« November 2004 | Main | January 2005 »

December 27, 2004

【感想】奈良交響楽団 第46回定期演奏会

2004年12月26日(日) 13:30  奈良県文化会館国際ホール

ベートーヴェン: 劇音楽「エグモント」序曲 op.84
グノー: 歌劇「ファウスト」からバレエ音楽
     1.ヌビア人の踊り
     2.クレオパトラと金の杯
     3.ヌビア人奴隷の踊り
     4.クレオパトラと奴隷たちの踊り
     5.トロイの娘たちの踊り
     6.鏡の踊り
     7.フリネの踊り
プロコフィエフ: 交響曲第5番 変ロ長調 op.100

(アンコール)プロコフィエフ:バレエ曲「シンデレラ」より序奏

指揮:高谷光信

<感想>

プロコフィエフの交響曲第5番、息もつかせぬほどに気迫のこもった演奏でした。 耳馴染みの少ない曲なので、CDやLPで予習をしていましたけれど・・・実演で聴く方が遥かに素晴らしく(予習しすぎると変なイメージがついて実演では違和感を覚えることが多くのあるのですけど、まったく杞憂で)、演奏の中にぐいぐいと惹き込まれてゆきました。
今回もまた2階席からオケを見ながら聴いていました。 この位置からだとオケの動きが手に取るようにわかります。 そして今回、予習の時には気付かなかった響きの綾や、それを導き出している楽器の種類など、なるほどこんなことをやっていたんだ・・・と大変勉強にもなりました。 もちろん、そのような勉強などしなくて、ただ聴いて見ているだけでも、生演奏での醍醐味や面白さが客席にビンビンと伝わってきた演奏でした。 とにかく演奏内容がとても充実していたと思います。 集中力が高く、迫力も満点、しかも余裕を感じさせ、オケが鳴りきっていても安定感を失うことはなかったことなど・・・色々と思い当たる点はあるのですけれど、一緒に来たうちの子供たちを見れば一目瞭然。 日頃は演奏会に行くのを嫌がる小学生の長男を含め、この難しい曲、しかも初めて聞く曲であるのに身をのりだすようにして聴き、演奏終了後には興奮気味に大きな拍手を贈っていたことからも証明されると思います。 とても素晴らしい演奏でした。
なおこれに先立って演奏されたエグモント序曲も、ゆったりとしてテンポ設定から、骨組みのしっかりした演奏で充実していましたし、グノーの「ファウスト」からバレエ音楽をピックアップした演奏も流麗ながら端正に纏めて見事でした。
でもこのプロコフィエフの交響曲第5番の演奏の前ではいずれも霞んでしまったようです。 今年最後の演奏会に相応しい、いや予想を遥かに凌駕した演奏会に満足して会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041226.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 25, 2004

【感想】第11回 天理の第九演奏会

2004年12月23日(祝・木) 16:00  天理市民会館やまのべホール

ベートーヴェン: 交響曲第8番 ヘ長調 op.93 (*1)
ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」op.125 (*2)

演奏:(*1) 天理シティオーケストラ
   (*2) 天理第九管弦楽団、天理第九合唱団、合唱指導:千葉宗次

独唱:畑田弘美(S)、福島紀子(A)、ニ塚直紀(T)、萩原寛明(Br)

