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September 28, 2005

【感想】芦屋交響楽団 第64回定期演奏会

2005年9月25日(日) 16:00 ザ・シンフォニーホール

サン=サーンス: 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」
ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」より「バレエ音楽」
ラヴェル: スペイン狂詩曲
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェヘラザード」作品35

(アンコール):ラヴェル: 古風なメヌエット

指揮: 松尾葉子

<感想>

今回もまた芦響らしい圧倒的な演奏に酔いしれました。
松尾葉子さんの指揮のもと、凝縮した響きをしなるように、しかもダイナミックレンジを大きくとった演奏の数々。 オケの響きが一糸乱れず波打って押し寄せてきて、オーケストラ・サウンドの醍醐味を味わいました。
まずはエキゾチックなバッカナール。 締めて抑え気味な表現とし、清涼感を感じさせます。 すべての楽器の響きを綺麗に溶け合わせたサウンドですが、要所ではダイナミックレンジを大きくとった盛り上げ方も実に手馴れたもの。 余裕の演奏でした。
そしてアーイダのバレエ音楽。 軽やかな演奏、お顔は見えませんが、松尾さんが楽しそうに振っておられるような感じ(そんな背中)。 軽やかですけど、芯のしっかりしたサウンドをキレよく纏めて、こちらも余裕の演奏でした。
前半トドメのスペイン狂詩曲。 透明感、浮遊感、緻密な響きに加えてダイナミックかつ華やかな演奏と、色々と言葉を並べてみても表現できません。 素晴らしいラヴェルの演奏でした。 アンコールで演奏した古風なメヌエットもしなやかな演奏でしたし、例によってこれがアマオケの演奏かと。。。素晴らしいラヴェルに聞き惚れました。
休憩を挿んでメインのシェヘラザート。 オケの響きが一糸乱れない大波となって出航してゆきました。 可憐なシェヘラザートのソロを始め、各自のソロが実に素晴らしく、そのいずれもがオケの響きに綺麗に合っているのに耳を奪われます。 オーケストラ・サウンドとして実によく纏まっているのです。 松尾さん、この響きを更に引き締めながら、オケをダイナミックに動かしては盛り上げます。 会場内はアラビアン・ナイトの物語に酔いしれていましたね。 もうお腹いっぱい、とにかく堪能しました。
最後、松尾さんの指示(指揮?)に合わせ、会場内4方向をそれぞれ向いて、指揮者とオケ全員が礼を繰り返し。 巧いだけじゃなく、暖かい空気を会場内に充満させてのお開きとなりました。
一緒に行った奥さんも大満足、圧倒的な巧さに驚いてました・・・いつもこんなに巧いの・・・いつもやね・・・(言葉なし)  今回もまた素晴らしい演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20050925.htm

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