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March 25, 2007

【LP】ヘブラー、モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、幻想曲ほか

Fg103

1973年発売のフォンタナ・レコード(日本フォノグラム)の1,000円盤。 クラシック音楽を聴き始めた頃に買ったものです。 もう30年以上の歳月が流れてしまいましたが、ターンテーブルに載せると、いつも新鮮な気持ちで楽しめるレコードです。 モーツァルトは素晴らしいなぁ、と思うのと同時に、イングリッド・ヘブラーの気品のある演奏の魅力に惹かれます。 クラシック音楽を好きになってよかった、と思えるレコードの一つです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/fg103.htm

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March 24, 2007

【感想】響け!アマチュアオーケストラ演奏会

2007年3月18日(日) 14:00  高槻現代劇場中ホール

●高槻室内管弦楽団 / 指揮:寺坂隆夫

モーツァルト: 交響曲第40番

●紫苑交響楽団 / 指揮:久米弘一

ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」

●ハーモニック・ソアラ高槻 / 指揮:関谷弘志

ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」

<感想>

高槻を拠点として頑張っているアマチュア・オーケストラの演奏会。
いずれも若い団体ですが、それぞれの団の特徴がよく出た演奏会を楽しみました。

まずは2006年8月創設されたばかりの高槻室内管弦楽団。 枚方フィルの指揮者でもある寺坂さんによる指揮による演奏は、寺坂さんらしく、折り目正しくきちっとしたモーツァルトでした。 虚飾を配した第1楽章、明るさと若さを感じさせる第2楽章、そして後半の第3・4楽章では更に気力も充実、覇気を感じさせる端正な演奏をきびきびと進め、誠実な響きによるモーツァルトを楽しませていただきました。

紫苑交響楽団は2000年創設ですが、高槻を主な練習場に移して頑張っておられます。 今回の演奏は、高谷光信さんの指揮により1週間前の3月10日の定期演奏会でかかった曲ですが、今回は団内指揮者に久米さんのもと、オーケストラが一致団結した演奏を展開。 定期を上回る熱気を感じました。 ホールが小ぶりということもあるせいでしょうね、対抗配置にしたオケの響きも手に取るよう分かり、きりっと引き締まった演奏がとても見事でした。 今回の方が遥かに演奏にのめり込むことが出来きました。 そして何より迫力満点の演奏に驚きました。

トリは2005年4月から活動を始めたハーモニック・ソアラ高槻。 昨年、大和郡山城ホールでの第1回定期演奏会も聴かせていただきましたが(そのときは高槻の文字はなかったように記憶していますが)、今回も同じ関谷さんの指揮によるアグレッシヴなベートーヴェンの英雄交響曲でした。 前述の演奏会では第5番と第7番を採り上げ、次回定期では第2番だそうで、全曲制覇を目指しているのでしょうか。 それはともかく、今回も凝縮した響きが印象的で、弦楽器は通常配置でしたが、向かって左側の高音弦と右側の低音弦の対比など面白く聴かせて頂きました。 重厚に響く弦楽器を中心に据えた熱い演奏でした。

高槻など北摂地区はアマオケの空白地帯だったと聞いていましたが、つい最近出来たり、引っ越してきた3団体。 いずれの演奏も団の特徴をよく感じ、それぞれに楽しませていただきました。 しかし少し書かせていただくならば、交響曲3曲連続はやはり疲れましたね。 もし次回があるのならば、選曲についてはより団の特徴によく合うものとして変化を付けていただければ、と思ったことを付け加えておきます。
しかし何より、演奏して下さった皆さん、お疲れさまでした。 ありがとうございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20070318.htm

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【Diamond 1000】ジャケット写真を1点追加

「安田の部屋へようこそ」の「資料室」の「ダイヤモンド1000シリーズ・アルバム」にジャケット写真を1点追加しました。

Ms1001ax

MS-1001-AX

 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

  ハンス・ユルゲン・ワルター指揮ハンブルグ放送交響楽団

 シューベルト:交響曲第8番「未完成」

  渡辺暁雄指揮日本フィルハーモニー交響楽団

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March 18, 2007

【感想】紫苑交響楽団 第9回定期演奏会

2007年3月10日(土) 18:00  八幡市文化センター・大ホール

ニールセン: ヘリオス序曲
シベリウス: ヴァイオリン協奏曲op.47 (*)

(アンコール)J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番よりラルゴ(*)

ドヴォルザーク: 交響曲第9番ホ短調「新世界より」

(アンコール)ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第8番

独奏: 尾崎 平(*)