指揮:安野英之

<感想>

「合唱付き」という標題から「付き」の文字を除き、「合唱」そのもの、といった感じの熱い第九を楽しみました。
ホールの天井に届きそうな感じの急勾配の席で歌った合唱団は、見るからに壁のよう。 そしてその壁から、力強い歌声がビンビンとホールに響き渡ってきました。 声そのものがよく揃っていることによる力強さも見事なのですけど、指揮者の安野さんの指示に的確に従ったコントロールの巧さ。 これらが感動の要因になっていたと思います。 また終盤、艶のあるテノールのフレーズが全体の合唱の中から浮き上がって聴こえてきたのにも感激しました。 ダイナミックでかつ華のある合唱が素晴らしかった。
また演奏での楽譜はベーレンライター版によるもの。 オーケストラの楽器は対抗配置でしかも金管楽器も左右に割り振られたスタイルから(弦楽器を対向配置にしても管楽器は通常配置のことはよくありますけど、ホルンを左側、ティムパニとトランペットとトロンボーンを右側に配置)、速いテンポ設定で強靭な感じで進めた第1楽章、やはり速いテンポから鋭いリズム処理が印象的だった第2楽章、そして一転して流麗でいとおしむような第3楽章と進めたあと、合唱団・独奏者とともに高らかに歓喜を歌い上げた素晴らしい演奏は感動的でした。
1年を締めくくるのに相応しい素晴らしい第九の演奏会でした。
またこれに先立って演奏された第8交響曲もまたベーレンライター版による清新な演奏で覇気があり、小気味良さが特徴的な演奏でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041223.htm

| | Comments (0) | TrackBack (1)

December 21, 2004

12/23:第11回 天理の第九演奏会

日時:2004年12月23日(祝・木) 開場15:00 開演16:00
場所:天理市民会館ホール

曲目:ベートーヴェン/交響曲第8番 ヘ長調 op.93 (*1)
   ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」op.125 (*2)

演奏:(*1) 天理シティオーケストラ
   (*2) 天理第九管弦楽団、天理第九合唱団、合唱指導:千葉宗次

独唱:畑田弘美(S)、福島紀子(A)、ニ塚直紀(T)、萩原寛明(Br)

指揮:安野英之

入場料:前売り 2,000円、 当日 3,000円 (座席指定:14:30より)

ホームページ:http://www.h5.dion.ne.jp/~tco/

<補足>

天理市制50周年、天理ライオンズクラブ創立40周年、第13回山の辺芸術祭参加とチラシに書かれていますけど、すごい人気らしく前売りはもうなくなったそうです。
遅く行くとチケットを持っていても入れなくなる可能性もあるのでは・・??
聞くところによると昨年はそんなこともあったそうなので、今年から座席指定にされたそうです。 早めに行かれることをお勧めします。
なお、第8番、第9番ともにベーレンライター版での演奏だそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 20, 2004

12/26:奈良交響楽団 第46回定期演奏会

日時:2004年12月26日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良県文化会館 国際ホール

曲目:ベートーヴェン/劇音楽《エグモント》序曲作品84
   グノー/歌劇《ファウスト》からバレエ音楽
   プロコフィエフ/交響曲第5番変ロ長調作品100

指揮:高谷光信

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/

<補足>

個人的には今年最後の演奏会になるのではないでしょうか。 
指揮者はこのBlogで何度も紹介している若手イケメン指揮者の高谷さん。 
奈良響とは第43回定期演奏会以来2度目。 この演奏会で始めて高谷さんのことを知りましたけど、それ以来あちこちでお名前を拝見するようになりました。 先見の明あり、ってところでしょうか。
でもってその高谷さんの持ってこられたプログラムがプロコフィエフの交響曲第5番だそうです。 けっこう難しい曲みたいなんですけど(僕もまだよく印象が掴めていませんけど)新しい音楽にチャレンジできる演奏会を楽しみにしています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 19, 2004

【感想】甲南大学文化会交響楽団 第44回定期演奏会

2004年12月18日(土)18:30 神戸国際会館こくさいホール

サン=サーンス: 「アルジェリア組曲」よりフランス軍隊行進曲(*)
ブラームス: 悲劇的序曲
ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調

指揮:田久保裕一、石井規之(*)

