧倒的な演奏に酔いしれました。
松尾葉子さんの指揮のもと、凝縮した響きをしなるように、しかもダイナミックレンジを大きくとった演奏の数々。 オケの響きが一糸乱れず波打って押し寄せてきて、オーケストラ・サウンドの醍醐味を味わいました。
まずはエキゾチックなバッカナール。 締めて抑え気味な表現とし、清涼感を感じさせます。 すべての楽器の響きを綺麗に溶け合わせたサウンドですが、要所ではダイナミックレンジを大きくとった盛り上げ方も実に手馴れたもの。 余裕の演奏でした。
そしてアーイダのバレエ音楽。 軽やかな演奏、お顔は見えませんが、松尾さんが楽しそうに振っておられるような感じ(そんな背中)。 軽やかですけど、芯のしっかりしたサウンドをキレよく纏めて、こちらも余裕の演奏でした。
前半トドメのスペイン狂詩曲。 透明感、浮遊感、緻密な響きに加えてダイナミックかつ華やかな演奏と、色々と言葉を並べてみても表現できません。 素晴らしいラヴェルの演奏でした。 アンコールで演奏した古風なメヌエットもしなやかな演奏でしたし、例によってこれがアマオケの演奏かと。。。素晴らしいラヴェルに聞き惚れました。
休憩を挿んでメインのシェヘラザート。 オケの響きが一糸乱れない大波となって出航してゆきました。 可憐なシェヘラザートのソロを始め、各自のソロが実に素晴らしく、そのいずれもがオケの響きに綺麗に合っているのに耳を奪われます。 オーケストラ・サウンドとして実によく纏まっているのです。 松尾さん、この響きを更に引き締めながら、オケをダイナミックに動かしては盛り上げます。 会場内はアラビアン・ナイトの物語に酔いしれていましたね。 もうお腹いっぱい、とにかく堪能しました。
最後、松尾さんの指示(指揮?)に合わせ、会場内4方向をそれぞれ向いて、指揮者とオケ全員が礼を繰り返し。 巧いだけじゃなく、暖かい空気を会場内に充満させてのお開きとなりました。
一緒に行った奥さんも大満足、圧倒的な巧さに驚いてました・・・いつもこんなに巧いの・・・いつもやね・・・(言葉なし)  今回もまた素晴らしい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050925.htm

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September 25, 2005

【LP】ミルシティンのブラームス&ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲

eac30018

ナタン・ミルシティンの純度の高い演奏が魅力的なレコードです。 凛とした響きと卓越した技巧により、これらロマンティックな協奏曲を甘ったるいものにせず、美しく聴かせます。 素晴らしい演奏ですね。 このところ、大曲を聴く気力が失せつつありますけど、気持ちをすっきりとさせてくれる1枚です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/eac30018.htm

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September 22, 2005

【感想】尼崎市民交響楽団 第20回記念定期演奏会

2005年9月19日(祝・月) 14:00 尼崎アルカイックホール

ロッシーニ: 「セビリアの理髪師」序曲
シューベルト: 交響曲第8番ロ短調「未完成」D759
ベルリオーズ: 幻想交響曲Op14

(アンコール):マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

指揮: 辻 敏治

<感想>

音楽を楽しんでいることがストレートに分かる気持ちのすっきりした演奏会でした。
初めて聴くオーケストラなのですけど、どこか懐かしい感じのする演奏なのは、指揮者の辻敏治さんだからでしょうか。 
いきなり脱線しますが、辻さんご自身のホームページには、1970年に大阪音大を卒業、在学中より福村芳一さんの助言を受け、卒業後は渡邊曉雄さん、山田一雄さんの門下になるとの記載がありました。 懐かしいお名前ですね。 福村さんも山田さんも京響時代に生で聴かせていただいたこと、当時まだ中学生でしたけど、今でも心に残っています。
とにかく始めて聴かせていただいた尼響。 緻密な響きをストイックに追求するというよりも、アンサンブルを楽しむ団体という感じでしょうか。 枚方フィルに似ているような気もしました。
それはともかく、暖かな感じのする響きが特徴的だったロッシーニの「セヴィリアの理髪師」序曲。 ちょっとバランス的にはどうかな、なんて思えた面もありましたけど、ストレートな演奏には好感が持てました。
シューベルトの未完成交響曲は、ゆったりとしたテンポから沸きあがってくるようなアンサンブルの力を感じた演奏でした。 柔らかでまろやかな響きが特徴的で、自然に盛り上がり、そしてすぅ〜と退いてゆくような感じ。 第2楽章も暖かな響きが実に魅力的に響いていましたね。 オーソドックスにオーケストラをたっぷりと鳴らした演奏を楽しみました。
そしてベルリオーズの幻想交響曲、気迫の篭った演奏に感動しました。 この演奏の大きな特徴は弦楽アンサンブルが安定していたことでしょうか。 全体をしっかりと支えていましたね。 辻さんも、これまでと同じように慌てず騒がず、オケ本来の力が存分に出せるところを狙ってゆっくりと盛り立ててゆく感じ。 木管楽器はしっとりと歌い、金管や打楽器も呼吸を大きくとって、うねるような堂々たる演奏でした。 全員一丸となった演奏は、第20回の記念演奏会にふさわしい感動的な演奏でした。
なお、お客さんには小さなお子さん連れも多く、演奏途中に出入りもあったし、楽章毎には必ず拍手もあったのですけどね。 演奏終了後には、凄かったね、よかったね、との声があちこちから聞こえてきて、みんなに愛されているオーケストラなんだな、ということがよく分かりました。 暖かい気持ちになって会場を後にできたとても気持ちのいい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050919.htm

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September 19, 2005

【感想】紫苑交響楽団 第7回定期演奏会

2005年9月18日(日) 14:00 長岡京記念文化会館

ボロディン: 交響詩「中央アジアの草原にて」
ブラームス: セレナーデ第2番イ長調op.16
シベリウス: 交響曲第5番変ホ長調

(アンコール)シベリウス: 悲しきワルツ

指揮: 井村誠貴

<感想>

緻密なアンサンブルが印象的な演奏会でした。
冒頭のボロディンの「中央アジアの草原にて」から、情感あふれる木管、抑制の効いた金管、そして透明感の高い弦楽器による見事なアンサンブルに心奪われました。 指揮者の井村さんも、いつもなら大きな動きでオケをリードするように思うのですけれど、オケに全幅の信頼を寄せているのでしょうね、出を指示する程度で淡々と曲を進めてゆきました。 それによって、かえって中央アジアの草原を渡る風を強く感じた演奏になっていたのではないでしょうか。 とても綺麗で素適な演奏でした。
ブラームスのセレナーデ第2番、こちらも柔らかな響きによる爽やかな演奏でした。 本当にアンサンブルが巧いですね。 でもここでは井村さん、動きを大きくして、押して引いて、とオケを動かして演出していたようです。 陰影の強い楽章、例えば第3楽章でも沈鬱で重苦しい感じではなく、明るさをも感じさせたのは井村さんの資質よるところでしょう。 若きブラームスの青春の曲、そんな印象を持ちました。
メインのシベリウスの交響曲第5番、緻密に構成された演奏でした。 井村さんの指揮は、より動きを増していましたが、ダイナミックに曲を動かすというよりも細かな指示を多く繰り出していたようです。 第1楽章で最初に盛り上げたあたり、斜めに構えた体を止めて右手だけを波打たせるような表情付け、オケもそれを見事に表現していました。  真摯なシベリウスとでも言えばいいかしら。 気迫も感じさせた演奏でもありました。 そして緻密なアンサンブルは最後まで崩れることなく、タイトで精密度の高いラストをバシっと決めて見事。 もうちょっと馬力が欲しい感じもしましたけど、緻密なアンサンブルが印象的でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050918.htm

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September 18, 2005

【LP】コレギウム・アウレウムのJ.S.バッハ管弦楽組曲

uls3122-3h

古楽器演奏ブームの火付け役になったコレギウム・アウレウム合奏団のよるバッハの管弦楽組曲全集。 古楽器演奏とはいえ、ピィとかキィとか鳴ったりせず、やや大時代的なロマンティシズムも感じさせて、優雅で爽やかな演奏です。 いつもながら、音楽が柔軟で活き活きとしていて楽しめます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/uls3122-3h.htm

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September 16, 2005

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第20回記念定期演奏会

2005年9月11日(日) 14:00 神戸文化ホール・大ホール

ブラームス: アルト・ラプソディ
マーラー: 交響曲第2番ハ短調「復活」

独唱:本多厚美(MS)、津幡泰子(S)

合唱:女声合唱団セシリア、男声合唱団コールシャンテ、グリーン・エコー

合唱指揮:森啓一

指揮:藏野雅彦

<感想>

じつに感動的なマーラーの「復活」でした。
指揮者の藏野さん、いつものエネルギッシュな指揮ぶりも垣間見せながら、実に丹念に曲を構築していたのが印象的でした。 そしてオケもそれによく応え、無料の演奏会とは思えない、技術的にもしかっりとした素晴らしい演奏でした。 確かに、気になった部分や、アレって思ったところはありましたけど、これまでにマーラーの復活をアマオケで4回聴いていますが、最も技術レベルの高い演奏の一つだと思います。 また技術だけではなく、気持ちもまたよく乗った演奏に心奪われました。
個人的にはコントラバスが10本、チェロ11本が対抗配置で並び、常に安定した演奏で曲をしっかりと支えていたことと、木管楽器のアンサンブルが充実していたことを特筆したいですね。 ともすると派手な金管ファンファーレや打楽器に目が移りがちなのですけれど、裏で吹いていても、ソロであっても、自己主張をよく感じた木管楽器でした。
また声楽では、深々として存在感のあった本多さん、柔らかな響きが特徴的な津幡さん、いずれもしっかりとした歌唱を聴かせてくださいましたし、合唱もまた見事でした。 本当にいい演奏を聴かせてもらいました。
なお、これに先立って演奏されたブラームスのアルト・ラプソディ。
演奏開始後も続々と2階席に人が入ってきたこともあり、あまり集中力なく聴いてしまいました。 おまけに素晴らしいマーラーの演奏の後では、余計に印象が消えてしまったようにも感じられます。 すみません。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050911.htm

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September 11, 2005

【LP】クルト・レーデル バッハの息子たち

re1006re

よく売れたのでしょうね。 中古レコード屋さんに行くと今でもよく見かけるのがこの「バッハの息子たち」のアルバム。 クラシック音楽を聴き始めたころ、僕もこのレコードが欲しい時期がありました。 けど、月の小遣いが 1,000円の時代でしたから、他の作曲家に投資していたらバッハの息子さんにまで手が届きません。 ようやく御茶ノ水ディスクユニオンで帯付きの美麗盤を捕獲しました。 さすが大ヒット・アルバム。 いずれの曲・演奏ともに魅力ありますね。 理屈抜きに楽しめますし、バッハ一族の広がりを感じさせてくれるアルバムです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/re1006re.htm

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September 10, 2005

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第17回定期演奏会

2005年9月4日(日) 13:30 奈良県文化会館国際ホール

ベートーヴェン: バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲op.43
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37

(アンコール):シューマン: 謝肉祭op.9より「ショパン」
(アンコール):ショパン: プレリュード第7番

ベートーヴェン: 交響曲第3番ホ長調op.55「英雄」

(アンコール): 岡野貞一作曲、北川文雄編曲: 故郷

独奏: パトリシア・パニー(p)

指揮: 清水宏之

<感想>

清水宏之さんの指揮のもと、じつに流れの良い音楽を堪能しました。
ソリストのパトリシア・パニーさんも素敵な演奏でしたし、オケもそれらに見事に応えて素晴らしい演奏を展開。 このところアマオケばかり聴いていますけど、さすがプロオケ、と当たり前ながら納得度の高い演奏会でした。
プロメテウスの創造物序曲。 引き締まった演奏ながら、柔らかな響きが特徴的な素晴らしい演奏でした。 強奏してもまろやかな響き。 ベートーヴェンというよりもモーツァルトに近い感じのする演奏に魅了されました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。 ソリストのパトリシア・パニーさん、2003年9月15日の第13回定期演奏会以来の再登場ですが、 今回も明快なタッチで時に煌きを感じさせる綺麗な響きが特徴的。 力強いタッチになっても荒く感じさせないのが素敵です。 オケもまた清水さんの指揮のもと、流麗な音楽で一体感を醸し出して見事でした。 両者が見事に会話し、構成感をしっかり保ちつつも爽やかなベートーヴェンを楽しみました。
そしてメインのベートーヴェンの英雄交響曲。 力みのない自然な流れがこれまた見事な演奏でした。 この演奏では何より弦楽アンサンブルの巧さを特筆したいですね。 ここ数年、このオケを聴かせてもらっていますけれど、それぞれの弦楽パートがよく纏まっていて、また主張もしていた演奏はちょっと無かったように思います。 最後の最後まで透明感を失わない見事なアンサンブルでしっかりと曲を構成していました。 ここに定評ある木管楽器群が重なり、覇気のある金管やティムパニが曲を彩った演奏。 ホルンも実に素晴らしい演奏を聴かせてくれました。 充実した演奏を堪能しました。

<詳細>

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September 04, 2005

【感想】学園前アンサンブル 初秋コンサート

2005年9月3日(土) 14:00 学園前ホール

グルック: 歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲(モーツァルト版)
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466

(アンコール)J.S.バッハ: パルティータ第1番・プレリュード

ヴィヴァルディ: 協奏曲集「調和の霊感」より合奏協奏曲ニ短調 op3-11 [*]
レスピーギ: リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲

(アンコール)J.S.バッハ: アリア

独奏: 辻 琢音(p)
    [*] 新村友美子(1st.vn)、堀江彩子(2nd.vn)、竹内嘉浩(vc)

指揮: 辻 俊彦

<感想>

初秋らしく清々しく、でも残暑のような熱い思いも感じた演奏会でした。
パンフレットによると、お酒の席の勢いで始まった弦楽合奏団の構想により、昨年11月に発足した合奏団だそうです。 主宰者としてお名前の出ている菅納さんは奈良交響楽団のヴィオラ奏者ですね。 この方以外にも名前を知っている方が数名出ておられました。 また指揮者の辻さん、以前は奈良交響楽団の団内指揮者をされていて、聴かせていただいたこともあります。 第1回の演奏会とはいえ親近感を抱いた演奏会でもありました。
さて演奏ですが、冒頭にも書いたとおりです。 辻さんの気合の入った指揮ということもありますけれど、前半はかなり熱い演奏。 後半は清々しい弦楽合奏といった感じでした。
なお、パンフレットには今回の演奏会には2つのコンセプトがあるそうです。 実際の演奏とは前後しますが、そのひとつが、前半の若く才能あふれる指揮者辻さんの中学2年生のご子息のコンチェルト・デビュー。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番の熱い演奏。 いやぁ〜お世辞抜きで巧いですねぇ。 同い年の長女もピアノを習っていますけど、比較にもなりません。 ミスらしいミスもなく、なんていうのは当たり前。 明晰な打鍵から、端正でかつ熱く語りかけ、聞かせるピアノです。 これに加齢からくる深みを伴えばもっと感じ入ることの出来た素晴らしい演奏になったでしょう。 また父親の指揮によるバックの演奏も熱いサポートぶり。 親子でモーツァルトに真っ向勝負、そんな感じもしました。
そしてもうひとつのコンセプトが、団員の方がお世話になった故・木谷さんの追悼。
残念ながら木谷さんのことは存じ上げませんが、木谷さんがこよなく愛されたのがヴィヴァルディの合奏協奏曲とレスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲とのこと。 こちらは清々しいアンサンブルでした。 アンサンブルの精度も前半とは比べ物にならないほどしっかりとし、端正できちっと纏めながらも想いがよく伝わってきたヴィヴァルディ。 レスピーギは、さらに伸びやかさも加わり、響きの綾が織り成す熱い合奏で、時にしっとりとさせしながらも想いを乗せて歌うパートが交互に現れては有機的に絡みました。 そしてその最後はやはり熱気の篭った演奏で幕とし、大きな拍手に包まれました。
菅納さんやそのお隣の堀江さんなど目をしばたかせていたのは、演奏会をやり終えた歓びだったのでしょうね。 清々しい演奏会でした。

<詳細>

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August 31, 2005

【感想】オーケストラ・ソノリテ 第9回定期演奏会

2005年8月28日(日) 14:00 いたみホール

ウェーバー: 「オベロン」序曲
シューベルト: 交響曲第8番「未完成」(ベーレンライター版)
ドヴォルザーク: 交響曲第7番

(アンコール)ドヴォルザーク: ユモレスク

指揮: 井村誠貴

<感想>

いつもながらの(いつも以上かも?)井村さんらしい聴き手に訴えかける演奏会でした。
冒頭のウェーバーのオベロン序曲から大きく抑揚をつけたダイナミックな演奏を楽しみました。 冒頭のホルンがいい響きで開始して丁寧に音を紡いだあと、井村さんの左足で踏み込む音の大きさが気合の強さを物語っていましたね。 轟音といってもいいくらいの足音に導かれ、あれよあれよって言う感じの速い音楽が迸り出てきました。 しかもそれを、すっ〜と引き込むように収めて、またダイナミックに盛り上げ、音楽を聴きながらワクワクしどおしでした。
続くシューベルトの「未完成」、後期ロマン派のような感じのする熱い演奏でした。 音楽がうねっていましたね。 この曲、名曲なので耳にすることも多いのですけど、これほどまでに曲の偉大さを伝えるような演奏に接したのは初めてじゃないかしら。 ベーレンライター版だとパンフレットに書いてありましたけど、スコアの違いよりも、指揮者とオケのやる気がバンバンと伝わってきた熱演でした。 十九世紀的とか、大時代的、そんな感じを持たれた方もいらっしゃるかもしれませんけれど、濃い演奏でも躍動感はいつもどおり。 今回の演奏会の中ではこの演奏が一番充実していたのではないでしょうか。 気に入りました。
そしてメインのドヴォルザークの交響曲第7番、こちらもまた未完成と同傾向の熱い演奏でした。 ただし、両端楽章、特に第1楽章にかなりチカラが入っていたようですけど、中間楽章はやや大人しく纏めていたように感じました。 終楽章、低弦も頑張っていましたけど、もう少し数がいたなら(4名でしたものね)粘りも出てきて、より感動的になったかもしれません。 でも拍をズラす部分、あっさりと何事もなかったのように通り過ぎる演奏も多いのですけれど、さすが井村さん、ここで身体を丸めて力を込めてました。 ダイナミックに曲を起伏させて、聴き手に訴えかける熱い演奏を楽しみました。
音楽をたっぷりと堪能したって感じの、いい演奏会でした。

<詳細>

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August 29, 2005

【LP】プレヴィンのRVW/南極交響曲

sra2902

プレヴィンがロンドン交響楽団の首席指揮者だったころに録音したRVWの交響曲全集。 その第1弾がこの南極交響曲でした。 ここでは既に取り上げているとおり、サー・ジョンのロンドン交響曲、交響曲第8番でヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の洗礼を受けていたこともあって、この第7番の交響曲にあたる南極交響曲のレコードも欲しかったんです。 ジャケットに漢字で「南極」の文字、見覚えある方も多いのではないでしょうか。 でも当時はレギュラー盤などそうそう買えませんでしたから、大学生になってからかな、中古レコード店で見つけ、喜んで持ち帰ったのがこのレコードです。

<詳細>

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August 26, 2005

【感想】吹田市交響楽団 サマーコンサート 2005

2005年8月21日(日) 14:00  吹田市文化会館「メイシアター」大ホール

■第1部
バーンスタイン: ミュージカル「キャンディード」序曲(+)
アンダーソン: ブルータンゴ(*)
ドヴォルザーク: スラブ舞曲第10番ホ短調(*)
マーラー:交響曲第5番第4楽章(*)
ビゼー:組曲「アルルの女」より「ファランドール」(*)(+)
■第2部
Let's Try - あなたも名指揮者!
■第3部
ラヴェル:ラ・ヴァルス(+)

(アンコール)アンダーソン:舞踏会の美女(+)

ダンス: STUDIO DANCE WITH RAY (+)

指揮: 新谷 武、米山 信(*)

<感想>

毎年夏の楽しみにしている吹響のサマコン、今年は1階席に8割近い人が入っていたのではないでしょうか。 僕は今回もまた2階席よりのんびりと楽しませていただきました。
吹響のサマコン、毎年テーマがあって、今年は「ダンス・ダンス・ダンス!」
事前に「今年はダンス・チームが踊るみたいです」と教えてもらってまして、団員の方が踊るのか・・・な〜んて思ってましたけど、ジャスダンス・スタジオ「STUDIO DANCE WITH RAY」の8名の方でした(あたりまえか)。
でも指揮者の米山さんが言われるように、アマオケがダンスと共演することは珍しいことでしょう。 そもそもサマーコンサートという形式、夏の暑い盛りにクーラーの効いたホールで気軽に音楽を楽しむ企画なんて、プロオケでもやっているところは少ないので貴重です。 しかも無料ですからね。 クラシック音楽の垣根をとことんまで下げてくれる有り難い演奏会です。
しかも毎年テーマがあって、クイズ形式だったり、落語家の桂しん吉さんが司会をされた時もありました。 今では有名になった若手ジャズピアニスト・松永貴志さんが現役高校生として出演された年もありましたね。 そして今回はダンスとの共演というわけです。 毎夏の楽しみとして、個人的にはすっかり定着しています。
そして恒例の指揮者コーナー、今年はマイ指揮棒持参で臨まれた方や、電動車椅子で参加された方もいて、お客さんにとっても毎夏のお楽しみという感じを強く持ちました。
ところで、肝心のダンスの付いた音楽ですけど、合っているのかな? なんてちょっと戸惑う場面もありましたけどね。 音楽にダンスがついて楽しみやすくなったと思えたバーンスタインの「キャンディード」序曲、ラ・ヴァルス。 あまり堅苦しいこと言わず、今年もまた楽しませていただきました。 楽しむことが一番です。 ありがとうございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050821.htm

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August 24, 2005

【LP】オーマンディのシューベルト「グレート」

13ac272

オーマンディによるシューベルトのグレート。 こんな演奏あったのか、と思わず買って帰って聴いてみたら、やっぱりオーマンディ/フィラデルフィアやなぁ、と妙に納得した演奏でした。 明るい音色が特徴的で、全ての楽器をよく鳴らした開放的な感じのする演奏。 小細工は一切なし。 噛んで含めるような感じもして、少々くどいと感じる人もいるかもしれませんが、実にあっけらかんとした恰幅の良いグレートですね。 小難しいこと考えずに、音楽を楽しみましょうよ、と語りかけられているみたい。 これはこれで面白い演奏でした。

<詳細>

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August 13, 2005

【LP】クルト・レーデル バッハ演奏会

re1051re

このところ暑いでしょ、それに身体も元気ないこともあって、「ゆるり」という言葉を気に入って使っています。 「ゆるり」とやりましょう・・・てな感じですね。 でも、ちょっと言い方を変えて「ゆるい」にすると・・・ニュアンスが違ってきます。 とくに音楽では「ゆるい」というと、惰性で流すような、良い意味ではなくなってしまいますね。 でも、このクルト・レーデルのバッハ演奏会のアルバム。 音楽は決して「ゆるい」ものではありませんけど、気持ちを「ゆるり」としてくれるアルバムです。

<詳細>

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【感想】天理シティーオーケストラ 第5回定期演奏会

2005年8月7日(日) 14:00  天理市民会館

ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」(ベーレンライター版)
ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版第2稿)

(アンコール):ヨハン・シュトラウス2世: ピチカート・ポルカ
(アンコール):ヨハン・シュトラウス: ラデツキー行進曲

ゲスト・コンサートマスター: 金関 環

指揮: 安野英之

<感想>

チラシに「ドイツ2大交響曲の饗宴」と題されたとおり、ちょっと(かなり)重いプログラムの演奏会でしたが、「運命」と「ロマンティック」とも、いずれも雰囲気に流れることが皆無で丹念に響かせ合い、かつメリハリをつけた躍動的な素晴らしい音楽でした。 演奏会を堪能しました。

まず、ベーレンライター版を使った「運命」。 やや軽快に曲を進めながらも、カチッと響きを絞り込んで端正に纏めていたのが特徴的でした。 何より音楽に推進力があるのが素晴らしいですね。 そしてそれが最後まで途切れることがありません。 ちょっと軽い感じはするものの聴き応えは十分、そんな感じで、最近のベートーヴェン演奏の範といった感じかもしれません。 また会場からの反応もよく、この演奏によって「運命」を最後まで聴かれた方も多かったのではないでしょうか。

続いて、版の違いなど分かっていないのですがノヴァーク版第2稿による「ロマンティック」。 響きを抑え込んだ弦のトレモロに、ホルンのソロが実に素晴らしかった冒頭から惹き込まれました。 よく言われる例えのように、霧のかかった森の中から響いてくるような感じ。 これに続く木管アンサンブルもまた綺麗で、各奏者の頭が同じように縦に揺れてきちんとリズムを合わせた音楽で引き継ぎます。 そして、厳かでかつ底力を感じさせる金管ファンファーレの迫力も見事。 コントロールが行き渡った演奏から耳を離すことが出来ませんでした。 そして最後の最後まで雰囲気で曲を流すことなどなく、金管を咆哮させるときでも、指揮者の安野さんはまるで祈りを捧げるかのようにゆったりと振っていたのも印象的。 壮大な曲なのですが、細心の配慮を持って響かせ、その緻密な響きを丹念に組み合わせ、構築された充実したアンサンブル。 美しいロマンティックの演奏を堪能しました。

ただ、演奏終了後の会場からの拍手の反応がちょっと鈍かったのは、初めて「ロマンティック」を聴かれた方が多かったからでしょうね。 繰り返しが多くあって長大な第1楽章で参ったうえに、第2楽章で沈没された方も多かったようです。 でもオケの集中力は全く途切れることのない見事な演奏でした。 最後の最後まで楽しませていただきました。

そして次回、今度はラヴェルなどオール・フランス・プログラムに挑戦される天理シティオケ。 ますます目(耳)が離せません。

<詳細>

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August 06, 2005

【LP】カラヤンのシベリウス交響曲第6、7番

mgx7046

こう暑いとなると涼しげな音楽が欲しくなり、出してきたのがこのシベリウスの交響曲第6、7番。 シベリウスの交響曲についても、まったくもって良い聞き手とは言えなくて、特に第4番以降は苦手といってもいいのですけれど、カラヤンの聴かせ上手な指揮にも支えられたこの盤は別格かな。 ベルリン・フィルの磨きぬかれたサウンドが時には煌くようにもなるし、機動力を持ってどっと押し寄せてもくる。 カラヤンとベルリン・フィルのコンビでしか成し得ないような緻密で豊穣な響きの演奏が冴え渡っています。 純音楽的に楽しめる1枚です。

<詳細>

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【Concerthall Society】「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を1点追加しました

SMS2462

sms2462

シューベルト: 交響曲第4番「悲劇的」

 サー・エードリアン・ボールト指揮ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

シューベルト: 交響曲第3番

 デヴィット・ジョセフォヴィッツ指揮ウィーン国立交響楽団

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July 30, 2005

【LP】サー・ジョンのRVW交響曲第8番ほか

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サー・ジョン・バルビローリの指揮によるラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の交響曲第8番、エルガー、バタワースの管弦楽曲を収めたテイチクの廉価盤。 このレコードで英国音楽の魅力に触れた同胞の方も多いのではないでしょうか。 作品への愛情を感じさせて、共感に満ち、熱くかつ暖かい演奏の数々ですね。 年齢を経るにつれてしみじみと味わえるレコードかもしれません。

<詳細>

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July 19, 2005

【感想】待兼交響楽団 第17回定期演奏会

2005年7月17日(日) 14:00  伊丹アイフォニックホール

ベートーヴェン: バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
エルガー: 変奏曲「エニグマ」
ブラームス: 交響曲第4番ホ短調

(アンコール):ブラームス: ハンガリー舞曲第1番

指揮: 守山俊吾

<感想>

流れの良い躍動する音楽を楽しみました。
溌剌とした演奏なのですけど、きちっとした枠からはみ出すことなく、主役はあくまでも音楽。 そんな感じに巧く纏められていて聴き応えありました。 バレエ指揮に長けていらっしゃる守山さんによるところ大でしょうね。 そんな魅力満載の演奏会でした。
もちろん、オケも奮闘していました。
コントラバスのトップの方、リズミカルに本当に楽しそうに弾いてらっしゃったのが印象的でした。 またティムパニの女性奏者の方、タイトにバシバシ決めて、とてもカッコよく、気持ち良かった。 そしてヴィオラの響きがよく聞こえてきたのに耳を奪われました。 こういったオケの土台がしっかりしているからでしょう。 音楽が躍動的になっても安定感のある演奏として、見事に曲を表現していました。
明るい響きを基調にした躍動的な「プロメテウスの創造物」、この曲がバレエ音楽の序曲だったことを改めて感じ入った演奏でした。
「エニグマ」変奏曲はドラマティック。 どの場面をとっても聴き応えがあり、各人物の性格や各人の周囲の情景までも浮かんできたのは、やはり守山さんのリードの賜物でしょうね。 オケもその守山さんの指揮に応え、迫力も感じさせ、とても見事な演奏でした。
そしてメインのブラームスの第4番の交響曲。 一言で言うなら、大きく熱く歌った演奏でした。 枯れたブラームスの世界とは違います。 しかしこの演奏も、中低弦が充実して覇気に富んだ演奏ですが、要所がきちっと抑制されて、安定感をもって聴き応えある演奏にしていました。 特にフィナーレなど、力が入って大きく熱く歌いあげたので、最後はパァーンと開放的に終わるのかと思いきや、ふわっと収束するように纏めたあたり、気品の高さも感じました。 じつに精力的なブラームスではあったのですけど、押し付けがましさを感じない熱い演奏に感動しました。
いずれも素晴らしい演奏の数々。 元気を頂いて帰ってきました。

<詳細>

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July 18, 2005

【LP】オーマンディのブルックナー「ロマンティック」

soct20

<感想>

オーマンディによるブルックナー、ごく一部では高い評価を得ている演奏ですね。
全ての楽器がよく鳴り、見晴らしが良く流麗で気持ちいいブルックナーです。 ブルックナーの良い聞き手ではないと自認していますけど、特に第2楽章などは歌心にも溢れ、素晴らしいと思います。 好きなロマンティックの演奏の一つです。

<詳細>

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July 17, 2005

【感想】大阪大学交響楽団 第85回定期演奏会

2005年7月16日(土) 13:30  尼崎アルカイックホール

ベートーヴェン: 劇音楽「エグモント」序曲
グリーグ: 組曲「ペール・ギュント」第1・2組曲
ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調「運命」

指揮: 金洪才

<感想>

アンサンブルの響きの角が綺麗に取れて、薄いヴェールを1枚かけたみたいにも思えた上質な響きを堪能した演奏会でした。 そして今回、金洪才さんの指揮ということもあったからでしょうか、前回の演奏会よりも丹念に磨きあげられた演奏、そんな印象を持ちました。
最初の「エグモント」序曲より、肌触りの良い響きを丹念に重ねたような演奏でした。 オケも見事にそれに応えて、堂々というよりも、スタイリッシュな音楽として纏めていました。
続く「ペール・ギュント」組曲は端正に纏めた演奏でした。 煽るようなことなど皆無。 緻密に曲を演じ分けていました。 いずれも見事な演奏だったのですが、最後の「ソルヴェイグの歌」のラスト、静かに眠りにつくさまを音楽で表現した金さんの手腕の確かさが光っていました。 すぅ〜と曲に惹きこまれてゆくような錯覚さえ覚えました。 ただ全体として考えると、やや形式的に綺麗にまとまりすぎていたようにも思いましたけど(偉そうにすみません)、このラストにはハッとしました。
そしてメインの「運命」、正々堂々と正面から立ち向かった演奏でした。 しかし、ここでも刺激的な響きを極力廃し、上質な響きで演奏しつつ要所をバシッと決め、的確に曲を進めてゆくような感じ。 カルロス・クライバーのように、流れを重視して推進力を持って進めてゆくのではなく、かといって重量級の響きで聳え立つような感じでもありません。 あえて言うならば、ヨーゼフ・クリップスのような正攻法。 きちんと作品に立ち向い、音楽を咀嚼して、流れる旋律を柔らかな響きで覆う、一種エレガントながら芯のはっきりした演奏でした。 
いずれも金洪才さんらしい誠実な演奏だったように思います。 
なお上質で素晴らしい運命を味あわせていただいたあと、アンコールが無かったもの良かったのではないでしょうか。 静かな感動を胸に会場をあとにすることができました。

<詳細>

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July 16, 2005

【感想】やまなみグリーネ管弦楽団 第20回定期演奏会

2005年7月10日(日) 14:00  やまなみホール

ベートーヴェン: 序曲「コリオラン」
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン: 交響曲第7番

独奏: 赤松由夏(vn)

