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March 26, 2006

【LP】バルビローリ/チェコフィルのフランク交響曲ニ短調

oc7116s

バルビローリがチェコフィルを振っていたなんて、とCD化されたときに吃驚しましたけど、1977年にLPで再発されていたのですね(調べたら初出は 1969年 OS2139 でした)。 これは昨年、御茶ノ水ディスクユニオンで見つけて持ち帰ったレコードです。 ちなみに 300円。 いい買い物だったと思います。 値段や盤質もさることながら、たっぷりとしてよく歌うフランクの交響曲ニ短調。 最初にこの演奏で聴いていたら、この曲のイメージもさぞかし変わっていたと思った演奏です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/oc7116s.htm

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March 25, 2006

4/2:天理シティーオーケストラ 第6回定期演奏会

日時:2006年4月2日(日)13:00開場 14:00開演
場所:やまと郡山城ホール大ホール

曲目:サン=サーンス/「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
   ビゼー/交響曲ハ長調
   ビゼー/歌劇「カルメン」より抜粋
   ラヴェル/ダフニスとクロエ第2組曲
   ラヴェル/ボレロ

指揮:安野英之

入場料:一般:1,500円(前売:1,000円)
    学生:1,000円(前売:500円)

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

「フランス音楽の情熱と愛」と題されたオール・フランス音楽の演奏会。
いつもの天理市民会館を飛び出し、久しぶりのやまと郡山城ホールでの演奏会でもあります。 楽しみです。

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4/2:ノートルダム女学院オーケストラクラブ 第11回定期演奏会

日時:2006年4月2日(日)13:30開場 14:00開演
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:チャイコフスキー/バレエ「眠りの森の美女」より「ワルツ」
   エルガー/「威風堂々」第4番
   ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調op.27

指揮:神田靖昭

入場料:無料チケット制(問い合わせ先を参照)

問い合わせ先:ノートルダム女学院 075(771)0570
       電話にて、枚数と住所と名前を告げると郵送

<補足>

まったく知らないオケなんですが、紫苑交響楽団の演奏会のときに頂いたように思うチラシの情報より転載しています。
ラフマニノフの交響曲第2番なんていう大曲をかけるなんて凄いですね。

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4/8:大阪市民管弦楽団 第64回定期演奏会

日時:2006年4月8日(土) 17:30開場 18:30開演
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:モーツァルト/歌劇「劇場支配人」序曲
   エルガー/エニグマ変奏曲
   シベリウス/交響曲第2番

指揮:新通英洋

入場料:S席 2,000円 (座席指定)
    A席 1,500円 (17:00より座席券と引換)

ホームページ:http://www.osaka-shiminkan.org/

<補足>

入会金・会費ともに無料の「コンサート会員」になると、通常はA席1,500円を、会員優待価格1,000円にて販売されます。 行かれる方はホームページ必見ですね。

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4/8:ソレイユオーケストラ 結成記念演奏会

日時:2006年4月8日(土) 19:00開演
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:ショスタコーヴィッチ/祝典序曲
   ヨハン・シュトラウス II 世/千一夜物語より「間奏曲」
   リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」

指揮:井村誠貴

入場料:1,500円 (前売:1,000円)

ホームページ:http://www.dwc.doshisha.ac.jp/event/e060408.html

<補足>

同志社女子大学学芸学部音楽学科の卒業生によるオーケストラ。 女子大なんで当然女性ばかりのオーケストラです。
「奏者全員が女性という特性をいかし、迫力と優しさ、あたたかさを合わせもった演奏をお届けしたいと練習を重ねております。」とのことです。

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4/16:奈良女子大学管弦楽団 '06スプリングコンサート

日時:2006年4月16日(日) 13:30開場 14:00開演
場所:大和高田市文化会館さざんかホール

曲目:ベートーヴェン/「エグモント」序曲
   ブラームス/ハンガリー舞曲より第1,5,6番
   ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調op.88

指揮:牧村邦彦

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8002/

<補足>

技量向上著しい奈良女オケ。 県内の各ホールを巡回することにしたそうです。
躍進しているオケを聴くのは楽しいのですが、この日はあいにく国家試験と重なってます。 残念。
なお、招待状をいただいておりますので、必要な方はメールください。 先着1名様に差し上げます(なおこの招待状1枚で、何名でも入場できるそうです。 太っ腹!)