<感想>

田久保さんの熱い指揮にオーケストラが見事に応え、ドラマティックな音楽を堪能しました。 田久保さんの指揮を拝見するのは1年ぶり。 昨年末もこの甲南大学交響楽団を指揮されていましたけれど、いつもながらの熱い音楽表現は変わりません。 全身を使った指揮姿を見ているだけで、次に何をしなければならないのかが手にとるように判るみたいです。 オーケストラもそのような田久保さんにのせられて集中力が高まり、見事な演奏で応えていたのが印象的でした。
今回の演奏会では何といってもメインのラフマニノフの交響曲第2番。 とても素晴らしい演奏に感激しました。 特に第3楽章の美しさは言葉に出来ないほど。 聞き惚れてしまいました。 また全曲を通しても、豊かな情感がひしひしと伝わってくる演奏でした。 ラフマニノフ特有の甘美なメロディをよく歌わせているのですけれど、オーケストラの響きに若者が持つ特有の張りのようなものがあるせいでしょう、清楚で爽やかな感じがします。 甘美なメロディのオンパレードなのにベタつくところが全くりません。 そして田久保さんにドライブされたオケの響きが充分に熱くて、ドラマティックな音楽に痺れました。
また、ブラームスの悲劇的序曲もうねるような響きでこちらもドラマティック。 激しく悲嘆に暮れて絶望するのではなく、覇気をもって絶望の底から這い上がってくる底力のようなものを随所に感じさせる演奏でした。 底光りのする艶も感じさせた音楽に唸りました。 
学生指揮によるフランス軍隊行進曲は派手さを抑え、キリッと纏めた演奏が見事でした。 豊かな響きの弦、暖かな木管、抑制をよく効かせた金管とパーカッション。 指揮者とオーケストラが一丸となって音楽を盛り立てていました。
いずれも相当に練習を積まれたのではないでしょうか。 そのためにアンコールはなし。 最後は田久保さんの計らいで4回生の皆さんが立たされ、演奏の成功と今後の門出を祝い、観客より惜しみない拍手が贈られていました。 心に残る素晴らしい演奏でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041218.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 16, 2004

12/18:甲南大学交響楽団 第44回定期演奏会

日時:2004年12月18日(土) 開場18:00 開演18:30
場所:神戸国際会館 こくさいホール

曲目:サン=サーンス/アルジェリア組曲より《フランス軍隊行進曲》
   ブラームス/悲劇的序曲
   ラフマニノフ/交響曲第2番 ホ短調

指揮:田久保 裕一、石井 規之(学生指揮)

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/konan_orchestra/

<補足>

昨年の定期演奏会に引き続き、田久保さんの指揮による定期演奏会。
関西では聴く機会の少ない田久保さん、1年ぶりの指揮を楽しみにしています。 熱っぽい演奏会になるのではないでしょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 14, 2004

12/19:京都フィロムジカ管弦楽団 第16回定期演奏会

日時:2004年12月19日(日) 開場13:00 開演14:00
場所:京都コンサートホール(大ホール)

曲目:シューベルト/交響曲ロ短調『未完成』
   エルガー/交響曲第1番変イ長調

指揮:金子建志

入場料:1,000円(当日券)

ホームページ:http://www.artdam.uji.kyoto.jp/philo/

<補足>

気鋭のアマオケ京都フィロムジカの定期演奏会。 
これまでの演奏会は今回の大曲エルガーの交響曲第1番への布石としてあったと記憶しています。
そして今回の指揮者は、音楽学者・金子建志さんというのも興味深いところです。
なおホームページの更新が長らくされていないため、どのような感じになるか、開けてのお楽しみか・・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 13, 2004

【Concerthall Society】「その18」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(18)」にジャケット写真を2点追加しました

mms80

MMS80

 ショパン・ピアノ・リサイタル
 ポロネーズop53、即興曲第3番op51、ノクターンop15-1、
 ワルツop42、バラード第1番op23、マズルカop50-3、
 スケルツォ第3番op39