指揮: 河野正孝

<感想>

気合の入った気持ちのよい演奏会でした。 熱い演奏を堪能しました。 
1年ぶりのやまなみホール。 今回も関西本線で大河原駅へ。 非電化区間なので加茂からディデールカーに乗り換え、ちょっとした旅行気分も満喫しました。 それはともかく、演奏も素晴らしいものでした。
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団のコンサートミストレスの赤松有夏さんをソリストに迎えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。 第2楽章が絶品でした。 この曲、実は苦手な曲の一つなのですけれど、この第2楽章のあまりの心地良さに感動しました。  赤松さんの可憐でまろやかなヴァイオリンの響きも最高でしたし、また河野さん率いるオケも、間合いをうまくとってしっとりとしたサポート。 とても素適な時間がやまなみホールの中に流れ、この時間が永遠に続いて欲しい、そんな願いを持ちながら音楽に身を任せていました。 
メインの交響曲第7番は推進力があり、また緻密に練り上げた素晴らしい演奏に感激。 対抗配置になったオケから音楽が迸り出てくるのですが、単に勢いやパワーだけに頼らないしっかりとした構成感の見事さが光っていました。 その点では第2楽章が実に素晴らしかったですね。 弦楽器の各パートに管楽器も絡み、それらが呼応しあって織り成す響きの綾。 まるでポリフォニーを聴いているような感じさえ覚え、聞き惚れました。 そして終楽章ではバランス、力加減にも配慮が行き届いた推進力ある演奏を満喫。 息づいた音楽として全曲を締めあげました。 全員が一つに纏まった素晴らしい音楽でした。
昨年のマーラーの交響曲第4番の演奏会に続いて今回が2回目ですが、1年に1回、このホールでやまなみグリーネの演奏会に伺うのが本当に楽しみになりました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050710.htm

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July 12, 2005

【感想】かぶとやま交響楽団 第32回定期演奏会

2005年7月9日(土) 18:30  伊丹アイフォニックホール

メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」
シューベルト: 交響曲第3番ニ長調 D.200
イベール: モーツァルトへのオマージュ
ワーグナー: ジークフリート牧歌
ヘンデル: 組曲「水上の音楽」(ハーティ編)

指揮: 中村晃之

<感想>

いつもながらの尖がった演奏で、いずれの曲についてもその曲に対するコダワリを感じさせる演奏を堪能しました。
今回は夏のコンサートを意識されたとのこと。 小振りながらも変化に富んだ作品を多く演奏したい、とパンフレットに指揮者の中村さんが書かれていましたように、実に多彩な曲がズラっと並んでいます。 そしてこれらの曲を、中村さんとオケがバッサバッサと切り込んで解体していくような感じもさせた前半。 後半は充実したアンサンブルでたっぷりと感情を込めていたようです。
いずれも弦楽器が、8-5-4-4-2 と小さな編成なのに、迫力のある演奏でしたけど、もちろん弦楽器は洗練されて透明感が高く、木管楽器もチャーミングです。 だからでしょうね、爽やかな瑞々しい響きが満ちていました。 そして最後に演奏されたハーティ版による「水上の音楽」では持ち前のウィンナホルンの魅力が全開となりました。
なお個人的にはシューベルトの交響曲第3番を期待していて、実に溌剌とした演奏として駆け抜けました。 ちょっと元気よすぎたきらいはありましたけれど、シューベルト中期の充実を感じさせて見事でした。
とにかく、いずれも演奏のキレの良さが身上、そんな感じですね。 体調不良だし雨模様でぐったりとしていましたけど、眠気など吹っ飛び、帰りには梅雨の雨雲さえもどこかに追いやったのでは、と思えたほどのかぶ響の気概を感じさせた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050709.htm

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July 03, 2005

【LP】追悼・ジュリーニのマーラー交響曲第9番

mg8241-2

<感想>

このところのドタバタにかまけていましたけど、遅ればせながらジュリーニへの哀悼を気持ちをこめ、マーラーの交響曲第9番をターンテーブルに乗せました。 名演奏として語られることの多い演奏なので、特に追加することはありません。 あえて言わせてもらうならば、ショルティに鍛えられたシカゴ交響楽団という器を使い、強靭さと透明感を併せ持ち、フレーズの息を長めにとって少しも神経質にならない自然に歌いあげた素晴らしいマーラーですね。 機動力を持ってぐぃぐぃと登り詰めるクライマックスの緊張感。 でもピークに達する手前では絶叫させない気品の高さ。 鷹揚に構えて堂々と進めるレントラーやブルレスケ。 弱音部での琢磨された美しさ、いずれもジュリーニの真骨頂とも言うべきものでしょう。 謹んでご冥福をお祈りいたします。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mg8241-2.htm

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July 02, 2005

【Diamond 1000】ジャケット写真を2点追加

BQクラシックスの「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」にジャケット写真を2点追加しました

ms1049tv

MS-1049-TV

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
 ベートーヴェン:ピアノ・合唱と管弦楽のための幻想曲

 アルフレート・ブレンデル(p)
 ハインツ・ワルベルク指揮ウィーン・プロムジカ管弦楽団
 ヴィルフリート・ヴェッチャー指揮シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団


ms1054vx

MS-1054-VX

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30・31・32番

 アルフレート・ブレンデル(p)

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July 01, 2005

【感想】豊中市民管弦楽団 第32回定期演奏会

2005年6月26日(日) 14:00  吹田市文化会館メイシアター・大ホール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調

指揮: 谷野里香

<感想>

いずれの曲も響きの角をとった上質で、決して勢いにまかせることのない丹念に仕上げられた演奏に感じ入りました。 もちろん迫力もあります。 しかもそれが音の強さではなく、響きの密度の濃さで聴かせるような演奏が見事でした。
ところで、曲目がサン=サーンスの「サムソンとデリラ」から「バッカナール」、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」、そして遅れてきたロマン派・ラフマニノフの大作である交響曲第2番。 ロマンティックな情感を前面に出し、コテコテに演奏してもおかしくない曲が並べられています。 でも谷野さんと豊中市民管の演奏って、端正で誠実な演奏という印象が強くあります。 これらコテコテな曲をどのように料理するのだろうか・・・ 正直今回の演奏会の個人的な注目点はこれだったのですけど、やはりこれらの演奏、流行の言葉で言うなら想定の範囲内、色気というものをあまり感じることはありませんでした。 
しかし特にラフマニノフなど完全版。 たっぷりとした音楽をじっくりと進め、しかも気合を込めた見事な演奏でした。 そして、この演奏の特徴は、何と言ってもオケの響きが明るかったことではないでしょうか。 ロシアっぽい憂色の響きで綿々と歌うことなどなく、実に端正な表現で全体を纏めていました。 もちろん響きの角を取って刺激物を除去、そしてクライマックではオケの響きをぎゅっと纏めた密度の濃い演奏としていました。 泣かせるようなクサい演出は微塵もないのは分かっています。 とても上品な演奏として見事に纏めあげたのも予想どおりですが、いやそれ以上にとても気合の篭った演奏に感じ入りました。
演奏終了後、鳴り止まない拍手に引っ張り出された谷野さん、「もうダメよ」、そんな感じで軽く首を振りながら出てこられたあと深々と会釈。 アンコールなしでの散会となりましたが、それもよく理解できる充実した演奏内容でした。
とにかくこのオケもどんどん巧くなってゆくようですね。 これからがますます楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050626.htm

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June 30, 2005

【感想】関西大学交響楽団 第28回サマーコンサート

2005年6月25日(土) 19:00  吹田市文化会館メイシアター・大ホール

ウェーバー: 「オベロン」序曲 (*)
グリーグ: 組曲「ペール・ギュント」より (**)
   「朝」「オーセの死」「山の魔王の宮殿にて」「アラビアの踊り」
   「ペール・ギュントの帰郷」「ソルヴェイグの歌」
ドヴォルザーク: 交響曲第8番ト長調

(アンコール)ドヴォルザーク: スラブ舞曲第1番

指揮: 高谷光信、織田映子(学生:**)、大塚佑馬(学生:*)

<感想>

とても精力的な演奏会でした。 年寄り臭いけど、若いって素晴らしいなぁ〜なんてつい思ってしまうような演奏に圧倒されました。
若手イケメン指揮者の高谷さんによるドヴォルザークの交響曲第8番。 スタイリッシュな指揮で、要所をバシッバシッと決めて進めてゆきます。 もちろんイケイケドンではなく、抑えるべきところはしっかりと抑えを効かせて、じっくりと構えた恰幅の良い演奏とします。 全体的に漲るパワーを感じさせ、キレの良い爽快なドヴォルザークでした。 
ただし個人的にはガンガン演奏しているのが少々お腹いっぱいにも感じた面もありましたけれどね、とにかく若い指揮者と若いオーケストラががっぷりと組んだ活気に満ちたドヴォルザークを楽しみました。
でもこの日、もっとも精力的だったのは学生指揮者の織田さんではなかったでしょうか。
1曲目の「オベロン」序曲では 2ndヴァイオリンのトップサイドを弾いてから2曲目の「ペール・ギュント」では指揮台に立って6曲を見事に指揮。 このあとも1stヴァイオリンのトゥッティとしてドヴォルザークの交響曲第8番に参加されていました。 若いから疲れ知らずなのかしら、と思ってしまうほどでした。
しかも「ペール・ギュント」の演奏、お世辞抜きで6曲とも実に素晴らしい演奏に聞き惚れました。 前半は情感のこもった演奏で、弱音の表現力・集中力がとても素晴らしかったのを特筆したいですね。 そして後半、本来の持ち味であるキレの良い指揮をしてオケをぐぃぐぃと引張った統率力もまた素晴らしかった。 特にフレーズの間合いの取り方など、几帳面になぞるのではなく、聴き手に説得力を感じさせた演奏は見事の一言。 超有名曲なので、耳馴染みは良いけど、裏を返せばかえってアラも見えやすい難曲。 どのように料理するのかなと聴く前にはちょっと不安も感じていたことを白状しますけど、それは全くもって杞憂でした。 勿論、オケへ全幅の信頼を込めた指揮であったでしょうし、オケもまた仲間の指揮者を盛り立てるべく充実した演奏内容で応えていたのだと思いますが、とにかくこれが学生による演奏かと思うほど見事な演奏に参りました。 織田さんの指揮、これは只者ではないですね。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050625.htm

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June 26, 2005

7/17:待兼交響楽団 第17回定期演奏会

日時:2005年7月17日(日) 13:30開演(13:00開場)
会場:伊丹アイフォニックホール

曲目:ベートーヴェン/序曲「プロメテウスの創造物」
   エルガー/変奏曲「エニグマ」
   ブラームス/交響曲第4番

指揮:守山俊吾

入場料:不明

ホームページ:http://www.geocities.jp/machikane_orc/index.html

<補足>

団長の出身である大阪大学(豊中キャンパス)が所在する”待兼山”に由来する待兼交響楽団。
大阪大学交響楽団の定期演奏会と同じ日に演奏会をされるとは・・・どちらに行こうかと悩んでしまいますねぇ。

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June 24, 2005

7月のアマオケコンサート情報

7月に、京阪神などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板に投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

7/2:近畿大学文化会交響楽団 第35回プロムナードコンサート
7/2:大森早織さん 追悼礼拝・追悼演奏会
7/3:西尾市民吹奏楽団 グリーンコンサート2005
7/9:かぶとやま交響楽団 第32回定期演奏会
7/9:茨木アンサンブル 第17回コンサート
7/10:やまなみグリーネ管弦楽団 第20回定期演奏会
7/10:オーケストラアンサンブル高槻 第1回定期演奏会
7/16:大阪大学交響楽団 第85回定期演奏会
7/17:待兼交響楽団 第17回定期演奏会
7/23:大阪ハイドンアンサンブル 第11回定期演奏会

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7/2:近畿大学文化会交響楽団 第35回プロムナードコンサート

日時:2005年7月2日(土) 18:00開演(17:30開場)
会場:近畿大学学内11月ホール・大ホール

曲目:ヴェルディ/「ナブッコ」序曲
   グノー/オペラ「ファウスト」バレエ音楽より抜粋
   ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」

指揮:杉原翔太(学生指揮者)、松田卓也(学生指揮者)

入場料:無料(配布チケットあり・全席自由)

問合せ:ryuryu@md.nasic.com

ホームページ:http://sound.jp/kinkyo/

<補足>

阪神学生オーケストラ連盟に加盟している近大のオケによる演奏会です。
近畿大学のOBオケから発展した近畿フィルは何度か演奏会にうかがっているのですけど、近畿大学のオケは残念ながらまだ伺ったことがありません。
なお某大学オケの掲示板より情報を拾いましたけど、配布チケットあり、というのが気になって問合せ先のメールアドレスを記載しています。
でも、このブログで見た、と書いても「それ何?」ってことになると思いますので、注意してくださいね。

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7/9:かぶとやま交響楽団 第32回定期演奏会

日時:2005年7月9日(土) 18:30開演(18:00開場)
会場:伊丹アイフォニックホール

曲目:メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」
   シューベルト/交響曲第3番ニ長調D200
   イベール/モーツァルトへのオマージュ
   ワーグナー/ジークフリート牧歌
   ヘンデル/組曲「水上の音楽」(ハーティ編)

指揮:中村晃之

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.jttk.zaq.ne.jp/kabutoyama/

<補足>

こだわり集団のかぶ響の今度の定期演奏会、盛りだくさんの内容に驚きますね。
でもなんかそそられます。 今回は行かなくては・・・

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7/9:茨木アンサンブル 第17回コンサート

日時:2005年7月9日(土) 18:30開演(18:00開場)
会場:茨木市クリエイトセンターホール

曲目:メンデルスゾーン/序曲「美しいメルジーネ」 作品32
   メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
   エルガー/弦楽のためのセレナーデホ短調 作品20
   エルガー/イントロダクションとアレグロ 作品47

独奏:鍋嶋 芳(vn)

入場料:無料

ホームページ:http://www.c-clef.com/ibaraki/top.html
<補足>

大阪府茨木市で1987年より活動を続けられている弦楽アンサンブルです。
全曲指揮者なしでの演奏だそうですが、今回は管楽器の応援を得てメンデルスゾーンにも挑戦されています。

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7/10:やまなみグリーネ管弦楽団 第20回定期演奏会

日時:2005年7月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:やまなみホール

曲目:ベートーヴェン/序曲「コリオラン」
   ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
   ベートーヴェン/交響曲第7番

独奏:赤松由夏(vn)

指揮:河野正孝

入場料:1,000円 (小学生以下無料、全席自由)

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/yamanami-g/
<補足>

京都で唯一の村、南山城村のやまなみホールに拠点を置くやまなみグリーネ。 自主運営団体になっても頑張っていますね。 
前回のマーラーの交響曲第4番は素晴らしい演奏でしたが、今回はオール・ベートーヴェン・プロで注目です。

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7/10:オーケストラアンサンブル高槻 第1回定期演奏会

日時:2005年7月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:島本町住民ホール

曲目:ベートーヴェン/交響曲第1番
   ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番

独奏:井出由紀子(p)

指揮:金本幸年

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.jp/okean_2005/
<補足>

大阪府北摂を拠点に2004年5月から活動を始めたアマオケです。
高槻の平安女学院で毎年末に開催されている「クリスマスカンタータ」(キリストの生誕劇)のオーケストラ伴奏のメンバーを母体として発足たそうで、オーケストラ平アンとも呼ばれているようです。

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7/16:大阪大学交響楽団 第85回定期演奏会

日時:2005年7月16日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:尼崎アルカイックホール

曲目:ベートーヴェン/序曲「エグモント」
   グリーグ/「ペール・ギュント」第1・2組曲
   ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」

指揮:金洪才

入場料:1,000円

ホームページ:http://park10.wakwak.com/~handai-phil/

<補足>

久しく金洪才さんが指揮される演奏会を聴いていないような気がします。 そもそも関西でも指揮が少なくなっているのかな・・・ 金さんの運命、聴いてみたいですね。 ほんと聴きたいなぁ〜

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7/23:大阪ハイドンアンサンブル 第11回定期演奏会

日時:2005年7月23日(土) 18:30開演(18:00開場)
会場:ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)

曲目:ハイドン/交響曲第103番「太鼓連打」
   ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番
   モーツァルト/交響曲第41番「ジュピター」

独奏:池浦千晶(p)

指揮:杉田圭一

入場料:1,000円 (全席自由)

ホームページ:http://www008.upp.so-net.ne.jp/haydn/haydn/main.html

<補足>

1993年、同志社交響楽団OBで結成されたハイドンアンサンブルの年に1回の定期演奏会。
18世紀の名曲を主体にした演奏会に好感が持てますね。 
招待状が手元きましたけど、でもこの日、旅行中です・・・残念・・・

★招待状が欲しい方はメールください、先着で差し上げます。

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7/3:西尾市民吹奏楽団 グリーンコンサート2005

日時:2005年7月3日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:西尾市文化会館 大ホール

曲目:<第1部>
    鈴木英史/イントラーダ「S−S−S」(スリーエス)
    全日本吹奏楽コンクール2005年度課題曲より
    天野正道/レジェンダ・イ・レジェネラチェァ
    David R. Gillingham/With Heart and Voice
   <第2部>
    オーメンズ・オブ・ラブ
    アニトラの踊り
    マジック・スライド
    瞳をとじて
    あの日聞いた歌
    バードランド

指揮:岩崎義高、矢崎 佑

司会:占部沙矢香 <中部日本放送(CBC)アナウンサー>

入場料:500円(小学生未満無料、親子観覧席も有り)

ホームページ:http://www.katch.ne.jp/~kon1/

<補足>

愛知県西尾市に本拠を置く吹奏楽団のグリーンコンサートのご案内です。
収益金は善意銀行に寄付され、平成7年には全国善意銀行連絡協議会より表彰も受けておられるとのこと。 お近くの皆さん、いかがですか。
なおこの楽団、昭和47年に設立されたので創立30年を超える楽団です。
年1回の定期演奏会の他に、社会福祉貢献のためチャリティコンサートも昭和53年より開催され(2003年より現在のグリーンコンサートの名称を使われています)地域社会に根ざした活動されいる団体です。
この情報は、指揮者井村誠貴さんを勝手に応援するサイトの掲示板より、ゆみこさんからのご紹介により掲示いたします。

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June 23, 2005

7/2:大森早織さん 追悼礼拝・追悼演奏会

日時:2005年7月2日(土) 14:00開演
会場:同志社女子大学 新島記念講堂(京田辺キャンパス)

曲目:第1部 : 追悼音楽礼拝
   第2部 : 追悼演奏会
    〜さおりんと思い出のステージ〜
  ・「フィガロの結婚」よりハイライト 大森さんも交えて
  ・大森さん作曲による テニスサークル「プリンス」の歌
  ・合唱 「送別の歌」

指揮:井村誠貴

入場料:無料

ホームページ:http://www.dwc.doshisha.ac.jp/topics/reihai.html

<補足>

JR福知山線脱線事故において、将来を嘱望されてつつも犠牲になられた大森早織さんの追悼礼拝・追悼演奏会です。
第1部の追悼礼拝では、同級生約10名がフォーレ作曲のレクイエムより「インパラディズム」と「ラシーヌ賛歌」を合唱されます。
また第2部の追悼演奏会では、大森さんがヒロインを熱演された今年2月の卒業公演「フィガロの結婚」の出演シーンの映像を交えながらオーケストラを入れてハイライトを再演。
また大森さんが所属されていた同志社大学テニスサークル「プリンス」の歌(ご本人作曲)を同サークルメンバーが合唱されます。
改めて慎んでご冥福をお祈りいたします。

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June 22, 2005

【感想】ならチェンバーアンサンブル 第69回定期演奏会

2005年6月18日(土) 14:00  学園前ホール

モーツァルト: セレナーデ第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
ボロディン: 弦楽四重奏曲第2番 第3楽章「ノクターン」
ドビュッシー: 月の光、花火 [p]
バルトーク:蚊の踊り(「2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲」より)[vn-1,2]
ポッパー:セレナード 作品54-2 [Vc,p]
サン=サーンス: ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調 作品18 [Vn-1,Vc,p]

(アンコール)シューベルト: セレナーデ [Vn-1,Vc,p]

演奏:五十嵐由紀子(Vn-1)
   海田仁美(Vn-2)
   植田延江(Va)
   斎藤建寛(Vc)
   山田剛史(p)

<感想>

「夏のセレナーデ」と題された演奏会、アンコールもシューベルトのセレナーデ、爽やかなセレナーデづくしの演奏会を楽しみました。 
クラシック音楽をよく聴いていても、実際に室内楽を楽しむ機会がほとんどありませんので、ならチェンバーアンサンブルの演奏会は本当に楽しみにしています。 今回もそんな期待を裏切らない、凛として清潔感のあるアンサンブルを堪能しました。
とくにノクターンと名付けられたボロディンの弦楽四重奏曲第2番第3楽章。 初めて聴く曲でしたけれど、とても素適な曲で好きになりました。 またドビュッシーの「月の光」と「花火」、東京芸大大学院に今年入学された山田さんのピアノがキラメキ感とともに踏み込みも充分、冴え渡っていましたね。 また休憩後にはバルトークの「蚊の踊り」という48秒のご愛嬌ともいえる曲も含め、いずれの曲、いずれの演奏ともに充実した演奏内容に満足しました。
そしてアンコール、五十嵐さんの「感謝の気持ちで、心をこめて演奏します」とのスピーチで演奏されたシューベルトのノクターンのまた素晴らしかったこと。 艶のあるヴァイオリンの響き、そして各自が充分に歌いあった素適な演奏に心洗われました。 とても清々しい気持ちで会場をあとにすることができました。 今回もまたとても素適な演奏会、存分に堪能しました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050618.htm

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June 11, 2005

【LP】スピヴァコフスキーのシベリウス/ヴァイオリン協奏曲

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コロムビア・ダイヤモンド1000シリーズに収録された名盤の1枚。 叙情性が漂う味わい深いシベリウスのヴァイオリン協奏曲です。 このレコードが出ていた当時、まったく意識しなかったレコードですけど、ようやくこの歳になって入手でき、味わえるようにもなりました。 味わい深い演奏ですね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/ms1030ev.htm

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June 05, 2005

【Concerthall Society】「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を1点追加しました

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sms2570

 チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」(抜粋)

ロリン・マゼール指揮ベルリン放送交響楽団

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8/7:天理シティーオーケストラ 第5回定期演奏会

日時:2005年8月7日(日) 14:00開演(13:00開場)
会場:天理市民会館

曲目:ベートーベン/交響曲第5番「運命」
   ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」

ゲストコンサートマスター:金関 環

指揮:安野英之

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

掲示板でご紹介いただきましたので、8月の演奏会ですけれど、ここに掲示します。
奈良の新鋭アマオケである天理シティ・オケが、じつに精力的にロマンティックと運命という凄いプログラムで演奏会を行います。 今から楽しみです。 特にロマンティックが聴きたいな。
なおコンサートマスターはこれまでの栄島さんも所属しておられるラ・ストラーダ弦楽アンサンブルのコンサートマスター金関 環さんというのも見(聴き)逃せませんね。
皆さん、とても綺麗な天理の街を散策してから演奏会に行ってみませんか。

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June 04, 2005

【LP】ベールマン指揮のピエール・ドゥ・ラ・リュー「レクイエム」

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コロムビア・エオリアン100シリーズの1枚。 1976年2月に発売されたもののようで、ジャケットには「中世・ルネサンスの再発見−7」と書かれています。 いつ買ったのか記憶にありません。 多分、今は無き数寄屋橋ハンターで捕獲したものでしょうね。 それはともかく、時々、無性にこのような音楽に身を委ねたくなるときがあります。 そんな時、ぼけっ〜と聴いているのが好きです。 器楽を除いた合唱のみのアンサンブルが素晴らしく、叙情的で心休まる音楽です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/ow7624vx.htm

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【Concerthall Society】「その18」に2点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を2点追加しました

SMS2549

sms2594

 ベートーヴェン: 三重協奏曲ハ長調op56

クロード・エルファー(p)、イゴール・オジム(vn)、アウロラ・ナトーラ(vc)、
ハインツ・ワルベルク指揮ウィーン国立交響楽団


AM2149

am2149

 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20・23番

フィリップ・アントルモン(p)、
ジャン・アントルモン指揮フランクフルト交響楽団

 ※英国盤

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June 01, 2005

【感想】奈良交響楽団 第47回定期演奏会

2005年5月29日(日) 13:45 奈良県文化会館国際ホール

モーツァルト: 歌劇《魔笛》序曲K.620
ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲作品56a
ドヴォルザーク: 交響曲第6番ニ長調作品60

(アンコール)ドヴォルザーク: ユーモレスク

指揮:関谷弘志

<感想>

躍動感あるドヴォルザークの交響曲第6番を堪能しました。
さっと譜面を戻し、第1楽章の主題の呈示を反復、新緑あふれるこの季節にはピッタリのこの曲をあますところなく楽しませてもらいました。
今回もまた2階席から聴いていましたので、耳馴染みの良いメロディが各パート間で受け渡され、弦と管が呼応するところなど、実に興味深く拝見しました。 また第3楽章のフリアント、軽快に弾む音楽を楽しく聴いていたのですけれど、ステージを見ると、ホルン第4奏者の女性の方も実に楽しそうなご様子。 自分の出番ではないところでは首をちょっと振っておられ(単に数を数えていたのかもしれませんけれど、楽しそうなご様子で)、いざ自分の出番になるとさっとホルンを構え、颯爽と吹いてらっしゃったのもとても印象に残りました。 とにかく気持ちの良いホルンの斉奏でした。 演奏者の皆さんもこの曲をとても気に入って演奏されていたのかもしれませんね。 そんな気持ちがとてもよく伝わってきた演奏でした。 心ゆくまでドヴォルザークの音楽を味わうことが出来、とても良い経験になりました。
なお今回、親子招待という企画のため、お子さん連れのお客さんが多くいらっしゃいましたので、この曲に先立って演奏されたのは、モーツァルトの魔笛序曲とブラームスのハイドンの主題による変奏曲。 しかもアンコールにはドヴォルザークのユーモレスクという超有名曲が並んでいました。
魔笛序曲は関谷さんの指揮のもと丁寧に纏めた演奏、ブラームスもまた格調高く主題を練り上げた演奏だったと思います。 思います、というのは今回、慌ててホールに駆け込んだので、魔笛序曲など完全に息があがった状態でした。 落着いて曲を楽しむ余裕がありませんでした(すみません)。 とにかく、お子さんにはドヴォルザークはちょっと長すぎたようですけど(お母さん共々寝てらっしゃる方を多く見かけましたけど)、こちらは楽しまれているようでした。 新緑の頃にとてもよく合った演奏会に満足しました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050529.htm

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【感想】大阪市立大学交響楽団 ジューンコンサート2005

2005年5月28日(土) 19:00 八尾プリズムホール

フンパーディンク: 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より前奏曲 (*)
ベートーヴェン: 交響曲第8番
シベリウス: 交響曲第2番

(アンコール)シベリウス: 悲しきワルツ

指揮:藏野雅彦、大塚洋平(*,学生)

<感想>

エネルギッシュな藏野さんの指揮のもと、若々しいオケによる清新な力と熱気にあふれたシベリウスの交響曲第2番に満足しました。
シベリウスの交響曲第2番、藏野さんはきちっと縦の線を揃えながらも第1楽章から起伏の大きな熱い演奏、それが最後まで衰えることなく、第4楽章では底力のある金管が雄大に歌い上げて素晴らしい演奏でした。 もとからこの曲は叙情的に演奏するのではなく、ぐぃぐぃと力を込めて演奏するのが好きなので、とても聴き応えのある演奏には大いに満足しました。
ベートーヴェンの交響曲第8番も、若い学生オケらしく一本気な感じのするタイトでストレート、熱い演奏でした。 ただこちらはシベリウスと違って全体的に音量の幅が狭く、ガンガン演った、という感じもしました。 個人的な嗜好もあって、もうちょっと歌わせて欲しいところでしたけど、この律儀さを感じさせる若い学生オケでは、ルーズなオジさんの趣味とは相容れなかったのかもしれませんね。
というのも、途中の休憩時間のこと。 休憩時間が15分間とのアナウンスのあと「8時4分から演奏開始予定です」との言葉が続いたので、えっ、て思って時計を見たら、演奏終了は7時49分でした。 それに15分加えると8時4分ですね、確かに・・・(でも細かいな)。 しかも、本当に8時4分きっかりにオケメンバーが登場しました。 そして1分もかからずに全員が席につき、コンマスが8時5分の数秒前に出てきたのにはもう脱帽。 心底驚きました。 とにかく演奏に取り組む真摯な姿勢・気合が伝わってきた出来事でした。
冒頭の学生指揮による「ヘンゼルとグレーテル」の前奏曲、もちろん藏野さんのようなエネルギッシュさはありませんけれど、そんなオケ本来の真面目さ丁寧さのよく出た演奏でした。 ゆったりとした情感のこもった開始、きちっとした見せ場を作り、優しい時間をホールに流れさせて見事でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050528.htm

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May 29, 2005

6月のアマオケコンサート情報

6月に、京阪神奈滋で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板に投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

6/5:橿原交響楽団 Family Concert 2005
6/5:京都市民管弦楽団 第71回定期演奏会
6/5:大津管弦楽団 第107回定期演奏会
6/11:同志社交響楽団・立教大学交響楽団 第44回交歓演奏会
6/11:大阪府立大学交響楽団 第14回あじさいコンサート
6/18:【プロ】ならチェンバーアンサンブル 第69回定期演奏会
6/18:大阪外国語大学管弦楽団 サマーコンサート2005
6/18:神戸大学交響楽団 サマーコンサート2005
6/19:神戸学院大学管弦楽団 05年ダイヤモンドフェスティヴァル
6/19:関西学院交響楽団 第105回定期演奏会
6/19:けいはんなフィル 演奏会
6/19:京都シティフィルハーモニー交響楽団 第21回定期演奏会
6/25:関西大学交響楽団 第28回サマーコンサート
6/26:豊中市民管弦楽団 第32回定期演奏会
6/28,30:京都大学交響楽団 第177回定期演奏会

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May 28, 2005

【LP】カール・ゼーマンのモーツァルト「戴冠式」「ピアノソナタ K.331」

lgm1040

カール・ゼーマン、ハンス・シュナイダーハンの伴奏者として有名なピアニストですね。 彼がモーツァルトを弾くレコードを偶然見つけたのが2002年10月。 飾り気が無く、端正で味わい深いモーツァルトが気に入りました。 時々引っ張り出して聴いているお気に入りのレコードです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/lgm1040.htm

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May 23, 2005

【感想】吹田市交響楽団 第60回定期演奏会

2005年5月21日(土) 18:00  吹田市文化会館「メイシアター」大ホール

ブラームス: 大学祝典序曲 op.80(*)
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調op.16(*)
バルトーク: 管弦楽のための協奏曲 Sz.116

(アンコール)マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

独奏:宮本聖子(p)

指揮:新谷 武、米山 信(*)

<感想>

充実したバルトークの管弦楽のための協奏曲、文字どおりオケのプレーヤ全員がソリストになった充実した演奏を楽しみました。
当日朝まで行けるかどうかヤキモキしていましたが、行けることになりました(というか半ば無理やり行ったに近いかも)。 しかし、そうやって期待して行った演奏会だけど・・・なんてこともよくあるのですが、今回は正直行けて良かった演奏会でした。
オケコン、ソロ部分を危なげなく見事にこなしたこともとても素晴らしいのですが、トゥティもまた素晴らしかった。 金管楽器全体にはパワーが感じられ、聴かせどころをしっかりと演出していましたし、木管楽器や弦楽器、打楽器など各パートを緻密に絡みあわせての熱演の数々。 耳を奪われました。 そしてそのなかでも弦楽器、各パートがよく纏まっており、この難しい曲の土台をしっかりと築いていたことが聴き応えのある素晴らしい演奏に結び付いたのではないかと思います。 メンバー全員で曲を作り上げた感じのした素晴らしい演奏でした。
またグリーグのピアノ協奏曲、こちらは非常に興味深い演奏に感心しました。
ソリストは宮本聖子さん、柔らかいタッチながら煌くように放射する高音がとても魅力的。 柔らかく詩情たっぷりに歌い上げるソロなのですが、オケはザッハリッヒにぐいぐいと気合の入った伴奏で曲を進めていました。 普通に考えるならば、ソリストとオケのミスマッチ的な要素となるのでしょうが、しかし補完しあうような感じ。 このようなアプローチも面白いなぁと感じ入ったしだいです。 聴き応えある演奏になっていました。
なおこれに先立って演奏されたブラームスの大学祝典序曲、ブラームスらしい纏まりの良さも身上ですが、そこに若々しさや艶やかさ、雄大さをも感じさせた好演でした。
いずれも第60回の定期演奏会を飾るのに相応しい演奏の数々を堪能しました。 繰返しになりますが本当に行けてよかった、そんな演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050521.htm

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May 21, 2005

【感想】枚方フィルハーモニー管弦楽団 第61回定期演奏会

2005年5月15日(日) 14:00  枚方市民会館大ホール

J.シュトラウス?U: 歌劇「こうもり」序曲
モーツアルト: クラリネット協奏曲
ブラームス: 交響曲第4番

(アンコール)J.シュトラウス?U: トリッチ・トラッチ・ポルカ

独奏:越野倫巨(cl)

