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August 26, 2006

【感想】吹田市交響楽団 サマー・コンサート2006

2006年8月20日(日) 14:00  メイシアター・大ホール

第1部
モーツァルト: 歌劇「魔笛」より「序曲」
        パパゲーノのアリア「オイラは鳥刺し」
        夜の女王のアリア「我が心は怒りに燃え」
        パパゲーナとパパゲーノの2重唱「パッパ、パパゲーナ、パパゲーノ」
モーツァルト: 交響曲第39番より第1楽章
第2部
指揮者コーナー
 モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
 ブラームス: ハンガリー舞曲第6番
第3部
 芥川也寸志: 交響管弦楽のための音楽

(アンコール)プッチーニ(編曲/新谷武):
歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

独唱:晴 雅彦(Br)、角地直子(S)、木村直未(S)

指揮:米山 信、新谷 武

<感想>

高校野球の決勝戦があるのにここに集まった人たちは本当の音楽好きである、と指揮者の米山さんが言われていましたけれど、今年も音楽を好きになるコンサートを楽しませていただきました。
今年はモーツァルト・イヤーということであり、まず第1部は歌劇「魔笛」の序曲とアリアなど3曲。 晴雅彦さんの軽妙な演技と耳あたりのよい歌声で「オイラは鳥刺し」、角地直子さんとの2重唱で「パッパ、パパゲーナ、パパゲーノ」を楽しみました。 じつは昨年10月に中古レーザディスク(今時なのでなんと1,000円)で捕獲して以来、「魔笛」は数少ないお気に入りの歌劇になったのでした。 実演でも聴けて本当に良かったと思います。 とにかく楽しい演奏でした。
ちょっと段取り悪かったのもご愛嬌で、第1部は交響曲第39番第1楽章で締め。 コントラバスにのって金管が吹き、また木管アンサンブルも輝くようでした。 後半は滑るような弦楽器とも相俟って、堂々としながらもモーツァルトらさしさを感じた演奏で前半を幕。
第2部は恒例の指揮者コーナー。 ここもちょっと段取り悪かったけれど、クスクス笑いもまたモーツァルトにはよく似合ってますね。
第3部は芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」。 モーツァルトをテーマとしたこのサマーコンサートとしては、とても意欲的な試みだったと思いますけれど、最後にオーケストラ音楽の醍醐味を味合わせてもらいました。 オーケストラから発っせられるリズム感の良い響きが届けられ、しかもキレやコクもあってとても気持ちの良い音楽。 機動力のあるオーケストラ音楽に心奪われたひとときでした。
吹響のサマーコンサート、気楽に楽しめるけれど、いつも何か新しい発見をさせてくれる演奏会ですね。 今年もまた大いに楽しませていただきました。
蛇足ですが、今年のパンフレットのデザインについて。 少女が指揮をする周りで猫ちゃんが、ヴァイオリンを弾いたり、フルートやラッパを吹いたり、シンバルやタンバリンを叩くような図案でした。 帰りがけ、ロビーで小さな女の子が、猫ちゃんがいっぱい、と嬉しそうにお母さんに話す声が聞こえてきました。 こんなことでも身近に音楽を楽しめた演奏会だったと思います。 とてもいい気持ちになって会場をあとにできました。 皆さん、お疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060820.htm

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August 16, 2006

9月のアマオケコンサート情報

9月に、阪神奈などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

[8/16]以下の情報を追加しました!!
  9/3:泉佐野市民オーケストラ 第29回定期演奏会
  9/17:関西シティフィルハーモニー交響楽団 第42回定期演奏会

いざ、出発!!

9/3:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第22回定期演奏会
9/3:泉佐野市民オーケストラ 第29回定期演奏会
9/10:交野シティ・フィルハーモニック 第8回定期演奏会
9/17:天理シティオーケストラ ファミリーコンサート
9/17:紫苑交響楽団 第2回室内楽演奏会
9/17:関西シティフィルハーモニー交響楽団 第42回定期演奏会
9/18:尼崎市民交響楽団 第21回定期演奏会
9/24:奈良交響楽団 特別演奏会

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9/3:泉佐野市民オーケストラ 第29回定期演奏会

日時:2006年9月3日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:泉佐野市 泉の森ホール(大ホール)

曲目:第Ⅰ部
    パイレーツ・オブ・カリビアン
    禿山の一夜
    ディズニー・プリンセス・メドレー
   第Ⅱ部
    シューマン/交響曲第1番「春」