 フィルップ・アントルモン(p)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 12, 2004

【感想】関西大学交響楽団 第56回定期演奏会

2004年12月8日(水) 19:00  吹田市文化会館メイシアター 大ホール

チャイコフスキー: スラブ行進曲(*1)
ボロディン: 交響曲第3番「未完成」(*2)
チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:竹本泰蔵、中山智左希(学生,*1)、織田映子(学生,*2)

<感想>

学生オケらしくフレッシュでイキの良さに加え、流麗で情感ある演奏を楽しみました。 
ことに竹本さんは独特な美感をお持ちのようでした。 また学生指揮者のお二人は、前回よりも格段に進歩したバトンテクニックに目を見張りました。 しかもお二人とも暗譜。 相当に練習を積まれたのではないでしょうか。 オケと一体となった演奏はとても素晴らしいものでした。
スラヴ行進曲は、3回生の中山さんのしなやかな棒が曲想をうまく引き出していました。 冒頭、コントラバスに向かって右手を伸ばして深い響き引き出していたことも見事なら、フィナーレでの盛り上がり、オケ音量が上がるのとは逆に徐々に小さく振ってオケの集中力を高めてゆき、エンディングを大きく振ってダイナミックに纏めた着地も実に素晴らしいものでした。 情感に迫力もありました。
ボロディンの交響曲第3番、こちらは2回生の織田さんのキレの良い棒で旋律をすっきりと歌わせていました。 織田さんの棒捌き、ぐいっと下げてから、スパっと上げる所作はヴァイオリンの弓捌きから来ているのでしょうか。 とにかく、懐かしく感じさせる旋律がてんこ盛りのこの曲を爽快に演出。 ぐいぐいとオケをのせて生気があり、旋律の歌いまわしもとても見事でした。
悲愴交響曲は、マーラーの交響曲からゲーム音楽までジャンルを超えて活躍されている竹本泰蔵さんの指揮。 竹本さんの経歴には、1977年に開催されたカラヤン・コンクール・イン・ジャパンでベルリンフィルを指揮して第2位に入賞。 その後、カラヤンに招かれてベルリンフィルの演奏に参加されたとの記載があります。 そのことを裏付けるかのような流麗な音楽作りに、「えっ」とか「おっ」って思うような場面があちこちにありました。 とにかくどの場面でも響きが柔らかくて、明るさがあるのが特徴的です。 深刻ぶらない悲愴交響曲。 独特な美感を漂わせた演奏でした。 カラヤン流に言われるとしたら、スタイリッシュな悲愴交響曲、とか、スポーツカーみたいな演奏って言われるのかもしれません。 あちこちでこの曲を聴かせてもらっていますけれど、このような流麗な演奏は記憶にありません。 オケもそのような竹本さんの要求によく応えてとても見事でした。 4回生の皆さんにとってはとても良い思い出になった演奏会ではなかったでしょうか。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041208.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 11, 2004

12/12:けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会

日時:2004年12月12日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:けいはんなプラザ・メインホール

曲目:スクリャービン/夢想 Op.24
   ボロディン/交響曲第2番 ロ短調
   ベートーヴェン/交響曲第2番 ニ長調 Op.36

指揮:関谷弘志

入場料:1,000円(全席自由)

ホームページ:http://www.kpo.jp/

<補足>

自動車で行くのが便利なんですけどね。
バスで行かれるかたは、以下を参照してください(ホームページより)。
JR学研都市線祝園駅あるいは近鉄京都線新祝園駅から奈良交通バス光台循環(1番乗り場 36系統 12:40,13:10 発)でATR(けいはんなプラザ東)バス停下車
近鉄奈良線学園前駅から奈良交通バスけいはんなプラザ行(北口2番乗り場 45系統 12:23,12:53,13:23発 乗車時間約25分)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 08, 2004

【感想】奈良女子大学管弦楽団 第35回定期演奏会

2004年12月5日(日) 13:30  奈良県文化会館 国際ホール

メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」作品26
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
ドヴォルザーク: 交響曲第7番 作品70

