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January 27, 2008

【感想】大阪大学交響楽団 第90回記念定期演奏会

2008年1月26日(土) 19:00 ザ・シンフォニーホール

ドヴォルザーク: 序曲「謝肉祭」 op.92
フォーレ: 組曲「マスクとベルガマスク」
サン=サーンス: 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」

オルガン: 高橋聖子

指揮: 籾山和明

<感想>

籾山和明さんのリードのもと、いずれの演奏もスマートでお洒落な演奏でした。 サン=サーンスのオルガン交響曲では、さらに熱気を伴ってしなっていましたね。 圧倒的なパワーで押し切るのではなく、華やかさを散りばめて、しなやかに演じきった上質な演奏に酔いました。

シンフォニーホールは超満員。 開演30分前に到着したのに、座席を引き換えたら、なんと補助席で、しかも1階席後方で後ろから3列目。 1階の後方には立ち見の方も鈴なりとなり、開演が定刻よりも15分ちょっと遅れるというハプニングも。 立ち見はオケ関係者でしょうね、若い人が多くて熱気が渦巻いていました。

演奏は、そんな熱気ももちろん孕んでいますけれど、スマートで上品な響き、そんな印象のほうが強かったですね。 冒頭のドヴォルザークの序曲「謝肉祭」、コンパクトに振って進める籾山さんの指揮のもと、軽やかで活き活きとした旋律が滑るように流れてゆきました。 しかもどの楽器も柔らかく響きます。 中盤のコンミスのソロも静謐な感じで見事でした。 このあたり、素敵な響きが醸し出されて、ほんと素敵だったなぁ。 そしてフィナーレ、ここでは低音金管楽器の艶のある響きをシャープに畳み掛けてお洒落でカッコよく決めた着地。 うん、と唸りました。

そして中プロのフォーレの組曲「マスクとベルガマスク」、フランス音楽のエスプリが漂うしなやかな演奏は、とても馴染みやすい演奏でもありました。 正直、フランス音楽って苦手なのですけれど、推進力もあって、実に分かりやすくて、すっ~と身体に入ってくるよう。 ちゃんとツボを抑えているので集中力が途切れないのでしょうね。 これも指揮者の籾山さんによるところ大でしょう。 上体のみをしなやかに使ってコンパクトに振る棒は、素人が見ていてもとても分かりやすい感じがします。 当然、オケもこれにしっかりと応えていて、軽やかな響きを連綿と連ね、お洒落で素敵な演奏として応えていました。 素敵な時間が流れていました。

休憩を挟み、いよいよメインのサン=サーンスのオルガン交響曲。 息を飲むような清楚な序奏に続き、さっと振って入った主題はしなるよう。 そして強弱の響きをフェードさせて進める演奏は、これまでと同じくスマートなのですが、熱気を多く孕んでいます。 そして横に拡がるような上品な響きは最後まで失われません。 丁寧に振って進める籾山さん、クライマックスになってもオルガンとオケの響きを見事に調和。 落ち着いた色彩感による華やかさも散りばめ、祝祭ムードを醸し出します。 力で強引に押し切るようなところは微塵もなく、最後の最後まで手綱をしっかりと保ち、オケをしなやかに歌わせていました。 響きの隙間を綺麗に埋めた演奏は、とても上品で美しいものでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20080126.htm

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2月のアマオケコンサート情報

2月に、京阪神奈などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

※1/27(追加)⇒2/17:奈良女子大学管弦楽団 特別演奏会~プラハ公演記念演奏会~

いざ、出発!!

2/2:吹田市交響楽団 第64回定期演奏会
2/9:立命館大学交響楽団 2007年度フェアウェルコンサート
2/10:墨染交響楽団 第3回定期演奏会 -川口容子先生退任記念コンサート-
2/11:関西学院交響楽団 第110回記念定期演奏会
2/16:韶フィルハーモニーオーケストラ 第2回演奏会
2/17:奈良交響楽団 第50回記念定期演奏会
2/17:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第25回定期演奏会
2/17:オーケストラ・ソノリテ 第14回定期演奏会
2/17:宝塚市交響楽団 ベガ・バレンタイン・ファミリーコンサート
2/17:都島ストリングス 第4回定期演奏会
2/17:奈良女子大学管弦楽団 特別演奏会~プラハ公演記念演奏会~
2/23:神戸女子大学管弦楽団 第5回定期演奏会
2/24:オーケストラ千里山 10周年記念第九特別演奏会
2/24:オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第12回定期演奏会
2/24:待兼交響楽団 第20回記念定期演奏会