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4/16:グリーン交響楽団 第18回グリーンコンサート

日時:2006年4月16日(日) 開演時間未定
場所:森之宮ピロティホール

曲目:ヨハン・シュトラウス/ワルツ「美しく青きドナウ」
   スメタナ/交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
   シューマン/交響曲第3番変ホ長調「ライン」

指揮:川嶋雄介

入場料:要整理券のはず(問い合わせはホームページへ)

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/greenso/

<補足>

旧三和銀行系の「みどり会」メンバー会社社員により1988年に結成されたグリーン交響楽団。 グループ会社のメセナとして演奏会活動をされていますけど、グループとは関係なくても問い合わせれば演奏会を聴かせていただけるそうです。
川嶋さんによる「ライン」、先日の紫苑交響楽団による第4番が素晴らしかっただけに聴いてみたいですが、やはり試験の日なのが残念です。

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4/16:交響楽団ひびき 第2回定期演奏会

日時:2006年4月16日(日) 13:30開場 14:00開演
場所:伊丹市立文化会館 いたみホール

曲目:エルガー/エニグマ変奏曲
   ホルスト/組曲「惑星」

指揮:高谷光信

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/symphonic_hibiki2004/

<補足>

高谷さんによる「惑星」も聴きたいプログラムですねぇ。
でも本当にこの日は試験なんでダメなんですけど、逆に試験がこの日になかったとしたら、どこに行こうかと頭を悩ませていたことでしょう。 しっかし本当に残念です。

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4/23:芦屋交響楽団 第65回定期演奏会

日時:2006年4月23日(日) 15:00開場 16:00開演
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9
   ド・ホン・クァン/ベトナム狂詩曲
   ファリャ/バレエ「恋は魔術師」-*
   伊福部昭/シンフォニア・タプカーラ(1979年改訂版)

独奏:腰越満美(S)-*

指揮:本名徹次

入場料:2,000円

ホームページ:http://we-love-music.ashikyo.info/

<補足>

関西アマオケの雄・芦響、ベトナム演奏旅行にひっさげてゆくプログラムでの定期演奏会。 ベトナム国立交響楽団のミュージック・アドヴァイサー・指揮者でもある本名さんの働きかけでしょうね、きっと。 で、いつもながら気鋭の演奏を聴かせてくださるかな。

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March 19, 2006

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第18回定期演奏会

2006年3月12日(日) 13:30  奈良県文化会館国際ホール

ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ: レクィエム op.48
フランク: 交響曲ニ短調

(アンコール)ビゼー: 歌劇「カルメン」第3幕前奏曲
(アンコール) 岡野貞一作曲、北川文雄編曲: 故郷

独唱: 大原末子(S)、田中 純(Br)
合唱: 奈良フィルハーモニー混声合唱団

指揮: 横島勝人

<感想>

実にアグレッシヴな演奏の数々、聴いているこちらまで気持ちが高揚してくるような演奏会でした。
圧倒的だったのはフランクの交響曲ニ短調。 張りのあるオケの響き、曖昧さのない演奏でした。 キリリッと締めあげられたような感じかな。 もちろん第2楽章など、奈良フィルらしい美感をよく感じさせた演奏でしたけど、ここでも秘めた熱気を感じましたね。
そして終楽章、しかもフィナーレに近くなるにしたがって横島さんの動きがシャープになります。 おまけに左手をぐるっと廻して力を込め、ヴァイオリンから響きを絞り出し、奈良フィルから凄まじい迫力を引きずり出しました。
力感たっぷりな演奏が凄かったですね。 ブラボーも多数かかったのも頷けます。 とにかくすごい熱演でした。
フォーレのレクィエムもまた熱い情熱を秘めたストイックな演奏でした。 この曲がこんなにも熱く響くとは、さすが横島さん、とも言えますね。
なお設立5年、奈良フィル合唱団が初めて奈良フィル定期への出演を果たしました。 最初はやや緊張気味だったようで、各声部の響きが交じり合わないなどの面も見られましたけど、Sanctus では美しさも見え、Agnus Dei になると横島さんの熱気の影響もあり、柔らかくかつ熱い声がオケの響きともよく調和して曲を盛り上げていました。
この演奏で何より素晴らしかったのは Pie Jesu での大原末子さんの独唱でしょう。 清澄でしかも暖かみを感じさせた祈りの歌にうっとりとさせられました。 素晴らしい歌唱でしたね。 なお田中 純さんの独唱は、しっとりとした響きが特徴的。 少々ロマンティックに歌っていたようでした。
とにかくこの曲、静かに熱く燃えていました。
冒頭のラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、美感のあふれた演奏でした。
もう少し浮揚感など欲しいと感じるほどの直裁的な表現で、曲を前に前にと進めていたようです。 とにかく美しく、判りやすく(聴きやすく)、と言った感じだったでしょうか。 個人的にはこのようなラヴェルは好きですけどね。 解説に書いてあったように、ラヴェル本人なら、シャブリエみたいで好きじゃない、と言うのかな。
ということで、いずれの曲も常に前向き。 色々な面でやる気を感じさせた演奏ばかりでした。 これに弱音での洗練された表現があれば・・・と思わなくもありませんが、横島さん、アグレッシヴに攻めるのが信条のようですし、これはこれで良かったと思います。
大いに演奏を楽しみました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060312.htm