指揮: 高谷光信

<感想>

暖かな表情の中に熱い息吹を内包したシベリウスのヴァイオリン協奏曲、引き締まった表情でドライブされたドヴォルザークの新世界交響曲、尻上がりに調子に乗せた素晴らしい演奏。 爽快さを感じさせる気持ちのいい演奏会を楽しみました。

シベリウスのヴァイオリン協奏曲、このオケの弦セクショントレーナーで、大阪センチュリー交響楽団の次席である尾崎平さんによる独奏。 その尾崎さん、奥行きを感じさせる演奏でしたね。 シベリウスらしい透徹した冷たさよりも秘めた熱さを感じました。 オケも集中力の高い演奏でサポート。 高谷さんのタイトな指揮のもと、深い響きを基調にしながらも、ちょっと即物的な勢いをも感じさせた演奏を展開。 聴き応えありました。 この両者の集中力、なかなかのものでした。

ドヴォルザークの新世界交響曲。 耳に馴染んだ名曲ですが、新鮮な感覚を覚えました。 高谷さんの確信に満ちた指揮でリードされ、中低音弦や木管アンサンブルがくっきりと聴こえていました。 この見通しのよさ、各パートともに生気を感じさせた熱い演奏でした。 オケの熱い響き、爽快さを堪能しました。

冒頭のニールセンのヘリオス序曲こそ、ミスは無かった(と思う)ものの、ちょっと焦点の定まらなさを感じましたが、いつもながらの爽やかで熱い演奏を聴かせてくれた紫苑交響楽団。 次回は井村さんの指揮のもとブルックナーの交響曲第6番とベートーヴェンの運命となります。 解散の危機を越え、飛躍を期待したいと願っていますが、そんな予感をも感じさせた熱い演奏会でした。
皆さんお疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20070310.htm

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March 15, 2007

4月のアマオケコンサート情報

4月に、京阪神奈和などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

4/7:《頌啓会》ソレイユオーケストラ 第1回定期演奏会
4/15:交響楽団ひびき 第3回定期演奏会
4/15:グリーン交響楽団 第19回グリーンコンサート
4/15:千里フィルハーモニア・大阪 日本ライトハウス第25回チャリティーコンサート
4/22:かぶとやま交響楽団 第35回定期演奏会
4/28:奈良県立医科大学室内管弦楽団 春の演奏会

4/29:奈良女子大学管弦楽団 '07スプリングコンサート

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4/7:《頌啓会》ソレイユオーケストラ 第1回定期演奏会

日時:2007年4月7日(土) 14:00開演 (13:00開場)
場所:京都府立長岡京記念文化会館

曲目:ワーグナー/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「第一幕への前奏曲」
   シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
   ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」

独奏:山本裕樹(vn)

指揮:井村誠貴

入場料:1.500円(前売1.000円)

ホームページ:http://www.shokeikai.jp/soleil-orchestra/frame-soleil-orchestra1.html

<補足>

同志社女子大学学芸学部音楽学科の卒業生だけで構成された女性だけのオーケストラ
昨年の結成記念演奏会に続き、今回が第1回定期演奏会となります。
アマチュアというよりもプロを目指したオケというべきなんでしょうね。

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4/15:交響楽団ひびき 第3回定期演奏会

日時:2007年4月15日(日) 14:00開演 (13:30開場)
会場:西宮市民会館アミティホール・大ホール

曲目:チャイコフスキー/イタリア奇想曲
   ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲
   メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」

独奏:奈良田朋子(p)

指揮:高谷光信

入場料:

ホームページ:http://www.geocities.jp/symphonic_hibiki2004/

<補足>

2004年に結成された新しいオケでまだ伺ったことがありません。
今回もこの日は某試験のため伺えず残念です。
高谷さんの指揮なのに。

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4/15:グリーン交響楽団 第19回グリーンコンサート

日時:2007年4月15日(日) 14:30開演 (14:00開場)
場所:森之宮ピロティーホール

曲目:モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
   スメタナ/交響詩「高い城」(連作交響詩「わが祖国」第1曲)
   ブラームス/交響曲第2番ニ長調

入場料:無料(要整理券)

指揮:永峰大輔

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/greenso/

<補足>

「みどり会」メンバー会社164社によるメセナのグリーンコンサート。
合唱や吹奏楽とともにオーケストラ演奏があります。
無料ですが整理券が必要なので、ホームページから問い合わせてみてはいかがでしょう。
今年、この日は某試験のため伺えず残念です。

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4/15:千里フィルハーモニア・大阪 日本ライトハウス第25回チャリティーコンサート

日時:2007年4月15日(日) 13:30開演 (12:30開場)
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:J.S.バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲
   ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
   ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調「運命」