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2/17:奈良女子大学管弦楽団 特別演奏会~プラハ公演記念演奏会~

日時:2008年2月17日(日) 14:30開演(14:00開場)
場所:大阪国際交流センター・大ホール

曲目:モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲K.527
   ビゼー/交響曲第1番ハ長調
   ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」op.95

指揮:牧村邦彦(常任)

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8002/

<補足>

奈良女オケ、2000年頃を知る者にとっては隔世の感があります。
プラハは無理でも大阪まで是非とも応援に行きたいところですが・・・別件があって伺えません(すみません)。
招待券(2枚)を頂いています、欲しい方はメールください。

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January 26, 2008

【感想】ならチェンバーオーケストラ 20周年記念特別演奏会(第73回定期演奏会)

2008年1月19日(土) 15:00 なら100年会館・中ホール

小六禮次郎: Fantasia NARA“ファンタジアなら”『幻想曲 奈良』
モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ベートーヴェン: 交響曲第7番イ長調 op.92

(アンコール)ベートーヴェン: 交響曲第7番第4楽章フィナーレ

独奏: 若井亜妃子(p)

指揮:今村 能

<感想>

今年初めての演奏会は、ならチェンバー
室内楽的な纏まりの良さと見晴らしの良さ、それに息遣いまで聞こえてくるような想いも載せた演奏を楽しみました。

まずは奈良市の市制100周年を記念して小六禮次郎さんに委嘱された「Fantasia NARA“ファンタジア なら”『幻想曲 奈良』」。 小六さんは大河ドラマのテーマ曲の作曲も手がけられているとおり、懐かしい風景を一大スクリーンで見るような錯覚にもとらわれるような作品でしたが、今村さんとならチェンバーは、旋律や響きの中に、想いの深さまでも感じさせる演奏として、感動を呼び起こしました。 今回が3回目の演奏とのことですが、分かりやすくて、もっと演奏されても良い曲でしょう。

そして2曲目、オーディションで選ばれた若井亜妃子さんをソリストに据えたモーツァルトのピアノ協奏曲第23番。 こちらも想いのよく載った演奏に目を見張りました。 岩井さん、京都市立芸術大学4年在学中とのことですが、しなやかなタッチはモーツァルトにぴったりで、また演奏している姿は内田光子さんを思い出させるような入魂の表情。 ただし内田さんのような鬼気迫るような怖さではなく、若い女性らしい真摯な想いを込め、きちっとした演奏で会場を魅了していました。 演奏終了後の初々しさと演奏中の想いの深さ、そのギャップもまた魅力的。 素晴らしい才能にも酔わされた演奏でもありました。

メインは友の会メンバーのアンケートによって選曲されたベートーヴェンの交響曲第7番。 のだめブームを受けての選曲となってしまいましたが、演奏はそんなこととは全く無関係で、室内楽的にキリッと引き締まったストイックな演奏。 奏者の方々は、関西を中心にした腕達者なフリーランスの方々なので巧いのは当たり前ですが、ソリストとしての自主性を保ちながら、きちんと全体を纏めあげた指揮者の今村さんの力量も相当のもの。 熱い演奏を堪能しました。 特に終楽章のフィナーレ。 熱く響きあった音楽が展開、ぐっと溜め込んで、弾けるような終結も感動的でした。
演奏終了後、奏者の方々の笑顔も垣間見えるほどの充実した演奏、惜しみない拍手を贈りました。

以前は年に4回も開催されていた演奏会も、前回はなんと1年前。 年に1回のペースにまで落ちてしまいました。 20周年記念特別演奏会とのことで舞台挨拶もし、このような感動的な演奏を目の当りに聴いていらした市長さん、もっと演奏会の回数を増やしてください・・・そんな奏者の方々の想いも伝わったのではないでしょうか。 今後に期待したいと思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20080119.htm

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January 19, 2008

2/2:吹田市交響楽団 第64回定期演奏会

日時:2008年2月2日(土) 18:00開演(17:30開場)
場所:吹田市文化会館メイシアター大ホール

曲目:グリンカ/「ルスランとリュドミラ」序曲
   ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
   チャイコフスキー/交響曲第5番