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March 18, 2006

【Concerthall Society】「その19」に2点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(19)」にジャケット写真を2点追加しました

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モーツァルト: ミサ曲ハ短調「グレート・ミサ」

 マリア・シュターダー(S)、ネッダ・カセイ(MS)
 ワルデマール・クメント(T)、ハインツ・レーフス(B)
 ジャン=マリー・オーベルソン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団


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ヘンデル: オルガン協奏曲集・第1巻
 ヘンデル: オルガン協奏曲第1番〜第4番

 ヨライオネル・ロック(org)
 ロベール・デュナン指揮コレギウム・アカデミクム合奏団

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March 11, 2006

【感想】同志社女子大学オペラクラス 第17回公演「フィガロの結婚」

2006年3月5日(日) 14:00 同志社女子大学・新島記念講堂

モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」全4幕(日本語上演)
演出・音楽指導:坂口茉里
音楽指導:中村利男
衣装:岸井克己

アルマヴィーア伯爵:三原 剛
フィガロ:井原秀人
ドン・バルトロ:雁木 悟
ドン・バジリオ:松岡重親
ドン・クルツィオ:平松実留
アントニオ:伊藤 正
   
<4回生オペラクラス配役>
伯爵夫人:北川侑依(2幕)
     田中美央(3・4幕)
スザンナ:十河加名(1・4幕)
     山崎 愛(2幕前半)
     金 一恵(2幕後半)
     山中綾子(3幕)
ケルビーノ:上茂優子(1幕)
      上山祐未子(2幕)
      中村友美(3・4幕)
マルチェリーナ:洲崎亜矢
バルバリーナ:真田知香子

花娘・村娘:3回生オペラクラス(19人)
      澤井志津香、浅野靖世
村の若者:大阪音楽大学有志(8人)

管弦楽:同志社女子大学音楽学科管弦楽団有志
チェンバロ:松浦亜季(卒業生)

指揮:井村誠貴

<感想>

同志社女子大学オペラクラスの卒業公演、今回も充実した公演を楽しみました。
昨年は他の演奏会とバッティングしてしまいましたが、今回は家族帯同(一家4人)で新島記念講堂に伺いました。 実は、演劇をかじった我が奥さん、演技にはかなりウルサイんです。 しかもちょっと歌も習っていた時期もあって反応が気になりましたけど、「面白かった〜」と言わしめた公演でした。
なお我が奥さんが言うのには、主役が喋って場面が止まったとき、他の配役の誰もが、例えば笑った表情ならそれをそのまま全員がピタっと止めて主役を引き立てている、とのこと。 なるほどね。 蛇足ながら、随分以前(20年以上前)、奥さんが関西歌劇団の公演を見たときには演技が下手でたまらなく、日本人のオペラに失望したんだそうです。
同じ大学という環境で、同じ先生について勉強されたからでしょうけど、配役が幕毎に代ったりするのですけれど、全くといっていいほど違和感がありませんでしたし、とにかく皆さん、歌がとても巧い。 それに演技がしっかりしているのだから、大いに楽しめました。 いい公演だったと僕も思いましたよ。
とにかくこの「フィガロの結婚」、あたりまえながらモーツァルトの音楽が「てんこもり」ですものね。 オペラを支えるオケもまた素晴らしかったことを付け加えておきたいと思います。 特に第4幕など、舞台とオケとが一体になった盛り上がり。 やっぱりオペラはナマ公演が最高だなぁ、と感じたしだいです。
繰り返しになりますが、出演された方々、皆さんそれぞれ良いところがあって楽しめましたし、また関西のトップクラスの男声陣の方々と堂々と渡り合っていて、見ごたえがありました。 出演されたオペラクラスの皆さんにとっては、得がたい貴重な経験になったと思いますし、見て聴いている客席の我々にとっても、見ごたえ聴き応えのあった公演でした。 満足しました。 皆さんお疲れさまでした。
最後に、我が奥さんのお気に入りは・・・、バジリオとアルマヴィーヴァ公爵。 なかでもバジリオの演技にはハマってしまったようです。 帰り道もひとしきりその話題でした。 
来年もまた機会が合えば一緒に伺いたいと思っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060305.htm

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March 08, 2006

【感想】オーケストラ・ニッポニカ 大澤壽人交響作品個展

2006年3月4日(土) 18:00  いずみホール

大澤壽人: 交響曲第2番(1934)
大澤壽人: 「"さくら"の声」ソプラノとオーケストラのための(UNE VOIX A "SAKURA")(1935)
大澤壽人: ピアノ協奏曲第2番(1935)

独唱: 腰越満美(S)
独奏: 三輪 郁(p)

