January 12, 2008

【LP】カラヤン、マーラー/交響曲第6番「悲劇的」

Mg83312

今年がカラヤンの生誕100年とのこと。 かつてはアンチ・カラヤン党であったけれど、今ではすっかりとカラヤンの魅力に参ってしまっている。
久しぶりに落ち着いた休日の午後、棚から取り出したカラヤン指揮ベルリンフィルによるマーラーの交響曲第6番、レコード盤に針を落とした瞬間より、パワフルでかつ磨き抜かれた響きに魅了される。 パワフルな演奏はよく耳にするけれど、パワフルでいても磨き抜かれた響きであるのがカラヤンの真骨頂であろう。 そして第3楽章の美しさもまた比類なくて、壮麗なマーラーの世界がここにある。

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http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mg8331-2.htm

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October 14, 2007

【LP】メータ/LAPOのR.シュトラウス「アルプス交響曲」

L18c5003

1ヶ月ほど前、日曜早朝5:45の「名曲アルバム」で放映された田中良和指揮東京フィルによるR.シュトラウスのアルプス交響曲を偶然見て、演奏・映像ともに素晴らしかったので、手元の音源よりメータとロス・フィルによるレコードを聴き返してみました。
もちろんテレビとは比べ物にならない録音の素晴らしさもあって、しかもステレオのボリュームをちょっと上げてオーケストラの響きに埋もれていると、ほんと気持ちいい。 巨大なオーケストラの豊麗な響き、刺激的なところが全く感じられないのが素晴らしいですね。
最近、ちょっとしたR.シュトラウスのマイ・ブームだけれども、それに拍車をかける名演奏です。

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http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/l18c5003.htm

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September 08, 2007

【LP】ベスト・オブ・ルチアーノ・パヴァロッティ 第1集

L16c1626

2007年9月6日、モデナの自宅にて腎不全により死去。 享年71才。 当日朝のネット・ニュースでは重態だと報じていて驚いたが、昼にはもう訃報となっていた。 最近でこそオペラや声楽にも興味も少し出てきて、パヴァロッティの歌う「トロヴァトーレ」や「仮面舞踏会」のLDも買ったけれど、やはりLPレコードのベスト盤で聴く彼の歌が素晴らしい。 若々しく張りのある声、美しくも圧倒的な歌唱。 そして陽性な色気に惹き込まれてしまう。 クラシック音楽ファンとして、同じ時代に生きたことを誇りに思える数少ない歌手でした。 心よりご冥福をお祈りします。

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August 19, 2007

【LP】メータ/LAPOのR.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」

Sla1007

1970年代始めにクラシック音楽の洗礼を受けた僕と同世代のクラシック音楽ファンの方々にとって、メータ/ロスフィルの演奏はとても注目度の高いものでしたよね。 いつもながらレギュラー盤のレコードは買えなかったけれど、週刊FM誌などでジャケットには馴染んでいたので、このジャケットも中古レコード店ですぐに分かりました。 そんな風にして今頃になって集めていたりします。

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April 29, 2007

【LP】ギレリス、コーガン、ロストロポーヴィッチ/大公

Pls33

2007年4月27日、20世紀後半を代表するチェロの巨匠ロストロポーヴィッチが亡くなった。 享年80歳。 中学生の頃にクラシック音楽を聴き始め、その頃に活躍されていた方々がどんどんと鬼籍に入られてゆく。 追悼の意をこめて彼の音盤を探してみた。 有名なところでは、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタや、ブリテンのチェロ・ソナタ、ターリッヒ指揮によるドヴォルザークのチェロ協奏曲もあったけれど、ロシアの巨匠エミール・ギレリス、レオニード・コーガンとともに演奏したベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番「大公」をチョイス。 1955年録音、いずれの奏者も30歳前後、青春の血が漲る若々しい演奏に心躍らされました。 若いって素晴らしい。 心よりご冥福をお祈りします。

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April 03, 2007

【LP】魔法のヴァイオリン/リカルド・オドノポソフ

Sm2250v

LPレコードの楽しみのひとつにジャケット写真があって、CDとは比べ物にならない気品すら感じさせるものがありますが、これもその一つ。 コンサートホール・ソサエティによる安レコードながら、リカルド・オドノポソフの美感ただよう情熱的な演奏とともに楽しめます。

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March 25, 2007

【LP】ヘブラー、モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、幻想曲ほか

Fg103

1973年発売のフォンタナ・レコード(日本フォノグラム)の1,000円盤。 クラシック音楽を聴き始めた頃に買ったものです。 もう30年以上の歳月が流れてしまいましたが、ターンテーブルに載せると、いつも新鮮な気持ちで楽しめるレコードです。 モーツァルトは素晴らしいなぁ、と思うのと同時に、イングリッド・ヘブラーの気品のある演奏の魅力に惹かれます。 クラシック音楽を好きになってよかった、と思えるレコードの一つです。

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February 12, 2007

【LP】アラン・ホヴァネス/マニフィカト

Poseidon_1018

このところ17-18世紀の宗教音楽を立て続けに聴いているけれど、2000年に亡くなったアルメニア系米国人作曲家アラン・ホヴァネスによる宗教音楽「マニフィカト」もまた心休まる逸品です。

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January 28, 2007

【LP】ヴァン・エルモン/モテット「燃える怒り」

Rel1530

このヴァン・エルモン、カプリングされているド・クルーとともにネーデルランド楽派とかフランドル楽派というのでしょうね、18世紀のベルギーの作曲家です。 レコードの帯には「バロック宗教音楽の秘曲が、ここに甦る正に貴重なアルバム。」とのコピーがありますが、このレコード以外で、ヴァン・エルモンやド・クルーの名前を聞いた記憶がありません。

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November 19, 2006

【LP】エドゥアルト・シュトラウス指揮によるワルツ&ポルカ名曲集

Oc7017vx

レコード盤に針を降ろすと、チターの響きによる「ウィーンの森の物語」。 この素適な始まりから惹き込まれます。 さすがシュトラウス家の末裔(エドゥアルト・シュトラウスの曾孫)による演奏だな、と心を許して楽しめるレコードです。

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