独奏:石田 綾(p)

指揮:米山 信、新谷 武

入場料:600円

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~suikyo/

<補足>

昨年末からチャイコフスキーの交響曲第5番が流行ってますね。
社会人オケらしい演奏になるだろか、それとも・・・

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2/9:立命館大学交響楽団 2007年度フェアウェルコンサート

日時:2008年2月9日(土) 14:00開演(13:30開場)
場所:高槻現代劇場大ホール

曲目:チャイコフスキー/「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
   ラフマニノフ/交響曲第2番

指揮:藤田和宏

入場料:無料

ホームページ:http://ruso.s297.xrea.com/

<補足>

卒業生によるコンサートで、第1部アンサンブルステージ、第2部オーケストラステージだそうです。

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2/10:墨染交響楽団 第3回定期演奏会 -川口容子先生退任記念コンサート-

日時:2008年2月10日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:京都市呉竹文化センター・ホール

曲目:モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲 K.620
   モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
   ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」ハ短調 op.67

独奏:川口容子(p)

指揮:脇坂英夫

入場料:無料

ホームページ:http://www.sumizomeorchestra.com/

<補足>

前回の第2回定期演奏会は超満員だったとのこと。
なお 13:20よりプレコンサートもあるそうです。 お早目に・・

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2/11:関西学院交響楽団 第110回記念定期演奏会

日時:2008年2月11日(月・祝) 17:00開演(16:30開場)
場所:伊丹市立文化会館「いたみホール」

曲目:シベリウス/交響詩「フィンランディア」
   ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
   ドビュッシー/小組曲
   ラフマニノフ/交響曲第2番

指揮:寺岡清高(客演)、渡辺夏希(学生)

入場料:500円

ホームページ:http://www15.ocn.ne.jp/~kgso/main.html

<補足>

2003年1月25日の第100回記念定期演奏会に続いてラフマニノフの交響曲第2番だそうです。この時の指揮は下野竜也さんでしたね。 あれから5年ですか、早いもんですね。

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2/16:韶フィルハーモニーオーケストラ 第2回演奏会

日時:2007年2月16日(土) 14:00開演(13:30開場)
場所:アクア文化ホール

曲目:ロッシーニ/歌劇「セビリアの理髪師」より序曲
   チャイコフスキー/弦楽セレナーデ
   ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67

指揮:大塚佑馬

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/shophilharmonic/index

<補足>

韶フィルとは関大オケのメンバーが主になって結成されたオケですね。
第1回演奏会の指揮者は井村誠貴さんでしたが、今回は関西大学4回生で関大オケの指揮者でもあった大塚佑馬さんが「運命」に挑戦です。

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2/17:奈良交響楽団 第50回記念定期演奏会

日時:2008年2月17日(日) 13:30開演(13:00開場)
場所:奈良県文化会館国際ホール

曲目:イベール/バッカナール
   シューマン/ピアノ協奏曲
   ベルリオーズ/幻想交響曲

独奏:韓 伽揶 (ハン・カヤ)(p)

指揮:小﨑雅弘

入場料:1,500円

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/

<補足>

独奏者の韓 伽揶さん、今から10年程前、大阪シンフォニカー特別演奏会で大きな感銘を受けたピアニストです。 奈良響の定期に出演、しかもシューマンのピアノ協奏曲とは聞き逃せません。

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2/17:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第25回定期演奏会

日時:2008年2月17日(日) 14:00開演(13:15開場)
場所:兵庫県立芸術文化センター・大ホール

曲目:ハチャトゥリアン/バレエ「スパルタクス」組曲より抜粋
   ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調「レニングラード」

指揮:ヴィヤチェスラフ・プラソロフ(客演)

入場料:無料

ホームページ:http://rokkophil.gooside.com/

<補足>

いつもながら無料で良質の音楽を届けてくれる六甲フィル
今回はロシアの指揮者を迎えてショスタコーヴィッチとは・・・絶句。
なお当日会場入り口にて配布予定の整理券で入場できます。
でもこの日はダメなんです、なんでこの日5つも演奏会あるのかな・・・

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2/17:オーケストラ・ソノリテ 第14回定期演奏会

日時:2008年2月17日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:尼崎アルカイックホール

曲目:ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
   フォーレ/組曲「ドリー」
   ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