独奏:和波孝禧(vn)、澤 和樹(vn)

指揮:澤 和樹

入場料:3,500円(当日指定)

ホームページ:http://www.lighthouse.or.jp/charicon/25th_con.html

チケットのお申し込み・お問い合わせ:
  社会福祉法人日本ライトハウス 募金事業部
  ℡.06-6968-1030
  (受付時間は月から金曜の9:00~18:00)

<補足>

その名のとおり、日本ライトハウスのチャリティ演奏会に千里フィルハーモニア・大阪が出演します。
この日は某試験のため伺えず残念です。

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4/22:かぶとやま交響楽団 第35回定期演奏会

日時:2007年4月22日(日) 14:00開演
場所:ベガ・ホール

曲目:シューベルト/交響曲第4番「悲劇的」
   ドビュッシー(ヴィッセル編)/小組曲
   フォーレ/ペレアスとメリザンド
   ラヴェル/クープランの墓

指揮:中村晃之

入場料:

ホームページ:http://www.jttk.zaq.ne.jp/kabutoyama/

<補足>

気鋭のアマオケ・かぶ響ことかぶとやま交響楽団。
このところ用事が重なって伺えず残念でしたが、この日は行けるかな。

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4/28:奈良県立医科大学室内管弦楽団 春の演奏会

日時:2007年4月28日(土) 18:30開演
場所:奈良県橿原文化会館・小ホール

曲目:モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
   レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
   コレルリ/合奏協奏曲op.6-8
   J.S.バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲第1楽章
   J.S.バッハ/小フーガ

指揮:塩谷峰子

入場料:無料

ホームページ:

<補足>

奈良県立医科大学アンサンブル部。
先日の奈良アマオケフェスでも真摯な演奏を聞かせてくれました。
毎年春と秋に、先輩やエキストラを招いて奈良県立医科大学室内管弦楽団となり演奏会を開催していますが、昨年第30回の定期演奏会となったそうです。 お近くの方は是非どうぞ。

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4/29:奈良女子大学管弦楽団 '07スプリングコンサート

日時:2007年4月29日(日) 13:30開演 (13:00開場)
場所:奈良県橿原文化会館・大ホール

曲目:シューベルト/ロザムンデ序曲
   ビゼー/交響曲第1番ハ長調
   シューマン/交響曲第1番「春」

入場料:500円

指揮:牧村邦彦

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8002/

<補足>

最近絶好調の奈良女オケ。
来年はチェコのプラハで演奏会を開催されるとか。 以前を知っている者にとっては隔世の感がありますが、現役の方にはそんなこと関係ないですね。
なお以前から気持ちの乗った演奏を聞かせてくれてましたし、ますますの発展を願っています。

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March 11, 2007

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第20回定期演奏会

2007年3月4日(日) 14:00  奈良県文化会館国際ホール

ピアソラ: バンドネオン協奏曲

(アンコール)ピアソラ編曲: ロカ ポエミヤ フリオ デ カロ

ブルックナー: 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)

独奏: 北村 聡

指揮: 齊藤一郎

<感想>

今回が奈良フィルの第20回定期演奏会。
1999年9月15日の第5回定期演奏会より1回も欠かさずに春と秋の定期演奏会に通ってきましたが、これほどまでに引き締まった演奏を聴かなかったように思います。
齊藤一郎さんの指揮のもと、素晴らしいブルックナーのロマンティックを堪能しました。

いつもの12型のオケですから、すっきりと見通しの良いブルックナーになってしまうのですが、ところがどっこい、照りがのって迫力のある金管、凛として芯のある木管、そしてキリっとしてよく歌う弦楽器、そして田中さんらしい冷静で勘所を巧く捉えたティムパニ。 奈良フィルがこれほど鳴るとは・・・きちっと統制かけて鳴らした齊藤さんの手腕を称えるべきでしょう。

齊藤さん、大柄で、けっこう大振りでなんですが、シャープで均整の取れた振りですね。 抑えるべきところは小さく振っていますが、楽器には細々と指示しません。 既に練習でやっているからでしょうが、決して無防備に吼えたりせず、オケが見事に反応していたのに、両者のポテンシャルの高さを垣間見ました。

前半プログラムには、北村聡さんという奈良出身の若い(1979年生)バンドネオン奏者との共演でピアソラのバンドネオン協奏曲。 冒頭こそオケの響きのなかでレロレロ鳴ってて??でしたけど次第に耳も馴染んできたようです。 第2楽章など、コンミス林泉さんの泣くようなソロ、チェロトップの野村朋亨さんの思い入れたっぷりのソロとの絡みには哀愁が漂っていて、とても綺麗な響きを楽しみました。