入場料:無料

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~sanorch/

<補足>

本家の掲示板に投稿いただきました。
泉佐野市教育委員会が昭和52年に設立されたアマオケとのことで堅いイメージを持ってしまいますけど、経験や楽器の有無を問わず音楽の好きな人であれば誰でも参加出来る市民に開かれたオーケストラとのこと。
大阪南部の数少ないアマオケとして地域に根ざした活動が素晴らしいですね。

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9/17:関西シティフィルハーモニー交響楽団 第42回定期演奏会

日時:2006年9月17日(日) 14:30開演(13:30開場)
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
   ボロディン/歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り他
   ショスタコーヴィッチ/交響曲第10番

合唱:関西シティフィルハーモニー合唱団(合唱指揮:中村勝栄)

指揮:ゲオルギ・バブアゼ

入場料:2,000円(座席指定:13:00~座席指定券交換)

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kcpo/

<補足>

大阪シンフォニカーの会員だったころコンマスで何度も聴かせていただいたバブアゼさんが常任指揮者をされている大阪市のアマオケ・関西シティフィルの定期演奏会です。

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August 15, 2006

【LP】エリザベート・シュワルツコップ「シューベルト歌曲集」

Zl38

このところ余裕無く過ごしていて、自宅のステレオに電源が入ることも稀でしたが、久しぶりにレコード棚を漁っていたら、エリザベート・シュワルツコップの「シューベルト歌曲集」のレコードが出てきました。 明晰で美しいドイツ語で、漂う気品の高さと表現の余裕を持って歌われるシューベルトの歌曲の数々。 そして遠くで鳴く蝉しぐれの響きもなんとなくそれにマッチしていたお盆の午後でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/zl38.htm

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August 13, 2006

【感想】アンサンブル・フリー 第7回演奏会

2006年8月6日(日) 14:00  灘区民ホール

リスト: メフィスト・ワルツ第1番
バルトーク: ヴァイオリン協奏曲第2番
(アンコール)モンティ: チャルダーシュ
ブラームス: 交響曲第4番
(アンコール)J.シュトラウス:ハンガリー万歳

独奏:馬渕清香(vn)

指揮:浅野亮介

<感想>

気鋭の演奏の数々、外の暑さに負けず劣らずとても熱い演奏会でした。 若々しく曖昧さのない演奏を楽しみました。
冒頭のリストのメフィスト・ワルツから全開。 指揮者の浅野さんの軽いハナ息とともに切れ味鋭い演奏が飛び出しました。 機動力のあるオケをドライヴしたわくわくする演奏。 実演で聴くのはたぶん初めてだと思いますが、いきなりの素晴らしい演奏にゾクゾクっときて汗もひきました。
つづく馬渕清香さんの独奏によるバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番。 馬渕さんのヴァイオリンは深い響きにコクが感じられました。 長くこの曲を聴いてませんので、こんな曲だったかな、なんて思いながら聴いていたせいでしょうか、少々単調に感じられた場面もあったようですが、きりっとして纏まり感のある演奏でした。 そう、ここでもオケが見事に統率されていたのが印象的でした。
そして圧巻はブラームスの交響曲第4番。 擬古典ともいえるこの曲を、ストイックかつダイナミックに演奏して感動的でもありました。 若々しく曖昧さのない音楽なんですが、中低弦の響きがよくブレンドされて安定感抜群。 堂々とした第1楽章、ゆったりと構えた第2楽章に、そして第3楽章は快速。 いやぁ~速い速い、吃驚しました。 そして終楽章は力強く熱く感動的に歌い上げた終結。
若さの漲ったブラームスってのもいいもんですね。 音楽が息咳きって進むのではなく、安定感もありましたし、練習でかなり練り込まれたのでしょうね、充実感のある演奏でした。
強いて言うならば、どの演奏もそうなのですけれど、弱音で表現する部分がほとんど無かったようです。 しかしこれも、若さ、なんです。 熱い演奏を楽しませていただきました。 若いっていいことだな、と感じた演奏会でもありました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060806.htm

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August 12, 2006

9/3:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第22回定期演奏会

日時:2006年9月3日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:神戸文化ホール 大ホール

曲目:ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
   R.シュトラウス:交響詩「死と変容」(*)
   ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」

指揮:松井 真之介、森 康一(*)

入場料:無料(整理券は会場前で配布)

