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September 28, 2005

【感想】芦屋交響楽団 第64回定期演奏会

2005年9月25日(日) 16:00 ザ・シンフォニーホール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」より「バレエ音楽」
ラヴェル: スペイン狂詩曲
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」作品35

(アンコール):ラヴェル: 古風なメヌエット

指揮: 松尾葉子

<感想>

今回もまた芦響らしい圧倒的な演奏に酔いしれました。
松尾葉子さんの指揮のもと、凝縮した響きをしなるように、しかもダイナミックレンジを大きくとった演奏の数々。 オケの響きが一糸乱れず波打って押し寄せてきて、オーケストラ・サウンドの醍醐味を味わいました。
まずはエキゾチックなバッカナール。 締めて抑え気味な表現とし、清涼感を感じさせます。 すべての楽器の響きを綺麗に溶け合わせたサウンドですが、要所ではダイナミックレンジを大きくとった盛り上げ方も実に手馴れたもの。 余裕の演奏でした。
そしてアーイダのバレエ音楽。 軽やかな演奏、お顔は見えませんが、松尾さんが楽しそうに振っておられるような感じ(そんな背中)。 軽やかですけど、芯のしっかりしたサウンドをキレよく纏めて、こちらも余裕の演奏でした。
前半トドメのスペイン狂詩曲。 透明感、浮遊感、緻密な響きに加えてダイナミックかつ華やかな演奏と、色々と言葉を並べてみても表現できません。 素晴らしいラヴェルの演奏でした。 アンコールで演奏した古風なメヌエットもしなやかな演奏でしたし、例によってこれがアマオケの演奏かと。。。素晴らしいラヴェルに聞き惚れました。
休憩を挿んでメインのシェヘラザート。 オケの響きが一糸乱れない大波となって出航してゆきました。 可憐なシェヘラザートのソロを始め、各自のソロが実に素晴らしく、そのいずれもがオケの響きに綺麗に合っているのに耳を奪われます。 オーケストラ・サウンドとして実によく纏まっているのです。 松尾さん、この響きを更に引き締めながら、オケをダイナミックに動かしては盛り上げます。 会場内はアラビアン・ナイトの物語に酔いしれていましたね。 もうお腹いっぱい、とにかく堪能しました。
最後、松尾さんの指示(指揮?)に合わせ、会場内4方向をそれぞれ向いて、指揮者とオケ全員が礼を繰り返し。 巧いだけじゃなく、暖かい空気を会場内に充満させてのお開きとなりました。
一緒に行った奥さんも大満足、圧倒的な巧さに驚いてました・・・いつもこんなに巧いの・・・いつもやね・・・(言葉なし)  今回もまた素晴らしい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050925.htm

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September 25, 2005

【LP】ミルシティンのブラームス&ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲

eac30018

ナタン・ミルシティンの純度の高い演奏が魅力的なレコードです。 凛とした響きと卓越した技巧により、これらロマンティックな協奏曲を甘ったるいものにせず、美しく聴かせます。 素晴らしい演奏ですね。 このところ、大曲を聴く気力が失せつつありますけど、気持ちをすっきりとさせてくれる1枚です。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/eac30018.htm