指揮: 本名徹次

<感想>

本名徹次さんが音楽監督と務めるオーケストラ・ニッポニカ。
いつもながら本名さんの指揮される演奏は、聴いているこちら側にまで、身が引き締まるような真摯さを感じさせます。 月並みな言葉ながら、いい演奏会でした。

初めて聴く曲ばかりなので、曲や演奏についてとやかく言えようもなく、表現に困ってしまいますが、英語なら interest という言葉になるのでしょうか。
個人的には、最後の「ピアノ協奏曲第2番」(1934)が一番面白く聴けました。 ボストン時代の経験からかな、どこかジャスの香りがしたのは気のせいでしょうか。 またラヴェルやガーシュウィンなどの協奏曲にも、似ているとは思わないのですが、どこか近い雰囲気を感じました。 とにかく、リズミックでキレ味良い独奏は聴いていて気持ちよかったですし、またオケも充実した演奏で盛り上げていて、食い入るように聴きました。
「「'さくら'の声」ソプラノとオーケストラのための」(1935)は、お馴染みの「さくらさくら」をモティーフにした作品。 確かに日本的はあるのですが、インターナショナルな音楽として洗練された歌曲ですね。 最後はオケと声楽が渾然一体となり、とても面白く聞けました。
今回の演奏会の中では、聴き手にとって一番近しいものを感じたこともあり、会場のウケは一番よかったのではないでしょうか。 黒澤映画に出てくるような音楽・・・そうかもしれません。
冒頭の「交響曲第2番」(1934)は、意気込みを感じた音楽でした。 寄せては返す喧騒の響きと柔らかな響き。 延々とこれが繰り返されて発展してゆき、なんとなく音楽のパッチワークのような印象も受けましたが、先取の気質があふれ、理知的な感じがしました。 
指揮者の本名さん、いずれの曲でもそうなのですが、いつもの器械体操みたいな指揮ぶりで交通整理をします。 この曲でも終始キレのよい動きで演奏を纏め、時に揺らせたりもしていましたけど、オケもかなり気合の入った演奏で指揮に応えていました。

なお今回の演奏会は、1935年11月8日のパリ初演時の演奏会の再現となっていて、日本でも60数年ぶりの再演だそうです。 
このような貴重な機会に立ち合えたこと、本当に感激しながら聴いていました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060304.htm

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March 04, 2006

【感想】紫苑交響楽団 第8回定期演奏会

2006年2月26日(日) 14:00  京都府長岡京記念文化会館

モーツァルト: 歌劇「魔笛」序曲
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調op.104
(アンコール)不明(チェロ独奏曲)
シューマン: 交響曲第4番ニ短調
(アンコール)ドヴォルザーク: スラヴ舞曲集第2集より第2番

独奏: 加藤文枝(vc)

指揮: 川嶋雄介

<感想>

気鋭の指揮者と気鋭のオケによる素晴らしい演奏会でした。
個人的に大好きなシューマンの交響曲第4番、この素晴らしい演奏に痺れました。
シューマンらしい響きの重ね方、荘重さ、重厚さとはちょっと違う、もやもやっとしたした感じが終始よく出ていましたね。 決してユルい演奏ではありません。 弦楽アンサンブルは緻密です。 各パートの分奏がとてもしっかりしていて、特に後半楽章ではコントラバスが芯になっていたのが印象的でした。
管楽器では、ホルンの斉奏が常にタイトでカッコ良かった。 またトロンボーンは響きを割りそうな手前まで力強く吹いて迫力ありました。 もちろん木管楽器のチャーミングな呼応も素敵、打楽器は的確でキメ所でのインパクトが見事。 とても集中力の高い演奏で、シューマンらしい清新さ、理知的な響きを持った演奏に大感激しました。
中プロのドヴォルザークのチェロ協奏曲は、端正に纏めた演奏には清涼感がありました。
東京芸大1年在学中の加藤文枝さんによる独奏。 プログラムによると今回が記念すべき初演とのことで、道理で清々しい演奏となっていました。 ただ、個人的にはもっと踏み込んで欲しいとか、歌わせて欲しいなんて思う場面もありましたけれど。 でも技巧的なパッセージを安定したテクニックで難なく弾きこなしたあたり、将来が嘱望される逸材ですね。 ルックスも可愛らしいし、これからが大いに楽しみです。
そして冒頭のモーツァルトの「魔笛」序曲。 小気味よさ、キレ味のよい演奏に惹かれました。 シューマンと同様、この演奏も分奏がしっかりとしていて、そして何より、この演奏会がいい演奏会になることを予感させるのに十分。 わくわく感を漂せて、まさしく序曲としてふさわしい演奏でした。

ところでこのオケ、高音弦奏者の激減による転換期にきているようです。 でもこれら素晴らしい演奏に、更なる飛躍をして欲しいと願いつつ、熱い拍手を贈らせてもらいました。 末永く活動を続けて欲しいと願っています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20060226.htm

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