ホームページ:http://rokkophil.gooside.com/

<補足>

入場無料、いつも会場前で入場券を配布して下さいます。
今回は、松井さんの「運命」ですか・・・ちょっと想像つきませんが、それが楽しみです。

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9/10:交野シティ・フィルハーモニック 第8回定期演奏会

日時:2006年9月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:枚方市民会館大ホール

曲目:ニコライ/歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
   グリーグ/劇音楽「ペールギュント」第1・2組曲
   ブラームス/交響曲第4番ホ短調 作品96

指揮:木村俊明

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.hi-ho.ne.jp/nabesan/index.html

<補足>

1998年発足とのこと。 常任指揮者の木村俊明さんのもと、北摂地域で頑張っておられるアマオケです。

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9/17:天理シティオーケストラ ファミリーコンサート

日時:2006年9月17日(日) 13:00開演 (12:00開場)
場所:天理市民会館(やまのべホール)

曲目:グリーグ/「ペールギュント」より「朝」
   ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」より第1楽章
   ロジャーズ/「サウンドオブミュージック」メドレー
   ホルスト/惑星より「火星」「木星」
   J.シュトラウス/雷鳴と電光
   チャイコフスキー/「眠れる森の美女」より「ワルツ」
   ボロディン/中央アジアの草原にて
   メンデルスゾーン/バイオリン協奏曲 ホ短調より(*)
   ヴィヴァルディ/チェロソナタ第5番より(**)

独奏:奥谷睦代(vn)-高円高等学校2年生(*)
   孫工恵嗣(vc)-天理高等学校1年生(**)

指揮:安野英之

入場料:無料(要整理券)

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

今回のファミリーコンサートのテーマは「美しい自然」だそうです。
天理っ子による独奏や、指揮者体験コーナー(飛び入り歓迎)もあるそうです。
問合せ先:天理市文化センター Tel:0743-63-5779

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9/17:紫苑交響楽団 第2回室内楽演奏会

日時:2006年9月17日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:デュカース/『ペリ』に先行するファンファーレ
   J.S. バッハ/ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049
   ヘンデル/組曲『王宮の花火の音楽』より
   グノー/小交響曲 変ロ長調
   ヴィヴァルディ/『四季』

入場料:500円

ホームページ:http://www7a.biglobe.ne.jp/~shion_symphony_orchestra/

<補足>

同志社オケのOBが主体なので紫苑(しおん)交響楽団といいます。
指揮者なしで室内楽アンサンブルへの取り組みをし、次回のオケとしての定期演奏会にも磨きをかけておられます。

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9/18:尼崎市民交響楽団 第21回定期演奏会

日時:2006年9月18日(月・祝) 14:00開演(13:20開場)
場所:アルカイックホール

曲目:エロール/歌劇「ザンパ」序曲
   シューベルト/交響曲第5番変ロ長調
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調『悲愴』

指揮:辻 敏治

入場料:1,000円

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/amakyo/

<補足>

前回は熱い幻想交響曲で第20回記念定期でしたが、今回は悲愴交響曲にチャレンジ。
個人的には、シューベルトの交響曲第5番に興味あります。 好きなんです、この曲。

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9/24:奈良交響楽団 特別演奏会

日時:2006年9月24日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:奈良県文化会館国際ホール

曲目:プッチーニ/交響的前奏曲
   プッチーニ/歌劇《トゥーランドット》抜粋(演奏会形式)

独唱:下原千恵子、樋口達哉ほか

指揮:中橋健太郎左衛門

入場料:2,500円

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/

<補足> 

トヨタコミュニティーコンサートとして、トリノ・オリンピックで話題になった「誰も寝てはならぬ」を含む《トゥーランドット》の演奏会形式による上演ですね。
奈良県文化会館やチケットぴあで前売りがされています。

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August 05, 2006

【LP】バルビローリによるドイツ序曲集

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ジョン・バルビローリ指揮ハルレ管弦楽団によるドイツ序曲集。 ちょっとミスマッチかも・・・なんて印象を持ちますけど、いえいえどうして、これがじつに楽しいレコードなんです。
抽象的な表現になりますけど、ヒューマニティを感じます。 サー・ジョンの優しい人柄とハルレ管の鷹揚で暖かなアンサンブル。 「ウィンザーの陽気な女房たち」での息の長いフレージングで艶っぽく歌わせるあたり、とても楽しい気分になりますよ。 「タンホイザー」序曲、これほどまでに威圧感を感じさせない演奏も珍しいのではないかな。 まさしく「愛による救済」ですね。 これはこれで納得するレコードです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/udl3093y.htm

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