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September 22, 2005

【感想】尼崎市民交響楽団 第20回記念定期演奏会

2005年9月19日(祝・月) 14:00 尼崎アルカイックホール

ロッシーニ: 「セビリアの理髪師」序曲
シューベルト: 交響曲第8番ロ短調「未完成」D759
ベルリオーズ: 幻想交響曲Op14

(アンコール):マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

指揮: 辻 敏治

<感想>

音楽を楽しんでいることがストレートに分かる気持ちのすっきりした演奏会でした。
初めて聴くオーケストラなのですけど、どこか懐かしい感じのする演奏なのは、指揮者の辻敏治さんだからでしょうか。 
いきなり脱線しますが、辻さんご自身のホームページには、1970年に大阪音大を卒業、在学中より福村芳一さんの助言を受け、卒業後は渡邊曉雄さん、山田一雄さんの門下になるとの記載がありました。 懐かしいお名前ですね。 福村さんも山田さんも京響時代に生で聴かせていただいたこと、当時まだ中学生でしたけど、今でも心に残っています。
とにかく始めて聴かせていただいた尼響。 緻密な響きをストイックに追求するというよりも、アンサンブルを楽しむ団体という感じでしょうか。 枚方フィルに似ているような気もしました。
それはともかく、暖かな感じのする響きが特徴的だったロッシーニの「セヴィリアの理髪師」序曲。 ちょっとバランス的にはどうかな、なんて思えた面もありましたけど、ストレートな演奏には好感が持てました。
シューベルトの未完成交響曲は、ゆったりとしたテンポから沸きあがってくるようなアンサンブルの力を感じた演奏でした。 柔らかでまろやかな響きが特徴的で、自然に盛り上がり、そしてすぅ〜と退いてゆくような感じ。 第2楽章も暖かな響きが実に魅力的に響いていましたね。 オーソドックスにオーケストラをたっぷりと鳴らした演奏を楽しみました。
そしてベルリオーズの幻想交響曲、気迫の篭った演奏に感動しました。 この演奏の大きな特徴は弦楽アンサンブルが安定していたことでしょうか。 全体をしっかりと支えていましたね。 辻さんも、これまでと同じように慌てず騒がず、オケ本来の力が存分に出せるところを狙ってゆっくりと盛り立ててゆく感じ。 木管楽器はしっとりと歌い、金管や打楽器も呼吸を大きくとって、うねるような堂々たる演奏でした。 全員一丸となった演奏は、第20回の記念演奏会にふさわしい感動的な演奏でした。
なお、お客さんには小さなお子さん連れも多く、演奏途中に出入りもあったし、楽章毎には必ず拍手もあったのですけどね。 演奏終了後には、凄かったね、よかったね、との声があちこちから聞こえてきて、みんなに愛されているオーケストラなんだな、ということがよく分かりました。 暖かい気持ちになって会場を後にできたとても気持ちのいい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050919.htm

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September 21, 2005

10月のアマオケコンサート情報

10月に、京阪神などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板に投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

いざ、出発!!

10/2:三田市民オペラ 第6回定期公演「こうもり」
10/2:長岡京市民管弦楽団 第13回定期演奏会
10/9:韶フィルハーモニー 創立記念演奏会
10/9:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第62回定期演奏会
10/9:千里フィルハーモニア・大阪 第34回定期演奏会
10/23:八幡市民オーケストラ 第26回定期演奏会
10/29:京都府立医科大学交響楽団 第81回定期演奏会

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10/2:三田市民オペラ 第6回定期公演「こうもり」

日時 : 2005年10月2日(日) 13:30開演
場所 : ホロンピアホール
   (人と自然の博物館内、神戸電鉄「フラワータウン駅」下車すぐ)
曲目 : J.シュトラウス�U/喜歌劇「こうもり」

指揮・訳詞/井村 誠貴

演出・台本/井村 誠貴

オーケストラ/アンサンブルMFI
合唱/三田市民オペラ
Eis:澤井宏仁 Ros:野村佳代 Ade:牛尾加奈 Alf:神田裕史 Fra:嶋本晃 Far:東平聞

入場料:不明

ホームページ:なし

<補足>

指揮者の井村さんが初めて演出もされる喜歌劇「こうもり」の公演。 これは興味深々ですね。
なお会場はアスベスト問題で予定していた三田市民会館が使用不可能となり、急遽ホロンピアホールに変更となっています。

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10/2:長岡京市民管弦楽団 第13回定期演奏会

日時:2005年10月2日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:長岡京記念文化会館

曲目:ワーグナー/楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
   ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
   シューベルト/交響曲第9番ハ長調「グレート」 D.944

指揮:山本貴嗣

入場料:無料(要・整理券)

ホームページ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mac777/

<補足>

創立10周年でしょうか。 さまざまな取り組みを考えられている「長オケ」とのこと。
今回は井村さんが指揮される演奏会とブッキングして伺えません(すみません)。
なお、入場無料ですが、入場整理券が必要のようです。 オケのホームページからお問い合わせください。
なお整理券2枚を他のオケ関係者よりいただいております。 ご希望の方がいらしたらメールをください。

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10/9:韶フィルハーモニー 創立記念演奏会

日時:2005年10月9日(日) 14:00開演
会場:池田市民文化会館アゼリアホール

曲目:ボロディン/イーゴリ公序曲 (*1)
   マスネ/絵のような風景 (*2)
   ニールセン/交響曲第4番「不滅」

指揮:井村誠貴、大塚佑馬(*1:学生)、中山智左希(*2:学生)