指揮:守山俊吾

入場料:1,000円

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~sonorite/

<補足>

先着25組50名様を無料ご招待だそうです。 2008年2月8日Email必着。
詳しくはホームページで。

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2/17:宝塚市交響楽団 ベガ・バレンタイン・ファミリーコンサート

日時:2008年2月17日(日) 14:00開演(13:30開場)、17:00開演(16:30開場)
場所:宝塚ベガホール

曲目:第1部
   ワーグナー/「ローエングリン」第3幕への前奏曲
   アンダーソン/ブルータンゴ
   J.シュトラウス/ポルカ「狩」
   チャイコフスキー/「眠りの森の美女」より「ワルツ」
   ロッシーニ/「ウィリアム・テル」序曲
   第2部
   ホンキエルリ/「ジョコンダ」より「時の踊り」
   デュカス/魔法使いの弟子
   マスカーニ/「カバレリア・ルスカティーナ」間奏曲  ほか

指揮:高谷光信

入場料:(一般)700円(当日800円) 友の会 560円
    (中学生以下)350円(当日400円) 友の会 280円
    (親子券[各1名])1,000円(当日1,100円) 友の会 800円

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~zukakyo/

<補足>

2回公演だそうで、14時の公演は小さいお子様もご入場可能とのこと。
17時の公演は小学生以上の方なのだそうです。

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2/17:都島ストリングス 第4回定期演奏会

日時:2008年2月17日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:兵庫県立芸術文化センター・小ホール

曲目:ペルゴレージ/スターバト・マーテル
   レスピーギ/リュートの為の古風な舞曲とアリア第3組曲
   ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲「四季」

独奏:西田美音子(vn)
独唱:井戸章子(S)、髙寺範子(A)

指揮:柴 愛

入場料:500円

ホームページ:http://group.freespace.jp/miyakojima/index.html

<補足>

ペルゴレージのスターバト・マーテルを聴きたいなぁ・・・
指揮者の柴さん、奈良女子大学管弦楽団の副指揮者でしたっけね。

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2/23:神戸女子大学管弦楽団 第5回定期演奏会

日時:2008年2月23日(土) 19:00開演(18:30開場)
場所:神戸新聞松方ホール

曲目:ミュージカル「ミス・サイゴン」メドレー
   映画「チャーリーとチョコレート工場」メドレー
   J.F.エロール/歌劇「ザンパ」序曲
   ボロディン/交響曲第1番 変ホ長調

指揮:川嶋雄介(客演)、
    前田麻里江(学生)、酒井文重(学生)、増田香織(学生)

入場料:無料

ホームページ:http://www.geocities.jp/shinjyooke/

<補足>

2000年、5名の有志によって『オーケストラ同好会』として発足した若いオケ
アットホームな雰囲気のコンサートですね。

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2/24:オーケストラ千里山 10周年記念第九特別演奏会

日時:2008年2月24日(日) 16:00開演(15:00開場)
場所:兵庫県立芸術文化センター・大ホール

曲目:ワーグナー/歌劇「リエンツィ」序曲
   ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調 作品125

独唱:牧野宏子(S)、西村規子(A)、小餅谷哲男(T)、松岡剛宏(S)

指揮:河崎 聡

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3835/index.html

<補足>

オケ千ことオーケストラ千里山の記念演奏会は第九、節目にふさわしい曲目です。
なおチラシ、チケットでは15:30開場と書かれていますが、15:00開場とのこと。
お間違えないように。

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2/24:オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第12回定期演奏会

日時:2008年2月24日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:門真市民文化会館 ルミエールホール・大ホール

曲目:ブラームス(シェーンベルク編曲)/ピアノ四重奏曲第1番ト短調op25
   R.シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」-*

指揮:永峰大輔(客演)、池田俊明(団内)-*

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.e-forza.net/

<補足>

シェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ四重奏曲が聴けるのに・・
なんでこの日も演奏会が3つも重なっているのでしょう。

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2/24:待兼交響楽団 第20回記念定期演奏会

日時:2008年2月24日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:いずみホール

曲目:モーツァルト/交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」
   マーラー/交響曲第9番ニ長調

指揮:井村誠貴

入場料:前売=2,00円 当日=2,500円 (当日指定)