指揮:寺坂隆夫

<感想>

モーツァルトのクラリネット協奏曲が白眉でした。
ソリストは、団員の越野倫巨(ともみ)さん。 高校で吹奏楽部に入部したのがクラリネットとの出会いだそうで、音楽大学とも無縁な方とのことですけど、語りかけ歌いかける演奏は素晴らしいの一言。 パンフレットによると、プロ奏者の方についてレッスンされていて、しかもこの日のために1年間レッスンを続けて仕上げてこられたそうです。 安定したテクニックは勿論ですが、歌いかけ語りかけた演奏、そして何よりも音楽を楽しもうという姿勢がモーツァルトの音楽を息づいたものにさせていたと思います。 オケもこれまでとは違った充実した演奏でバックアップし、とても素敵な演奏を聴かせていただきました。
これに先立って演奏された「こうもり」序曲は、ちょっとアンサンブルの緩いところがありましたけど、それがかえってほのぼのとした感じでした。 またメインのブラームスの交響曲第4番は、オケの特質をもって誠実に語りかけたような演奏でした。 煽ることなど皆無。 トツトツと晩年のブラームスの世界を描いていました。
いずれも枚方フィルらしい雰囲気の良い心暖まる演奏の数々でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050515.htm

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May 14, 2005

【LP】カラヤンのフランク/交響曲ニ短調

aa8655

林さんのサイトの掲示板にてフランクの交響曲ニ短調の話題があったので、以前買ったまま暫く放置していたカラヤン/パリ管によるレコードが気になって再聴。 カラヤン一流の聴かせ上手な演奏に思わず参りました。 さすがに帝王カラヤンですね。 これならフランクが苦手な人にも気に入ってもらえるかもしれません。 当時は大嫌いなカラヤンでしたが、クラシック音楽の裾野を広げた功績は無視できないものがありますね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/aa8655.htm

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5/21:ドラマチック・オペラ・ガラ

アマオケではありませんが、当重茜さんよりご紹介いただいておりますので、ここにも掲載いたします。
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ドラマチック・オペラ・ガラ
〜妙味なる歌の晩餐〜
極上のイタリアオペラを存分に召し上がれ

日時:2005年5月21日(土) 18:00開場、18:30開演
場所:クレオ大阪西 ホール
入場料:全席自由 3,500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/tojuakane/ (当重 茜・感謝の贈物)

演奏:中島恵美(S)、当重 茜(MS)、松本 晃(T)、金丸七郎(Br)
   伊藤敏行(p)

進行・案内役:内藤由紀

曲目
<第一部>
ロッシーニ「セヴィッリャの理髪師」より
     序曲
     今の歌声は (当重ロジーナ)
     私を? からかっているの? (当重ロジーナ&金丸フィガロ)
ヴェルディ「椿姫」より
     前奏曲
     乾杯の歌 (中島ヴィオレッタ&松本アルフレード)
     プロヴァンスの海と大地 (金丸ジョルジョ・ジェルモン)
プッチーニ「トスカ」より
     歌に生き、恋に生き (中島トスカ)
     星はきらめき (松本マリオ)
<第二部>
チレア「アルルの女」より
     フェデリーコの嘆き (松本フェデリーコ)
マスカーニ「カヴァッレリーア・ルスティカーナ」より
     ママも知るとおり (当重サントゥッツァ)
     ここか、サントゥッツァ(当重サントゥッツァ&松本トゥリッドゥ))
     間奏曲
ヴェルディ「運命の力」より
     神よ、平和を与えたまえ (中島レオノーラ)
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」より 
     君が微笑み (金丸伯爵)
     この涙をご覧あそばせ (中島レオノーラ&金丸伯爵)

<補足>

1999年4月より大阪で活動しておられる当重茜さんが、大阪での出会われた素晴らしい方々とのコンサートです。
当日はあいにく先約があり伺えませんが、声楽ファンの方々には素適な時間になるのではないでしょうか。
チケットは上記ホームページより当重さんにメールすると良いようです。
なお、蛇足ですが、ホームページを開くと、いきなり歌いはじめますので、ご注意ください(笑)

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May 09, 2005

【感想】芦屋交響楽団 第63回定期演奏会

2005年5月7日(土) 18:00  ザ・シンフォニーホール

ショスタコーヴィチ: 交響曲第15番イ短調op.141
芥川也寸志: オルガンとオーケストラのための「響」
芥川也寸志: 交響曲第1番

(アンコール)芥川也寸志: 「赤穂浪士」テーマ曲
(アンコール)芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽より第2楽章

独奏:片桐聖子(org)

指揮:本名徹次

<感想>

じつに芦響らしい演奏に圧倒されて帰ってきました。
このオーケストラ、アマオケだとバカにしてかかったらとんでも無い事は分かっていますけれど、毎回のようにビタっと合った音程、それに加えてパワフルでエネルギッシュな演奏には舌を巻くばかりです。 もちろん個人プレイも安定していて怪しげなところもありません。 巧いの一言で終わってしまいそうです。
そして今回のプログラミング、ショスタコーヴィッチの交響曲第15番、芥川也寸志のオルガンとオーケストラのための「響」と交響曲第1番。 20世紀、しかも戦後の曲を集めた意欲的なものです。 こちらは逆にアマオケでないとなかなか実現が難しいプログラミングもまた音楽ファンには嬉しいところです。
しょっぱなにショスタコーヴィチの交響曲第15番をぶつけてきたのには驚きましたが、もうそこからいきなり全開といった感じ。 細かなところをチマチマ聴くのが勿体無く思われ、ひたすら出てくる音に身を任せていました。 そして今回もまた、アンコール曲も含め、出てくる音楽すべてを堪能させていただきました。
とにかくあまりに巧すぎですね。 しかも技術的な巧さだけじゃなく音楽を聴かせる巧さが満載された素晴らしい演奏でした。 今回の感想文も「巧かった」で終わってしまいそうです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050507.htm

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May 03, 2005

【LP】マゼールのペルゴレージ「スターバト・マーテル」

13pc97

ペルゴレージの「スターバト・マーテル」。 美しくも格調高い音楽に心洗われます。 このマゼールのLPをかけると、最初にこの曲を聴いたときの感動が今でもまだ蘇ってきます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/13pc97.htm

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May 01, 2005

5月のアマオケコンサート情報

5月に、京阪神奈で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板に投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

5/7:芦屋交響楽団 第63回定期演奏会
5/15:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第61回定期演奏会
5/21:吹田市交響楽団 第60回定期演奏会
5/21:京都府立大学交響楽団 第27回定期演奏会
5/21:宝塚市交響楽団 第39回定期演奏会
5/22:びわこフィルハーモニーオーケストラ 第2回定期演奏会
5/22:立命館大学交響楽団 第93回定期演奏会
5/28:甲南大学文化会交響楽団 2005年スプリングコンサート
5/28:大阪市立大学交響楽団 ジューンコンサート2005
5/29:奈良交響楽団 第47回定期演奏会
5/29:沼津交響楽団 第21回定期演奏会

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5/7:芦屋交響楽団 第63回定期演奏会

日時:2005年5月7日(土) 18:00開演(17:00開場)
会場:ザ・シンフォニーホール

曲目:ショスタコーヴィチ/交響曲第15番 イ長調 作品141
   芥川也寸志/オルガンとオーケストラのための「響」
   芥川也寸志/交響曲第1番

独奏:片桐聖子(org)

指揮:本名徹次

入場料:2,000円(当日座席指定)

ホームページ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/makino/aso/

<補足>

「故松島正之助団長をしのんで」と題された演奏会。
前回の定期演奏会の直前に亡くなられた松島団長さんを偲び、団長さんと親交もあり音楽監督でもあった芥川也寸志さんの曲で、追悼と今後の発展を誓う演奏会だそうです。
関西アマオケの雄ともいえる芦響と、大好きな指揮者本名徹次さんとの熱い演奏が期待できます。

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5/15:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第61回定期演奏会

日時:2005年5月15日(日) 14:00開演
会場:枚方市民会館大ホール

曲目:J・シュトラウス/こうもり序曲
   モーツアルト/クラリネット協奏曲
   ブラームス/交響曲第4番

独奏:越野倫巨(cl)

指揮:寺坂隆夫

入場料:無料

ホームページ:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hiraphil/

<補足>

アマチュア精神を貫いて頑張っている枚方フィルの定期演奏会。
運営は自主独立、他からの財政援助は全くなく、主として団員の会費で賄い、合奏を楽しみにしている団体です。 大ホール公演でも入場料を無料とし、多くの方々に気軽に生のオーケストラの音楽を味わえるよう提供してくださっています。 
聴いていて、気持ちのよくなるオケのひとつです。

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5/21:吹田市交響楽団 第60回定期演奏会

日時:2005年5月21日(土) 18:00開演(17:30開場)
会場:吹田市文化会館「メイシアター」大ホール

曲目:ブラームス/大学祝典序曲
   グリーグ/ピアノ協奏曲
   バルトーク/管弦楽のための協奏曲

独奏:宮本聖子(p)

指揮:新谷 武、米山 信

入場料:600円(自由席)、前売り500円

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/kmura/suita.htm

<補足>

第60回、記念かどうかは分かりませんけど、この定期演奏会のために半年かけてバルトークのオケコンを練習しているというお話しを伺っています。 そう前回の定期演奏会の前から、こちらの練習も並行して行っていたとか。
これは伺うしかないですね。
なおチケットご希望の方はお申し出ください。調達してみます。

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5/21:京都府立大学交響楽団 第27回定期演奏会

日時:2005年5月21日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:京都府長岡京記念文化会館

曲目:モーツァルト/歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲
   ニールセン/ヘリオス序曲
   ブラームス/交響曲第2番ニ長調

指揮:高谷光信

入場料:500円(自由席)

ホームページ:http://www15.ocn.ne.jp/~tomoko16/index.html

<補足>

京都三大学合同交響楽団の一つ(他は、京都府立大学、京都工芸繊維大学)として活動されている団体です。
今回、このところ関西で演奏会の多い若手イケメン指揮者の高谷さんの指揮による定期演奏会。 お得意のロシアものから、ブラームスの第2番の交響曲ですか。 興味あります。

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5/21:宝塚市交響楽団 第39回定期演奏会

日時:2005年5月21日(土) 18:30開演(18:00開場)
会場:いたみホール

曲目:リスト/交響詩「レ・プレリュード」
   レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲
   ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ短調作品55「英雄」

指揮:横島勝人

入場料:1,000円

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~zukakyo/

<補足>

熱血指揮者の横島さんを迎えての定期演奏会。
横島勝人さん、先日の奈良フィル(プロオケ)の演奏会で接しましたけど、その汗が飛び散る指揮姿に思わずのめり込むようにして聴き入りました。
あまり関西ではお名前を拝見することが無かったのですけど、一見いや一聴の価値はあると思いますね。 
なお横島さん情報として、沼津交響楽団高田馬場管弦楽団などで指揮される予定です。 注目の指揮者です。

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5/22:びわこフィルハーモニーオーケストラ 第2回定期演奏会

日時:2005年5月22日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:栗東芸術会館さきら・大ホール

曲目:ニコライ/ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
   モーツァルト/交響曲第31番「パリ」
   ベートーヴェン/交響曲第5番

指揮:有馬純昭

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/mccann1021/

<補足>

本家サイトの掲示板でご紹介いただいた、びわこフィルの定期演奏会です。
滋賀県草津市を中心に活動するアマチュアオーケストラで、2003年に有志3名で創設を決定、メンバーを集めて昨年5月に第1回演奏会、そして今回が第2回目の新進気鋭のオケ。
また指揮者の有馬さんは元京響のトランペット奏者で、京都芸大の講師もされているそうです。
なお栗東芸術会館さきらはJR栗東駅前にあります→地図

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5/22:立命館大学交響楽団 第93回定期演奏会

日時:2005年5月22日(日) 15:00開演(14:00開場)
会場:京都コンサートホール・大ホール

曲目:ドヴォルジャーク/スラブ舞曲より10番、8番
   ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番
   チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

独奏:中橋健太郎左衛門(p)

指揮:小塚嵩二(学生指揮)、中橋健太郎左衛門

入場料:一般 1,000円、学生 700円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/6350/

<補足>

チラシなどではいつも見ているのですけど、なかなか伺えない立命オケの定期演奏会。
指揮者の中橋健太郎左衛門さんも昨年あたりよりお名前は拝見するもの一度も聴かせてもらったことがありません。 しかも今回はピアノも弾かれるそうですね。 

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5/28:甲南大学文化会交響楽団 2005年スプリングコンサート

日時:2005年5月28日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:尼崎総合文化センター アルカイックホール

曲目:ベートーヴェン/《エグモント》序曲
   マスネ/組曲第4番《絵のような風景》
   チャイコフスキー/交響曲第1番 ト短調《冬の日の幻想》

学生指揮:中野 裕正、松寺 悠

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2120/

<補足>

昨年末の定期演奏会では田久保裕一さんの指揮のもと、熱いラフマニノフの交響曲第2番を聴かせてくれた甲南オケのスプリングコンサートです。
あの演奏会は素晴らしく、名演として今も記憶に残っていますけど、今回は卒業生が抜けた新生甲南オケの誕生の演奏会でしょうか。 学生指揮によるスプリングコンサート。 どう料理してくださのるかも楽しみです。

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5/28:大阪市立大学交響楽団 ジューンコンサート2005

日時:2005年5月28日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:八尾プリズムホール

曲目:フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より前奏曲
   ベートーヴェン/交響曲第8番
   シベリウス/交響曲第2番

指揮:藏野雅彦、大塚洋平(学生)

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.jp/ocu_orchestra/

<補足>

市大オケの年末の定期と並ぶジューンコンサート、今回は藏野雅彦さんの指揮によるベートーヴェンとシベリウスの交響曲ですね。 
春からちょっと重ためのプログラミングに気合も感じます。
市大オケってのもまだ伺ったことないような・・・OBオケのフォルツァは伺っていますけども。

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5/29:奈良交響楽団 第47回定期演奏会

日時:2005年5月29日(日) 13:45開演(13:00開場)
会場:奈良県文化会館 国際ホール

曲目:モーツァルト/歌劇《魔笛》序曲K.620
   ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲作品56a
   ドヴォルザーク/交響曲第6番ニ長調作品60

指揮:関谷弘志

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/

<補足>

ドヴォルザークの田園交響曲と呼ばれる交響曲第6番を採り上げる意欲的なプログラムです。
なかなか生演奏で聴く機会の少ない曲だけに注目度大ですね。
ところで、いつもより開演時間が15分遅くなってます。 開場時間はいつもと同じです。
今回は、親子コンサート招待の企画があり、150組300名が招待されるそうです(詳細は奈良響のサイト)ので、13:10からのロビーコンサートも親子招待企画にあわせた選曲だそうです。 こちらも楽しみですね。

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5/29:沼津交響楽団 第21回定期演奏会

日時:2005年5月29日(日) 14:00開演(13:15開場)
会場:沼津市民文化センター大ホール

曲目:チャイコフスキー/イタリア奇想曲
   チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」組曲
   ブラームス/交響曲第3番

指揮:横島勝人

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://nso.soc.or.jp/

<補足>

京阪神奈ではありませんが、本家サイトの掲示板でお世話になっている山本晴望さんが所属されているオケの演奏会をご紹介させていただきます。
指揮者は、塚響のところでも書いた横島勝人さん。 汗の飛び散る大熱演のブラームスが予想されます。 タオルのハンカチ程度では間に合わないでしょうね、スポーツタオルが必須アイテムかと思います。
また当日、13:30よりロビーコンサートもあるそうです。
なおオケのサイトにある「こらむ」では、山本晴望さんが執筆されている演奏評がとても勉強になります。 

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April 30, 2005

【感想】奈良女子大学管弦楽団 '05スプリングコンサート

2005年4月24日(日) 14:00  いかるがホール

シベリウス: 交響詩「フィンランディア」作品28
メンデルスゾーン: 「真夏の夜の夢」より「序曲」「夜想曲」「結婚行進曲」
メンデルスゾーン: 交響曲第4番「イタリア」 作品90

(アンコール)チャイコフスキー: 「くるみ割り人形」より「トレパーク」

指揮:牧村邦彦

<感想>

とても良い天気の日、法隆寺のいかるがホールにて元気のいい演奏を聴いてきました。
オケ全体としての纏まりの良さ、誠実さが強く感じられた演奏で、元気が良いといっても単に勢いだけで乗り切ったのとはまったく違う充実した演奏でした。 
冒頭のフィンランディアから粘りのある響きが見事な演奏でした。 底力のあるブラスと張りのある打楽器、弦楽器もまとわりつくようでちょっと遅めのテンポだったでしょうか、力をこめて進み、熱く盛り上げました。
メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」、前回の演奏会はフィンガルの洞窟とヴァイオリン協奏曲、このところメンデスゾーンが続いていますね。 それはさておき、気合を入れて端正にまとめられた演奏だったかしら。 個人的には「夜想曲」のホルンの響きの雰囲気の良さに聴き惚れました。 確かに若干惜しい場面もありましたけれど、そんなことが全く気にならない気持ちの良い響きと歌いまわし、素晴らしかったですね。 それと「結婚行進曲」、前半はちょっと抑え気味だったファンファーレも中盤から気持ちがよく乗ってきて、輝くトランペットをハイライトに各パートの音が響きあってとても見事でした。 ゆったりとした恰幅の良い音楽として全体を纏めあげていました。 一生懸命さ、誠実さがとても強く感じられた演奏でした。
そしてメインのイタリア交響曲、当日の陽射しのように明るく、でもまだ春の柔らかさを残した爽やかでイキの良さを感じた演奏でした。 冒頭の軽快な軽快な主題のあとの緻密な展開、終楽章サルタレロの集中力の高い真摯な演奏など、ここでもオケとしての纏まりの良さが演奏をぐっと引き締めていました。
2000年のスプコンで初めて聴かせてもらってからなので、もう6年ですか。 入れ替わりもありますけど、技術的にはかなり巧くなっています。 だから以前と違って安心して聴いていられますが、欲を言わせてもらうならば、ちょっとストレートすぎるきらいがあることでしょうか。 学生オケらしい誠実さ、お行儀のよさといえば、そうなんですけれどもね。 そんな贅沢も言ってみたくなるような演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050424.htm

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April 24, 2005

【LP】クリップスのベートーヴェン「運命」

fb17

掲示板においてベートーヴェンの交響曲のレコードを買った順に並べる話題を出したこともあり、クリップス/LSOの「運命」を聴きかえしました。 そして、その正統的で格調高い音楽に再び深く感動しました。 平凡社のファブリ世界名曲集17。 まさしくクラシック音楽との運命の出会いになったレコード付き雑誌です。 表紙は傷つき、ボロボロになっていますけれど、これで運命の扉を叩かれたのは本当に幸せでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fb17.htm

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April 18, 2005

【LP】ノーマン・デル・マーのディーリアス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」

uls3016y

青春の曲を挙げろと言われたら色々と出てくると思うけれど、このディーリアスの「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」は確実にその中の1枚です。 高校生のとき、本当によく聴き込みました。 当時、好きな曲ランキングを毎週のようにつけていましたけど常に第1位。 演奏については、当時はよく分からなかったけれど(今でも分かっていないのですけど)、メニューインとトルトゥリエを独奏者にした東芝EMI盤よりも格段に熱い音楽を聞かせてくれます。 思い入れも強いのですけど、デル・マー指揮のこの盤、なかなか感動的な演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/uls3016y.htm

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April 16, 2005

【感想】千里フィルハーモニア・大阪 第33回定期演奏会

千里フィルハーモニア・大阪 第33回定期演奏会
2005年4月10日(日) 14:00 いずみホール

松下 功:二重協奏曲「祈りの時へ」(2005) 【世界初演】(*)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47
シベリウス:交響曲第2番ニ長調op.43

独奏:長原幸太(vn)、澤 和樹(vn)

指揮:澤 和樹、松下 功(*)

<感想>

とにかく熱い、いずれも大熱演の演奏会でした。
ヴァイオリン協奏曲、ソリストの長原幸太さんが身体を左右に振りながらの熱演。 時には熱い想いが身体中を駆け抜けるのか、一本足奏法になる程に気合が入っていました。 見ているこちら側までその熱い想いがビンビンと伝わってきた熱い演奏でした。
また交響曲第2番もまた終始熱気のこもった演奏でした。 澤和樹さんの指揮による音楽はザッハリッヒカイト。 安定した低弦の上に乗せた音楽が十分に締まっていて曖昧なところなどなく、ぐぃぐぃと進めていたのが特徴的でした。 また金管楽器の響きには重量感があり、要所をタイトに決めて強靭な音楽。 オケ全体の音色には統一感があり、素晴らしい演奏でした。 こんな力強いシベリウスの交響曲第2番、とても大好きです。 
ただし、こんなにも熱い音楽が2曲続いたせいでしょうか、交響曲の後半には聴いているこちら側に少々聴き疲れを感じてきましたけど、オケの皆さんは最後まで全く集中力を切らすことなく脱帽。 熱く迸るようなシベリウスに参りました、本当にそんな感じでした。
なおこれに先立って演奏された世界初演作、松下功さん作曲・指揮による二重協奏曲「祈りの時へ」(2005)。 けっして明るい音楽ではなく、最近流行りのヒーリング・ミュージック的な要素を持たない音楽で、常に真摯な響きが特徴的。 不安を掻き立てられる8分の11拍子の繰返しによる開始、沈痛な叫びのようなヴァイオリンの掛け合いなど、響きの真摯さがまた静かに熱い演奏でした。 現代音楽を聴く機会は少ないのですけれど、1970年代からクラシック音楽に目覚めたこともあって、現代音楽というとミニマル・ミュージックや前衛的な音楽を想像してしまいます。 実はヒーリング・ミュージック的な現代音楽って軽すぎて違和感を持っていたりしますので、この演奏も集中して聴けました。 とてもいい経験になりました。
とにかく皆さん、熱い演奏の数々、おつかれさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050410.htm

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April 09, 2005

【LP】グシュルバウアーのモーツァルト「雀ミサ」

era2174

ほんの一時期、モーツァルトの全ミサ曲を全て集めたいと思っていた頃があって、それは財力の関係ですぐに断念しましたけど、その発端になったのがこのレコードです。 こんなにも明るく楽しい雀のミサ曲。 オペラブッファのようで、まさにモーツァルトの本領発揮でしょうか。 このグシュルバウアーのレコードで初めて聴いてからのお気に入りです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/era2174.htm

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April 02, 2005

【LP】セルのモーツァルト交響曲第40番、第39番

socl7

愛知で21世紀最初の万国博覧会が開催されました。 でも万博というと、1970年の大阪万博を思い出してしまう世代なので、あれこれと比較して考えてしまってイマイチ興味が沸かないんです(すみません)。 

ところであの当時、万博記念の演奏会として多数のオケが来日公演しました。 当時まだクラシック音楽には興味なかったのですけど、会場内のポスターだったでしょうか、海外のオケに混じって、大阪フィルや京都市交響楽団の公演があったことを覚えています。 それから2年ほど経ち、ようやくクラシック音楽に興味を持ったとき、来日直前に亡くなったバルビローリ、直後に亡くなったセルのことなどを「えっ〜」て思ったものです。

そしてこのレコードのジャケット写真、CD化されたものでも同じ写真を使っていますけれど、大阪フェスティヴァルホールです。 ステージ中央奥に大阪万博のシンボルマーク(桜のマーク)が映っています。 これが懐かしいので、3年ほど前に今は無き数寄屋橋ハンターで300円で買ったレコードです。  来日公演の記録盤ではなく、スタジオ録音盤ですけれど、優雅で豊かな色彩感を感じさせるモーツァルトですね、意外でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/socl7.htm

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April 01, 2005

4月のアマオケコンサート情報

これまで1週間前に慌ててアマオケコンサート情報を出していましたけれど、
今月から、月初めに出来るだけ投稿しておこうと思います。

ま、そんなところです。 いざ、出発!!

しかし、いつまで続くこのブログ・・・と思いつつ、もう1年たっちゃいましたねぇ

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4/10:千里フィルハーモニア・大阪 第33回定期演奏会

日時:2005年4月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:いずみホール

曲目:松下 功/二重協奏曲「祈りの時へ」(2005) <世界初演>
   シベリウス/バイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
   シベリウス/交響曲第2番 ニ長調 Op.43

独奏:長原幸太(vn)、澤 和樹(vn)

指揮:澤 和樹、松下 功(自作初演)

入場料:3,000円

ホームページ:http://www.hi-ho.ne.jp/kataoka/senri/

<補足>

The Music for Peace Project 参加演奏会だそうです。
The Music for Peace Project とは、イギリスのチェリスト、コリン・カー氏らの提唱により、全世界で4月8〜10日の3日間に500公演の「世界平和にささげるコンサート」を開催するプロジェクト。
松下功氏の「被爆60年」のための新作で参加されるのだそうです。
春の一日、大阪城公演を散歩して、いずみホールに寄られてみるのもいいと思います。

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4/16:関西シティフィルハーモニー交響楽団 フランス音楽名曲コンサート

日時:2005年4月16日(土) 18:30開演(17:30開場)
会場:池田市民文化会館(アゼリアホール)

曲目:<第1部:名曲の調べ>
    フランク/交響曲ニ短調
   <第2部:オーケストラと映像のファンタジー>
    ベルリオーズ/ローマの謝肉祭」序曲
    サン=サーンス/動物の謝肉祭
    デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」

指揮:ギオルギ・バブアゼ
(関西フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)

入場料:前売1,000円 / 当日1,500円 (全席指定)

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kcpo/

<補足>

バブアゼさん、大阪シンフォニカーのコンサートマスターだった頃、よく聴かせていただきました。
指揮者の経歴もお持ちなのは知っていましたけど、大阪シンフォニカー時代、ニューイヤーコンサートだったかでちょこっと指揮されたことを見たのはありますけどね。 どんな指揮されるのかな。
うかつにもこのオケの前回定期で指揮されていたのを知りませんでした。 ちょっと興味あります。

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4/17:交響楽団ひびき 第1回演奏会

日時:2005年4月17日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:西宮市民会館アミティホール

曲目:スメタナ/連作交響詩「我が祖国」より「高い城」「モルダウ」
   ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調 op95「新世界より」

指揮:高谷光信

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.jp/symphonic_hibiki2004/

<補足>

どこかの演奏会のときにチラシを貰いました。
「交響楽団ひびき」の記念すべき第1回目の演奏会。
ロシアで研鑚を積まれた若手イケメン指揮者の高谷光信さんが登場しますけど、どんな演奏になるのでしょうか。 やる気満々でしょうね、きっと。

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4/23:Maple Philharmonic(箕面市民オーケストラ) 第22回定期演奏会

日時:2005年4月23日(土) 18:30開演(18:00開場)
会場:箕面市立メイプルホール(大ホール)

曲目:ベートーヴェン/「エグモント」序曲op84
   チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op23
   チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」ロ短調op74

独奏:小杉裕一(p)

指揮:間 威之

入場料:700円

ホームページ:http://www.geocities.jp/maple_philharmonic/

<補足>

1998年に名称を「箕面市民オーケストラ」から「Maple Philharmonic(箕面市民オーケストラ)」と変更されたそうです。
常任指揮者の間 威之さんのもとで活動されていますが、残念ながらまだ聴かせてもらったことがありません。 
チラシはよく見るのですけれどなかなか機会に恵まれなくて・・・

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4/24:奈良女子大学管弦楽団 2005年度スプリングコンサート

日時:2005年4月24日(日) 13:30開演(13:00開場)
会場:いかるがホール

曲目:シベリウス/フィンランディア
   メンデルスゾーン/『真夏の夜の夢』から抜粋
   メンデルスゾーン/交響曲第4番『イタリア』

指揮:牧村邦彦

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8002/

<補足>

いつもの奈良県文化会館じゃなくJR法隆寺駅近くのいかるがホールでの演奏会って、僕が知る限り初めてじゃないかな。
ところでメンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』と『イタリア』
拙サイトのウラディミール・ゴルシュマン指揮のレコードでちょっと盛り上がった曲ですが、このレコードが発売された頃、このオケの皆さんはまだ生まれていなかったんですよね・・・

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4/24:セント・マーティン・オーケストラ 第1回記念演奏会

日時:2005年4月24日(日) 14:00開演(13:00開場)
会場:東灘区民センターうはらホール(大ホール)

曲目:ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op73『皇帝』
   ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op67『運命』

独奏:安田伸子(p)

指揮:河崎 聡

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.geocities.jp/kcokejp/

<補足>

兵庫県神戸市にて小編成での演奏を楽しむために誕生した新しいオーケストラです。
ベートーヴェン・ハイドン・モーツァルト等の古典音楽を小編成で思う存分楽しみたいという願いから生まれたアマチュアオーケストラ。 旧名称は神戸チェンバーオーケストラだそうです。
音楽監督兼常任指揮者として河崎聡さん。
以前に奈良女子大管弦楽団で素晴らしい演奏を聴かせていただいた記憶があります。 どんなベートーヴェンになるのでしょうね。

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4/24:第17回グリーンコンサート

日時:2005年4月24日(日) 14:30開演(14:00開場)
会場:大阪国際交流センター

曲目:【第一部】グリーンブラスオルケスタ
    「不滅の映画音楽」
     ♪大脱走・慕情・ライムライト・駅馬車・
      ベンハー・南太平洋・ET・白い恋人たち・
      アラビアのローレンス など

    指揮:西出孝明

   【第二部】男声合唱団ネクスト
    ♪大中恩男声合唱曲集より−仔羊・記憶・うたおう・平右衛門
    ♪最上川舟唄・ふるさと

    指揮:阿部良行

   【第三部】グリーン交響楽団
    ♪ラヴェル/古風なメヌエット
    ♪ドビュッシー/小組曲
    ♪ムソルグスキー(ラベル編曲)/展覧会の絵など

    指揮:今西正和

入場料:無料(ただし、みどり会の整理券必要)

ホームページ:http://www.midorikai.co.jp/gyouji_r1.html
       (みどり会CSR活動だより)

<補足>

旧三和銀行系列の会社で結成されたみどり会。
メンバー会社によるメセナ活動の一環として春にはブラスオーケストラ、男性合唱団、グリーン交響楽団によるグリーンコンサート。 秋にはグリーン交響楽団の定期演奏会が開催されています。
グリーン交響楽団のメンバーの方よりご招待いただいていますのでここに紹介いたします。
興味ある方は上記サイトに連絡してみてください。 チケットが入手できるかもしれません(確約できませんが)。

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March 26, 2005

【LP】ゴルシュマンのメンデルスゾーン/イタリア交響曲、真夏の夜の夢

gt1009

ウラディミール・ゴルシュマン。 その名前からロシア人とは分かるけれど、そのロシア人がウィーン国立歌劇場管弦楽団を振った録音が何故あるのだろう・・・中学生の頃、レコード屋さんの店頭でキング・レコードの1,000円盤を見て何度首をかしげたことでしょう。 でも結局、なんだか胡散臭い感じがして1枚も買いませんでした。 雑誌「週刊FM」の廉価盤コーナーなどで推薦されていたら話は違っていたかもしれませんけれど、そんなこともありませんでしたし。 しかし今、こうやって聴き返してみると、意外と緻密で流麗な音楽作りが魅力的ですね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/gt1009.htm

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March 23, 2005

【感想】鎮魂と未来に向けてのコンサート・復活

阪神・淡路大震災10年
鎮魂と未来に向けてのコンサート・復活
2005年3月20日(日) 15:00 神戸文化ホール・大ホール

J.C.バッハ: ヴィオラ協奏曲ハ短調より第2楽章
マーラー: 交響曲第2番ハ短調「復活」

独奏: 李 善銘(va)

独唱: 井岡潤子(S)、竹本節子(MS)

管弦楽: 神戸市民交響楽団
合唱: コープこうべ復活合唱団

指揮: 田中一嘉

<感想>

一音たりとも疎かにしない真摯さを感じた熱い演奏に、体調が悪かったのもすっかり忘れて聴き入りました。 素晴らしい演奏会でした。
阪神・淡路大震災から10年。 コープこうべと神戸市民交響楽団は、年末の第九コンサートを長年ともに演奏されているとのこと。 その合唱団が母体となって一般公募や広島から「平和を祈る復活コンサート」に出演しておられる合唱団も加わり、今回のマーラーの交響曲第2番「復活」の演奏会となったそうです。
指揮者は神戸市民交響楽団を何度も指揮されている田中一嘉さん。 さすがにこのオケのことを知り尽くしていた丹念な音楽造りで真摯で熱い演奏を造りあげました。 特に第1楽章では、ほとんど立ち位置を動かさず、右手で小さく振って緊張感を絶やしません。 ゆっくりしたテンポ設定は長丁場となるオケの体力も考えてのことでしょうが、一音一音にメンバーの気持ち・想いをうまく乗せることに成功した充実した音楽として、これを終楽章まで見事に引き継いだ素晴らしい演奏としていました。
そしてその終楽章、ぎゅっと引き締まっていながら奥行きを感じさせた合唱の声の層がとても素晴らしいものでした。 ソリストでは竹本さんの深々としたおごそかな声、井岡さんの甘い声の響きもまた印象的。 バンダへと急いで目まぐるしく動くオケの金管や打楽器メンバーなど、ステージの全員が一致協力した感動的な音楽、熱い演奏ながら、田中さんの指揮はここでも必要以上に煽ることなく、真摯そのもの。 気持ちが引き締まった演奏に感動しました。
なお、前半のプログラムとして演奏されたJ.C.バッハのヴィオラ協奏曲。 震災のスライドを映しながらの演奏でしたが、神戸生まれで名フィルの奏者でもある李 善銘さんの深みのあるヴィオラの響きが心に染み入るようでした。 演奏終了後、静かな感動を伝えた客席からの拍手の響きに滋味があり、深々と頭を下げた李さんと田中さんの姿もまた印象深く心に残りました。
関係者の皆さん、ホールに集まった皆さんの気持ちがよく伝わってきた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050320.htm