入場料:500円

ホームページ:なし

<補足>

音を召すと書いて「韶」、「しょう」と読みます。
関大オケのOB、現役の方が集まって出来たオケのようですね。 学生指揮者の方も関大オケで聴かせてもらったことあります。
指揮者の井村誠貴さんによる関大オケでの新世界交響曲、素晴らしい演奏でした。 今回のニールセンの「不滅」も興味深いですね。

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10/9:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第62回定期演奏会

日時:2005年10月9日(日) 14:00開演
会場:枚方市民会館大ホール

曲目:ニコライ/歌劇「ウインザーの陽気な女房たち」序曲
   ドリーブ/バレエ組曲「シルビア」より抜粋
   ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調「英雄」op.55

指揮:生島 靖

入場料:500円

ホームページ:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hiraphil/index.html

<補足>

いつも楽しみに伺っている枚方フィルの演奏会ですが、今回は井村さんが指揮される他の演奏会があるので・・・すみません。 成功を祈っております。

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10/9:千里フィルハーモニア・大阪 第34回定期演奏会

日時:2005年10月9日(日) 14:00開演
会場:いずみホール

曲目:ドビュッシー/海 〜3つの交響的素描〜
   ブルッフ/スコットランド幻想曲
   ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調

独奏: 漆原朝子(vn)

指揮:澤 和樹

入場料:3,000円

ホームページ:http://www.hi-ho.ne.jp/kataoka/senri/

<補足>

ヴァイオリン独奏に漆原朝子さんを迎えての演奏会で、こちらもいつも楽しみに伺っている千里フィルハーモニアの演奏会なんですが。。。
やはり井村さんが指揮される他の演奏とブッキングしていて伺えません・・・すみません。 成功を祈っております。

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10/23:八幡市民オーケストラ 第26回定期演奏会

日時:2005年10月23日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:八幡市文化センター 大ホール

曲目:メンデルスゾーン/「フィンガルの洞窟」序曲
   大栗 裕/管弦楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による
   シューベルト/交響曲第8番「グレート」

指揮:牧村邦彦

入場料:1,000円

ホームページ:http://www.yawata.org/

<補足>

大栗 裕作曲の「管弦楽の神話―天の岩屋戸の物語による」に興味沸きますね。
吹奏楽ではよく知られた曲らしいですが、今回は管弦楽編曲版。 女神アメノウズメの裸踊りの騒ぎにアマテラスがついに岩戸を開けてしまう情景が描かれているそうです。 大栗さんらしいコテコテした曲かしら?

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10/29:京都府立医科大学交響楽団 第81回定期演奏会

10/29:京都府立医科大学交響楽団 第81回定期演奏会

日時:2005年10月29日(土) 19:00開演
会場:京都コンサートホール

曲目:J.シュトラウス�U/喜歌劇「こうもり」序曲
   チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   ドヴォルザーク/交響曲第8番

指揮:井村誠貴

入場料:500円

ホームページ:http://www15.ocn.ne.jp/~tomoko16/index.html

<補足>

京都三大学合同交響楽団としての演奏会でもあります。
三大学とは、京都府立医科大学、京都府立大学、京都工芸繊維大学の三つの大学、これに他の大学生も加わっている合同の交響楽団ですね。 フレッシュな演奏が期待できます。

