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December 02, 2007

【感想】かぶとやま交響楽団 第36回定期演奏会

2007年11月24日(土) 18:30  伊丹アイフォニックホール

ロッシーニ: 歌劇「シンデレラ」序曲
ストラヴィンスキー: 交響曲 ハ調
チャイコフスキー: 交響曲第5番ホ短調op.64

指揮: 中村晃之

<感想>

かぶとやま交響楽団らしい気鋭の演奏会、人数を刈り込んだオケらしい躍動感とキレの良さ、そして火傷しそうなほどに熱い演奏に疲れを忘れて聴き入りました。

まずはロッシーニの歌劇「シンデレラ」序曲、引き締まった響きに覇気があります。 落ち着いた響きから軽快に進めてゆき、ぐるぐると腕を回した2回のロッシーニ・クレッシェンド。 ここでの推進力が素晴らしい。 思わず身を前に乗り出すようにして聴いていました。 そしてこれまで意識したことはなかった洒脱な旋律も見え隠れ。 何となくモーツァルトを思い起こさせたりもして面白く聴かせてもらいました。

ストラヴィンスキーの交響曲ハ調、普段使わない脳ミソを刺激してくれるような躍動感のある演奏。 中村さんの指揮を見、オーケストラの奏者の方々の動きも眺めながら、無理に音楽を分かろうなんてせず、ただリズムに乗って楽しめればそれで良し、そんな風に思い、見て聴いていました。 小編成のオケなので、時に雑音が聞こえたりもしましたけれど、でもやはり実演が面白い曲ではないでしょうか。 活きた音楽を楽しみました。

そして休憩のあとのチャイコフスキーの交響曲第5番、学生オケの定番ナンバーで全力投球で盛り上がる曲ですが、パンフレットには小編成オケによる少し「大人」の演奏をするのだとか。 でもやはり中村さんのダイナミックな動作、キレが良くて熱い演奏は期待どおり。 確かにパンフレットに書かれたように、小編成のオケ独特の洗練された響き、見晴らしの良さ、特に弦楽器の分奏に素晴らしさを感じましたし、随所に聴かれた管楽器の響きも新鮮でしたけれど、火傷しそうなほどに熱く突き刺さってきた演奏は予想を遥かに超えていて、ノックアウトされました。 やっぱり大人の全力投球だったと思います。 入魂、気合入ってました。

ダブルヘッダーの2試合目でしたが、疲れも何もかも忘れて楽しませていただきました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20071124b.htm

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