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March 21, 2005

【LP】追悼・コミッショーナのストラヴィンスキー/ミューズの司者アポロ

sms2295

久しぶりに覗いた大阪シンフォニカーのサイトにてセルジュ・コミッショーナ氏の訃報を見て驚いた。 大阪シンフォニカーのサイトでは3月6日に亡くなったとのことのみで詳細が書かれていない。 そこでネットで調べてみたら、享年76歳、客演のために訪れたオクラホマのホテルにて心臓発作(heart attack)で亡くなったとのことである。 ルーマニア出身で、活躍の場がアメリカだったこともあり、比較的地味な指揮者だったけれど、大阪シンフォニカー第81回定期演奏会(日本・ルーマニア修交100周年記念)で聴かせてもらったエネスコの名演が忘れられない。 それまでの大阪シンフォニカーでは感じられなかった密度の濃い弦楽アンサンブル中心の音楽。 実に素晴らしい経験をさせてもらった。 謹んでご冥福をお祈りするとともに、追悼の意をこめてストラヴィンスキーの舞踏音楽「ミューズの司者アポロ」のレコードを聴いてみたい。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/sms2295.htm

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March 19, 2005

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第16回定期演奏会

奈良フィルハーモニー管弦楽団 第16回定期演奏会
2005年3月13日(日) 13:30 奈良県文化会館・国際ホール

モーツァルト:交響曲第32番ト長調K.318
ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変ホ長調op.74
ブラームス:交響曲第4番ホ短調op.98

(アンコール)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

独奏:山本浩資(cl)

指揮:横島勝人

<感想>

素晴らしく熱い演奏会に圧倒され、満足して帰ってきました。
冒頭のモーツァルトの交響曲第32番から魅了されました。  軽快な響きなのですが、決して軽くない音楽。 オケの響きにキレがありますし、弦楽器には艶があって素敵です。 そこに管楽器の抑えた響きが絶妙にバランスされた素晴らしい演奏でした。
続くウェーバーのクラリネット協奏曲。 こちらは団員でもある山本浩資さんのクラリネット・ソロが見事の一言。 難しい跳躍や速いフレーズの連続も飄々と演奏され、しかも高音域での煌くような響きの明るさが特徴的でした。 そしてここでも伴奏のオケが素晴らしかった。 ピタっと丁寧に付けているだけでなく、横島さんの指揮のもと、息づいた充実した音楽を展開。 そしてフィナーレに至って、両者が熱く絡み合う感動的なエンディングでした。 演奏終了後、仲間のオケ団員はもちろん指揮者の横島さんもまた嬉しそうな表情がこぼれていたのが印象的でした。
そして何より今回の演奏会のメインのブラームスの交響曲第4番での熱い演奏に圧倒されました。
失礼ながら奈良フィルからこのような熱い音楽がほとばしり出てくるとは予想だにしていませんでした。 また横島さんの常に全力投球の熱い指揮も素晴らしかった。 熱気が漲っているのですけど、抑えるべきところもまたぐっと熱く抑え込みます。 常に走りっぱなしではありません。 歌わせる部分は熱く歌わせ、クライマックスもまた熱く迫力のこもった音楽を構築。 構成感がきちんとあったうえでの熱さが特徴的です。 しかもその動きたるやエネルギーの塊のような感じにも見えます。 見ていても熱くなりますけど、オケもそのような熱い指揮に見事に応えて見事でした。 このオケらしい上品さを少しも失うことなく、非常に感動的な音楽を届けてくれました。 贅沢を言わせてもらうならば、もう少しヴァイオリンの数が欲しかったところですけれど、これだけの熱い演奏であってもどの局面においてもバランスを欠くことがなく、非常によく纏まった響きだったのに感動しました。 これは横島さんのバランス感覚の良さやオーケストラ・コントロールの賜物もあるでしょうけれど、美しい響きを損なわない奈良フィルの今後の成長がますます楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050313.htm

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March 13, 2005

【LP】ウニンスキーのショパン/ピアノ協奏曲第2番

lc3610

硬質なタッチから詩情豊かに歌いあげるウニンスキーの魅力ある演奏。
オッテルローの伴奏は少々ひっこみ気味なのは録音のかげんでしょう。 大きく包み込むような伴奏で、大らかさと爽やかさの両方を兼ね備えていて、こちらも豊かな詩情を感じさせます。
昔の演奏なので、まったりとした感じかなと思うとさにあらず。 スピード感もあって胸がすくような場面が散見。 凛としていて、清潔で、実に気持ちのいい演奏です。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/lc3610.htm

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March 12, 2005

【感想】スプリング・コンサート 〜喜びと感動のハーモニー〜

堺市文化振興財団設立10周年記念
スプリング・コンサート 〜喜びと感動のハーモニー〜
2005年3月6日(日) 15:00 堺市民会館大ホール

【第1部】
ホルスト:組曲「惑星」より「木星」
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」より「王女たちのロンド」「魔王カスチェイの踊り」「子守歌」「終曲」
チャイコフスキー:弦楽セレナーデより「第1楽章」
【第2部】
J.シュトラウス2世:美しき青きドナウ(合唱つき)
北川文雄作曲/北川康宏作詞:合唱とオーケストラのための「季節と旅人」

(アンコール)いずみたく作曲/永六輔作詞:「見上げてごらん夜の星を」
(アンコール)J.シュトラウス:ラデツキー行進曲

管弦楽:堺フィルハーモニー交響楽団
合唱:さかいスプリング合唱団

指揮:井村誠貴

司会:黒谷昌子

<感想>

月並みな言葉ながら、いいコンサートでした。
合唱曲はもちろん、オーケストラ音楽でも皆が力を合わせることは素晴らしいことだな、ということがよく伝わってきたコンサートでした。
今回の演奏会の白眉は、なんといっても堺市文化振興財団設立10周年記念として、一般から公募された149編の歌詞から選ばれた北川康宏さんの作品に曲を付けた「合唱とオーケストラのための「季節と旅人」」でしょう。 半年かけて練習された合唱は、気持ちが実によく伝わってくるものでした。 そのなかでも児童合唱が巧く取り込まれた「秋」。 可愛らしい子供達の声が新しい生命の息吹にも感じました。 そして終結部、オーケストラと一体となり、「私は愛を見つけます 私は未来を信じます」と熱く高らかに歌い上げたエンディングも素晴らしいものでした。 オーケストラの響きもまた第1部とはまるで違い、艶ののった素晴らしい演奏で曲を盛り上げていました。
第1部で特筆するならば、チャイコフスキーの弦楽セレナーデより「第1楽章」ですね。 井村さんの大きな指揮に煽られたかのような弦楽アンサンブル。 多少ガサついた響きがしないではないのですけど、中低弦がしっかりとした土台になっていて、熱い想いが上滑りすることなくビンビンと伝わってきた音楽でした。 聴いている我々の気持ちもどんどん熱くなってくるようで、思わず身を乗り出して聴いていました。
生意気なようですけど、オーケストラ音楽については、第1部と第2部では練習量の差が出ていたように感じました。 しかしそのような状態の第1部であっても、オケ全体に気を配って音楽を整えるだけでなく、要所で抑揚をうまくつけてオケを乗せ、どの曲も聴き応えのある音楽に仕上げていた井村さんの手腕の確かさには、改めて感心した演奏会でもありました。
もちろん指揮者が一人で頑張っていても音楽は成り立たないのですから、それに反応したオーケストラの皆さんの頑張りがあればこそ。 そのような意味でも皆が力を合わせることは素晴らしいことだなと感じたしだいです。 とにかくみなさんお疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050306.htm

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March 09, 2005

3/20:オーケストラ千里山 第9回定期演奏会

日時:2005年3月20日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:伊丹市立文化会館 いたみホール

曲目:J.シュトラウスII世/喜歌劇「こうもり」序曲
   モーツァルト/交響曲第35番ニ長調K. 385「ハフナー」
   ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調作品27

指揮:船曳圭一郎(客演)、吉原 彰(団員)

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3835/

<補足>

演奏会の収益金や、会場のチャリティー募金箱で集められたお金は災害に遭われた地域の復興や住民の方への義援金として使われています。
また日頃オーケストラ音楽を聴く機会の少ない親子の方を招待したりと、気持ちの良い活動を続けておられるオーケストラです。
招待状が手元に1枚ありますので、ご希望の方はメールを下さい。 郵送させていただきます(1枚で2名まで入場可能)。 多くの方に知っていただきたい団体です。

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March 08, 2005

3/13:大阪市民管弦楽団第62回定期演奏会

日時:2005年3月13日(日) 14:00開演(13:00開場)
会場:ザ・シンフォニーホール

曲目:サン=サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
   チャイコフスキー/幻想大序曲「ロメオとジュリエット」
   ドヴォルザーク/交響曲第7番

指揮:高谷光信

入場料:S席 2,000円 (座席指定)、
    A席 1,500円 (12:30より座席券と引換)

ホームページ:http://www.paw.hi-ho.ne.jp/oshimin-orchesta/

<補足>

入場料については、コンサート会員になるA席 1,500円が、1,000円になります。
しかも 会員特別席としてできるだけ良い席になるそうです。
詳細はホームページをご覧ください。
Eメールでも会員になれるので今からでも間に合うと思います。
しかし、大阪市民管、長らくご無沙汰していますなぁ〜

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March 07, 2005

3/13:京田辺市民管弦楽団 第1回定期演奏会

日時:2005年3月13日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:八幡市文化ホール 大ホール

曲目:ハイドン/交響曲第101番「時計」
   ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調 ほか

指揮:関谷弘志

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.geocities.jp/ktcorche/index.html

<補足>

出来たてのオーケストラの第1回定期演奏会。
あるメンバーの方より以前からご案内もいただいていましたけど、あいにく別件があって伺えません。 最近こんなの多くて心苦しいかぎり・・・
また指揮者の関谷さん、
大阪センチュリー交響楽団のフルート奏者から指揮者に転向された方で、東京音大指揮科に入学して勉強された方です。
別件のオケ(奈良フィル)やけいはんなフィルでも指揮されているのを聴いていますし、興味あるんですけどねぇ

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March 05, 2005

【感想】第29回 大阪フィルの夕べ

2005年3月3日(木) 18:30  フェスティヴァルホール

ロッシーニ: 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
チャイコフスキー: 交響曲第4番ヘ単調 作品36

(アンコール)チャイコフスキー: バレエ音楽「白鳥の湖」より曲目失念

独奏:滝 千春(vn)

指揮:円光寺 雅彦

<感想>

滝千春さん、桐朋女子高等学校3年在学中だから18歳、彼女の才能を大いに楽しみました。
若いヴァイオリニストだからキリッと引き締まった演奏か、と思っていたら見事に裏切られました。 柔らかく艶やかで濡れたようなヴァイオリンの響きに魅了されました。 しかも第2楽章では切々と情感をこめて歌い込んで会場に凛とした空気が漂っていましたし、終楽章では弓が弦にしっとりと絡みつくような感じとなって魅力的かつ雄弁。 オケも的確なサポートぶりで、素晴らしいメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を堪能しました。
さて、円光寺さん指揮の大阪フィル。 抑制をきちんと効かせた好調さを強く感じました。
特にチャイコフスキーの第4番の交響曲など、冒頭から渋い響きがタイトで決まっていましたし、木管楽器のソロは遅いテンポでゆったりと演奏させ、クライマックスではタイトで走り込んで盛り上げることを繰り返す。 これをあざとさには感じさせず、逆に抑制をきかせた上品さとして伝えたのは円光寺さんの特質でしょう。 どの場面においてもきちんとしたソロで纏めたあたりオケの巧さもまたさすがです。 ただし、巧いなぁと思う反面、心を震わせるような強い感動に結びつきにくかったのは、技量よりも意気込みが勝っているアマオケの演奏を多く聴いていることもあるでしょうね。 音楽に対する求め方の違いのようなものも感じた演奏でした。 だから冒頭のセヴィリアの理髪師の序曲など手堅い演奏といった印象が勝ってしまっていました。
しかし、久しぶりの大阪フィルの演奏会。 巧い演奏を楽しみました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050303.htm

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March 02, 2005

3/4:同志社交響楽団 Farewell Concert 2005

日時:2005年 3月 4日(金) 開場18:30 開演19:00
会場:同志社大学寒梅館ハーディーホール

曲目:リムスキー・コルサコフ/序曲『ロシアの復活祭』Op.36
   ボロディン/交響曲第2番

指揮(学生指揮):山岸知未・水山範彦

入場料:無料

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~dokyo/

<補足>

4回生の卒業公演です。
このオケのOBの方は何人か知っていて、演奏会のチケットを頂いたりして、大変お世話になっています。
でもまだこのオケの演奏会には伺ったことがないんですよね。
次の立教大学との合同演奏会とか定期演奏会あたりにチャンスがあるといいんですけど。

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February 27, 2005

3/6:紫苑交響楽団 第6回定期演奏会

日時:2005年 3月 6日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:京都府長岡京記念文化会館

曲目:メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」
   R.シュトラウス/ホルン協奏曲第1番
   ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」

独奏:ドンナ・ドルソン(hr、大阪センチュリー交響楽団首席)

指揮:金 正奉(キムジョンボン)

入場料:500円

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/tomikei/shion/

<補足>

2000年9月に発足したアマオケ、紫苑交響楽団。
アマオケの演奏会に伺うと、ちょっと変わった綺麗なチラシで演奏会をお知らせしている団体ですね。
今回、なんとセンチュリーのドルソンさんを迎えてR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番というプログラムが目をひきます。

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February 26, 2005

【LP】コーガンとシルヴェストリのベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

aa5018

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲って苦手なんです。
長いし、聴いているとしんどくなってくるというか・・・端的に言うと、飽きてしまうんですよ。 楽聖ベートーヴェン様の作曲なので有り難く聴かなくては・・・と思うものの、すみません、修行が足りなくて(平謝)・・・そんな感じなのですけど、このコーガンとシルヴェストリによる演奏は別格です。 実に面白い。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/aa5018.htm

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3/5:マンドリンオーケストラ・ソシアルハーツ 第9回定期演奏会

日時:2005年 3月 5日(土) 開場17:30 開演18:00
会場:東灘区民センター 大ホール(うはらホール)

曲目:<第1部>
 ヘンデル/組曲「王宮の花火の音楽」より序曲
 バーバー(久保田孝編曲)/弦楽のためのアダージョ
 柴崎利文/星の航路
   <第2部>
 サン=サーンス(鈴木静一編曲)/交響詩 「死の舞踏」
 小井洋明/三つのイマージュ

入場料:無料

ホームページ:http://homepage1.nifty.com/SocialHearts/

<補足>

本家サイトの掲示板に投稿していただきましたので、こちらでも紹介いたします。
この団体とは関係ありませんけど、以前ギターのオーケストラ編成での演奏を聴いたことがあるのですけど、けっこう感動した記憶があります。
日頃聴いているのとは違う編成で聴くという楽しみってありますよね。

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February 25, 2005

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第19回定期演奏会

2005年2月20日(日) 14:00 神戸文化ホール・大ホール

伊福部昭:交響譚詩(*)
ラヴェル:クープランの墓(*)
ブラームス:交響曲第3番

(アンコール)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

指揮:松井真之介(*)、森 康一

<感想>

伊福部の交響譚詩、集中力高く、オケの響きにも艶を感じてとても素晴らしかった。
いずれの演奏も集中力の高さを感じましたけど、勢いを感じながらも派手派手しくない第1譚詩、叙情性をもってしみじみと歌った第2譚詩。 いずれも懐かしさを感じさせるのは日本人の作曲だからでしょうね。 一緒に連れてきた小学5年の長男も、最初から最後まで実に興味深そうに聴いていたのも印象的でした。
ラヴェルのクープランの墓はヴァイオリンの数を絞り込み、軽やかにかつしっとりとした演奏に仕上げていました。 木管楽器がとてもチャーミングでした。 浮遊するような感じもよく出ていたように思います。 思います、っていうのはフランス音楽が苦手なのでこんなところで勘弁してください・・・
ということでメインのブラームスの交響曲第3番。 こちらは何度も耳にしている有名曲です。 耳慣れていることもあってハードルが高くなってしまうのですけど、ストレートな感じのした演奏でした。 ただちょっと生真面目な感じが見え隠れしていたようですけど、緻密さという若さの現れでしょう。 オジサンにはもうちょっと揺らすなり見栄を切るなりして歌って欲しかったなぁ、というのが率直なところなのですけど、とにかくこの演奏も集中力が高いものでした。 そして第4楽章に至ってはかなり熱い演奏になっていました。
ということでこの演奏会、どの曲もオケのポテンシャルの高さを感じ楽しみました。 
そして、次回はマーラーの「復活」ですか・・・しかもいつもどおりの入場無料。 意気盛んなこのオケの今後がますます楽しみになりました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050220.htm

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February 21, 2005

2/26:第18回 同志社女子大学音楽学科オペラクラス公演

日時:2005年 2月26日(土) 開演14:00
会場:同志社女子大学 京田辺キャンパス 新島記念講堂

曲目:モーツァルト/フィガロの結婚 全4幕 日本語上演

指  揮   :井村誠貴
演出・音楽指導:坂口茉里
衣  裳   :岸井克己
舞台監督   :青木一雄
照  明   :大鷲良一
音楽指導   :中村利男
チェンバロ  :福田真里

CAST
 アルマヴィーヴァ伯爵:三原 剛
 フィガロ      :井原秀人
 ドン・バルトロ   :伊藤 正
 ドン・バジリオ   :松岡重親
 ドン・クルツィオ  :平松実留
 アントニオ     :雁木 悟
   
 アルマヴィーヴァ伯爵夫人 
 スザンナ 
 ケルビーノ 
 マルチェリーナ 
 バルバリーナ   以上、4回生オペラクラス

   
オーケストラ:同志社女子大学音楽学科管弦楽団有志
合唱    :3回生オペラクラス、大阪音楽大学有志

入場料:無料

ホームページ:http://www.dwc.doshisha.ac.jp/event/e050226.html

<補足>

昨年、15分くらい前に着いたらもう満員で・・・
当時小学4年生の長男と一番前の席でかぶりつきのようになって観てたのが懐かしいです。
今年も行くつもりだったけど、あいにく家庭内行事と重なってしまって・・・伺えません。 残念!

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February 16, 2005

2/20:立命館大学交響楽団 2004年度冬季特別演奏会

日時:2005年 2月20日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:京都府長岡京記念文化会館・大ホール

曲目:エルガー/行進曲「威風堂々」第1番
   カリンニコフ/交響曲第1番ト短調

指揮:中橋健太郎左衛門

入場料:一般 500円、学生 300円(学生証提示)

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/6350/

<補足>

チラシやホームページで調べても、プログラムに「...他」と書いてあるのがなんとなく気になってます。
カリンニコフは卒団演目となっているようですね。 大学生活最後ですか・・・自分が学生だった頃を思い出しますけど、こんなに充実してなかったよなぁ〜

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February 15, 2005

【感想】オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第9回定期演奏会

2005年2月13日(日) 14:00 八尾プリズムホール・大ホール

ワーグナー:「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(*)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

指揮:今西正和、池田俊明(*)- 団内指揮者

<感想>

今回もまたドラマを感じさせたマーラーの第5番に感激しました。
今西さんの指揮は、緩急をつけた演奏で歌心に溢れていました。 緩の部分では遅めにして十分に歌わせ、また急の部分でも左右の足に交互に体重を乗せ、身体を横に揺らしてリズムを取っていたのが印象的です。 特に今回、左手で手刀を切るようにしてオケの出をバシっと合わせたあと、上記のような横揺れのリズムで盛り上げてゆくのを聴いていると、若いオケにありがちな縦ノリ系のリズムでガンガンと進めるのではない熟成された音楽を味あわせてもらっているようにも感じました。 上手く言えませんが、耳に届いてくる音楽に勢いだけでないドラマのようなものを感じるのです。
オーケストラは、終楽章に至ってほんの少し残念な場面もありましたけれど、常に前向きな演奏で指揮者に応えていたことを称えたいと思います。 金管や木管楽器のパワー、弦楽器の統制の取れたアンサンブル、いずれも気持ちのよくこもった素晴らしい演奏でした。
またこれに先立って演奏されたニュルンベルグのマイスタージンガーの第1幕への前奏曲もまた気持ちのいい演奏でした。 
こちらは団内指揮者の池田さんの指揮のもと、輝かしい金管のパワーもさることながら、弦楽器のケレン味のない演奏ともあいまって透明感の高さを感じました。 古いタイプの音楽ファンの方ならもっと重量感や粘着質のある音楽を好まれたかもしれませんけど、スッキリとしていても鋼のような芯を感じさせた今回の演奏。 とても見事だったと思います。 拍手が途中で途切れたのが不思議な感じもしました。
いずれの演奏も響きの中に若い息吹のようなものも感じさせて立派でした。 今を生きる若者が精魂込めて演奏した音楽ドラマ、そのようなことを強く感じた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050213.htm

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February 14, 2005

2/20:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第19回定期演奏会

日時:2005年 2月20日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:神戸文化ホール・大ホール

曲目:伊福部昭/交響譚詩
   ラヴェル/クープランの墓
   ブラームス/交響曲第3番

指揮:松井真之介、森 康一

入場料:無料

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/kobe6/

<補足>

今回もちょっと凝ったプログラムを組み、無料の演奏会を提供して下さっている六甲フィルは、神戸大学交響楽団のOBの人が中心になって旗揚げされたオケだそうです。
前回のニールセンの「不滅」も凄かったけど、ステンハンマルのカンタータ「歌」より間奏曲をアンコールにぶつけてきたのには驚きました。
ところで、次回の定期演奏会ではなんとマーラーの「復活」を演奏される予定だとか・・・目が離せません。

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February 12, 2005

【感想】アンサンブル・フリー 第5回演奏会

2005年2月11日(祝・金) 15:00  高槻現代劇場大ホール

J.S.バッハ(シェーンベルク編曲):プレリュードとフーガ「聖アン」変ホ短調 BWV552
マーラー:交響曲第4番ト長調

(アンコール)J.S.バッハ:狩のカンタータ BWV208より「羊は安らかに草を食み」

独唱:佐伯仁美(S)

指揮:浅野亮介

<感想>

良い意味で自己主張のはっきりした音楽、でも裏返すとちょっと恣意的な感じもした演奏でした。
この団体、指揮者のワンマンオーケストラだそうで、演奏したいものをしたい時にメンバーをその都度集めて演奏するとのことです。 このようなスタイルで5回も続いているのですから、このことはとても凄いことだと思います。
さて、そのようにして集まったオーケストラの水準は高く、腕に自信のある学生や学生オケOBを集めてきているのでしょう。 各パートともによく揃っていて、指揮にも見事に反応していました。
ただし演奏については、1曲目のバッハのプレリュードとフーガはその悪い面が出たように感じました。 各パートは揃っているけれど、全体としての纏まり感がありません。 響きが重層するポリフォニーがバッハの最大の特徴ですけれど、指揮者の浅野さんは響きの重なり合いにはほとんど注意が払われていないみたい。 急激な音の立ち上がりばかりが耳について、せかされているようで(すみません)正直疲れてしまいました。 
それに反してマーラー、良い意味での自己主張がはっきりしていた演奏で聴き応えがありました。 第1楽章の冒頭からかなり速い。 個人的にはこの楽章はゆっくり演奏して欲しいのだけれど、展開部でのクライマックスなど息もつかせぬほどの盛り上がり方には有無を言わせない感じ。 色々と研究されたのでしょう、その詳細を指摘するような知識を残念ながら持ち合わせていませんけれど、どの部分をとってもしっかりとした演奏に感じ入りました。 オケもまた巧かった。 特にホルンの女性奏者が印象的。 ソロをバリバリと吹いて勢いがありましたし、裏で吹いていても彼女の自己主張のはっきりした音が際立っています。 スカっとする気持ちいい響きがとてもよかった。
さてソプラノの佐伯仁美さん。 最初ちょっと声が届きにくく埋もれ加減でしたけど(風邪ひいているいるのかなと思ったほど)、しかし後半はこなれてきたようで清澄な声質、柔らかくかつのびやかな声が美しくとても魅力的でした。 アンコールで歌ったバッハのカンタータが素晴らしく、彼女にはマーラーよりもこのほうが似合っていたかもしれません。 
最後にとにかくお客さんが少なくて残念でした。 1階席は2〜3割ほどでしょうか。 2階席にいたっては20名弱。 始まる頃は10名いないよな・・・なんて見渡してしまいました。 しかし人数は少なくても、これからも研究された成果を披露し続けていただきたいと思いつつ会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050211.htm

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February 09, 2005

【感想】ニューオペラシアター神戸 第24回オペラ公演

ニューオペラシアター神戸 第24回オペラ公演
2005年2月5日(土) 18:00  尼崎アルカイックホール

J.シュトラウス2世: 喜歌劇「こうもり」全3幕(日本語上演)

配役:

アイゼンシュタイン 金丸七郎
ロザリンデ  垣花洋子
アデーレ  門上恵利
アルフレード  清原邦仁
フランク  澤井宏仁
ファルケ  萬田一樹
オルロフスキー  柏原保典
ブリント  服部英生
イーダ  苅田夏子
イヴァン  近藤修平
フロッシュ  池乃めだか(特別出演)

管弦楽: エウフォニカ管弦楽団

演出: 井原広樹

指揮: 井村誠貴

<感想>

とにかく面白い公演でした。 吉本新喜劇の池乃めだかさんの快演もさることながら、出演者の皆さん、のびのびと演じておられたのも印象的。 とにかく歌も音楽も芝居も堪能させていただきました。
なお今回の演出は新機軸では。 ステージ後方の雛壇にオーケストラを配置した舞台設計ですがコンサート形式の上演ではありません。 オケを追いやったオケピットをせり上げ、芝居を文字通り前面に押し出した感じにしています。 懸念していた舞台と音楽とのシンクロも見事に合わせていました。 パンフレットには、指揮者はモニター画面を見ながら、歌手の動きよりもさらに半拍早めて指揮をして合わせることが書かれていて、素人が考えてもかなり難しい作業と思われましたが、違和感なく見事でした。 驚きました。
さてそのようにして芝居にウェイトを置いた「こうもり」。 冒頭にも書いたとおり、皆さんのびのびと演じておられたお芝居がとても面白い。 特にアイゼンシュタインの金丸七郎さん、顔の表情なども実に達者で、コミカルに演じた第2幕など愛らしくもありました。 そして今回特別出演の池乃めだかさん、吉本新喜劇でのギャグの数々を上手く織り込みながらも、そのギャグだけが浮き上がることなく本編の芝居に繋げて違和感まるでなし。 さすがに年季の入った舞台さばきはに巧さを感じました。 この他にもアデーレの門上恵利さん、フランクの澤井宏仁さんの演技が舞台を華やかなものにしていました。 また華やかといえばダンター。 8名が各幕の要所に登場、もちろん第2幕での鮮やかな回転なども見事でしたが、第3幕では酔いつぶれたフランクを舞台に引き上げて監獄に華を添えていました。 
もちろん歌にも触れないといけませんが、これは皆さん実力を見事に発揮されていて見事の一言。 当たり前のことかもしれないのでここでは割愛しましょう。
最後に5日の公演ではオルロフスキーとして男性の柏原保典が配役されていました。 通常ここは男装した女性の配役だと思うのですが(6日の配役もそうなっています)、柏原さんが安岡力也ばりの服装と演技でいかがわしさ(笑)も充分。 見ごたえありました。
面白い仕掛けがいっぱいあって、あっという間の3時間半でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050205.htm

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February 08, 2005

2/13:オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第9回定期演奏会

日時:2005年 2月13日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:八尾プリズムホール

曲目:ワーグナー:「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
   マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

指揮:今西正和

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://www.e-forza.net/

<補足>

このオケと出会って早や1年。 
昨年の定期演奏会は巨人でしたけど、今回は第5番と大曲が続きます。
続くといえば、アンサンブル・フリーの第4番の2日後に第5番。
3月20日には神戸市民交響楽団で第2番「復活」もあります。
思い起こせば、昨年はこのオケの巨人の1週間後に六甲フィルでも巨人がかったはずです。
関西はこの時期マーラーが続くみたいですね。 楽しみ楽しみ・・・

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February 07, 2005

2/11:アンサンブル・フリー 第5回演奏会

日時:2005年 2月11日(祝・金) 開場14:30 開演15:00
会場:高槻現代劇場大ホール

曲目:バッハ(シェーンベルク編):プレリュードとフーガ「聖アン」BWV552
   マーラー:交響曲第4番ト長調

独唱:佐伯仁美(S)

指揮:浅野亮介

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.jp/ensemble_free/

<補足>

昨年よりオケのメンバーの方よりこの演奏会があるのを伺っていました。
アンサンブル・フリーは1回限りで解散しまたメンバーを集めて演奏会を行うアマオケだそうです。 なお選曲は指揮者の方の趣味とも聞いています。
ホームページには入場料のことが記載されていなかったはずですけど、届いた情報によると無料演奏会だそうですんで、どしどし伺いましょう。

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February 06, 2005

2/11:関西学院交響楽団 第104回定期演奏会

日時:2005年 2月11日(祝・金) 開場17:30 開演18:00
会場:尼崎アルカイックホール

曲目:ボロディン:歌劇「イーゴリ公」序曲
   チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   エルガー:交響曲第1番変イ長調

指揮:船曳圭一郎、井狩友子(学生指揮)

入場料:500円(当日券あり)

ホームページ:http://kgso.nobody.jp/

<補足>

エキストラで参加される方より教えていただきました。
船曳さん、最近あちらこちらでお名前を拝見しますが、エルガーの交響曲第1番とはまた大曲をかけられるようですね。 阪神方面の方は聴きものではないでしょうか。

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February 04, 2005

2/5,6:【プロ】ニューオペラシアター神戸第24回オペラ公演

日時:2005年2月5日(土) 開演18:00
      2月6日(日) 開演14:00
会場:尼崎アルカイックホール

曲目:J.シュトラウス 喜歌劇「こうもり」全3幕(日本語上演)

指揮:井村 誠貴
演出:井原 広樹

管弦楽:エウフォニカ管弦楽団

配役●2/5:
 アイゼンシュタイン 金丸七郎
 ロザリンデ  垣花洋子
 アデーレ  門上恵利
 アルフレード  清原邦仁
 フランク  澤井宏仁
 ファルケ  萬田一樹
 オルロフスキー  柏原保典
 ブリント  服部英生
 イーダ  苅田夏子
 イヴァン  近藤修平
 フロッシュ  池乃めだか(特別出演)

配役●2/6:
 アイゼンシュタイン 八百川敏幸
 ロザリンデ  飯田美奈子
 アデーレ  小倉篤子
 アルフレード  山本欣也
 フランク  雁木悟
 ファルケ  伊藤正
 オルロフスキー  小島理恵
 ブリント  河野正人
 イーダ  加藤木起司子
 イヴァン  早川壽夫
 フロッシュ  池乃めだか(特別出演)

料金:席種 一般  メイト(尼崎アルカイック)
   特S 10,000   9,500
   S   9,000   8,500
   A   8,000   7,500
   B   6,000   5,500

ホームページ:http://hccweb1.bai.ne.jp/archaic/page1/hall_top.html
<補足>

井村さんが指揮される「こうもり」、手馴れた巧さが期待できます。
それに今回は、吉本新喜劇の池乃めだかさんが特別出演。 「身体が小さいから酔うのも早い」なんて言うのかな〜

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February 02, 2005

【感想】吹田市交響楽団 第59回定期演奏会

2005年1月30日(日) 14:00  吹田市文化会館メイシアター 大ホール

(災害の被災者への追悼演奏):J.S.バッハ: G線上のアリア

シベリウス: 組曲「カレリア」 (*1)
サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第3番 (*2)
ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」(*3)

(アンコール)ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第8番 (*3)

独奏:納庄麻里子(vn)-(*2)

指揮:新谷 武(*1)、米山 信(*2,*3)

<感想>

ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、耳慣れた曲ですし、米山さんの指揮も淡々としていて見得を切ったりしないのですけど、充実した演奏内容に惹き込まれました。 
またサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番では、まだお若い納庄さんの艶っぽく濡れたようなヴァイオリンの響きがとても魅力的でした。 またオケもしかっりとした伴奏で、この難曲を盛り上げていたように思います。
ところで指揮者の米山さんは大阪音楽大学のピアノ科教授だそうですが、オケの団員でもあると聞いています(いわゆる団内指揮者の位置付けらしいです)。 そのようなこともあってかオケとの息も見事に合っていますし、勿論オケの能力もよくご存知のようです。
そしてその米山さんの振りを見ていていつも思うのですが、縦振りが基本。 しっかりしたテンポを確保したうえで、ある程度オケの自主性に任せ、存分に鳴らしているような印象を持ちます。 もちろん抑えるべきところはしっかりと抑えています。 見ていてとても分かり易いし、演奏している人たちも安心して演奏できるのではないでしょうか。
今回の新世界交響曲は、まさしくそのようなしっかりとしたリズムに乗っていました。 いつも以上にリズムが強調されていたようにも思います。 そしてその安定したリズムに乗って、オケのメンバーの気持ちもとてもよく出たイキの良い演奏であったように思います。 実にオーソドックスなんだけれども、聴き応えのある演奏に仕上がっていて、全く退屈しませんでした。
なお、これに先立って演奏された「カレリア」組曲。 こちらは新谷さんの情熱のこもった指揮ぶりが印象的でした。 こちらはオケの問題もあってハラハラした面もありましたけれど、耳馴染みのしやすい曲を情熱的に演奏し、魅力は客席までよく伝わってきていました。
次回の定期はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」という難曲がかかります。 今から楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050130.htm

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January 29, 2005

【LP】W.スタインバーグの「ツァラトゥストラはかく語りき」

mg2312

「ツァラトゥストラはかく語りき」はあまり好きな曲ではないのですけど、このレコードでちょっと開眼したみたいです。 全曲に一本きちんとしたスジが通っているみたいです。 その場限りの威勢良さ、効果狙いのようなもので継ぎ接ぎにされたような感じがしません。 充分に機能的で巧い演奏ですし、またオケの響きには程好い艶っぽさが感じられます。 これは名門ボストン交響楽団の味わいなのでしょうね。 とにかく機能的な面、官能的な面、そのいずれにもウィリアム・スタインバーグらしい節度が感じられ、一気に最後まで聴かせてくれます。 決して世評は高くありませんが(というかほとんど無視されているようですけれど(注))、なかなかの名演ではないかと思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mg2312.htm

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January 25, 2005

1/30:第4回 京都ジュニアオーケストラフェスティヴァル

日時:2005年 1月30日(日) 開場13:00 開演14:00
会場:京都会館第一ホール

曲目:リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
   ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

演奏:京都ジュニアオーケストラ(参加校有志によるスペシャルオーケストラ)

指揮:田久保裕一

他、参加校単独演奏もあり

入場料:無料

<補足>

京都市音楽芸術文化振興財団が主催するフェスティヴァル。
中学生や高校生主体のオーケストラで、役員を決めて運営されているのだそうです。

参加校は以下のとおり

京都女子中学・高等学校オーケストラクラブ、同志社高等学校管弦学部、同志社女子中学高等学校管弦学部、同志社中学校管弦学部、ノートルダム女学院中学校高等学校オーケストラクラブ、洛星中学校高等学校オーケストラ部

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January 24, 2005

1/30:吹田市交響楽団 第59回定期演奏会

日時:2005年 1月30日(日) 開演14:00
会場:吹田市文化会館メイシアター 大ホール

曲目:シベリウス/組曲「カレリア」
   サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
   ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

独奏:納庄麻里子(vn)

指揮:新谷 武、米山 信(音楽監督、大阪音大教授)

入場料:600円(全席自由)

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/kmura/suita.htm

<補足>

オケの関係者ではありませんけど、この演奏会のチケットを沢山持っています(10枚程)。
もし興味のある方がいらっしゃいましたらメールください。 郵送させていただきます。

なお吹田市交響楽団(通称:吹響)のこの演奏会では、母子室の利用も可能です。 しかも利用料金は不要。 またこの母子室はかなり良いスピーカーを使っていると聞いたこともあります。

お子さんが小さくて、なかなか演奏会に行けない、と嘆いておられる方には朗報ではないでしょうか?