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September 19, 2005

【感想】紫苑交響楽団 第7回定期演奏会

2005年9月18日(日) 14:00 長岡京記念文化会館

ボロディン: 交響詩「中央アジアの草原にて」
ブラームス: セレナーデ第2番イ長調op.16
シベリウス: 交響曲第5番変ホ長調

(アンコール)シベリウス: 悲しきワルツ

指揮: 井村誠貴

<感想>

緻密なアンサンブルが印象的な演奏会でした。
冒頭のボロディンの「中央アジアの草原にて」から、情感あふれる木管、抑制の効いた金管、そして透明感の高い弦楽器による見事なアンサンブルに心奪われました。 指揮者の井村さんも、いつもなら大きな動きでオケをリードするように思うのですけれど、オケに全幅の信頼を寄せているのでしょうね、出を指示する程度で淡々と曲を進めてゆきました。 それによって、かえって中央アジアの草原を渡る風を強く感じた演奏になっていたのではないでしょうか。 とても綺麗で素適な演奏でした。
ブラームスのセレナーデ第2番、こちらも柔らかな響きによる爽やかな演奏でした。 本当にアンサンブルが巧いですね。 でもここでは井村さん、動きを大きくして、押して引いて、とオケを動かして演出していたようです。 陰影の強い楽章、例えば第3楽章でも沈鬱で重苦しい感じではなく、明るさをも感じさせたのは井村さんの資質よるところでしょう。 若きブラームスの青春の曲、そんな印象を持ちました。
メインのシベリウスの交響曲第5番、緻密に構成された演奏でした。 井村さんの指揮は、より動きを増していましたが、ダイナミックに曲を動かすというよりも細かな指示を多く繰り出していたようです。 第1楽章で最初に盛り上げたあたり、斜めに構えた体を止めて右手だけを波打たせるような表情付け、オケもそれを見事に表現していました。  真摯なシベリウスとでも言えばいいかしら。 気迫も感じさせた演奏でもありました。 そして緻密なアンサンブルは最後まで崩れることなく、タイトで精密度の高いラストをバシっと決めて見事。 もうちょっと馬力が欲しい感じもしましたけど、緻密なアンサンブルが印象的でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050918.htm

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September 18, 2005

【LP】コレギウム・アウレウムのJ.S.バッハ管弦楽組曲

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古楽器演奏ブームの火付け役になったコレギウム・アウレウム合奏団のよるバッハの管弦楽組曲全集。 古楽器演奏とはいえ、ピィとかキィとか鳴ったりせず、やや大時代的なロマンティシズムも感じさせて、優雅で爽やかな演奏です。 いつもながら、音楽が柔軟で活き活きとしていて楽しめます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/uls3122-3h.htm

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September 16, 2005

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第20回記念定期演奏会

2005年9月11日(日) 14:00 神戸文化ホール・大ホール

ブラームス: アルト・ラプソディ
マーラー: 交響曲第2番ハ短調「復活」

独唱:本多厚美(MS)、津幡泰子(S)

合唱:女声合唱団セシリア、男声合唱団コールシャンテ、グリーン・エコー

合唱指揮:森啓一

指揮:藏野雅彦

<感想>

じつに感動的なマーラーの「復活」でした。
指揮者の藏野さん、いつものエネルギッシュな指揮ぶりも垣間見せながら、実に丹念に曲を構築していたのが印象的でした。 そしてオケもそれによく応え、無料の演奏会とは思えない、技術的にもしかっりとした素晴らしい演奏でした。 確かに、気になった部分や、アレって思ったところはありましたけど、これまでにマーラーの復活をアマオケで4回聴いていますが、最も技術レベルの高い演奏の一つだと思います。 また技術だけではなく、気持ちもまたよく乗った演奏に心奪われました。
個人的にはコントラバスが10本、チェロ11本が対抗配置で並び、常に安定した演奏で曲をしっかりと支えていたことと、木管楽器のアンサンブルが充実していたことを特筆したいですね。 ともすると派手な金管ファンファーレや打楽器に目が移りがちなのですけれど、裏で吹いていても、ソロであっても、自己主張をよく感じた木管楽器でした。
また声楽では、深々として存在感のあった本多さん、柔らかな響きが特徴的な津幡さん、いずれもしっかりとした歌唱を聴かせてくださいましたし、合唱もまた見事でした。 本当にいい演奏を聴かせてもらいました。
なお、これに先立って演奏されたブラームスのアルト・ラプソディ。
演奏開始後も続々と2階席に人が入ってきたこともあり、あまり集中力なく聴いてしまいました。 おまけに素晴らしいマーラーの演奏の後では、余計に印象が消えてしまったようにも感じられます。 すみません。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050911.htm