ホームページ:http://www.geocities.jp/machikane_orc/

<補足>

最初、いずみホールでマーラーの第九を演るなんて誤植か、と思ってましたけど、本当に演るのですね。
井村さんのマーラーの第九はオーケストラMFI以来でしょう。

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January 14, 2008

【Concerthall Society】「その20」に1点追加しました

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(20)」にジャケット写真を1点追加しました

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ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op13「悲愴」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第19番ト短調op49-1「ソナチネ」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op53「ワルトシュタイン」

リリー・クラウス(p)

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January 12, 2008

【LP】カラヤン、マーラー/交響曲第6番「悲劇的」

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今年がカラヤンの生誕100年とのこと。 かつてはアンチ・カラヤン党であったけれど、今ではすっかりとカラヤンの魅力に参ってしまっている。
久しぶりに落ち着いた休日の午後、棚から取り出したカラヤン指揮ベルリンフィルによるマーラーの交響曲第6番、レコード盤に針を落とした瞬間より、パワフルでかつ磨き抜かれた響きに魅了される。 パワフルな演奏はよく耳にするけれど、パワフルでいても磨き抜かれた響きであるのがカラヤンの真骨頂であろう。 そして第3楽章の美しさもまた比類なくて、壮麗なマーラーの世界がここにある。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mg8331-2.htm

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January 06, 2008

【感想】京都フィロムジカ管弦楽団 第22回定期演奏会

2007年12月24日(休・月) 14:00 長岡京記念文化会館

山田耕筰: 交響曲ヘ長調
ハチャトゥリアン: 組曲「仮面舞踏会」
シベリウス: 交響曲第7番ハ長調

(アンコール)シベリウス: 叙情的ワルツ

指揮:清水史広

<感想>

指揮者の清水史広さん、全曲を暗譜で振り通し、またオーケストラも共感溢れた演奏で応えていて、どの曲も大きく波打つような素晴らしい演奏の数々。 1年を締めくくるのに相応しい演奏会でした。

まずは、1912年、山田耕筰がドイツ留学中でまだ20歳台半ばで作曲した交響曲へ長調。 この「日本人が最初に書いた交響曲」を聴きたくて長岡天神まで足を伸ばしたのですが、才気溢れる若者らしく溌剌としていて、また山田耕筰らしい馴染みやすい旋律、心の襞をそっとすくうような郷愁も感じさせた交響曲に魅せられました。 演奏もまた、オーケストラの各楽器が波を打つように響きあい、想いのよく乗った素晴らしい演奏でもあって、大いに満足しました。

なおパンフレットによると、楽譜代金で大いに苦労されたとのこと。 もっと知られて良いこのような曲が、著作権料のために阻まれていると思うと、著作権にも関わっている者として複雑な心境になります。 が、それを乗り越えて今日ここで演奏されたこと、大きく評価されて良いと思ったことを付け加えておきます。

休憩を挟み、ハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」、重厚な響きがまろやかでもあって、妖艶でかつゴージャスな演奏に心躍らされました。 とても集中力が高かったのも印象的で、指揮者の清水史広さんのもと、音量のコントロールも見事。 全5曲、この組曲をこんなにも楽しく聴けたのは初めてではないかな。 とても素晴らしい演奏に大きな拍手を贈りました。

最後はシベリウスの交響曲第7番、厳かであり、時には暖かく悠然と響き、そしてまた時には熱くもなる、凝縮した響きで満たされた演奏。 パンフレットに書かれたガイドを頼りに聴き進めましたけれど、ここでもオケの響きが常に呼応しあい、よく纏まっていたのが印象的でした。 そして最後まで素晴らしい集中力、難解なこの曲をきちんと纏めあげた指揮者、それを演じたオケの勝利でしょう。 フィナーレ、地の底から湧き上がってくるような響きに金管が入って雄大となったのをすっと切って落としたのも見事ならば、その後の静寂もまた素晴らしい演奏となっていました。

ちょっと疲れ気味、喉の奥にも痛みを感じて風邪をひきそうな感じでしたが、長岡京まで足を伸ばして正解。 いい演奏会で1年を締めくくることができました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20071224.htm