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January 23, 2005

【感想】大阪大学交響楽団 第84回定期演奏会

2005年1月22日(土) 14:00  京都コンサートホール・大ホール

ロッシーニ: 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
ベートーヴェン: 交響曲第8番 ヘ長調 op.93
ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68

指揮:新田ユリ

<感想>

いずれの曲も、しっかりした構成感を持ちながらも響きの軟らかさが特徴的な演奏でした。 また演奏のキレがとても良いのです。 オケの軟らかな響きと響きの間にはホールの残響もしっかり届いてきて、響きの良いホールだなとも改めて感じ入った演奏会でもありました。
指揮者の新田ユリさんはその名からも分かるとおり女性の指揮者です。 2001年秋から1年間、文化庁芸術家在外研修員としてフィンランドに派遣され、オスモ・ヴァンスカ氏のもとラハティ交響楽団で研鑚を積まれたとプログラムに記載されています。 そういったことが影響しているのでしょうね、明快な指揮なのですが、機動力や機能的な感じに陥ることなく、このオケから響きの軟らかさを実に巧みに引き出していたように思います。 もちろん女性の指揮者だから軟らかいと感じたのではないことは言っておきます。
蛇足になりますが、自分が聴いている限り、女性の指揮者が女性指揮者という理由で叙情的なムードを出して指揮していると感じたことは一度もなく、逆に強引とまでは言わないけれど(そのような人もいますけれど)、明確な意思でもって纏め上げている人ばかりであるとの印象を持っています。 指揮者はまだまだ男性がほとんどのポジションですし、また何十人にも人間を相手に指示を出して纏めてゆくには、一般に言われているような女性らしさだけを前面に出してはやってゆけないのでないかと思っていることもあります。 
で、話をもどして新田さんと阪大オケの演奏。 「どろぼうかささぎ」序曲は、しっかりとした構成感を持ち、すっきりと纏めあげた演奏でした。 堂々とした感じの曲の運びなのですけど、響きの耳当たりが良いこともああって陽気で明るい雰囲気もよく出ていました。 個人的にはもうちょっとウィットに飛んだ感じも欲しかったように思いましたけど、それは欲張りというものでしょう。
ベートーヴェンの交響曲第8番も丁寧に音を紡いだ感じのしっかりとした演奏でした。 響きの耳当たりは軟らかいのですけど、構成感があって芯がビシッと通っている感じ。 演奏のキレも素晴らしく良かったと思います。 充実した演奏だったと思います。 ただしこの曲、個人的にメンゲルベルクの演奏に馴染んでしまっているため、もうちょっとうねるような感じが欲しい気がしました。 これも個人的な嗜好なので許してください。
メインのブラームスの交響曲第1番も同様で、まさしくベートーヴェンの10番目の交響曲といった感じの演奏だったでしょう。 充分にコントロールされ、ケレン味のない演奏は主情を排除した充実した演奏でした。 ただし終楽章のフィナーレ、ここだけはスピードを上げて機動力を持って駆け抜けた感がありました。 この部分だけ主情的だったので、ちょっと異質に思えましたけど、会場はこれで熱くなったように思います。 ブラボーもあちこちからかかって盛大な拍手に包まれていました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050122.htm

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January 21, 2005

【NEWS】第29回 大阪フィルの夕べ 御招待

大阪府教職員互助組合による、音楽鑑賞を通じて大阪府の文化・芸術の振興、発展に寄与することを目的とした事業によるご招待です。

日時:2005年 3月2日(水)、3日(木) 開演18:30
場所:大阪フェスティバルホール

曲目:ロッシーニ/歌劇「セヴィリヤの理髪師」序曲
   メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
   チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団

独奏:滝 千春(vn)

指揮:円光寺 雅彦

入場料:無料 (申し込み方法は以下参照)

ホームページ:http://www.daikyogo.or.jp/gentai/koeki/osakaphil.html

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■ 大阪府教職員互助組合「第29回 大阪フィルの夕べ」

主催:財団法人 大阪府教職員互助組合

招待数:各日2,600名 合計5,200名

申込方法:往復はがきに下記を記載

  1) 第29回大阪フィルの夕べ
  2) 希望日(第2希望日記入可)
  3) 住所(郵便番号も)
  4) 氏名・年齢・家族名・合計人数
  5) 電話番号

宛先:〒543-8937 天王寺局区内
   大阪府教職員互助組合「大阪フィルの夕べ」係

締切:2005年2月1日(火)(同日到着分まで有効)

注意事項:重複および連名によるお申込は無効。
     ただし家族(氏名、年齢、続柄を明記)の場合は連名申込み可。

当選案内:応募者多数の場合は、抽選により決定。
     抽選結果は、当選通知書(御招待状)または、
     選外通知書を締め切り後15日以内までに発送し発表

問い合せ先:互助組合事業課公益等担当 06−6762−7361

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January 20, 2005

【感想】京都大学交響楽団 第176回定期演奏会

2005年1月17日(月) 19:00  ザ・シンフォニーホール

(阪神淡路大震災の追悼演奏):J.S.バッハ: G線上のアリア

ブラームス: 大学祝典序曲 op.80
シューベルト: 交響曲第7番「未完成」 ロ短調 D.759
ラフマニノフ: 交響曲第3番 イ短調 op.44

指揮:岩村 力

<感想>

ラフマニノフの交響曲第3番の熱く情感のこもった演奏に痺れました。 あまり耳馴染みのない曲なのですけれど、この演奏でもって、この曲の持っている魅力や醍醐味を知ったように思います。 ラフマニノフ特有な熱っぽいロマンティシズムと独特な色彩感を感じさせたモダニズム、それらが見事に合体した演奏に満足しました。
指揮者の岩村 力さんはNHK交響楽団のアシスタント・コンダクター。 N響アワーでインタビューを拝見したことがある程度ですが、暖かみを感じさせる音楽作りだったでしょうか。 機能的なこのオケを若さに任せて走ることなく、緩急やメリハリをきちんとつけてオケをしっかりとリードし、特に暖徐部分でテンポを落としてしっとりと歌わせていたのがとても印象的でした。
そのような岩村さんの魅力がよく出ていたのが、演奏会に先立って阪神淡路大震災の追悼のために演奏されたバッハのG線上のアリアでしょう。 かなり落としたテンポ設定から、コントラバスの響きにのせ、心に染み入るように紡いだヴァイオリンのアンサンブル。 生きて音楽を楽しめる幸せをしみじみと感じ入った瞬間でした。
なおブラームスの大学祝典序曲はケレン味なくすっきりと纏めた演奏。 シューベルトの未完成交響曲も熱のこもった演奏だったと思います。 ただし、前者はよく揃ってはいるけど響きの調和や深みに欠けるように感じましたし、後者では暖徐部分でテンポを落としてしっとりと歌わせたのを容赦なく断ち切ることの繰返しのようにも感じました(対比させていたのでしょうけれど)。 特に後者では繰返しをすべて履行していたはずで、それもあって少々退屈に感じてしまったことからそう思えたのかもしれません。
普通のアマオケならば巧い・見事などと手放しに褒めるべきところなのですけれど、ちょっとこのオケとしては注文をつけたくなってしまったことは許してください。 
いずれにしてもラフマニノフの交響曲第3番の演奏の素晴らしさはまた格別でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050117.htm

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January 19, 2005

1/23:ヤマハフィルハーモニック大阪 第8回定期演奏会

日時:2005年1月23日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:いずみホール

曲目:グリーグ/「ペールギュント」第1組曲,第2組曲より
   モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調K.216
   ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調op.88

独奏:清永あや(vn)

指揮:橋本徹雄

入場料:前売り 1,500円、当日 1,800円(当日座席指定:11:30より)

ホームページ:http://www.rinku.zaq.ne.jp/tamata/ypo/

<補足>

以下、ホームページより〜

ヤマハフィルハーモニック大阪は、なんばを本拠地にするアマチュアオーケストラです。ヤマハってゆうみんな知ってる楽器メーカーの企業名を冠に掲げていますので、ヤマハ社員で構成されてるんちゃうかとか、ヤマハの音楽教室の生徒さんが集まってやってるんちゃうかとか、ヤマハの宣伝のためのプロオケとちゃうかとか思てはる人がたまにいてますけど、ちゃいます。

ちょっと勘違いしてたあなた、いかがですか

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January 18, 2005

1/23:ヤングピープルズコンサート(天理)

日時:2005年1月23日(日) 開場13:00 開演14:00 終演予定16:00
場所:天理市民会館 山の辺ホール

曲目:ビゼー/カルメン前奏曲
   シベリウス/フィンランディア
   モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
   スメタナ/モルダウ
   ドヴォルザーク/「新世界より」第4楽章

   指揮者体験コーナー
   曲を大解剖!コーナー

演奏:天理シティオーケストラ ほか

入場料:無料

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

天理ライオンズクラブからご案内が届きましたので紹介いたします。
青少年向けの楽しい内容です。 お子様もご一緒に家族みんなでオーケストラの音楽をお楽しみいただけます♪
曲を大解剖!コーナーでは、川のせせらぎや嵐など、音楽によってどのように表現されているか、やさしい解説付きで演奏されるそうです。

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January 17, 2005

1/22:大阪大学交響楽団 第84回定期演奏会

日時:2005年1月22日(土) 開場13:00 開演14:00
場所:京都コンサートホール 大ホール

曲目:ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
   ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調 op.93
   ブラームス/交響曲第1番ハ短調 op.68

指揮:新田ユリ

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://park10.wakwak.com/~handai-phil/

<補足>

今年は春から旧帝大系のオケが続きます。
阪大オケは一昨年に聴かせていただいたはず・・・と思って調べてみたら、それよりも更に1年前の2002年1月でした(第78回定期演奏会)。 
この時は金洪才さんの指揮でした。 間違ってJR尼崎に行ってしまい、タクシー飛ばしてアルカイックまで行ったのですけど、タクシー代も惜しく感じない素晴らしい演奏だったという記憶があります。
しかし今回は京都コンサートホールですね・・・多分(絶対に)迷うことはないけど、大阪大学なのになんでまた京都なのだろう。 土曜日のこの時間帯、ちょっと難しいんですよねぇ・・・行けるかな?

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January 15, 2005

【LP】アムステルダム室内合奏団のテレマン/管弦楽組曲「ドン・キホーテ」

pa1091

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のトップ奏者によって1957年に組織されたアムステルダム室内合奏団のレコードです。
いずれの演奏も、木の温もりを感じさせるような優しい響きが特徴的なアンサンブルで演奏されていますけれど、なかでも曲想の面白さもあってテレマンの「ドン・キホーテ」がこのところお気に入りです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/pa1091.htm

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January 10, 2005

1/15,17:京都大学交響楽団 第176回定期演奏会

日時:2005年1月15日(土) 開場18:00 開演19:00
場所:京都コンサートホール 大ホール

日時:2005年1月17日(月) 開場18:00 開演19:00
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ブラームス/大学祝典序曲 op.80
   シューベルト/交響曲第7番「未完成」 ロ短調 D.759
   ラフマニノフ/交響曲第3番 イ短調 op.44

指揮:岩村 力

入場料:1,000円(A席、当日座席指定) 、S席は完売!

ホームページ:http://www.geocities.jp/kyodaioke/

<補足>

関西の学生アマオケの雄ともいうべき京大オケの定期演奏会。

今回はNHK交響楽団のアシスタント・コンダクターで、精力的に活動されている岩村 力さんを迎えての演奏会。 このオケに登場する指揮者は皆若く、イキの良いのが特徴的です。 どのような演奏を聴かせてくれるのでしょうか。

なお、同プログラムで京都公演と大阪公演があります。

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January 07, 2005

【LP】オーマンディ/フィラデルフィアの「四季」

13ac282

今年も年始早々からバロック音楽を聴いています。 今年はオーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団によるヴィヴァルディの「四季」。 えっ、と思われる方も多いと思いますけれど、意外と言っては失礼になりますが、フィラデルフィア管弦楽団の洗練されて精緻なアンサンブルが清々しくまた優美でもあり心地よい四季の演奏にこのところちょっとまいっています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/13ac282.htm

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January 03, 2005

【資料室】「ロンドン不滅の名盤(MZ規格)」一覧作成

本家BQクラシックスの「資料室」の1,000円盤LP一覧に、1,200円盤の「ロンドン不滅の名盤(MZ規格)」を追加しました。

mz5014

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December 27, 2004

【感想】奈良交響楽団 第46回定期演奏会

2004年12月26日(日) 13:30  奈良県文化会館国際ホール

ベートーヴェン: 劇音楽「エグモント」序曲 op.84
グノー: 歌劇「ファウスト」からバレエ音楽
     1.ヌビア人の踊り
     2.クレオパトラと金の杯
     3.ヌビア人奴隷の踊り
     4.クレオパトラと奴隷たちの踊り
     5.トロイの娘たちの踊り
     6.鏡の踊り
     7.フリネの踊り
プロコフィエフ: 交響曲第5番 変ロ長調 op.100

(アンコール)プロコフィエフ:バレエ曲「シンデレラ」より序奏

指揮:高谷光信

<感想>

プロコフィエフの交響曲第5番、息もつかせぬほどに気迫のこもった演奏でした。 耳馴染みの少ない曲なので、CDやLPで予習をしていましたけれど・・・実演で聴く方が遥かに素晴らしく(予習しすぎると変なイメージがついて実演では違和感を覚えることが多くのあるのですけど、まったく杞憂で)、演奏の中にぐいぐいと惹き込まれてゆきました。
今回もまた2階席からオケを見ながら聴いていました。 この位置からだとオケの動きが手に取るようにわかります。 そして今回、予習の時には気付かなかった響きの綾や、それを導き出している楽器の種類など、なるほどこんなことをやっていたんだ・・・と大変勉強にもなりました。 もちろん、そのような勉強などしなくて、ただ聴いて見ているだけでも、生演奏での醍醐味や面白さが客席にビンビンと伝わってきた演奏でした。 とにかく演奏内容がとても充実していたと思います。 集中力が高く、迫力も満点、しかも余裕を感じさせ、オケが鳴りきっていても安定感を失うことはなかったことなど・・・色々と思い当たる点はあるのですけれど、一緒に来たうちの子供たちを見れば一目瞭然。 日頃は演奏会に行くのを嫌がる小学生の長男を含め、この難しい曲、しかも初めて聞く曲であるのに身をのりだすようにして聴き、演奏終了後には興奮気味に大きな拍手を贈っていたことからも証明されると思います。 とても素晴らしい演奏でした。
なおこれに先立って演奏されたエグモント序曲も、ゆったりとしてテンポ設定から、骨組みのしっかりした演奏で充実していましたし、グノーの「ファウスト」からバレエ音楽をピックアップした演奏も流麗ながら端正に纏めて見事でした。
でもこのプロコフィエフの交響曲第5番の演奏の前ではいずれも霞んでしまったようです。 今年最後の演奏会に相応しい、いや予想を遥かに凌駕した演奏会に満足して会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041226.htm

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December 25, 2004

【感想】第11回 天理の第九演奏会

2004年12月23日(祝・木) 16:00  天理市民会館やまのべホール

ベートーヴェン: 交響曲第8番 ヘ長調 op.93 (*1)
ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」op.125 (*2)

演奏:(*1) 天理シティオーケストラ
   (*2) 天理第九管弦楽団、天理第九合唱団、合唱指導:千葉宗次

独唱:畑田弘美(S)、福島紀子(A)、ニ塚直紀(T)、萩原寛明(Br)

指揮:安野英之

<感想>

「合唱付き」という標題から「付き」の文字を除き、「合唱」そのもの、といった感じの熱い第九を楽しみました。
ホールの天井に届きそうな感じの急勾配の席で歌った合唱団は、見るからに壁のよう。 そしてその壁から、力強い歌声がビンビンとホールに響き渡ってきました。 声そのものがよく揃っていることによる力強さも見事なのですけど、指揮者の安野さんの指示に的確に従ったコントロールの巧さ。 これらが感動の要因になっていたと思います。 また終盤、艶のあるテノールのフレーズが全体の合唱の中から浮き上がって聴こえてきたのにも感激しました。 ダイナミックでかつ華のある合唱が素晴らしかった。
また演奏での楽譜はベーレンライター版によるもの。 オーケストラの楽器は対抗配置でしかも金管楽器も左右に割り振られたスタイルから(弦楽器を対向配置にしても管楽器は通常配置のことはよくありますけど、ホルンを左側、ティムパニとトランペットとトロンボーンを右側に配置)、速いテンポ設定で強靭な感じで進めた第1楽章、やはり速いテンポから鋭いリズム処理が印象的だった第2楽章、そして一転して流麗でいとおしむような第3楽章と進めたあと、合唱団・独奏者とともに高らかに歓喜を歌い上げた素晴らしい演奏は感動的でした。
1年を締めくくるのに相応しい素晴らしい第九の演奏会でした。
またこれに先立って演奏された第8交響曲もまたベーレンライター版による清新な演奏で覇気があり、小気味良さが特徴的な演奏でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041223.htm

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December 21, 2004

12/23:第11回 天理の第九演奏会

日時:2004年12月23日(祝・木) 開場15:00 開演16:00
場所:天理市民会館ホール

曲目:ベートーヴェン/交響曲第8番 ヘ長調 op.93 (*1)
   ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」op.125 (*2)

演奏:(*1) 天理シティオーケストラ
   (*2) 天理第九管弦楽団、天理第九合唱団、合唱指導:千葉宗次

独唱:畑田弘美(S)、福島紀子(A)、ニ塚直紀(T)、萩原寛明(Br)

指揮:安野英之

入場料:前売り 2,000円、 当日 3,000円 (座席指定:14:30より)

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

天理市制50周年、天理ライオンズクラブ創立40周年、第13回山の辺芸術祭参加とチラシに書かれていますけど、すごい人気らしく前売りはもうなくなったそうです。
遅く行くとチケットを持っていても入れなくなる可能性もあるのでは・・??
聞くところによると昨年はそんなこともあったそうなので、今年から座席指定にされたそうです。 早めに行かれることをお勧めします。
なお、第8番、第9番ともにベーレンライター版での演奏だそうです。

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December 20, 2004

12/26:奈良交響楽団 第46回定期演奏会

日時:2004年12月26日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良県文化会館 国際ホール

曲目:ベートーヴェン/劇音楽《エグモント》序曲作品84
   グノー/歌劇《ファウスト》からバレエ音楽
   プロコフィエフ/交響曲第5番変ロ長調作品100

指揮:高谷光信

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/

<補足>

個人的には今年最後の演奏会になるのではないでしょうか。 
指揮者はこのBlogで何度も紹介している若手イケメン指揮者の高谷さん。 
奈良響とは第43回定期演奏会以来2度目。 この演奏会で始めて高谷さんのことを知りましたけど、それ以来あちこちでお名前を拝見するようになりました。 先見の明あり、ってところでしょうか。
でもってその高谷さんの持ってこられたプログラムがプロコフィエフの交響曲第5番だそうです。 けっこう難しい曲みたいなんですけど(僕もまだよく印象が掴めていませんけど)新しい音楽にチャレンジできる演奏会を楽しみにしています。

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December 19, 2004

【感想】甲南大学文化会交響楽団 第44回定期演奏会

2004年12月18日(土)18:30 神戸国際会館こくさいホール

サン=サーンス: 「アルジェリア組曲」よりフランス軍隊行進曲(*)
ブラームス: 悲劇的序曲
ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調

指揮:田久保裕一、石井規之(*)

<感想>

田久保さんの熱い指揮にオーケストラが見事に応え、ドラマティックな音楽を堪能しました。 田久保さんの指揮を拝見するのは1年ぶり。 昨年末もこの甲南大学交響楽団を指揮されていましたけれど、いつもながらの熱い音楽表現は変わりません。 全身を使った指揮姿を見ているだけで、次に何をしなければならないのかが手にとるように判るみたいです。 オーケストラもそのような田久保さんにのせられて集中力が高まり、見事な演奏で応えていたのが印象的でした。
今回の演奏会では何といってもメインのラフマニノフの交響曲第2番。 とても素晴らしい演奏に感激しました。 特に第3楽章の美しさは言葉に出来ないほど。 聞き惚れてしまいました。 また全曲を通しても、豊かな情感がひしひしと伝わってくる演奏でした。 ラフマニノフ特有の甘美なメロディをよく歌わせているのですけれど、オーケストラの響きに若者が持つ特有の張りのようなものがあるせいでしょう、清楚で爽やかな感じがします。 甘美なメロディのオンパレードなのにベタつくところが全くりません。 そして田久保さんにドライブされたオケの響きが充分に熱くて、ドラマティックな音楽に痺れました。
また、ブラームスの悲劇的序曲もうねるような響きでこちらもドラマティック。 激しく悲嘆に暮れて絶望するのではなく、覇気をもって絶望の底から這い上がってくる底力のようなものを随所に感じさせる演奏でした。 底光りのする艶も感じさせた音楽に唸りました。 
学生指揮によるフランス軍隊行進曲は派手さを抑え、キリッと纏めた演奏が見事でした。 豊かな響きの弦、暖かな木管、抑制をよく効かせた金管とパーカッション。 指揮者とオーケストラが一丸となって音楽を盛り立てていました。
いずれも相当に練習を積まれたのではないでしょうか。 そのためにアンコールはなし。 最後は田久保さんの計らいで4回生の皆さんが立たされ、演奏の成功と今後の門出を祝い、観客より惜しみない拍手が贈られていました。 心に残る素晴らしい演奏でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041218.htm

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December 16, 2004

12/18:甲南大学交響楽団 第44回定期演奏会

日時:2004年12月18日(土) 開場18:00 開演18:30
場所:神戸国際会館 こくさいホール

曲目:サン=サーンス/アルジェリア組曲より《フランス軍隊行進曲》
   ブラームス/悲劇的序曲
   ラフマニノフ/交響曲第2番 ホ短調

指揮:田久保 裕一、石井 規之(学生指揮)

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/konan_orchestra/

<補足>

昨年の定期演奏会に引き続き、田久保さんの指揮による定期演奏会。
関西では聴く機会の少ない田久保さん、1年ぶりの指揮を楽しみにしています。 熱っぽい演奏会になるのではないでしょうか。

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December 14, 2004

12/19:京都フィロムジカ管弦楽団 第16回定期演奏会

日時:2004年12月19日(日) 開場13:00 開演14:00
場所:京都コンサートホール(大ホール)

曲目:シューベルト/交響曲ロ短調『未完成』
   エルガー/交響曲第1番変イ長調

指揮:金子建志

入場料:1,000円(当日券)

ホームページ:http://www.artdam.uji.kyoto.jp/philo/

<補足>

気鋭のアマオケ京都フィロムジカの定期演奏会。 
これまでの演奏会は今回の大曲エルガーの交響曲第1番への布石としてあったと記憶しています。
そして今回の指揮者は、音楽学者・金子建志さんというのも興味深いところです。
なおホームページの更新が長らくされていないため、どのような感じになるか、開けてのお楽しみか・・・

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December 13, 2004

【Concerthall Society】「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を2点追加しました

mms80

MMS80

 ショパン・ピアノ・リサイタル
 ポロネーズop53、即興曲第3番op51、ノクターンop15-1、
 ワルツop42、バラード第1番op23、マズルカop50-3、
 スケルツォ第3番op39

 フィルップ・アントルモン(p)

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December 12, 2004

【感想】関西大学交響楽団 第56回定期演奏会

2004年12月8日(水) 19:00  吹田市文化会館メイシアター 大ホール

チャイコフスキー: スラブ行進曲(*1)
ボロディン: 交響曲第3番「未完成」(*2)
チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:竹本泰蔵、中山智左希(学生,*1)、織田映子(学生,*2)

<感想>

学生オケらしくフレッシュでイキの良さに加え、流麗で情感ある演奏を楽しみました。 
ことに竹本さんは独特な美感をお持ちのようでした。 また学生指揮者のお二人は、前回よりも格段に進歩したバトンテクニックに目を見張りました。 しかもお二人とも暗譜。 相当に練習を積まれたのではないでしょうか。 オケと一体となった演奏はとても素晴らしいものでした。
スラヴ行進曲は、3回生の中山さんのしなやかな棒が曲想をうまく引き出していました。 冒頭、コントラバスに向かって右手を伸ばして深い響き引き出していたことも見事なら、フィナーレでの盛り上がり、オケ音量が上がるのとは逆に徐々に小さく振ってオケの集中力を高めてゆき、エンディングを大きく振ってダイナミックに纏めた着地も実に素晴らしいものでした。 情感に迫力もありました。
ボロディンの交響曲第3番、こちらは2回生の織田さんのキレの良い棒で旋律をすっきりと歌わせていました。 織田さんの棒捌き、ぐいっと下げてから、スパっと上げる所作はヴァイオリンの弓捌きから来ているのでしょうか。 とにかく、懐かしく感じさせる旋律がてんこ盛りのこの曲を爽快に演出。 ぐいぐいとオケをのせて生気があり、旋律の歌いまわしもとても見事でした。
悲愴交響曲は、マーラーの交響曲からゲーム音楽までジャンルを超えて活躍されている竹本泰蔵さんの指揮。 竹本さんの経歴には、1977年に開催されたカラヤン・コンクール・イン・ジャパンでベルリンフィルを指揮して第2位に入賞。 その後、カラヤンに招かれてベルリンフィルの演奏に参加されたとの記載があります。 そのことを裏付けるかのような流麗な音楽作りに、「えっ」とか「おっ」って思うような場面があちこちにありました。 とにかくどの場面でも響きが柔らかくて、明るさがあるのが特徴的です。 深刻ぶらない悲愴交響曲。 独特な美感を漂わせた演奏でした。 カラヤン流に言われるとしたら、スタイリッシュな悲愴交響曲、とか、スポーツカーみたいな演奏って言われるのかもしれません。 あちこちでこの曲を聴かせてもらっていますけれど、このような流麗な演奏は記憶にありません。 オケもそのような竹本さんの要求によく応えてとても見事でした。 4回生の皆さんにとってはとても良い思い出になった演奏会ではなかったでしょうか。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041208.htm

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December 11, 2004

12/12:けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会

日時:2004年12月12日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:けいはんなプラザ・メインホール

曲目:スクリャービン/夢想 Op.24
   ボロディン/交響曲第2番 ロ短調
   ベートーヴェン/交響曲第2番 ニ長調 Op.36

指揮:関谷弘志

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://www.kpo.jp/

<補足>

自動車で行くのが便利なんですけどね。
バスで行かれるかたは、以下を参照してください(ホームページより)。
JR学研都市線祝園駅あるいは近鉄京都線新祝園駅から奈良交通バス光台循環(1番乗り場 36系統 12:40,13:10 発)でATR(けいはんなプラザ東)バス停下車
近鉄奈良線学園前駅から奈良交通バスけいはんなプラザ行(北口2番乗り場 45系統 12:23,12:53,13:23発 乗車時間約25分)

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December 08, 2004

【感想】奈良女子大学管弦楽団 第35回定期演奏会

2004年12月5日(日) 13:30  奈良県文化会館 国際ホール

メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」作品26
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
ドヴォルザーク: 交響曲第7番 作品70

(アンコール)J.シュトラウス: ポルカ「狩」

独奏:山本光太(vn)

指揮:柴田 謙

<感想>

若い指揮者(1974年生なので30才)と学生オケのフレッシュな演奏を楽しみました。 きちっと締まった演奏はとても清新。 気持ちのいい演奏会でした。
しかも、勢いだけで乗り切ったのではなく、抑えがよく効いています。 各パートの技量向上を強く感じますけれど、何よりオケ全体としての纏まりの良さが見事でした。
フィンガルの洞窟から、端正でとてもよく纏まった演奏。 句読点をしっかりつけた折り目正しい音楽といった感じ。 前半はちょっと堅さも感じたけれど、後半は伸びやかになってストレートに盛り上げました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。 ソリストは京都芸大の3年在学中の山本さん。 冒頭こそ緊張からでしょうか、押さえがビビって不安定に感じた部分がありましたけど、すぐに挽回。 艶やかな音色で繊細に歌い、清潔な歌に酔いました。 フィナーレは伸びやかで高揚感もあり、今後を十分に期待させる才能を感じました。 またオケもしっかりした伴奏で見事なサポート。 リズム感よく盛り上げて聴き応えのある演奏に仕上げていました。 とてもいい演奏でした。
メインのドヴォルザークの交響曲第7番。 2000年のスプリングコンサートでも聴いていますけれど、全く異なる演奏内容に隔世の感を抱きました。 感激しました。 とにかく技量向上がすさまじい。 各パートともそうですけれど、何よりオケとしての纏まりを良さを強く感じました。 今回の演奏で個人的に特筆したいのはトロンボーンとホルンの響きかな。 パワーもあって響きをタイトによく抑えていますけれど、女性らしい(といってはいけないのかもしれませんけど)強い響きの中に柔らかな色香のようなものが感じられました。 これはちょっとない響きだったかもしれません。 充実感がありました。 もちろん木管楽器も清楚に纏めていて立派でしたし、弦楽器も中低弦が芯になった分奏も見事。 ティムパニも的確で全体の筋を通してました。 そして何より、先にも書いたとおりオケとしての纏まりの良さが演奏を引き締めていて、見事な演奏でした。
長く聴かせていただいていることもあるせいでしょう。 今回の充実した演奏には我が事のような嬉しい気分になってホールを後にしました。 お疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041205.htm