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September 11, 2005

【LP】クルト・レーデル バッハの息子たち

re1006re

よく売れたのでしょうね。 中古レコード屋さんに行くと今でもよく見かけるのがこの「バッハの息子たち」のアルバム。 クラシック音楽を聴き始めたころ、僕もこのレコードが欲しい時期がありました。 けど、月の小遣いが 1,000円の時代でしたから、他の作曲家に投資していたらバッハの息子さんにまで手が届きません。 ようやく御茶ノ水ディスクユニオンで帯付きの美麗盤を捕獲しました。 さすが大ヒット・アルバム。 いずれの曲・演奏ともに魅力ありますね。 理屈抜きに楽しめますし、バッハ一族の広がりを感じさせてくれるアルバムです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/re1006re.htm

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September 10, 2005

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第17回定期演奏会

2005年9月4日(日) 13:30 奈良県文化会館国際ホール

ベートーヴェン: バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲op.43
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37

(アンコール):シューマン: 謝肉祭op.9より「ショパン」
(アンコール):ショパン: プレリュード第7番

ベートーヴェン: 交響曲第3番ホ長調op.55「英雄」

(アンコール): 岡野貞一作曲、北川文雄編曲: 故郷

独奏: パトリシア・パニー(p)

指揮: 清水宏之

<感想>

清水宏之さんの指揮のもと、じつに流れの良い音楽を堪能しました。
ソリストのパトリシア・パニーさんも素敵な演奏でしたし、オケもそれらに見事に応えて素晴らしい演奏を展開。 このところアマオケばかり聴いていますけど、さすがプロオケ、と当たり前ながら納得度の高い演奏会でした。
プロメテウスの創造物序曲。 引き締まった演奏ながら、柔らかな響きが特徴的な素晴らしい演奏でした。 強奏してもまろやかな響き。 ベートーヴェンというよりもモーツァルトに近い感じのする演奏に魅了されました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。 ソリストのパトリシア・パニーさん、2003年9月15日の第13回定期演奏会以来の再登場ですが、 今回も明快なタッチで時に煌きを感じさせる綺麗な響きが特徴的。 力強いタッチになっても荒く感じさせないのが素敵です。 オケもまた清水さんの指揮のもと、流麗な音楽で一体感を醸し出して見事でした。 両者が見事に会話し、構成感をしっかり保ちつつも爽やかなベートーヴェンを楽しみました。
そしてメインのベートーヴェンの英雄交響曲。 力みのない自然な流れがこれまた見事な演奏でした。 この演奏では何より弦楽アンサンブルの巧さを特筆したいですね。 ここ数年、このオケを聴かせてもらっていますけれど、それぞれの弦楽パートがよく纏まっていて、また主張もしていた演奏はちょっと無かったように思います。 最後の最後まで透明感を失わない見事なアンサンブルでしっかりと曲を構成していました。 ここに定評ある木管楽器群が重なり、覇気のある金管やティムパニが曲を彩った演奏。 ホルンも実に素晴らしい演奏を聴かせてくれました。 充実した演奏を堪能しました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050904.htm

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September 08, 2005

9月のアマオケコンサート情報

9月に、京阪神奈などで開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしております。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板に投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います。

※ 9/3の演奏会ひとつ追加しました(8/19)
※ 9/19の演奏会ひとつ追加しました(8/23)
※ 9/11の演奏会ひとつ追加しました(8/29)
※ 9/18の演奏会ひとつ追加しました(9/8)

いざ、出発!!

9/3:学園前アンサンブル 初秋コンサート
9/4:関西シティフィルハーモニー交響楽団 第40回記念定期演奏会
9/10:アンサンブルPCS 第1回演奏会
9/11:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第20回記念定期演奏会
9/11:大阪市民管弦楽団 第63回定期演奏会
9/18:紫苑交響楽団 第7回定期演奏会
9/18:アンサンブル・フォルツァ サマーコンサート2005
9/18:泉佐野市民オーケストラ 第28回定期演奏会
9/19:尼崎市民交響楽団 第20回定期演奏会
9/24:アンサンブル70s 第2回定期演奏会
9/24:オーケストラ・ノインテ 第7回定期演奏会
9/25:芦屋交響楽団 第64回定期演奏会

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9/18:泉佐野市民オーケストラ 第28回定期演奏会

日時:2005年9月18日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:泉の森ホール(大ホール)

曲目:ブラームス/大学祝典序曲
   J・シュトラウス?U/美しく青きドナウ(合唱付)(*)
   ハワード・ショア/映画「ロード・オブ・ザ・リング
                  〜旅の仲間」交響組曲(*)
   ビゼー/劇音楽「アルルの女」第1組曲、第2組曲