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January 05, 2008

【感想】第14回 天理の第九演奏会

2007年12月23日(祝・日) 16:00  天理市民会館・やまのべホール

<第1部>(*)
グリーグ: 「ペール・ギュント」組曲より「朝」「山の魔王の宮殿にて」
エルガー: 「威風堂々」第1番

<第2部>
ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱つき」op.125

(アンコール):「ふるさと」「蛍の光」

独唱: 木澤佐江子(S)、野間直子(MS)、根木 滋(T)、片桐直樹(Br)
合唱: 天理第九合唱団、合唱指導:千葉宗次

管弦楽: <第1部>天理シティーオーケストラ
     <第2部>天理第九管弦楽団

指揮: 船曳圭一郎、安野英之(*)

<感想>

熱い感動が今年もまた甦ってきました。 熱い声・声・声・・・気持のよく乗った人間の声のパワーに圧倒されました。

毎年この日のために相当の練習を積まれていらっしゃるのでしょうね、各声部がとてもしっかりとしていて、掛け合い、響きあう合唱はじつに感動的です。 CDやDVDでは決して得ることが出来ない迫力はもちろんのこと、いっしょに歌いたくなるような共感を持ち、そして聴いたあとの清々しさもまた1年を締めくくるのに相応しい素晴らしい演奏でした。

船曳さん、ちょっと指揮スタイルを変更されたのでしょうか。 指揮棒を持たず、しっかりと開いた両足はほとんど不動、上体のみを使って堂々とした音楽を創り出していました。 第3楽章まではやや遅めのテンポだったでしょうか、じっくりとした響きを紡ぎ出し、終楽章の行進曲を過ぎたあたりから温めたエンジンを吹き上がらせるようにオーケストラをドライブ。 熱い合唱とともに弦楽アンサンブルにも熱気が溢れていました。 合唱とオーケストラが一体となって高らかに歌い上げた力強いフィナーレは迫力満点。 熱い拍手がホールを埋め尽くしました。

これに先立って演奏されたのは、安野英之さんの指揮によるグリーグの「ペールギュント」組曲より「朝」「山の魔王の宮殿にて」と、エルガーの「威風堂々」第1番。 どちらもスッキリと纏められた演奏でした。 丁寧に進めた「朝」、まだ何となくざわつく会場内を落ち着かせましたし、キリっと引き締まって底力のある「山の魔王の宮殿にて」で聞き手の集中力を高めていたようです。 そして若々しくケレン味のないオーケストラの響きで満たされた「威風堂々」。 最初は、アレっと思った選曲でしたけど、第九への期待感も巧く高めていたのではないでしょうか。

昨年は長男を同行、今年は一家4人での鑑賞となりました。 そして今年もまた熱い音楽に心が満たされた演奏会のあとに見た駅前のイルミネーションがとても綺麗。 演奏会の余韻を楽しみながら家路につくことができました。 とても気持ちのいい演奏会。 ありがとうございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20071223.htm

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January 03, 2008

【感想】甲南文化会大学交響楽団 第47回定期演奏会

2007年12月15日(土) 18:30 神戸国際会館こくさい大ホール

ブラームス/大学祝典序曲(*)
ビゼー/歌劇「カルメン」より抜粋
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

指揮:船曳圭一郎、上間康弘(学生,*)

<感想>

熱い盛り上がりの中にもしっかとした造形をきちんと保った大人の演奏。 学生オケの定番ナンバー、チャイコフスキーの交響曲第5番などもっとハジけた演奏を想像していましたが、良い意味で裏切られました。

大人の演奏は、冒頭の学生指揮者上間康弘さんによるブラームスの大学祝典序曲から。 落ち着いた響きがブレンドされていて、特に後半、フィナーレにかけての充実感は見事。 チェロのピチカートが心地よく響き、柔らかな木管アンサンブルにまろやかな金管楽器、そしてしっとりとした粘り気を感じさせるアンサンブルで纏められた高揚感に酔いました。 この粘り気、学生指揮ではなかなか出ないように思いました。

指揮者を地元神戸出身の船曳さんに交代し、まずはビゼーの「カルメン」より抜粋。 いつもながらの縦ノリのリズム、要所を鋭く決めて進めますが、ここでも落ち着いてしっかりと纏めたオーケストラを評価したいと思います。 多少思い通りにいかない部分もあったようですが、パンフレットにもあったように最後まで緩むことのない演奏でした。 ラストナンバーを第2幕冒頭のジプシーの踊りで締めましたが、スピードアップしてもまろやかな響きをきちんと保っていたのがとても素晴らしかったですね。