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December 05, 2004

12/11:大阪外国語大学管弦楽団 第32回定期演奏会

日時:2004年12月11日(土) 開場18:30 開演19:00
場所:箕面市立メイプルホール大ホール

曲目:フンパーディンク/ヘンゼルとグレーテルより前奏曲
   フォーレ/組曲「ドリー」
   シベリウス/交響曲第1番

指揮:朝倉 洋

入場料:無料

ホームページ:http://listen.to/oufs

<補足>

残念ながら大阪外大管は聴かせていただいことは無いのですけど、橿原交響楽団で響きの柔らかい好演を聴かせてくれた朝倉さんが客演指揮として登場される演奏会に興味があります。
でも、前日から東京出張で泊まりでしょ・・・う〜んんん

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December 04, 2004

【LP】バイロイト・セット・サンプラー

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バイロイト祝祭劇場での「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」「パルジファル」による実況録音盤のサンプラー・レコード。 1961年の「さまよえるオランダ人」と1962年の「タンホイザー」をサヴァリッシュの指揮、1962年の「パルジファル」はクナッパーツブッシュの指揮で、見せ場を2〜3曲(というか箇所)づつ収録されています。 1973年に1,300円で出ていたものです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/pl2.htm

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December 03, 2004

12/8:関西大学交響楽団 第56回定期演奏会

日時:2004年12月8日(水) 開場18:00 開演19:00
場所:吹田市文化会館メイシアター 大ホール

曲目:チャイコフスキー/スラブ行進曲(*1)
   ボロディン/交響曲第3番「未完成」(*2)
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:竹本泰蔵、中山智左希(学生,*1)、織田映子(学生,*2)

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/kandaioke/

<補足>

前回、井村さんの指揮のもと熱演を聴かせてくれた関大オケの演奏会。 指揮者はこれまで何度か振っておられる竹本泰蔵さん。 クラシックからゲーム音楽まで幅広く活躍されている方だそうです。
しかし今回もまたアマオケの演奏会では珍しく平日の夜の定期演奏会です。 いちおう会社員ですから、平日の夜はどうなるか・・・身動きがとりにくいのでござる。

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December 02, 2004

【感想】天理シティーオーケストラ 第4回定期演奏会

2004年11月28日(日) 14:00  天理市民会館

スメタナ: 交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」変ホ長調 作品73

(アンコール)ドビュッシー:喜びの島

シベリウス: 交響曲第2番 ニ長調 作品43

(アンコール)シベリウス:交響詩「フィンランディア」
(アンコール)J.シュトラウス:ラデツキー行進曲

独奏:三木康子(p)

指揮:安野英之

<感想>

シベリウスの交響曲第2番の冒頭、とても柔らかな響きが重なりあい、豊かで素晴らしい音楽に一気に惹きこまれました。 この曲、色々な演奏で聴いていますけれど、この演奏のような暖かさを感じたことはこれまでにありません。 心が暖まるような感動を覚えました。 また全曲を通しても、とても気持ちののった演奏でした。 特に終楽章では輝かしいブラスと芯のしっかりとした弦楽器による充実した響き。 全員一丸となった演奏に感激しながら聴いていました。 とても素晴らしい演奏でした。
三木康子さんをソリストに迎えた皇帝協奏曲。 三木さんのピアノは粒立ちが良く、煌くみたいなのですけど、しかっりと深みも感じさせて歌いあげました。 オケもしっかりとしたサポートぶり。 端正な演奏だったと思いますけど、終楽章のフィナーレは縦ノリのリズムで区切るようにして入り、一気に燃えてきちっと曲を締めました。
モルダウも端正ですっきりとした情感を感じさせる演奏でした。 力強くタイトなクライマックス、音量が上がって熱気が篭っても音楽の型が決して崩れてしまうことはありませんし、響きそのものが刺激的になることもありません。 輝かしく整ったブラスで盛り上げ、最後は全員が息を揃えてフィニッシュ。 とてもよく纏まった演奏でした。
全体的に高音弦が少ないせいか、若干コクみたいなものがもう少し欲しいと感じた部分もありましたけれど、どの曲もそれ以上に気持ちのよくのった演奏に満足しました。
今回もまたブラスバンドの女子高生でしょうか、3人組が各自スコアを持って楽しそう演奏を聴き、またアンコールのときなど人一倍大きな拍手を贈って大喜びしていたのが印象的でした。
天理市民会館には始めて入りましたけど、新装になって綺麗になったホールだけではなく、集まって来られているお客さんの雰囲気がとても気持ち良く、清々しい感じもしたハート・ウォーミング(heart-warming)な演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041128.htm

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December 01, 2004

【感想】ならチェンバーオーケストラ 第68回定期演奏会

2004年11月27日(土) 15:00  なら100年会館 中ホール

オトマル・シェック: セレナーデ 作品1
モーツァルト: ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
ロッシーニ: 「ウィリアム・テル」より舞踏音楽
メンデルスゾーン: 交響曲第4番イ長調 作品90「イタリア」

(アンコール)モーツァルト: 「フィガロの結婚」序曲

独奏: 猶井 正幸

指揮: 今村 能

<感想>

1年ぶりの、ならチェンバーオーケストラの演奏会を堪能しました。 
このところの奈良市の財政難から、ならチェンバーの演奏会は年に2回となっています。 しかもうち1回は室内楽編成ですので、久しぶりのオーケストラ編成。 関西ではソロ奏者や教鞭をとっておられる錚々たるメンバーが久しぶりに集まったオケの演奏は気力も漲っていたようです。
また久しぶりの指揮をとられた今村さんも、いつも以上に気合が入っていたように感じました。 いずれの曲も誠実で集中力の高い演奏となっていました。
まずオトマル・シェックのセレナーデ。 とても素敵な曲でした。 学生時代に試験のために書いた曲とは思えないほどの充実した作品。 それをまた充実した演奏で、軽やかでかつ豊かな演奏を堪能しました。 モーツァルトのホルン協奏曲は端正な演奏でしたけど、ちょっと誠実すぎたかな、といった印象。 安全運転志向だったかしら。 ロッシーニのウィリアム・テルの舞踏音楽は軽やかで明るく弾む演奏に心躍らされました。 バレエ好きのフランス人もご満悦だったことでしょう。 楽しい音楽、素適な演奏に満足しました。 そしてメインのイタリア交響曲、弦と管が絶妙に絡んだ緻密さがありました。 でもヴァイオリンの数が少ないせいでしょうか、そして皆さん久しぶりの合奏で気合が漲っていたこともあるのでしょう、後半になるほど豊かさがちょっと足りなく感じた面がありました。 これは数の少なさを補うために全奏になると全力で弾くヴァイオリンの響きが生硬になったからではないでしょうか。 しかし指揮者やオケの皆さんの技術が高いことには疑いありません。 誠実でしっかりした演奏です。 逆に巧いからこそこのようなことも気になったのだと思っています。 
いずれにしても、どの曲もとても響きが端正で美しく、ならチェンバーらしい誠実さの溢れた演奏でした。 ならチェンバーらしいセンスの良さを感じさせた演奏会に満足して会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041127.htm

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12/5:京都市民管弦楽団 第70回定期演奏会

日時:2004年12月5日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:京都コンサートホール 大ホール

曲目:芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽詩(1950)
   チャイコフスキー/組曲第4番ト長調op.61「モーツァルティアーナ」
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:長田雅人

入場料:前売り 1,000円、当日 1,200円 (全席自由席)

ホームページ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shioji/KCP/

<補足>

今年春にはハンガリーに演奏旅行をした京都市民管。
ブダペスト・リスト音楽院大ホール、ジョール市・ヤーノシュホールで演奏。 ピアニスト、アンドレ・ヘゲデュース氏と共演し、ハンガリーのEU加盟記念演奏として好評を博した・・・とホームページに書かれています。 
今回も充実した演奏を聞かせてくれますでしょうか。

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November 30, 2004

12/4:大阪市立大学交響楽団 第50回記念定期演奏会

日時:2004年12月4日(土) 開場15:00 開演16:00
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ムソルグスキー/交響詩「禿山の一夜」
   チャイコフスキー/バレエ音楽「眠りの森の美女」より抜粋
   チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

指揮:高谷光信

入場料:500円(全席指定)

ホームページ:http://www.geocities.jp/ocu_orchestra/

<補足>

50回の記念演奏会。 
指揮者は最近関西で活躍されている若手イケメン指揮者の高谷さん(1977年生)。
ロシアで修行されたその高谷さんお得意のロシア・プログラムです。
あとこんなこと言ってはナニですけど、500円でシンフォニーホールに入って音楽聴けるなんてのも大きな魅力かも・・・

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November 28, 2004

12/5:奈良女子大学管弦楽団 第35回定期演奏会

日時:2004年12月5日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良県文化会館 国際ホール

曲目:メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」作品26
   メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
   ドヴォルザーク/交響曲第7番 作品70

独奏:山本光太(vn)

指揮:柴田 謙

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8002/

<補足>

年に1回の定期演奏会です。 あいにく所用で伺えなかった春のスプリングコンサートでは、お客さんが少なかったようですね。 2階席を閉鎖してのだと、代理で聴きに行ってくれた長女が言っていました。
さて今回、このオケでも没後100年のためでしょう、ドヴォルザークがかかります。 しかし渋く第7番をぶつけてきました(僕は好きですけどね、この曲)。 はたしてお客さんの入りはどうでしょうか。 お近くの皆さん、お誘いあわせていかがですか? 気軽に音楽を聴きにいきませんか・・・
でも最初に伺ったとき、女子大生を見に来たように思われてたのではないかと・・・別にやましいところはないのですけどね・・・ちょっとひっかかるものを感じたのは事実。 実は小心者なんです(笑)。 
女子大オケっていっても男性のエキストラも参加してますし、普通のオケと同じみたいなんですよね。 

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November 27, 2004

【Concerthall Society】「その18」に2点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を2点追加しました

m959a.jpg

M959A

 前奏曲変ロ短調op28-16
 夜想曲嬰ヘ長調op15-2
 円舞曲ホ短調・遺作
 マズルカ嬰ハ短調op50-3
 練習曲ホ長調op10-3「別れの曲」 

ヴラド・ペルルミュテ(p)

sms528.jpg

SMS528

 リムスキー=コルサコフ: スペイン奇想曲

ピエール・モントゥー指揮北ドイツ放送交響楽団

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November 23, 2004

【感想】橿原交響楽団 第12回定期演奏会

橿原交響楽団 第12回定期演奏会
2004年11月21日(日) 13:30  奈良県文化会館 大ホール

ブラームス: 大学祝典序曲 作品80
シベリウス: カレリア組曲 作品11
        第1曲:間奏曲、第2曲:バラード、第3曲:行進曲
ベートーヴェン: 交響曲第3番変ホ長調 作品55(ベーレンライター版)

指揮: 朝倉 洋

<感想>

恣意的、刺激的とは対極を成す演奏はしなやかで強靭。 どの曲も上品な雰囲気を漂わせながらも要所をキリッと締めた気持ちのいい演奏でした。
大学祝典序曲は、ちょっと小ぶりながらエレガントで集中力の高い演奏。 刺激的な響きやフレーズはまったく無し。 朝倉さんはメリハリをきちんとつけて盛り上げ、また細かなニュアンスにもオケはよく応えていたのが印象的でした。
カレリア組曲、この演奏も響きの柔らかさが特徴的でしたけれど、より中低弦の響きが充実していました。 間奏曲から明るく楽しい気分で曲を始めた上々の滑り出し。 バラードでは弦楽アンサンブルが見事でした。 柔らかくたっぷりと響き、しかも北欧らしい冷やかさも感じられました。 そしてオーボエの瞑想的な響きもとても素敵だったことも付け加えておきます。 そして行進曲の明るく爽やかな音楽にしびれました。 ティムパニのロールを核にしたパーカッション、ホルンの遥かな吹奏、トロンボーンやチューバの芯のある響き、いずれの響きも柔らかく制御されています。 弦楽器も左右の響きが呼応しあって実に気持ちの音楽。 休止で息を合わせて、充実したフィナーレもまた見事でした。
メインのベートーヴェンの英雄交響曲。 重厚なドイツ風ではなく、時には軽妙さも併せ持ったオーストリア調でしょう。 すべての繰り返しを忠実に守った(はず)ベーレンライター版による演奏ですけれど、新奇的な面はまったく感じません。 それよりも、緩徐部分では上品に歌わせ、クライマックスでは集中力を高めた演奏。 やはり音楽は小ぶりながら、充分に聴き応えある演奏に仕上げていました。 ただ丁寧な演奏で繰り返しを実行していたせいでしょうか、少し冗長に感じた部分もなくはなかったですけれど、朝倉さんの指揮に忠実に応えていたオケは清々しさでいっぱいでした。 そしてフィナーレでは優しく音を紡いだあと端正に盛り上げ、ぐっと大きく纏めたのも素晴らしかった。 充実した音楽を堪能しました。
昨年聴かせて頂いたときの演奏でも気持ちのよさを感じましたけど、今回はバランスも良かったし、技術的な面でも格段に上達していたように思います。 特に英雄交響曲には相当に練習を積まれたのではないでしょうか。 そのためなのかアンコール無しでお開き。 お客さんの中にはちょっと不満そうな方もいらっしゃいましたけど、どの曲も清々しく充実した演奏に満足し、会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041121.htm

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【LP】カラヤン/VPOの「こうもり」(抜粋)

gt9018.jpg

ちょっと楽しくなりたいときに引っ張り出すのがこのレコード。 カラヤンがウィーンフィルを振ったシュトラウスの喜歌劇「こうもり」の抜粋盤です。 ガラ・コンサート的で絢爛たる歌と演奏で、実際に小屋(ホール)で見るのとはちょっと違うような気もしますけど、陽気な音楽がふんだんに楽しめます。 カラヤンはこおいうのを振らせるとやっぱり聴かせ上手ですね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/gt9018.htm

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November 22, 2004

11/28:天理シティーオーケストラ 第4回定期演奏会

日時:2004年11月28日(日) 開場13:00 開演14:00
場所:天理市民会館

曲目:スメタナ/交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
   ベートヴェン/ピアノ交響曲第5番「皇帝」変ホ長調 作品73
   シベリウス/交響曲第2番 ニ長調 作品43

独奏:三木康子(p)

指揮:安野英之

入場料:1,000円(学生 500円)

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

2001年秋に天理市に発足した新しいオケです。
定期演奏会の他に、ベートーヴェンの第九演奏会(今年は12/23)、ヤングピープルズコンサート(来年 1/23)、アンサンブルコンサートなど精力的に活動されています。 お近くの方はいかがですか。

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November 21, 2004

11/28:かぶとやま交響楽団 第31回定期演奏会

日時:2004年11月28日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:いたみアイフォニックホール

曲目:ヴォーン・ウィリアムズ/交響曲第5番ニ長調
   ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調「田園」

指揮:中村晃之

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.jttk.zaq.ne.jp/kabutoyama/

<補足>

こだわり集団・かぶ響ことかぶとやま交響楽団の定期演奏会。
今回はヴォーン・ウィリアムズにベートーヴェンという組合せですね。 20世紀の交響曲と古典派交響曲の名曲。 うならせるような組合せですね。

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November 19, 2004

11/23:京都女子大学交響楽団 第14回定期演奏会

日時:2004年11月23日(祝・火) 開場17:30 開演18:00
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:スッペ/「軽騎兵」序曲
   ドリーブ/バレエ音楽「コッペリア」より
   ドヴォルザーク/交響曲第7番ニ短調 Op.70

指揮:安村好弘

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/kwu_orchestra/

<補足>

京女のオケでもドヴォルザークですね。 没後100年だからブラームスよりもやっぱりドヴォルザークなのでしょう。 しかも交響曲第7番。 渋いところを突いてきますな。 このオケも。

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November 17, 2004

【感想】豊中市民管弦楽団 第31回定期演奏会

2004年11月14日(日) 14:00  豊中市民会館 大ホール

ワーグナー: 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱付き」

独唱:並河寿美(S),西原綾子(A),水口健次(T),篠原良三(Br)

合唱指揮指導:清原浩斗

指揮:谷野里香

<感想>

オケの響きが濡れたようでエレガントでした。 まろやかで恰幅のよいワーグナー、しっかりと歌い込み最後は熱く歌いあげた第九。 どちらも見事な演奏に満足しました。
マイスタージンガーは終始柔らかい響きで統一されていて、なるほどこのようなアプローチもあったのかと新鮮な感動を覚えました。 もちろん女性指揮者だからそうなった、なんていうつもりはありません。 純粋に紡ぎだされてくる音楽に酔いました。
ベートーヴェンの第九も、基本的なオケのアプローチはワーグナーと同じでしょう。 よく締まった演奏なのですけど、弦楽器の濡れたような響きがとても耳あたりが良いのが印象的でした。 谷野さんはいつもながらの小さな振りで的確にオケに指示を与えますけど、要求しているもの以上の音楽がオケから出てくるみたいです。 谷野さんが楽譜をめくるために指揮棒がほとんど動いていないような状態であっても、量感のあるフレーズがオケから途切れることはありません。 相当練習を積まれていて、本番では無理をさせないテンポ設定をとって、オケの自主性に信頼を寄せているように思えました。 だから終始ちょっと遅めのテンポでじっくりと歌い込みながら曲を進めていたようです。 しかし、終楽章で合唱が入ると一転。 合唱団はこの日のために集められたアマチュア合唱団。 谷野さんは大きな振りをして合唱団を纏め、テンポも上がって大きく華やかに盛り上げます。 そして熱く燃えた感動的なフィナーレに結び付けました。 
アマチュア演奏家による第九と銘打たれていましたけど、見事な演奏に大きな拍手を贈りました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041114.htm

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November 16, 2004

【感想】宝塚市交響楽団 第38回定期演奏会

2004年11月13日(土) 18:30  いたみホール

ブラームス: 大学祝典序曲 作品80
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
ドヴォルザーク: 交響曲第7番ニ短調 作品70

(アンコール)ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第10番、第8番

独奏: 東郷麻矢

指揮: 佐々木宏

<感想>

熱く語ったドヴォルザークの交響曲第7番に何度も身を乗り出して聴いていました。 
急激な盛り上がり、さっと翻しての歌と、集中力の高い演奏に耳を奪われました。 でも実は最初のブラームスの大学祝典序曲を聞いたとき、あまりの急激な盛り上げぶりにかなり戸惑っていました。 強弱をはっきりとつけるためか、指揮者の佐々木さんの少々暴力的にも思えた急激な盛り上げ方。 ついていけませんでした。 この調子でメインの交響曲を演られたらたまらんなぁ、なんて思っていたのですけれどそれは杞憂。 メリハリのついた演奏は予想通りでしたが、安定した中低弦・ティムパニの上にヴァイオリンが乗り、チャーミングな木管楽器とよく締まったブラス、重層感のよく出た音楽には腰が据わっていました。 そして何よりよく歌っていました。 充実した音楽は終楽章まで集中力が途切れず、粘りを増して感動的なフィナーレ。 素晴らしかった。 いずれの演奏も熱演といえるものでしたけれど、さすがにこの演奏にはオケの皆さんも気合が随分入っていたのでしょう。 終演後、オケのあちこちから満足そうな笑み、すごかったねぇ、といった感じの笑みがこぼれていたのがとても印象的でした。
なおこれに先立って演奏されたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。 かなり思い入れの深い曲なのですけど、今回の演奏では、カッチリとしたオケの伴奏に乗せた端正で真摯な演奏を楽しみました。 でもそんな真摯な響きの中にそこはかとない華やかさが感じられたのは東郷さんによるところでしょう。 軽やかなタッチながら深みと華やかさを感じさせたピアノ。 特に第2楽章がとても素敵でした。 終楽章はちょっと走りすぎた感はありましたけれど、でも疾走する悲しみとして理解できる演奏です。 こちらもよく纏まった素敵な演奏でした。
大学祝典序曲は先にも書いたように、急激な盛り上げ方に驚いていました。 佐々木さんの気迫の篭った指揮姿に、血管が切れないのか、なんて余計なことを思ったりも・・・とにかく熱い演奏で突っ走った感じでした。
アンコールも含めて佐々木さんの基本的なアプローチは同じように思いました。 曲に真摯に立ち向かい、きちんとメリハリをつけた音楽といった印象です。 そしてオケは、そんな佐々木さんに常に全力で応えていました。 機動力の高さを感じました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041113.htm

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November 15, 2004

11/21:橿原交響楽団 第12回定期演奏会

日時:2004年11月21日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良県橿原文化会館 大ホール

曲目:ブラームス/大学祝典序曲 作品80
   シベリウス/「カレリア」組曲
   ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」変ホ長調作品55

指揮:朝倉 洋

入場料:500円

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kashikyo/

<補足>

奈良県のほぼ中部、橿原市のアマチュアオーケストラ橿原交響楽団です。 
1年に1回の定期演奏会を着実にこなしておられるようですけど、まだまだ発展途上のオーケストラという印象があります。 今年はベートーヴェンの英雄に挑戦、大きく飛躍してくれるでしょう。

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November 13, 2004

【LP】サヴァリッシュ/VSOのブラームス交響曲第2番

fg223.JPG

秋も深まりブラームスのシーズンになりました。 でも、生憎といっては何ですが、今年はドヴォルザークの没後100年。 アマオケの演奏会ではドヴォルザーク中心のプログラミングで、ブラームスの交響曲が演奏されるところはないようです(僕が行ける範囲ですけれど)。 ということでレコード鑑賞でブラームスを、と引っ張り出してきたのがこれ。 サヴァリッシュがウィーン交響楽団を振った録音したものです。 最近これがマイブームとなっています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fg223.htm

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November 12, 2004

【感想】グリーン交響楽団 第16回定期演奏会

2004年11月7日(日) 14:00  尼崎アルカイックホール

シューベルト: 野ばら、セレナーデ、楽に寄せて

独唱: 畑 儀文(T)

ショスタコーヴィチ: 祝典序曲 作品96
エルガー: エニグマ変奏曲 作品36
シベリウス: 交響曲第1番ホ短調 作品39

(アンコール)ショスタコーヴィチ: タヒチ・トロット(二人でお茶を)作品16

指揮:藏野雅彦

<感想>

みどり会メセナのグリーン交響楽団の演奏会の招待券を頂いたので尼崎へ行ってきました。
まずはオーケストラ演奏に先立ち、賛助出演のテノール歌手の畑儀文さんがシューベルトの歌曲を3曲披露。 丹波の森国際音楽祭にみどり会のブラスアンサンブルが出演されたことへの返礼でしょうか。 音楽祭で使われているという小型アップライト・ピアノを使い、ご自身の伴奏で歌われて演奏会は始まりました。 2階席で離れていたせいか、やや声の響きがホール内を回ってきているようで、声の輪郭がちょっとはっきりしない部分も感じましたけど、それでも凛として端正な歌唱は充分に聞き取れました。 しかもドラマティック、久しぶりに畑さんの歌唱を堪能した感じです。 そしてまたピアノの音がタントンと響いて、ベートーヴェンが使っていたピアノを弾いたCDを持っていますけど、それにも似た朴訥とした響き。 可愛らしく、畑さんの歌にもよくマッチしていたことも印象的でした。
さてオケの演奏ですけれど、舞台袖に並んだブラスも加わったショスタコーヴィチの祝典序曲は祝賀ムード満載みたいで絢爛たるもの。 華やかで真っ直ぐに走った感じ。 しかし、エルガーのエニグマ変奏曲は重厚でかつウェットな響き。 ぐいぐいっと進んでいったのは聴き応え充分で、素晴らしい演奏でした。 そしてメインのシベリウスの交響曲第1番。 各パートがとてもしっかりとしていて、力は篭っていても端正な感じのする演奏でした。 北欧調を醸し出した演奏だったでしょうか、よく纏まった巧い演奏なのですけど、個人的にはもっと燃える演奏が好きなのです。 個人的には終楽章はちょっと欲求不満でしたけど、外れているとか合っていないとかではなく、趣味の問題なので許してください。 失礼な言い方かもしれませんけど、下手でもいいからハッチャキに燃えても良かったのでは、なんて生意気にも思ってしまいました(すみません)。 でも、演奏終了後の長い沈黙を破って真っ先に拍手したのは僕です。 たぶん。 とにかく難しい曲なのにとてもよく纏めた演奏は立派でした。
そしてアンコールのショスタコーヴィチのタヒチ・トロット(二人でお茶を)。 これを聴けたのも収穫でした。 終演後、トイレに行ったら、どこかの叔父さんが口笛でメロディを吹いてました。 ホールを出たときにも誰かが口ずさんでいたような気もします。 アンコールが良かった、というのは褒め言葉ではないのですけれれども、やはり、終わりよければ全て良し。 明るい気分で家路につきました。 ありがとうございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041107.htm

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November 09, 2004

11/14:豊中市民管弦楽団 第31回定期演奏会

日時:2004年11月14日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:豊中市民会館 大ホール

曲目:ワーグナー/楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
   ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」

独唱:並河寿美(S)
   西原綾子(A)
   水口健次(T)
   篠原良三(Br)

合唱指揮指導:清原浩斗

指揮:谷野里香

入場料:1,000円

ホームページ:http://n2w.or.tv/oke/

<補足>

ちょっと第九の時期には早いかもしれませんけど、「アマチュア演奏家による第9演奏会」との標題のついた演奏会です。
合唱団はこのために募集されたアマチュアですけど(150名の応募があったみたいです)、独唱者はプロですよね(並河さんは何度か大阪シンフォニカーで聴かせていただいた記憶あり)。
前回の第30回の演奏会はいずみホールでしたけど、今回は本拠地の豊中市民会館に戻っての演奏会。 熱い演奏になるでしょうか。

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November 08, 2004

11/13:宝塚市交響楽団 第38回定期演奏会

日時:2004年11月13日(土) 開場18:00 開演18:30
場所:いたみホール

曲目:ブラームス/大学祝典序曲作品80
   モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
   ドヴォルザーク/交響曲第7番ニ短調作品70

独奏:東郷麻矢(p)

指揮:佐々木宏

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.mars.dti.ne.jp/~ms-kita/tcso/

<補足>

「つかきょう」の呼び方でお馴染みの宝塚市交響楽団の演奏会。 
ドヴォルザークの没後100年だからでしょうか、今回の演奏会では交響曲第7番が演奏されます。
この曲、ドヴォルザークの3大交響曲では一番演奏される回数が少ないと思いますけど、個人的には一番好きかもしれません。 とくに終楽章では拍をズラす場面などもあり、曲の作りとしては少々凝っていて、有名ではなくても聴き応えあるのになぁ〜なんて思っています。

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November 06, 2004

【GT1000】ジャケット写真集を作成

BQクラシックスの「資料室」に、廉価LP関連資料として「キング・世界の名曲1000シリーズ・アルバム」を作成しました

gt1005.JPG

GT1005

ブラームス:交響曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ボロニスラフ・ギンペル(vn)
アルトゥール・グルーバー指揮ベルリン交響楽団

<アルバム詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/renka_lp/king_GT1000_album.htm

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November 05, 2004

【感想】枚方フィルハーモニー管弦楽団 第60回定期演奏会

2004年10月31日(日) 14:00  枚方市民会館大ホール

ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84 (*1)
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 (*2)
ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調 op.27 (*3)

(アンコール)レハール: 金と銀 (*1)

独奏: 余田佳子(p)

指揮: 佐々木實(客演 *1)、寺坂隆夫(*2)、生島 靖(*3)

<感想>

合奏の好きな人達が集まった人間性を感じさせた素晴らしい演奏会でした。 時には合っていないこともあるけれど、出来ること以上のものを常に目指した一生懸命な演奏は、機能性一辺倒のオケではともすると失われがちな音楽の歓びを感じさせてくれます。
真摯で誠実な演奏だったエグモント序曲。 常にゆったりとしたテンポ設定で進められたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番は、独奏者の余田さんの語り口に魅了されました。 とても優しいタッチなのですけれど輝きや深さもしっかりと感じるのです。 またオケも丁寧につけて余田さんをサポートをしつつ、第1楽章のフィナーレなどは熱く語っていたのが印象的でした。 そして何よりもメインの大曲のラフマニノフの交響曲第2番。 温かみを感じさせるアンサンブルで、ロシア的な暖かさみたいなものを随所に感じました。 中でも第3楽章の後半、ヒューマニティという言葉が自然と浮かんできて、旋律に身を任せているうちに不覚にも涙が出そうになりました。 とにかく音楽に対して真摯です。 常に心を合わせた合奏を心がけていらっしゃるように思いました。 そんな演奏者の方々の心の暖かさ伝わってきたのではないでしょうか。
なお今回の演奏会の当日券売上は、先日の兵庫北部の台風と新潟中越地震への被災者への義援金にされるそうです。 社会人アマチュアオーケストラの存在意義っていうと大袈裟かもしれませんけど、そのようなことを考えさせてくれるオーケストラの一つです。
50周年、ますますの発展を期待しています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041031.htm

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November 03, 2004

【感想】京都府立医科大学交響楽団 第80回定期演奏会

2004年10月30日(土) 19:00  京都コンサートホール

ブラームス: 悲劇的序曲
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
チャイコフスキー: 交響曲第5番ホ短調

指揮:藏野雅彦

<感想>

深い響きにキレの良さが加わった弦楽アンサンブルが素晴らしい演奏会でした。 とにかく各声部ともとてもよく纏まっていて、反応の速さも見事なのですけれど、コクやタメも充分に感じられました。 そして藏野さん、しっかりとオケの手綱を握り、ぐぃぐぃと引っ張ったかと思うと、大きく左右に振って歌わせるなど、緩急をうまくつけた指揮でリードしていました。 いつもながらのエネルギッシュな指揮で、学生オケらしいスピード感のある演奏を演出していたように思います。
いきなり充実感のある演奏で満足した「コリオラン」序曲。 弾力を持たせた和音をスパっ切り落としてホールの残響も音楽として見事に利用した悲劇的序曲。 エネルギッシュに熱く語りかけたチャイコフスキーの交響曲第5番。 いずれもよく考えられ演奏で、聴き応えがありました。 ただ1点、チャイコフスキーの交響曲第5番の終楽章ですけど、学生オケらしい律儀さでスィスィと進んでいったという印象でした。 個人的にはもっと力強く粘って歌って欲しかったことがありますけど、このあたりは好き好きの範疇だと思います。 とにかく充実感とスピード感をともに感じた巧い演奏であったことは間違いありません。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041030.htm

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November 01, 2004

11/7:グリーン交響楽団 第16回定期演奏会

日時:2004年11月7日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:尼崎アルカイックホール

曲目:ショスタコーヴィチ/祝典序曲 作品96
   エルガー/エニグマ変奏曲 作品36
   シベリウス/交響曲第1番ホ短調 作品39

賛助出演:畑 儀文(T)

指揮:藏野雅彦

入場料:無料(招待券必要)

ホームページ(みどり会) http://www.midorikai.co.jp/

<補足>

みどり会について、ホームページから引用しますと・・・
みどり会は、昭和45年に開催された日本万国博覧会に「みどり館」を共同出展した三和銀行(現在UFJ銀行)とその親密企業が出資母体となって設立されました。
みどり会の活動は企業経営における課題解決のお手伝いを中心とする「ビジネスサポート」であります。このため、あらゆるビジネスフィールドでメンバー会社165社を軸とする情報交換を行っております。

このみどり会グループ会社間の親睦活動の一つとしてグリーン交響楽団の活動があります。 演奏会はグループ会社とその家族の方へのご招待となっているようです。 興味があればホームページから問合せてみてはいかがでしょうか?