合唱:泉佐野市少年少女合唱団(*)

指揮:久米弘一

入場料:入場無料

ホームページ:http://www.eonet.ne.jp/~sanoorch/

<補足>

メールにてご紹介いただいた演奏会情報です。 ありがとうございます。
以下、ホームページに記載されているオケの特徴を紹介しますね。 

・泉佐野市の社会教育課が所管するオーケストラです。
・年齢層が非常に幅ひろいです。小学生から70歳代の人まで頑張っています。
・兄弟や親子の団員さんも沢山います。小さいお子さんの子連れ練習も大丈夫です。
・団員構成もまちまちで、専業主婦、学生、会社員、公務員、自由業、定年退職者等実に様々です。
・演奏のジャンルも幅広く、いわゆるクラッシックの交響曲、管弦楽曲、協奏曲のほか、映画音楽からミュージカル曲まで積極的に取り組んでいます。

みんなで楽しむといった感じのオーケストラですね。 お近くの方はお気軽に伺ってみてはいかがですか。

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September 04, 2005

【感想】学園前アンサンブル 初秋コンサート

2005年9月3日(土) 14:00 学園前ホール

グルック: 歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲(モーツァルト版)
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466

(アンコール)J.S.バッハ: パルティータ第1番・プレリュード

ヴィヴァルディ: 協奏曲集「調和の霊感」より合奏協奏曲ニ短調 op3-11 [*]
レスピーギ: リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲

(アンコール)J.S.バッハ: アリア

独奏: 辻 琢音(p)
    [*] 新村友美子(1st.vn)、堀江彩子(2nd.vn)、竹内嘉浩(vc)

指揮: 辻 俊彦

<感想>

初秋らしく清々しく、でも残暑のような熱い思いも感じた演奏会でした。
パンフレットによると、お酒の席の勢いで始まった弦楽合奏団の構想により、昨年11月に発足した合奏団だそうです。 主宰者としてお名前の出ている菅納さんは奈良交響楽団のヴィオラ奏者ですね。 この方以外にも名前を知っている方が数名出ておられました。 また指揮者の辻さん、以前は奈良交響楽団の団内指揮者をされていて、聴かせていただいたこともあります。 第1回の演奏会とはいえ親近感を抱いた演奏会でもありました。
さて演奏ですが、冒頭にも書いたとおりです。 辻さんの気合の入った指揮ということもありますけれど、前半はかなり熱い演奏。 後半は清々しい弦楽合奏といった感じでした。
なお、パンフレットには今回の演奏会には2つのコンセプトがあるそうです。 実際の演奏とは前後しますが、そのひとつが、前半の若く才能あふれる指揮者辻さんの中学2年生のご子息のコンチェルト・デビュー。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番の熱い演奏。 いやぁ〜お世辞抜きで巧いですねぇ。 同い年の長女もピアノを習っていますけど、比較にもなりません。 ミスらしいミスもなく、なんていうのは当たり前。 明晰な打鍵から、端正でかつ熱く語りかけ、聞かせるピアノです。 これに加齢からくる深みを伴えばもっと感じ入ることの出来た素晴らしい演奏になったでしょう。 また父親の指揮によるバックの演奏も熱いサポートぶり。 親子でモーツァルトに真っ向勝負、そんな感じもしました。
そしてもうひとつのコンセプトが、団員の方がお世話になった故・木谷さんの追悼。
残念ながら木谷さんのことは存じ上げませんが、木谷さんがこよなく愛されたのがヴィヴァルディの合奏協奏曲とレスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲とのこと。 こちらは清々しいアンサンブルでした。 アンサンブルの精度も前半とは比べ物にならないほどしっかりとし、端正できちっと纏めながらも想いがよく伝わってきたヴィヴァルディ。 レスピーギは、さらに伸びやかさも加わり、響きの綾が織り成す熱い合奏で、時にしっとりとさせしながらも想いを乗せて歌うパートが交互に現れては有機的に絡みました。 そしてその最後はやはり熱気の篭った演奏で幕とし、大きな拍手に包まれました。
菅納さんやそのお隣の堀江さんなど目をしばたかせていたのは、演奏会をやり終えた歓びだったのでしょうね。 清々しい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050903.htm

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