そしてメインのチャイコフスキーの交響曲第5番、冒頭のクラリネットの奥深い響き、うごめくような弦楽アンサンブルの中にもまろやかさをも感じさせる上々の滑り出し。 そして終楽章の偽終始からアッチェランドがかけられたフィナーレまで落ち着いたサウンドで統一されていました。 この曲でも指揮棒を持たない船曳さん、学生オケ特有のソリッドな盛り上がりと覇気のある響きをしっかりとまとめ、堂々と進めてゆきました。 もっと熱気を前面に出し、抑揚を大きく付けてゴテゴテっとした演奏になるのかなぁ~なんて勝手に思っていましたが、裏切られました。 しっかりとした大人の演奏を楽しませてもらいました。

客席からの熱い拍手は途切れることがなく、カーテンコールが繰り返されていました。 4回生の女性は頭に白い髪飾り、男性は胸に白いチーフだったでしょうか。 この演奏会をもって社会に巣立っていかれる方々、社会人になってからの演奏活動は大変でしょうが、この日のことを忘れずに演奏活動を続けていって欲しいと思いつつ拍手を贈り続けました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20071215.htm

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January 02, 2008

【感想】喜歌劇楽友協会 第53回定期公演

2003年12月9日(日) 12:00 森之宮ピロティホール

J.シュトラウス2世: 喜歌劇「こうもり」全3幕(日本語上演)

演出:向井楫爾

アイゼンシュタイン:金丸七郎
ロザリンデ:山田維久子
アデーレ:蘆田まり子
ファルケ:近藤修平
アルフレート:角地正直
フランク:澤 一孝
オルロフスキー:河嶋紀子
イーダ:木矢晃子
ブリント:音在弘之
フロッシュ:和田垣 究
パーティに招かれた客:樽本裕子、久米真澄、奥山保子、長野由紀子、細川典子ほか

合唱:喜歌劇楽友協会合唱団
管弦楽:エウフォニカ管弦楽団

指揮:井村誠貴

<感想>

「20回目のこうもり」と題された公演、しかも3回公演の中間、マチネということもあってリラックスした雰囲気が漂うなか、手馴れた演出とオケ伴奏で楽しみました。

この公演では、アイゼンシュタイン役の金丸七郎さんの演技と歌、それと、こうもり博士ファルケ役の近藤修平さんの演技と台詞回し、とても素晴らしかったですね。
金丸七郎さん、細かな動作や表情までも、一つ一つがツボを得ていて、さすが巧いなぁ、と感心させたりもしながら、大いに楽しませていただきました。 そして近藤修平さん、歌舞伎役者ばりの堂々とした台詞回しがとても見事。 舞台をきりっと引き締めて存在感がありました。 パンフレットによると近藤さんは音大出身ではなく法学部出身、大阪ガスセキュリティサービス勤務と書かれていましたけれど、まったくもって落ち着いた歌と演技にそんなこと忘れて見入っていました。

女声陣もまた奮闘していました。 ロザリンデ役の山田維久子さん、アデーレ役の蘆田まり子さん、ともに第1幕は少々硬さも感じられたものの、徐々に調子を乗せていったようです。 第3幕では伸び伸びと楽しんでおられたのではないでしょうか。

そしてこの第3幕での楽しみは、和田垣さん。 今回も看守フロッシュ役での登場で、こてはハマリ役ですね。 いつもどおり時事ネタをたっぷりと入れてスパイスの効いた台詞まわし。 笑わせてもらいました。 それと刑務所長フランク役の澤一孝さんもまたサービス精神旺盛。 第2幕ともども金丸七郎さんとの絡みがハマっていましたね。 アルフレート役の角地正直さん、この方は美声も持ち主ですけれど、女声の方々と同様に第3幕に向かうにしたがってのびのびとされていたように思いました。

最後にこの公演を支えた井村さん指揮によるエウフォニカ管弦楽団。 プロオケに言うのも失礼ですが、よく纏まった演奏がとても素晴らしく、中でもまろやかな金管の響きに魅了、柔らかな打楽器とともに舞台に華やかさを添えていたことを記しておきます。

副題の「2大オペレッタを同時に楽しめる」とは、第2幕の舞踏会で「メリー・ウィドウ」を出し物として挟み込んでいたからで、副題のとおりの華やかな舞台をたっぷりと楽しませていただきました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20071209.htm

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