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October 27, 2004

10/31:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第60回定期演奏会

日時:2004年10月31日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:枚方市民会館大ホール

曲目:ベートーヴェン/「エグモント」序曲
   モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番
   ラフマニノフ/交響曲第2番
   

独奏:余田佳子(p)

指揮:佐々木 實(客演)、生島 靖、寺坂隆夫

入場料:500円

ホームページ:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hiraphil/

<補足>

枚方市民会館って改装されたんじゃなかったかな。 それに60回ということもあるためかしら、記念演奏会とは書かれていませんけど、ソリストを迎え、団内指揮者の生島さん寺坂さんに加えて佐々木さんを客演とした演奏会です。 1960年代にこの団の指揮者をされていた佐々木さんかしら。
このオケのホームページに記載されたHistoryを読ませていただくと、社会人アマチュアオーケストラの存在意義っていうと大袈裟かもしれませんけど、そのようなことを考えさせられるようです。 メンバー減により何度も解散の危機を乗り越えてこられた過去に加え、そのような状況でも仲良くハイキングや海水浴なども実行されています。 Profileには「運営は自主独立、他からの財政援助は全くなく、主として団員の会費で賄い、合奏を楽しみにしています。 アマチュアであるが故に、大ホール公演でも入場料を無料、または低額にして多くの市民の方々に気軽に生のオーケストラの音楽を楽しんで聴いて頂こうとしています。」と書かれています。 60回おめでとうございます。

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October 26, 2004

10/30:京都府立医科大学交響楽団 第80回定期演奏会

日時:2004年10月30日(土) 開場18:15 開演19:00
場所:京都コンサートホール

曲目:ブラームス/悲劇的序曲
   ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
   チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

指揮:藏野雅彦

入場料:500円

ホームページ:http://www.hnz.kpu-m.ac.jp/~orchestra/
(京都三大学交響楽団)http://orchestra.musicinfo.co.jp/~3daiorc/

<補足>

京都府立医科大学交響楽団は、京都府立大学交響楽団、京都工芸繊維大学交響楽団と合同で「京都三大学交響楽団」として活動されています。 演奏会の看板なども「京都三大学交響楽団」となっていなのではないかしら、初めて行ったときに吃驚した記憶があります。
さて指揮は関西アマオケでは毎度お馴染み、といっても良いほどの藏野雅彦さん(11/7にも演奏会がありますね)。 いつもどおりでオケは対向配置、熱くエネルギッシュな演奏なのでしょうね、きっと。

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October 23, 2004

【LP】アーロン・ロザンドのスペイン交響曲・サン=サーンス

ms1079vx.JPG

1970年代初頭に出ていた廉価盤LPです。 1,000円盤でピンとくる人は同年代、同朋です。 そんな人達にとって思い出深いのが、この演奏も収められているコロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ。 先日ふっと思い立ち、サイト用にこのシリーズのアルバムジャケットを整理することにしました。 そしてその作業中に何気なく取り出して聴いたのがこのアルバムなのですけれど、アーロン・ロザンドのヴァイオリンの類い稀なる美音と芳醇さに圧倒されました。 サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番第2楽章のなんと艶やかなこと・・・今まで何を聴いていたんだろう、そんな恥ずかしさでいっぱいになりました。 しかし、それにつけてもこのような名演奏が1,000円盤としてリリースされていたことの驚きも大く感じました。 今さらながら1,000円盤が与えてくれたものの大きさを改めて感じた1枚です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/ms1079vx.htm

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October 20, 2004

10/24:八幡市民オーケストラ 第24回定期演奏会

日時:2004年10月24日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:八幡市文化センター大ホール

曲目:ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
   ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調
   シベリウス/交響曲第1番ホ短調

独奏:アンドレイ・イエーメツ(p)

指揮:高谷光信

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.yawata.org/

<補足>

関西で最近売出し中の若手イケメン指揮者の高谷さん。 第21回定期演奏会に続いての登板となります。
ロシアで勉強されたのでロシアものを中心に指揮されていますけど、今回のメインプロはシベリウスですか。 ちょっと興味あるところです。
なおピアニストは第4回ホロビッツ国際ピアノコンクールで入賞された経歴を持つ弱冠21歳。 ウクライナの方だそうですね。

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October 19, 2004

【感想】芦屋交響楽団 第62回定期演奏会

2004年10月16日(土) 18:00  ザ・シンフォニーホール

バーンスタイン: 「キャンディード」序曲
コダーイ: 「ハーリ・ヤーノシュ」組曲

 (アンコール)ハンガリー民謡: 馬を柳につないで

ドヴォルザーク: 交響曲第9番ホ短調「新世界より」

 (アンコール)グリーグ:「2つの悲しき旋律」より第2曲「過ぎた春」

独奏: 斉藤 浩(ツィンバロン)

指揮:黒岩英臣

<感想>

巧いオーケストラに圧倒されました。 この感想だけで充分、そんな感じです。
とにかくこのオケは音程がとてもしっかりしています。 だから曖昧さを微塵も感じません。 上から見ているとよく分かるのですけど、各パートが本当に綺麗に揃っています。 しかもアンサンブルでも各パート間の響きに調和や統一感がきちんと保たれていて、それが一致団結してたたみ掛けてくるから圧倒されてしまいます。 その集中力ときたら、向かう所に敵はいない、そんな風にも感じるほどです。 それに今回の演奏会。 団長の松島さんがお亡くなりになられた直後の演奏会でもあり、メンバーの気持がいつもよりも乗っていたこともあるでしょう。 リズム感の良さに響きの深さをきちんとマッチさせたキャンディード序曲。 郷愁と機動力を見事に両立させたハーリ・ヤーノシュ。 バランス感覚に優れてツヤ・コク・タメを効かせた新世界交響曲。 いずれも技術的な巧さを聞かせるのではなく、音楽を聴かせる、そんな魅力が満載された素晴らしい演奏でした。 もう言うことがありません。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041016.htm

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October 17, 2004

【Teichiku 1000】ジャケット写真集を作成

BQクラシックスの「資料室」に、廉価LP関連資料として「テイチク(Classic Best Collection Series)・アルバム」を作成しました

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UDL−3079

 マーラー:交響曲第1番「巨人」

 ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団

<アルバム詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/renka_lp/teichiku_classic_best_collection_series_album.htm

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October 15, 2004

【感想】千里フィルハーモニア・大阪 第32回定期演奏会

2004年10月11日(祝・月) 14:00  いずみホール

チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ダヴィッド: トロンボーンと管弦楽のためのコンチェルティーノ 変ホ長調 作品4

 (アンコール)ロンドンデリーの歌

ベートーヴェン: 交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」

 (アンコール)エルガー: 行進曲「威風堂々」第1番

 独奏:イアン・バウスフィールド(tb)

 指揮:澤 和樹

<感想>

ウィーンフィル首席のバウスフィールドさんのトロンボーン。 トロンボーンという楽器が天使が持つ楽器と称されることの証明のようでした。 とにかく表情がとても豊かなのです。 そして語りかけるような弱音部分から、踏み込んで吹く力強い響きの末端にまで独特な艶がのっています。 技巧的な巧さはもとより響きの豊かさに参っていました。
そんなバウスフィールドさんの妙技もさることながら、千里フィルハーモニア・大阪の演奏もまた柔らかい響きですけれど芯のしっかりした演奏で、とても充実した内容に感嘆しました。
常に余力を感じさせるアンサンブルで、最強音になっても騒々しさを全く感じません。 非常にポテンシャルの高いオーケストラという印象なのですけれど、巧いアマオケで時として感じる合わせフェッチ的な部分はなく、常に音楽を語りかけるような熱い姿勢を感じました。 これはヴァイオリニストでもある指揮者の澤さんの指導によるものなのでしょうか。
その澤さんの指揮。 巨躯ながら基本的に小さな振りで要所をバシバシッと決め、音楽を進めます。 これ見よがしな部分は一切ないのに、常に覇気を感じさせた「ロメオとジュリエット」の熱い音楽。 古典的な枠組みをきちっと維持しつつも躍動的に進めた田園交響曲。 どの曲もとてもよく纏まった演奏でしたけれど、真摯で全く弛緩することのない演奏はとても素晴らしいものでした。
なお今回は最前列での鑑賞となりました。 そのため、オーケストラのバランス的な面からの言及はできませんけれど、各パートがとてもよく纏まっていたこと、そのパート間の受け渡しや響き合いなど、質の高い音楽を演奏しているのを間近で経験することができた演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041011.htm

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October 13, 2004

10/16:芦屋交響楽団 第62回定期演奏会

日時:2004年10月16日(土) 開場17:00 開演18:00
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:バーンスタイン/「キャンディード」序曲
   コダーイ/「ハーリ・ヤーノシュ」組曲
   ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」

独奏: 斉藤 浩(ツィンバロン)

指揮:黒岩英臣

入場料: 2,000円(当日座席指定)当日16:30よりチケット交換

ホームページ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/makino/aso/

<補足>

関西社会人アマオケの雄とも言える芦響の演奏会。
黒岩さんとの演奏会では、これまでにマーラーの交響曲第9番、ブラームスのドイツ・レクィエムを聴かせてもらいましたけど、とにかく巧い、もうそんだけ。 
特に何も言うことはございません。

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October 10, 2004

【感想】京都市立音楽高等学校 第31回オーケストラ定期演奏会

2004年10月9日(土)18:30 京都コンサートホール・大ホール

プーランク: バレエ組曲「模範的な動物たち」
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23

 独奏: 山本祐梨子(p)
 指揮: 藏野雅彦

プッチーニ: 「グローリア・ミサ」より「キリエ」「グローリア」

 独唱: 竹田昌弘(T)
 合唱: 京都市立音楽高等学校
 指揮: 葛西 進

シューマン: 交響曲第1番変ロ長調作品38「春」

(アンコール)ラヴェル: 古風なメヌエット

 指揮: 藏野雅彦

<感想>

若さのよく出た演奏でした。 若さといっても、はっちゃきになって頑張るというのではなく、清冽な演奏はいずれも好感のもてるものでした。
藏野さんは、いつもながらエネルギッシュなんですが、大きく振って、かなりはっきりとした音楽造りで無理をさせなかったのは先生としての一面でしょう。 オケもそれによく応えていました。
プーランクの冒頭こそやや固かったけれど、しだいに演奏にのってきたようです。 最後は輝かしいブラスと迫力のある大太鼓、大きく熱い演奏で盛り上げたあとやさしく締めくくりました。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、山本祐梨子さんの独奏。 柔らかなタッチが魅力的でしたけど、速いパッセージも鋭く決めた後半は力強くもありました。 また、オケも雄大さを表現すべくたっぷりとしたサポートぶり。 見事な演奏でした。 たださすがにロシア的な泥臭さまでは感じませんでしたけれど。
休憩を挟んでから竹田さん指揮による学生合唱とオケによるプッチーニの「グローリア・ミサ」。 敬虔なキリエ、オペラ的でもあるグローリアともに、コントロールのよく効いた合唱はとても素晴らしいものでした。 またオーケストラは弦に透明感、柔らかな管楽器の響きによって、プッチーニ22歳の作品が、これら若い演奏者による真摯な演奏で蘇ったかのように感じました。
メインのシューマンの交響曲第1番「春」は、藏野さんのエネルギーがオケにも乗り移ったような感じの演奏。 華やかで元気、快活でチャーミング、まさに人生の春といった感じでしょう。 フィナーレはかなりな速度で走り込んだあと朗々したエンディングで決めて、ブラボーも飛んでいました。
たしかに若さからくる生真面目さを感じた部分もありますし、ソロの演奏は上手くても全体からするとちょっとバランスを欠いたように感じた部分もありました。 しかしそれは致し方ないところ。 今から老成してもらっては困ります。 これから経験をうんと積んで、才能をもっと伸ばしていって欲しい思いながら会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041009.htm

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October 09, 2004

【Concerthall Society】「その17」に5点、「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)」にジャケット写真を5点追加、「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を1点追加しました

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M2241

 チャイコフスキー: 交響曲第4番ヘ短調 作品36

パウル・クレツキ指揮パリ国立放送局管弦楽団

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SMS2538

 プロコフィエフ: 交響曲第5番変ロ長調 作品100

サー・マルコム・サージェント指揮ロンドン交響楽団

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SMS2365

 シューベルト:即興曲op.90第1〜4番
 シューベルト:楽興の時第1〜6番

フリードリッヒ・グルダ(p)

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M2251

 シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ長調
 シューベルト:楽興の時 ヘ短調
 シューベルト:レントラー 遺作
 シューベルト:アレグレット ハ短調

スヴィアトスラフ・リヒテル(p)

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SMS2423

過去の栄光−中世からルネッサンス時代の音楽

 パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレ、デュファイ、オケゲムほか

リタ・ソゲル(独唱)、キース・ダーリントン(独唱)
ブレーズ・ピドゥー指揮ジュネーヴ合奏団
ピエール・ペルヌー指揮ジュネーヴ合唱団

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M2360

オーボエ協奏曲集

 マルチェロ: オーボエ協奏曲 ニ短調
 J.S.バッハ: ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
 C.P.E.バッハ :オーボエ協奏曲 変ホ長調
 ベルリーニ: オーボエ協奏曲 変ホ長調

ハインツ・ホリガー(ob)、ローラン・フニーヴ(vn)
ジャン・マリー・オーベルソン指揮ジュネーヴ・バロック管弦楽団

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【Diamond 1000】ジャケット写真を1点追加

BQクラシックスの「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました

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MS−1050−TV

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

 アルフレート・ブレンデル(p)
 ズービン・メータ指揮ウィーン・プロムジカ管弦楽団

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October 06, 2004

10/11:千里フィルハーモニア・大阪 第32回定期演奏会

日時:2004年10月11日(祝・月) 開演14:00
場所:いずみホール

曲目:チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   ダヴィッド/トロンボーン協奏曲 変ホ長調 Op.4
   ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68「田園」

独奏: イアン・バウスフィールド(tb)

指揮:澤 和樹

入場料:3,000円

ホームページ:http://www.hi-ho.ne.jp/kataoka/senri/

<補足>

今回トロンボーン独奏としてウィーン・フィル首席奏者のバウスフィールドさんを迎えての定期演奏会です。 超一流の方とのセッションが何といっても聴き物ではないでしょうか。
さてこの千里フィルハーモニア・大阪。 千里市民管弦楽団の旧称のほうが通りが良いでしょうか。 2003年の第30回記念定期演奏会を機に改称されたそうです。 そしてその起源は1982年秋。 千里ニュータウン開発20周年を記念して結成されたとのこと。 豊中、吹田、箕面など広く千里を含む文化圏全域のコミュニティーオーケストラとして活動されており、1997年には大阪府よリ地域文化活動の振興に寄与したことで表彰もされ、ちょっと変な言葉かもしれませんけど、新しい老舗オケ、そんな感じですかね。

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October 05, 2004

10/10:大阪シティオーケストラ 第2回定期演奏会

日時:2004年10月10日(日) 開場18:30 開演19:00
場所:クレオ大阪東

曲目:モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
   シューベルト/交響曲第8番「未完成」
   ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」

指揮:加納 誠

入場料:無料

ホームページ:http://www.pocorit.jp/oco/

<補足>

2001年の秋に発足し、大阪府大東市を中心に活動するアマチュアオーケストラだそうです。
2003年3月に第1回定期演奏会をされていて今回が第2回になります(第1回のメンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」は聴いてみたかった)。
なお発展途上のオケなので団員はまだ30名ほどだそうですけど、この王道プログラムをどう料理するのかちょっと興味もあります。
しかしこの3連休、家庭行事と定例行事がかぶりまくってて、果たしてどうしたものか状態・・・
お近くの方は、大阪・京橋の近くのクレオ大阪東なんでいかがでしょうか? 
なお演奏会終了後はグラン・シャトーへ繰り出すのでしょうか(笑) 京橋はええとこだっせ♪(コレが分かるなら僕と同年代)

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October 04, 2004

10/9:京都市立音楽高等学校 オーケストラ定期演奏会

日時:2004年10月9日(土) 開場17:45 開演18:30
場所:京都コンサートホール大ホール

曲目:シューマン/交響曲第1番変ロ長調 作品38「春」
   チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
   プーランク/バレエ組曲「模範的な動物たち」

 指揮:藏野 雅彦、 ピアノ:山本 祐梨子

   プッチーニ 「グローリア・ミサ」 より

 指揮:葛西 進
 テノール独唱:竹田 昌弘、 合唱:京都市立音楽高等学校

入場無料・要整理券
(整理券は、区役所・ホール等で配布中。 ホームページでも入手可能)

ホームページ:http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/ongaku/

<補足>

京都市立堀川高校音楽部のほうが通りがいいでしょうか。 現在は、京都市立音楽高等学校となっているそうです。 この高校オーケストラの定期演奏会が開催されると聞きました。
音楽高校オーケストラといっても生徒の数が少ないため、卒業した現役プレーヤや海外留学からの一時帰国者も参加されているそうです。 とても豪華なメンバーなんだそうです。
また指揮は、教鞭もとられている藏野さん。 高校オーケストラとはいえ、かなり高水準の演奏会になるのではないでしょうか。
なお入場にあたっては整理券が必要ですけど、ホームページの「演奏会」のページをクリックし、そのページから整理券を印刷することができます(pdfファイル形式なのでAcrobatReaderが必要です)。
連休初日の夜、京都見物のあと京都コンサートホールにも行かれてみるのはどうでしょうか?

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October 03, 2004

【Diamond 1000】ジャケット写真集を作成

BQクラシックスの「資料室」に、廉価LP関連資料として「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」を作成しました

ms1035ev.jpg

MS−1035−EV

 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
 ガーシュウィン:パリのアメリカ人

ウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団
ヘスス・マリア・サンロマ(p)

<アルバム詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/renka_lp/diamond1000_album.htm

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October 02, 2004

【LP】追悼・ハインツ・ワルベルクのロマンティック

chj30030.jpg

ハインツ・ワルベルクさんが9月29日に亡くなられたとのニュースが入ってきました。 享年81歳。 今年もNHK交響楽団を指揮しておられただけに突然の訃報といった感じです。 追悼の意味をこめ、日本コンサートホール盤のブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を引っ張り出してきましたが、これがとても見晴らしが良いうえに質実として滋味深い演奏でした。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/chj30030.htm

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September 28, 2004

【感想】やまなみグリーネ管弦楽団 第19回定期演奏会

2004年9月26日(日)14:00 やまなみホール

(追悼)モーツァルト: アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

モーツァルト: 交響曲第25番ト短調 K.183
マーラー: 交響曲第4番 ト長調

独唱:三原美文(S)

指揮:河野正孝

<感想>

このところ加齢のせいかしら、素晴らしい演奏を聴くと涙腺が緩んでしまいそうになるのですけれど(もちろん涙は出しませんけど)うるうるときた演奏会でした。
マーラーの交響曲第4番。 とにかくオケ全体の気持ちが素晴らしく乗った演奏でした。 思わず身を前に乗り出すようにして聴いた場面も数知れません。 弦楽器の編成は 8-7-6-6-4 という極めて小型ながらも3管編成。 ステージ上はすし詰め状態で、木管奏者のベルアップも大変では? と余計な心配もしたくなるほどでしたけれど、バランスも申し分なく、前述のとおり素晴らしい演奏に感激しました。 逆にマーラーの交響曲第4番という大曲をこんなにも間近で、しかも各奏者の方の熱演に接することが出来たことは素晴らしい経験になりました。 オーケストラの中で聞いたらこんな感じなのかもしれません。 特筆したい場面はいっぱいありますけど、1点挙げるならば第4楽章の三原さんのソプラノによる第4節の「Sanct Ursula selbst dazu lacht.」でしょうか。 声の伸びも素晴らしくて溜息が出るほどでした。 曲が終ってしまうのが残念に思える演奏に久しぶりに出会いました。 感謝しています
なおこれに先立って、吉岡前館長を追悼するため、プログラムにないモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を演奏会の冒頭に演奏。 オケとソプラノの柔らかい響きがホールに満ちて、こちらも気持ちの伝わってくる演奏でした。
モーツァルトの交響曲第25番。 気合の篭った演奏はまさしく疾風怒濤。 最近レコードでハイドンを聴く機会が多くなっていることもあり、ハンドンとの繋がりに自然と想いをはせていました。 指揮者の河野さんはいずれの曲でもオケの自主性に任せている場面が多くあり、細かな指示で抑えたり整えたりする小細工を使わず、常に曲を前に前にと進めている感じ。 ただしこの25番の交響曲では、コンミスの響きが少々際立って聴こえるなどバランスの悪さも感じなくはなかったのですけれど、常に前向きであった演奏を支持したいと思いました。
とにかく昨今の財政難により活動を支えてきた財団が休眠化。 今回は財団から離れ、自主活動として初めて開催した定期演奏会だったそうです。 たとえ逆境であってもこの素晴らしいホールの名を冠したオーケストラとして今後も演奏を続けて欲しいと心より願うばかりです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040926.htm

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September 26, 2004

【LP】リヒターのハイドン/驚愕・時計交響曲

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驚愕・時計の両交響曲。 いずれも、いかにもリヒターといった感じの演奏。 構成感のはっきした演奏にはスピード感・推進力があり、どこかバッハ的な厳格さも漂ってきます。 1961年録音だからこの時リヒターは35才でしょうか。 すでにミュンヘン国立大学の教授を務め、ミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団も組織していたとはいえ、ベルリン・フィルを振ったハイドンの素晴らしい演奏に今さらながら吃驚しました。 ちなみにリヒターによるハイドンの交響曲はこの2曲しか残されていないみたいですね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mgx7094.htm

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September 24, 2004

アンサンブル・フォンテーヌ 第10回定期演奏会

日時:2004年9月26日(土) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良市西部会館市民ホール(学園前ホール)

曲目:パッヘルベル/カノン
   ヴィヴァルディ/チェロコンチェルト
   ヴィヴァルディ/四季より「春」
   パーセル/ABDELAZER
   ジョン・ラター/組曲

指揮:嶋田孝一

入場料:1,000円  (大学生以下は500円)

ホームページ:http://www.geocities.jp/en_fontaine/

<補足>

年齢のせいか最近は大規模の管弦楽曲だけでなく室内楽も聴きたくなってます。
でもアマチュアの室内楽コンサートって関西ではあまり無いのかな、見つけることができませんよね(知らないだけ??)。
なんと、ご近所でこんな演奏会があるのを発見しました。
興味は大いにあるんですけど、残念ながらこの時間帯は子供を歯医者に連れて行っている時間帯。 まいったなぁ〜
なお、この団体について、ホームページの記載を引用しておきますね。 
---
アンサンブル・フォンテーヌは嶋田孝一先生門下生を中心として構成しているアマチュア弦楽アンサンブルの団体です。
現在は嶋田先生のご指導のもと、年に一回の定期演奏会を中心に活動しています。
主に秋に奈良市で演奏会を開催しています。 ぜひ、聴きにいらしてください。

---
なお指揮者でもある嶋田孝一さんはモーツァルト室内管のコンサートマスターだったそうですね。
チケットについては学園前ホールに問合せると良いみたいです。 300席の小さなホールですものね。

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September 23, 2004

やまなみグリーネ管弦楽団 第19回定期演奏会

日時:2004年9月26日(日)開場13:30 開演14:00
場所:やまなみホール 

曲目:モーツァルト/交響曲第25番ト短調 K.183
   マーラー/交響曲第4番 ト長調

独唱:三原美文

指揮:河野正孝

入場料:1,000円 (小学生以下は無料)

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/yamanami-g/index.html

<補足>

京都府南山城村にある「やまなみホール」(黒川紀章氏の設計の本格的な音楽用ホール)を拠点に活動するアマチュアオーケストラの定期演奏会でマーラーがかかります。 
このオケ、1992年に発足、練習場所もやまなみホールの舞台を使っているそうです。 つまり毎回の練習と演奏会本番が同じ条件。 なんて素晴らしい練習環境なんでしょう。 
ホールがちょっと遠いのが難点ですけど、ドライブか遠足がてらに足を伸ばしてみませんか。
自動車なら充分な駐車スペースもあるそうです。 
電車なら関西本線大河原駅下車5分だそうで、JR奈良駅12:50発の加茂行き快速で加茂まで行き、13:08発の亀山行きなら13:23大河原着で間に合いますね。

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September 22, 2004

【感想】待兼交響楽団 第16回定期演奏会

待兼交響楽団 第16回定期演奏会

2004年9月19日(日)14:00 池田市民文化会館(アゼリアホール)

イベール: モーツァルトへのオマージュ
モーツァルト: 交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297
チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調「悲愴」作品74

(アンコール)プッチーニ: 交響的前奏曲 作品1

指揮:井村誠貴

<感想>

よく踊る井村さんは、全身で音楽を表現。 あるときは音楽をちぎって投げるようでもあり、ある時は感情の襞をそっと撫でるようでもありました。 オケもそんな井村さんにとてもよく応え、若々しく熱い演奏で全体を盛り上げていました。
イベールのモーツアルトへのオマージュ。 リズミカルで溌剌とした演奏。 いつもながらの井村さんの分かりやすい指揮から、木管は伸びやかに金管も煌いてて楽しい曲想がよく出た佳演だったと思います。
モーツァルトの交響曲「パリ」は若さ溢れた演奏。 終楽章はとても熱い演奏で、ジュピター交響曲の終楽章を想像するようなエモーショナルな感じを受けました。 ただ第2楽章などもっと退いてもよかったんじゃないかな、やや一本調子っぽく感じられた部分もありましたけど、誠実な演奏には好感が持てました。
チャイコフスキーの悲愴交響曲。 こちらも大変気合の入った演奏でした。 強弱だけでなく、押しや退きも感じられた熱演でした。 クラリネットが巧かったですね。 あと、コントラバス奏者の方がけっこう気合入ってて目だってました。 そっとメンバー表で確認すると団長さんみたいですので、思わず納得。 高音弦も綺麗でしたけれど、後ろで聞いていたせいもあるためか、終楽章などもう少し弦に粘りがあると更に良かったのになって思いました。 深みを感じさせる部分がなんとなくサラっと流れたようにも思えて・・・でもコンミスの方を始め、相当に気合の入った演奏をされていたのは見ていてよく分かっています。 単純にもう少し人数が欲しかったなぁ、という感じ。 とにかくとても情熱的な演奏には違いなく、素晴らしい演奏でした。
アンコールは、プッチーニの作品1番の「交響的前奏曲」。 井村さんらしい情景が感じられた演奏でした。 井村さんの指揮されるオペラの序曲は、たとえ観たことのないオペラであっても不思議と情景が浮かぶのです。 この曲はオペラの序曲ではないのですけれど、やはりどこか風景的なもの、歌をよく感じました。 
とにかくどの演奏でも歌うのが井村さんの演奏の特長でしょう。 堪能しました。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040919.htm

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September 21, 2004

紫苑交響楽団 第5回定期演奏会

日時:2004年9月26日(日)開場13:00 開演13:30
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:ビゼー/交響曲第1番
   ラヴェル/組曲「クープランの墓」
   チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」

指揮:森口真司

入場料:500円

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/tomikei/shion/index.html

<補足>

紫苑交響楽団(しおんこうきょうがくだん)、演奏会に行くと頂くチラシの中でも一際目立つ綺麗なところ・・・と言うと「あっ」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2000年9月に設立された若いアマオケで、同志社オケの流れを汲む団体だそうです。 すると今年10周年を迎えた大阪ハイドンアンサンブルの後輩みたいな存在かもしれませんね。
まっ、いずれにせよこの御時世では特定の大学OB/OGだけで団を維持するのは困難でしょう。 出身校には関係なく、卒業したての若いメンバーが多く集まったオケ。 溌剌とした音楽が持ち味になるのではないでしょうか。 ちょっと注目の団体です。

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September 17, 2004

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第15回定期演奏会

2004年9月12日(日) 13:30  奈良県文化会館・国際ホール

ラヴェル: マ・メール・ロワ
サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第3番
(アンコール)ジャン・マルティノン: ソナチネ
(アンコール)岡野貞一作曲/文部省唱歌:「紅葉(もみじ)」
ビゼー: 交響曲第1番
(アンコール)ビゼー: 「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」

独奏:オリビエ・シャルリエ(vn)

指揮:秋山和慶

<感想>

期待どおり、いやそれ以上の演奏でした。 特にオリヴィエ・シャルリエさんのヴァイオリンに魅了されました。 また奈良フィルの特質がよく出た上質な音楽の数々に満足して帰ってきました。
マ・メール・ロワは、バレエ版ではない管弦楽版による5曲。 いずれの曲でも管楽器奏者が大健闘していました。 もちろん弦楽アンサンブルもすっきりした響きに低弦が絡まって柔らかいアンサンブル。 オケが一体となって突出することなく、それぞれの物語を一つの音楽とし、素適なお伽の世界を演出。 上々の滑り出しでした。
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番はメロディの宝庫。 シャルリエさんはこの曲をさらに優雅で華のある演奏に仕上げ、会場を魅了していました。 シャルリエさんのヴァイオリンの響きは暖かく、まるで鼻にかかるフランス語の発音みたい。 しかも美しく柔らかいだけでなく、きちんとした主張があるのが素晴らしいところです。 けっして声高にはならないのですけど、一歩前に踏み込んで歌い上げるときの自信と余裕。 また秋山さんの元に歩みよってオケと協調する場面も散見され、実に素晴らしい演奏に感嘆しました。 なお奈良テレビのカメラも入ってましたけど、この美しい音楽の襞は到底収録することは出来ないだろうな・・・そんなことを思いつつカメラを横目で見、この幸せな音楽に酔っていました。
いよいよメインのビゼーの交響曲。 よく言われるように快活さはハイドン、メロディはシューベルトといったところでしょうか。 秋山さんと奈良フィルはここでもしっかりした構成と、終始抑制された表現で決して突出することない誠実な演奏でした。 この明るい曲を緻密なアンサンブルで演奏した弦楽器の美しさは特筆しておくべきと思います。 
ただ、もうちょっとオケに自主性があっても良かったような気はしました。 そう思えたのはアンコール曲「アルルの女」の「ファランドール」を聴いてから。 こちらはよく言えば気合の入った演奏ですけど、直裁的な表現で押し切った感じ。 練習量の差がストレートに出たように思います。 これを聴いてビゼーの交響曲を思い返してみると、交響曲ではオケとしてはかなり精神的なプレッシャーがあったのではないかと感じました。 これはまったくの想像ですけれど、より美しく、きちんと整った演奏にしよう・・・そんな抑圧が必要以上にあったのではないでしょうか。 もし、そのようなものが解き放たれ、各自の主張する歌のようなものが感じられたなら、もっとチャーミングで素晴らしい演奏になったのかもしれません(偉そうにすみません)。 これまでの奈良フィルを聴いてきた耳からして、これは決して高望みであるとは思っていないことを付け加えておきます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040912.htm

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September 14, 2004

大阪市民管弦楽団 第61回定期演奏会

日時:2004年9月18日(土)  開演18:30
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ボロディン/中央アジアの草原にて
   コダーイ/ハンガリー民謡「孔雀」の主題による変奏曲
   チャイコフスキー/交響曲第4番

指揮:蔵野雅彦

料金: S席 2,000円 A席 1,500円

ホームページ:http://www.paw.hi-ho.ne.jp/oshimin-orchesta/

<補足>

このところご無沙汰してしまっている(すみません)大阪市民管に藏野さんが登場されます。
ところで、大阪市民管では「コンサート会員」なる制度が出来ているようですね。
入会金・会費は無料で、通常A席1,500円のところを、優待価格1,000円になるそうです。
しかも、会員になると特別席。 できるだけ良い席になるよう会員専用の座席引き換え窓口が設置されるそうです。 これは、お得ですよね。
メール会員になるとまだ間に合うでしょうか。 
興味ある方は大阪市民管のホームページを見てくださいね。

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September 13, 2004

待兼交響楽団 第16回定期演奏会

日時:2004年9月19日(日) 開演14:00
場所:池田市民文化会館(アゼリアホール)

曲目:イベール/モーツァルトへのオマージュ
   モーツァルト/交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」作品74

指揮:井村誠貴

料金:一般1,000円(全席自由 当日券有り)

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5720/

<補足>

個人的に応援している井村さんが指揮される演奏会です。
気合が入って熱い演奏になることが想像できる「悲愴」はともかくとして、モーツァルトをいかに料理するのか。。。
期待と不安・・・な〜んて言ってはダメかな。 でも、けっこう難しいんですものね、モーツァルトってば。

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September 11, 2004

【Concerthall Society】「その17」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)」にジャケット写真を1点追加しました

sm2362.JPG

SM2362

ワーグナー・オペラ・フェスティヴァル

 歌劇「さまよえるオランダ人」より「序曲」
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲」と「愛の死」
 歌劇「タンホイザー」より「序曲」と「ヴェヌスベルクの音楽」

ピエール・モントゥー指揮ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団

 ※モントゥー最後の録音(ジャケット解説より)

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September 10, 2004

保科アカデミー室内管弦楽団 創立10周年記念東京公演

日時:2004年9月11日(土) 開場17:30 開演18:00
場所:第一生命ホール(東京都中央区晴海)

曲目:シューベルト/交響曲第3番ニ長調 D.200
   シューベルト(保科 洋編曲)/『魔王』『ます』(T)
   保科 洋/『祈り そして 戯れ 〜光のもとの〜』(ob)
   保科 洋/管弦楽のための『懐想譜』(改訂版)
   ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調(vn)

独奏・独唱:津上 崇(T)、津上 順子(ob)、松原 勝也(vn)

コンサートマスター:鷲野 亜紀

指揮:秋山 隆

料金:一般2,500円(前売2,000円)、学生1,500円(前売1,000円)

ホームページ:http://www003.upp.so-net.ne.jp/Horn/HoshinaAcademy/

<補足>

お世話になっている【♪ KechiKechi Classics ♪】ご推薦の演奏会です。
東京方面の方はいかがですか? 
なお【♪ KechiKechi Classics ♪】 をご覧の方に先着10組20名様に東京公演のチケットプレゼントがあるようです(まだ間に合うかな?)
「【♪ KechiKechi Classics ♪】 を見て」とご記入の上、下記アドレスにメールでお申し込み下さい。 とのことです。
Hoshina_Academy@hotmail.com

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September 09, 2004

【プロ】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第15回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演13:30
場所:奈良県文化会館・国際ホール

曲目:ラヴェル/マ・メール・ロワ
   サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
   ビゼー/交響曲第1番

独奏:オリビエ・シャルリエ(vn)

指揮:秋山和慶

料金:前売り 大人3,500円、高校生以下2,000円(全席自由)
   当日  大人4,000円、高校生以下2,500円(全席自由)