アンコールではピアソラ編曲の「ロカ ポエミヤ フリオ デ カロ」という小品を演奏されましたが、その響きのなんと多彩なこと。 このナイーブな響きをオケと対抗させるのは、ちょっと、と直感しました。 単に音量的な問題ではなく、楽器の持っている表現スタイルというのかな、ま、これは曲そのものの問題ですけどね。 演奏は素晴らしかったですよ。

ということで奈良フィル定期。 足掛け9年聞いてきたことになりますが、いったんここでお休みしようと思ってこの演奏会に出かけましたが、これほどまでに素晴らしい演奏を聞かせてもらって・・・とても嬉しかったな。 いい経験になりました。
奈良フィル、これからも頑張って今回のような素晴らしい演奏を続けていってください。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20070304.htm

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March 04, 2007

【感想】アマチュア・オーケストラ・フェスティバル in 奈良 2007

2007年2月25日(日) 14:00  奈良県文化会館国際ホール

<第1部> -各団体による演奏-

●奈良女子大学管弦楽団 & 奈良交響楽団 / 指揮:高谷光信

 ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」(原典版)
 ラフマニノフ:交響的舞曲op.45

●奈良県立医科大学アンサンブル部 & 橿原交響楽団 / 指揮:大村亨寛

 イッポリトフ・イヴァノフ:組曲「コーカサスの風景」

●天理大学弦楽部 & 天理シティーオーケストラ / 指揮:安野英之

 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」

<第2部> -出演6団体による合同演奏-

●出演6団体による合同オーケストラ / 指揮:安野英之

 ショスタコーヴィチ:祝典序曲op.96
 チャイコフスキー:弦楽セレナードより第2楽章
 ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」よりバーバ・ヤーガの小屋、キエフの大門

(アンコール):チャイコフスキー:バレエ曲「くるみ割人形」より「花のワルツ」
        J.シュトラウス:ラデツキー行進曲

<感想>

奈良県の6団体が結集した「アマチュア・オーケストラ・フェスティバル 2007 in 奈良」、最後に総勢200名がステージに乗り・・・ 寄せ集め?、勢い?、いえいえ、これ程の巨大なオケが一糸乱れずに抑制をかけ、歌わせた演奏に目を見張りました。

第1部は地区別。 いずれも各地区のオケの特色がよく出ていたのではないでしょうか。

まず北部の奈良地区として奈良女子大学管弦楽団と奈良交響楽団の合同演奏。 ムソルグスキーの「はげ山の一夜」の原典版と、ラフマニノフの交響的舞曲という凝ったプログラミングは奈良響の趣味が出てますね。 飛躍著しい奈良女オケと組み、これまた活躍著しい高谷さんの指揮のもと、覇気を持った重厚感のある演奏に唸りました。 特に原典版による「はげ山の一夜」、初めて聴きましたが、原始の響きとパンフレットにもあったように、土俗的な響きが面白いですね。 伊福部を連想したりもしました。

南部の橿原地区は奈良県立医科大学アンサンブル部と橿原交響楽団による合同演奏。 指揮は橿響の団内指揮者である大村さん。 イヴァノフの組曲「コーカサスの風景」も(たぶん)初めて聴く曲ですが、なんとも言えない独特な郷愁を誘う曲を見事に好演。 暖かみのあるアンサンブルは風景が浮かぶようで、とても気持ちのいい演奏を楽しみました。

中部の天理地区より天理大学弦楽部と天理シティーオーケストラ。 天理大にも指導に行っておられる安野さんの指揮のもと、集中力の高いキリッと締まったショスタコーヴィチの「革命」でした。 キレの良さや綺麗な響きが特徴的。 特に終楽章では堂々としながらも楽に駆けているようも感じもさせた機動力が見事。 常に冷静で丁寧に纏める天理シティらしさ、爽やかさも感じた演奏でした。

そして第2部は合同オーケストラ。 冒頭も書いたとおり、これ程の巨大なオケが一糸乱れずに抑制をかけ、歌わせた演奏に目を見張りました。

勝手な想像でしたが、大所帯の寄せ集めなので、勢いでワッ~と進めてチャンチャンでお仕舞い、なんて思っていたのですが、失礼しました。 それとこれだけの大人数のオケ、弦楽器の音圧が凄かったですね。 豪華絢爛たるアンサンブル。 大音量だけでない豊穣なオーケストラの響きをお腹いっぱい堪能させていただきました。

長丁場でロビーコンサートも盛りだくさんでしたが、緊張の糸が全く切れることのない充実したフェスティバル。 皆さんお疲れさまでした。 そして有難うございました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20070225.htm

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