ホームページ:http://www1.kcn.ne.jp/~naraphil/

<補足>

奈良フィルは、奈良に本拠を置くプロ・オーケストラです。
アマチュアの奈良交響楽団とよく間違われると、奈良響の方に聞いたことがありますけど、その奈良フィル、1985年に旗揚げして今年が20周年になります。 
1997年から開催してきた年2回の定期演奏会も今回で15回を数えました。 最初は団長の全さんの貯金をはたいて定期演奏会を開催したらしいですね。 
安田は1995年の第5回定期演奏会から聴かせてもらっているので今回で10回目。 最近では唯一会員(友の会)になっているプロ・オーケストラです。 
なお個人会員になると年会費4,000円で年2回の定期演奏会の招待券がいただけます(実質半額はお得ですね)。 
お近くの方は、会員になって奈良フィルをもりあげませんか。

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September 08, 2004

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第18回定期演奏会

2004年9月5日(日) 14:00  神戸文化ホール大ホール

ニールセン: 序曲「ヘリオス」
ハイドン: 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」(*)
ニールセン: 交響曲第4番「不滅」

(アンコール)ステンハマル: カンタータ「歌」より間奏曲

指揮:森 康一(*)、松井真之介

<感想>

意欲的なプログラムのためかお客さんは少なかったけれど、とても熱い演奏会でした。 特にニールセンの「不滅」は、聴き所ともいえる左右2対のティムパニの強打もさることながら、ヒューマニティ溢れた熱い演奏で全体を歌い上げた実に素晴らしい演奏に感動しました。 なかでも第3楽章の悲痛なヴァイオリンの響きの透明感、またアンサンブルの要になるヴィオラが健闘していたのが印象に残りました。 そして感動のクライマックスは「消し去ることの出来ないもの」を高らかに歌いあげ、指揮者とオケが一体になった演奏は実に見事でした。
またハイドンの交響曲「ロンドン」、気負うところのない端正な佳演で気に入りました。 オーソドックスな解釈ながらスマートでチャーミングな演奏はかえってアマオケでは難しいと思います。 終楽章などよく言われることですけど、ベートーヴェンの足音が聞こえるようですけど、常にハイドンらしい暖かさと優しさを失わない演奏を楽しみました。
冒頭のニールセンの序曲「ヘリオス」、こちらは初めて聴く曲なのではっきりいえませんけど、誠実な演奏でした。 ただ元の曲調が単純なこともあって表層的な感じが否めませんでした。
なおアンコールは、なんとステンハマルのカンタータ「歌」より間奏曲。 豊かなアンサンブルが実に見事でした。 初めて聴いた曲ですけど、そして多分、ほとんどの人はステンハマルの名前さえ知っていなかったと思いますけど、いい曲を書く人だな、ということが分かったのではないでしょうか。 充実した演奏に、オケが引き上げはじめても拍手が惜しみなく贈られていたのが印象的な演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040905.htm

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September 07, 2004

神戸市民交響楽団 第56回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演14:00
場所:神戸文化ホール(大ホール)

曲目:チャイコフスキー/イタリア奇想曲
   ハイドン/交響曲第44番「悲しみ」
   ショスタコーヴィチ/交響曲第5番「革命」

指揮:藤田 謹也

料金:一般 1,000円、小学生 500円

ホームページ:http://www2s.biglobe.ne.jp/~kco/

<補足>

いつもホールをいっぱいにする神戸市民交響楽団(KCO)の演奏会、たとえチケット持っていても早めに集合しましょうね。
今回は団内指揮者の藤田さんの指揮。 以前このコンビで聴かせていただきましたけど、オケと指揮者の一体感がとても良いんです。 みんなで盛り上げていこうってのがよく伝わってきます。 ほんと雰囲気いいんです。 また客席のお客さんも雰囲気よくって、楽しみに来られているのがよく分かります。 お近くの方も、そうでない方もお早めにどうぞ。

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September 05, 2004

【Concerthall Society】「その17」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)」にジャケット写真を1点追加しました

chj30007.jpg

CHJ30007

ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
ウラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a (*)

カール・シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団
            南西ドイツ放送交響楽団(*)

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/con_lptable/con_lp_album17.htm

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September 04, 2004

【CD】トムシック&ナヌートのブラームス/ピアノ協奏曲

トムシックさんのピアノは煌びやかな響きですけどパワーもあってよくピアノを鳴らしています。 いつものトムシックさんのイメージだと、こじんまりと綺麗に纏めるような感じに思えますけど、この演奏では丁丁発止とオケと張り合って力強くもあります。
またオケも少々荒っぽさを感じるところはありますけど、ナヌートさんがグイグイと引っ張ってゆく場面が多く、中低弦がゴウゴウと唸りをあげて駆け上がってゆくなど気合充分。 
そしてトムシックさんとの息がよく合っているのは同じスロヴェニア出身の信頼関係でしょうか。 重厚さだけでなく、雄大さや清々しさを感じさせるブラームスの2曲のピアノ協奏曲。 これら大きな曲の中にスジを一本ピンと通したようにも思えます。 トムシック&ナヌートのコンビによる出色の名演奏だと思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/cd/cc022_cc060.htm

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September 03, 2004

西宮交響楽団 第87回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演14:00
場所:西宮市民会館アミティホール

曲目:ラヴェル:古風なメヌエット
   ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
   ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
              (ノヴァーク版第2稿)
独奏:北島 舞(p)

指揮:藏野雅彦

料金:一般 1,000円、高校生以下 500円

ホームページ:http://sound.jp/nishikyo/

<補足>

西宮交響楽団は1953年設立だそうで、関西では古くから活動しているアマチュアオーケストラのひとつですね。
今、関西で精力的に活動されている藏野さんの指揮によるブルックナーのロマンティック(ノヴァーク版第2稿)、とっても興味をそそられますけど、この日は他の演奏会とかちあっていて残念です。
なおこのオケのホームページには『スペシャルリンク「ブルックナー」』がありますので、版の問題などを確認するのには便利ですよね。

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September 01, 2004

【感想】吹田市交響楽団 サマーコンサート 2004

2004年8月29日(日) 14:00  吹田市文化会館「メイシアター」大ホール

第1部
ワーグナー: 歌劇「ローエングリン」より
       第三幕の前奏曲
       エルザの大聖堂への行進
H.ショア: 映画「ロード・オブ・ザ・リング」より
(Arr. John Whitney & Jerry Brubaker)
      第2部「二つの塔」より
      第1部「旅の仲間」より

          指揮:米山 信

第2部
Let’s Try − あなたも名指揮者!

ブラームス: ハンガリア舞曲第5番(Aパタン、Bパタン)
ロッシーニ: 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲

          案内:米山 信

第3部

ホルスト: 組曲「惑星」より
      火星:戦争をもたらすもの
      木星:喜悦をもたらすもの

(アンコール)天王星:魔術師

          指揮:新谷 武

<感想>

今年で伺わせてもらって6年目。 例年のように有名名曲をたくさん演奏するサマーコンサートも楽しくて良いのですけど、今回のように日頃採り上げ難い大曲を一部分とはいえ演奏するのもまた良いものですね。 とにかくどの曲もとても充実した演奏内容に満足(満腹)しました。
今年は大曲が並んでいます。 ワーグナー2曲と映画「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽、指揮者コーナのあとはホルストの「惑星」から2曲。 どちらかいうと簡素なプログラミングですね。
今回、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽は初めて聴きました。 映画も観ていないんですけど、壮大なスケールを感じさせた演奏内容に唸りました。 映画も観たほうがいいよなぁ、なんて素直に思いました。 そのような前半は米山さんによる指揮でした。 米山さんはいつもどおり淡々とした感じの進め方なのですけど、スケールの大きさを音の大きさではなく、響きの豊かさとか密度によって演出しています。 最初こそ管楽器がやや乱れ気味ではありましたけど、すぐに挽回。 今回もまた2階席で聴いていましたけど、豊穣なオケの響きが下のステージからまるで湧き上がってくるように聴こえてきました。 とにかく各楽器の響きには抑制のよく効いた安心感があります。 これは各パートが充実しているからでしょう。 そんな楽器の響きが溶け合いながら舞い上がってくるんです。 テーマ「伝説と神話」に相応しく、深みを感じさせる落ち着いた音楽をたっぷりと味わせてもらいました。
第3部の新谷さんによる「惑星」。 こちらはもう若さが爆発したような演奏でした。 最強音ではホールが飽和していたのではないでしょうか。 実演で「惑星」を聴いたのはこれが始めてじゃないかしら。 アマオケでは滅多にかからない曲のように思いますけどどうでしょうか。 指揮者もオケも、気迫というかな、この曲・この演奏にかける意気込みのようなものがビンビンと伝わってくる大変な熱演でした。 なかでもホルンの斉奏の力強さ、トランペットの艶ののった響き、いずれも素晴らしかったなぁ。 そしてこれら総ての楽器の響きが呼応しあい、合奏するのだからもう聴き応えは満点です。 なおアンコールでは打楽器が大活躍。 ティムパニは千手観音のような早業が冴えていました。 もう満腹ですわ。
いやぁ今年は音楽の品数は少なかったけど、ボリューム満点の音楽をお腹がいっぱいいただいた気分でした。 ごちそうさまでした。 来年もまた楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040829.htm

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August 31, 2004

六甲フィルハーモニー管弦楽団 第18回定期演奏会

日時:2004年9月5日(日) 開演14:00
場所:神戸文化ホール大ホール

曲目:ニールセン/序曲「ヘリオス」
   ハイドン/交響曲第104番
   ニールセン/交響曲第4番「不滅」

指揮:松井 真之介、森 康一

料金:無料

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/kobe6/

<補足>

神戸大学オケのOB/OGが中心になって設立された六甲フィル。
今年の2月29日に初めての大ホール公演となった藏野さん指揮によるマーラーの巨人の熱演が記憶に新しいところです。
そして今度はニールセンの不滅ですか。 こちらも興味がつきないところです。 しかも入場無料とは有り難いじゃありませんか。 お近くの方はいかがですか。

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August 28, 2004

【LP】ヒューズのディーリアス/管弦楽曲集

dca627.jpg

夏の盛りも過ぎ、日に日に過ごしやすくなってきましたね。 今年の夏はとにかく暑すぎて音楽を聴く気力も失せてしまいがちでした。 やっとここにきて音楽にも集中できるようになりました。 ということで、夏を主題にしたディーリアスの管弦楽曲集です。 オウァイン・アーウェル・ヒューズ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏。 爽やかでいいですよ。 もちろんディーリアスに必要なしっとり感もありますし、充実感もあって見事です。 バルビローリなどとは一味違った若々しさ、瑞々しさを感じる演奏で気に入っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/dca627.htm

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August 24, 2004

【NEWS】11月3日、アマオケ関係者ご招待 !!

TDKより、小学生から社会人まで、音楽を学んでいる、あるいはアマチュアで音楽活動をされている方を対象に、コンサート前に行われる公開リハーサルと、同日同会場で行われる本公演に抽選でご招待があります。
 ↓
http://www.tdk.co.jp/concert/index.htm

上記TDKのホームページから申込み可能です。 

■ご招待人数: 200名
■日時:2004年11月3日(水・祝)
    SPECIALリハーサル 12:00開始予定
    本公演       13:30開場/14:00開演
■場所:東京オペラシティコンサートホール
    (京王新線初台駅下車徒歩5分)
■出演:ヤコフ・クライツベルク指揮 ウィーン交響楽団
    リディア・バイチ(ヴァイオリン)
     *)SPECIALリハーサルにはリディア・バイチさんは
      参加されない予定です
■曲目:・SPECIALリハーサル ブラームス 交響曲第1番(予定)
    ・本公演 ベートーヴェン 「コリオラン」序曲
          メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調
         (ヴァイオリン:リディア・バイチ)
          ブラームス 交響曲第1番
■応募締切: 2004年10月2日(土)当日24:00まで

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August 23, 2004

吹田市交響楽団 2004年サマーコンサート

日時:2004年8月29日(日) 開演14:00
場所:吹田市文化会館メイシアター大ホール

曲目:ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より
     第三幕の前奏曲、エルザの大聖堂への行進
   映画「ロードオブザリング」より
   ホルスト/組曲「惑星」より火星、木星
   指揮者体験コーナー

指揮:米山 信、新谷 武

料金:無料

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/kmura/suita.htm

<補足>

毎年伺わせていただいている吹響のサマーコンサート。 残暑厳しい一日をクーラーの効いたホールで楽しい音楽を聴きませんか。
でも今回のプログラム、金管奏者にとってはかなりハードらしくって、ステージ上は大変かもしれませんけどね。
なお、指揮者体験コーナーですけど。
この演奏会で採り上げた曲について「指揮してみたい人いませか??」との呼びかけで立候補する形式です。 またコーナーの始めには、米山さんのお手本の演奏もありますから、いい体験ができるかもしれませんねぇ。
またオケですけど、基本的に指揮に合わせて演奏しますので(当たり前ですけどね)、だんだん遅くなってきたり。。。それに気付いた指揮者が慌ててテンポをあげるとオケもそれに追随して速くなります。 いつも以上に指揮者に忠実なのだそうです(笑)。

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August 21, 2004

【LP】リヒターのバッハ/ヨハネ受難曲(抜粋)

mgx7029.jpg

今ではマタイやヨハネの受難曲、ロ短調ミサなども安価なCDで求めることができますけれど、学生時代には抜粋盤のレコードを買うのがやっとこさでした。 抜粋盤って良いところ採りになってしまうかもしれませんけど、入門者には有り難い存在には違いないでしょう。 でも最近、CDでは抜粋盤はあまりお目にかからないような気がしますね。 やはり安いからでしょうか。 それとも新規参入を拒むマニアック&アカデミックな風潮でしょうか。 そんなことはともかくこのリヒターのレコード、よく考えられた構成で聞き手を飽きさせることなく、崇高な感動に包みんでくれます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mgx7029.htm

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August 18, 2004

第32回全国アマチュアオーケストラフェスティバル大阪大会

大会日程:2004年8月20日(金)〜22日(日)

8/20(金): 開会式・フェスティバルオーケストラ練習
8/21(土): フェスティバルオーケストラ練習・運営協議会・レセプション
8/22(日): フェスティバルコンサート本番・閉会式

会場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

オーケストラA

 曲目:シベリウス 交響曲第2番ニ長調作品43

 指揮者:栗田博文
    (東京音楽大学指揮研究科卒業、
     1995年第1回シベリウス国際指揮者コンクール最高位受賞)
 ゲストコンサートマスター:稲庭 達
    (元大阪フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、
     元大阪センチュリー交響楽団コンサートマスター)

オーケストラB

 曲目:ムソルグスキー(ラヴェル編曲) 組曲「展覧会の絵」

 指揮者:西本智実
    (大阪音楽大学音楽学部作曲学科作曲専攻卒業、
     「ロシア・ボリショイ交響楽団"ミレニウム"」首席指揮者)
 ゲストコンサートミストレス:赤松由夏
    (大阪音楽大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業、同大学大学院修了、
     ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団コンサートミストレス)

 オーケストラM(マスターズ)

 曲目:チャイコフスキー 弦楽セレナードハ長調作品48

 指導者:森 悠子
    (ルーズベルト大学シカゴ音楽院教授、
     長岡京室内アンサンブル音楽監督)

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kcpo/AOF2004/index.html

<補足>
 年に1回のアマオケのお祭りが、今年は大阪で開催されます。 主管オケは、関西シティフィルハーモニー交響楽団だそうです(再掲載)

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August 12, 2004

【感想】オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ サマーコンサート2004

オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ サマーコンサート2004
2004年8月8日(日) 14:00 大阪音楽大学 ザ・カレッジ・オペラハウス

バーンスタイン: 「キャンディード」
J.シュトラウス: 美しく青きドナウ
エルガー: 行進曲「威風堂々」第1番
「カルメン」で指揮者体験(指揮:HIKARIちゃん)
ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」第4楽章
レスピーギ: 交響詩「ローマの松」よりアッピア街道の松
チャイコフスキー: バレエ「くるみ割り人形」よりトレパーク、こんぺいとうの踊り、葦笛の踊り、花のワルツ
ディズニー・マジック(メドレー:映画「南部の唄」よりジッパディ・ドゥーダー、映画「ピートとドラゴン」より水辺のろうそく、映画「メリー・ポピンズ」よりチムチムチェリー、映画「シンデレラ」より夢はひそかに、イッツ・ア・スモール・ワールド)
J.ウィリアムズ: 映画「ET」より地上の冒険

アンコール: J.シュトラウス: ラデツキー行進曲

指揮: 今西正和

<感想>

庄内にある大阪音楽大学カレッジオペラハウスに始めて行ってきました。 色々とコンサートには通ってますけど、このホールには縁がなかったんです。 そんなこともあり、うきうき・どきどきしながら炎天下を歩きました。
演奏会はそんな暑さを演奏の熱さで吹き飛ばすような感じでした。 そう、どの曲も熱演なんです。 もちろん抑えるべきところはしっかりと抑え、ココ一番をタイトに盛り上げていました。 それが最高潮に達したのは、休憩後のローマの松のアッピア街道の松でしょう。 2階席に6名のブラス隊の席が用意されていたのは分かってましたけど、その横の扉を開けて2名のラッパ隊からまず吹いたのには、おおっ、と驚きました(まだ別働隊が居たのかって感じ)。 そしてその後、会場は音の洪水。 そもそもこのホールは円筒形みたいなので、まさに音が渦巻いているみたいな感じでした。 演奏終了後もしばらく客席は興奮が冷めないような感じでした。
さて指揮者は今西正和さん。 劇団四季の指揮者をされていた経歴をお持ちで、だからでしょうね、いずれの曲も旋律には常に歌を意識しているみたいな感じがしました。 そんな今西さんの持ち味が一番よく出ていたのは、冒頭のキャンディード序曲。 この曲、時々演奏会で耳にするのですけど、皆さん張り切りすぎるためか、喧騒の曲みたいな変なイメージが付いちゃってます。 でも今回の演奏は、本当によく歌ってました。 力の入った演奏なんですけど、歌っているからスムーズに次の場面に流れてゆきます。 縦のリズムをうんと強調していても、次の音との隙間がちゃんと埋まってるから音楽にスムーズに乗れるんですね。 この曲をやっと楽しんで聴けることができました。 これは収穫でした。
なお会場には小さなお子さんや、赤ちゃん連れのお客さんも多くいました。 でも演奏の妨げになるような奇声は耳にしませんでしたよ。 またブラスバンドをされている高校生でしょうかね、楽器演奏を真剣に見ている制服を着た女子学生さんも20名ほどいました。 リラックスした雰囲気の中で熱い演奏の数々を堪能しました。 ほんと、いいコンサートでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040808.htm

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August 08, 2004

【LP】クルト・レーデルのバッハ/フーガの技法

fcm6-7.jpg

最近あちこちの音楽系ブログで評判になっている作曲家占いをしたところ、僕はバッハなんだそうです。 類似度94%。 バッハは嫌いではありません。 確かに好きだと思いますけど、どうかな〜、なんて思っているときに見つけたのがこのレコードです。 先日来聴いているニコラーエワのピアノ版の精神性の高さとか、創造力の豊かさに圧倒されていましたけれど、もっと身近にバッハの偉大さを教えてくれるような演奏ですね。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fcm6-7.htm

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August 07, 2004

【資料室】レコード封入物ほか関連資料

本家BQクラシックスの「資料室」に、廉価LP関連資料を追加し「レコード封入物ほか関連資料」として、グロリアシリーズ(900円)、クレモナ・シリーズを作成しました。

<一例>

gloria_sa.jpg

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/renka_lp/data.htm

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August 04, 2004

東京大学音楽部管弦楽団 サマーコンサート'04

日時:2004年8月6日(金) 開場18:00 開演18:30
場所:大阪厚生年金会館 芸術ホール

曲目:ブラームス/交響曲第2番
   デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
   ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」

指揮:三石精一(終身正指揮者)

料金:1,000円

ホームページ:http://www9.plala.or.jp/tak_t/index.html

<補足>

ちょっと紹介が遅くなりましたけど、東京大学の学生オケが、恒例の夏の巡回コンサートをしております。 一昨年だったかな、奈良に来たときには伺いました(昨年は神戸だったかな?)。
まだ間に合う各地の公演日程を以下に記載します。

● 2004年8月5日(木) 開場18:30  開演19:00
ハーモニーホールふくい大ホール

● 2004年8月8日(日) 開場13:30  開演14:00
岩国市民会館大ホール

なお当日券は残席によるそうで、ホームページからオンラインチケット申込みを利用されたほうがいいかもしれませんね。

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August 03, 2004

オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ SUMMER CONCERT 2004

日時:2004年8月8日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:大阪音楽大学 ザ・カレッジオペラハウス

曲目:J.ウィリアムズ/映画音楽「ET」より「地上の冒険」
   バーンスタイン/キャンディード序曲
   ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界」第4楽章
   指揮者コーナー ほか多数

指揮:今西 正和

料金:1,000円(高校生以下無料)

ホームページ:http://e-forza.net/

<補足>

暑い8月はコンサートが少ないのですけど、クーラーのよく効いたホールで、サマーコンサートでもいかがでしょうか?
オーケストラ・アンサンブル・フォルツァとは、大阪市立大学OBオケが発展したもので、「達成感・感動・充実感」の共有を目標に、完全燃焼目指して頑張っている熱いアマオケです。
また指揮者の今西さん、劇団「四季」の指揮者ですけど、このオケの前回定期演奏会でのマーラーの交響曲第1番「巨人」はとても素晴らしい演奏でした。
噂によると、大阪市民管弦楽団での下振り(本番指揮者の前に練習で振ること)で評判よかったそうで、大阪市民管弦楽団でも指揮される話があがっているようですね。 これから期待の指揮者です。

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August 01, 2004

【LP】ホルダのファリャ/三角帽子

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台風一過、ちょっと熱気も和らいだみたい。 この土日は溜まったレコードや気になっているレコードをやや精力的に聴いています。 そのなかでも聴いててワクワクするのが、このエンリケ・ホルダ指揮によるファリャの三角帽子。 とても情熱的な演奏なんですけど、ロンドン交響楽団がとっても巧く、この曲を魅力をあますところなく伝えてくれます。 このオケ特有の粘り気ある音色やリズム感などがスペイン風にうまくマッチしてて、聴いていて楽しくなってくる演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/ms1034ev.htm

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July 31, 2004

【LP】チャイコフスキー物語〜クラシック・スクリーン・テーマ

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先に紹介した「「恋人たち」〜スクリーン・ロマンティック・テーマ」のルーツともいえるグロリア・シリーズのオムニバス盤。 昭和46年(1971年)発売当時、定価 900円の廉価盤です。 しかしながら見開きのダブル・ジャケット仕様。 しかもモノクロながら各映画のカットが散りばめられた構成はなかなか豪華です。 おまけに監修は荻昌弘さんが担当。 「映画で奏でられたクラシック」という文章まで掲載されています。 やはり選曲・曲順・演奏内容ともに素晴らしく、こちらも聴き飽きることのないアルバムです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fg35.htm

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July 28, 2004

エルムの鐘交響楽団 第15回演奏会

日時:2004年8月1日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:なかのZERO大ホール

曲目:シベリウス/トゥオネラの白鳥
   メンデルスゾーン/フィンガルの洞窟
   ハチャトゥリアン/ガイーヌ
   シベリウス/交響曲第4番 

指揮:スティーヴェン・ドミニク・エレリ

料金:1,000円(当日券あり)

ホームページ:http://members.edogawa.home.ne.jp/bellofelm/index.html

<補足>

東京都内で活動しているオケの演奏会ですけど紹介します。 実家ホームページにリンクを張って頂いているJUNKOさんの所属されているオケです。
エルムの鐘・・・どこかで聴いたような・・・って、北海道大学交響楽団OB有志が発起人となって活動を開始したアマオケとのことで納得です。 その昔、北海道大学には時を告げるため、エルム(ハルニレのこと)の木にぶら下げて使っていた「エルムの鐘」というのがあり、それがネーミングの由来になっているのだそうです。 
しかし実際にOB/OGは4割ほどだそうで、「音色にこだわり、アンサンブルを楽しむ」というポリシーに共感した仲間が集まって活動されているそうです。 いいですね、そんなこだわり、楽しみがアマオケの魅力でしょう。 一度聴いてみたいのですけどねぇ〜 
なお、チケットご希望の方は、JUNKOさんにメールするとタダでいただけるそうですよ。 首都圏の方、いかがですか?

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July 25, 2004

【LP】「恋人たち」〜スクリーン・ロマンティック・テーマ

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この暑い夏で集中力が欠如していることもあるでしょう。 大曲にはまったく触手が伸びなくなってしまいました。 そのかわり、このアルバムを重宝しています。 映画音楽として採り上げられたクラシック音楽の名曲を、1楽章まるごと聴かせてくれているからですね。 昔はオムニバス形式のアルバムなんて大嫌いだったけれど、歳なんでしょうかねぇ。 こだわりがなくなりました。 しかしそんなオムニバスでも、無造作に寄せ集められたものとそうでないものがありますよね。 このアルバムは、選曲・曲順・演奏内容といい、なかなかいい線いっていると思います。 解説はポピュラー音楽にも明るい出谷啓さん(通称デーヤン)。 さすがの出来栄えです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/pl1024.htm

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July 20, 2004

【LP】追悼・カルロス・クライバーのベートーヴェン/交響曲第4番

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いきなり飛び込んできたカルロス・クライバーの訃報に驚きました。 ここ数年、引退状態となっていたけれど、どれほど多くの人々が復活を望み、また振ってくれることを願っていたでしょうか。 僕は一時期ちょっとした思い入れを持ちましたけど、それほど積極的なファンとはいえない存在でした。 でもそんな僕でも喪失感を感じずにはいられません。 とにかく一番最初に買ったカルロス・クライバーのベートーヴェン/交響曲第4番のレコードをかけてみることにしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/10pc10000.htm

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July 19, 2004

【感想】大阪ハイドンアンサンブル 第10回定期演奏会

大阪ハイドンアンサンブル 第10回定期演奏会
2004年7月17日(土) 18:30 いずみホール

ハイドン: 交響曲1番 二長調 Hob.I-1
ハイドン: 交響曲104番「ロンドン」二長調 Hob.I-104
ベートーヴェン: 交響曲3番 変ホ長調 op.55

アンコール: モーツァルト: アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618(弦楽合奏版)

指揮:杉田圭一

<感想>

意欲に満ち、活力あふれた演奏会でした。 なかでも英雄交響曲がとても素晴らしかった。 しっかりとした構成感に、壮大さ、緻密さが同居し、均整のとれた確かな演奏は、充実という言葉以外は想い浮かぶものはありません。 使われていた楽譜は最近主流になりつつあるベーレンライターの新版。 しかし古器演奏を妙に意識せず、従来からの演奏スタイルを踏襲。 全体的に自信に満ち、堂々とした演奏内容。 しかしフィナーレに至っては気色ばんで盛り上げても良さそうなところを逆にぐっと抑え、等身大で見事に纏めあげた真摯さ。 実に見事でした。 これまでの10年間の実績を総決算し、これから新たな第一歩を踏み出す決意を感じさせた演奏でした。
またオーケストラの名前に使われているハイドンの交響曲。 第1番と最終となる第104番「ロンドン」を組み合わせた意欲的なプログラミング。 そしてこれらの演奏もまた活気がありました。 これからの活躍をわくわくするほどに予感させた第1番。 ベートーヴェンに繋がる重厚さ、力強さを感じさせた第104番。 いずれも熱い想いの伝わってくる活気のある演奏でした。
このオケは初めて伺わせてもらいましたけれど、10回の記念演奏会だからでしょうか。 女性奏者が各自色とりどりのドレスにて登場。 演奏内容だけでなくステージ上の見た目の華やかさも添えていました。 なかなか良い趣向だと思いました。
とにかく10年、ごくろうさまでした。 そしてこれからも古典派の音楽を大切に取り上げていってくださるハイドン・アンサンブルのますますの発展を期待します。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040717.htm

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July 16, 2004

【感想】オーケストラ千里山 第8回定期演奏会

オーケストラ千里山 第8回定期演奏会

2004年7月11日(日) 14:00 伊丹市立文化会館 いたみホール

ムソルグスキー(R=コルサコフ編): 交響詩「禿山の一夜」(*)
ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
チャイコフスキー: 交響曲第6番「悲愴」

指揮:船曳圭一郎、藻川繁彦(*)

<感想>

曲に立ち向かう真摯な態度、素晴らしい盛り上がり、そして熱い終楽章。 いずれも新生オーケストラ千里山の門出を飾るのに相応しい悲愴交響曲でした。
とくに第3楽章のエンディングでの壮大な盛り上がりは凄かった。 このオケを聞いたのはまだ2回目ですけれど、これがオケ千、と思うほど気合が入っていました。 単に力でぐいぐいと押すダイナミックさだけの演奏ではなく、弦楽奏者は懸命に弾きながらもリズミカルな弓捌きで粘りを入れることを忘れず、管楽器奏者は決して絶叫調にならず、打楽器奏者も抑制を効かせたタイトな響きで、真摯な演奏に感動しました。 とにかく素晴らしい盛り上がりでした。
また聴いていたお客さんの態度もとても素晴らしかった。 第3楽章のあとに拍手が沸き起こらなかったこともそうなのですけれど、終楽章のエンディングのあとに絶妙のブラボ! 船曳さんが両手を胸の前にもってきて、まるで祈るような仕草で曲を終えたあとの静寂。 この静寂を味わったあと、ベスト・タイミングでの掛け声、そして盛大な拍手が良かったですね。 きちんと音楽を聴き、また味わっているのがよくわかるようでした。
実は、第3楽章のあとの拍手には諦めがありました。 プロオケの演奏会でも経験していますし、今回は演奏が始まった直後、ファミリーシートになっている2階席から小さなお子さんの声も少し聞こえていましたので。 でも皆、じっと舞台を見ていて、コトリとも音がしません。 船曳さんが手を降ろすまでのジリジリとした緊張感、そして手を下ろしたあとの、ふぅ〜という重い溜息。 このあとのインターヴァルはちょっと長かったような気はしましたけれど(オケの方の休み時間は必要ですものね)、抑えがたい熱い思いを込めた終楽章もまた素晴らしいものでした。 そして前述のような素適なエンディング。
今回はオケ千としては始めてプロ指揮者を迎えての定期演奏会でした。 相当練習を積まれたのではないでしょうか。 また、プログラムにも書かれているように、色々な議論が団内ではあったようです。 でも結果的には大成功だったのではないでしょうか。 新生オーケストラ千里山の門出を飾るのに相応しい悲愴交響曲を堪能しました。 これからの発展がますます楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040711.htm

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July 13, 2004

大阪ハイドンアンサンブル 第10回定期演奏会

日時:2004年7月17日(土) 開場18:00 開演18:30
場所:いずみホール

曲目:ハイドン/交響曲1番 二長調 Hob.I-1
   ハイドン/交響曲104番「ロンドン」二長調 Hob.I-104
   ベートーヴェン/交響曲3番 変ホ長調 op.55

指揮:杉田圭一

料金:1,000円(全席指定、当日券あり)

ホームページ:http://www008.upp.so-net.ne.jp/haydn/

<補足>

会社の同僚から、このオケの設立について聞いた記憶があります。 確か労組関係で一緒に金沢に出張していたときと思います。 楽譜の入手が難しいとか言ってましたね。
昨日、川崎出張のおり、その同僚を見つけたのでこの演奏会のことを伝えると、もう10年か・・・と驚いていました。
ほんと10年、あっという間ですけど、10年続けることは並大抵の努力ではないと思います。 おめでとうごさいます。 これからも頑張って続けてください。

なお以下、ホームページからの記載をそのまま引用します。

「大阪ハイドンアンサンブル」は平成6年に発足し、平成7年9月に第1回定期演奏会を行いました。月1回の練習と、年1回の定期演奏会が、主な活動です。 本年2004年で10年目を迎え、2004年7月17日(土)18:30より、いずみホールにて記念演奏会を行います。どうぞご来場ください。

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July 10, 2004

【LP】パスキエ・トリオのモーツァルト/ディヴェルティメントKv563

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ここ暫く音楽を聴く気になれなかったのは何故だろう。 ようやくレコード・プレーヤにかけたのが(3週間ぶりのレコード鑑賞ですね)、このパスキエ・トリオによるモーツァルトの弦楽三重奏のディヴェルティメント変ホ長調Kv563。 上品によく歌う演奏が、身体の中に沁み込んでゆくようです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/e1022.htm

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July 08, 2004

龍谷大学交響楽団 サマーコンサート2004

日時:2004年7月16日(金) 開場18:30 開演19:00
場所:京都府民ホールアルティ
(地下鉄今出川駅下車後徒歩3分、京都御苑前)

曲目:ハチャトゥリャン/組曲「仮面舞踏会」
   ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

指揮:四野見和敏(客演)、金谷謙一郎(学生)

料金:無料

ホームページ:http://kyoto.cool.ne.jp/rs_orchestra/

<補足>

阪神学生オーケストラ連盟の2004年度前記演奏会案内より情報入手しました。
龍谷大学のオケって、できて10年ちょっとだそうですね。 
中学・高校の同級生で今も親交のある友人がこの大学出身なんで、大学の講義に1・2度忍び込ませてもらった経験があります。 その当時、まだこのオケはなかったんですよね〜

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July 05, 2004

オーケストラ千里山 第8回定期演奏会

日時:2004年7月11日(日) 開場13:30 開演14:00<