(アンコール)J.シュトラウス: ポルカ「狩」

独奏:山本光太(vn)

指揮:柴田 謙

<感想>

若い指揮者(1974年生なので30才)と学生オケのフレッシュな演奏を楽しみました。 きちっと締まった演奏はとても清新。 気持ちのいい演奏会でした。
しかも、勢いだけで乗り切ったのではなく、抑えがよく効いています。 各パートの技量向上を強く感じますけれど、何よりオケ全体としての纏まりの良さが見事でした。
フィンガルの洞窟から、端正でとてもよく纏まった演奏。 句読点をしっかりつけた折り目正しい音楽といった感じ。 前半はちょっと堅さも感じたけれど、後半は伸びやかになってストレートに盛り上げました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。 ソリストは京都芸大の3年在学中の山本さん。 冒頭こそ緊張からでしょうか、押さえがビビって不安定に感じた部分がありましたけど、すぐに挽回。 艶やかな音色で繊細に歌い、清潔な歌に酔いました。 フィナーレは伸びやかで高揚感もあり、今後を十分に期待させる才能を感じました。 またオケもしっかりした伴奏で見事なサポート。 リズム感よく盛り上げて聴き応えのある演奏に仕上げていました。 とてもいい演奏でした。
メインのドヴォルザークの交響曲第7番。 2000年のスプリングコンサートでも聴いていますけれど、全く異なる演奏内容に隔世の感を抱きました。 感激しました。 とにかく技量向上がすさまじい。 各パートともそうですけれど、何よりオケとしての纏まりを良さを強く感じました。 今回の演奏で個人的に特筆したいのはトロンボーンとホルンの響きかな。 パワーもあって響きをタイトによく抑えていますけれど、女性らしい(といってはいけないのかもしれませんけど)強い響きの中に柔らかな色香のようなものが感じられました。 これはちょっとない響きだったかもしれません。 充実感がありました。 もちろん木管楽器も清楚に纏めていて立派でしたし、弦楽器も中低弦が芯になった分奏も見事。 ティムパニも的確で全体の筋を通してました。 そして何より、先にも書いたとおりオケとしての纏まりの良さが演奏を引き締めていて、見事な演奏でした。
長く聴かせていただいていることもあるせいでしょう。 今回の充実した演奏には我が事のような嬉しい気分になってホールを後にしました。 お疲れさまでした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041205.htm

| | Comments (1) | TrackBack (0)

December 05, 2004

12/11:大阪外国語大学管弦楽団 第32回定期演奏会

日時:2004年12月11日(土) 開場18:30 開演19:00
場所:箕面市立メイプルホール大ホール

曲目:フンパーディンク/ヘンゼルとグレーテルより前奏曲
   フォーレ/組曲「ドリー」
   シベリウス/交響曲第1番

指揮:朝倉 洋

入場料:無料

ホームページ:http://listen.to/oufs

<補足>

残念ながら大阪外大管は聴かせていただいことは無いのですけど、橿原交響楽団で響きの柔らかい好演を聴かせてくれた朝倉さんが客演指揮として登場される演奏会に興味があります。
でも、前日から東京出張で泊まりでしょ・・・う〜んんん

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 04, 2004

【LP】バイロイト・セット・サンプラー

pl2.jpg

バイロイト祝祭劇場での「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」「パルジファル」による実況録音盤のサンプラー・レコード。 1961年の「さまよえるオランダ人」と1962年の「タンホイザー」をサヴァリッシュの指揮、1962年の「パルジファル」はクナッパーツブッシュの指揮で、見せ場を2〜3曲(というか箇所)づつ収録されています。 1973年に1,300円で出ていたものです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/pl2.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 03, 2004

12/8:関西大学交響楽団 第56回定期演奏会

日時:2004年12月8日(水) 開場18:00 開演19:00
場所:吹田市文化会館メイシアター 大ホール

曲目:チャイコフスキー/スラブ行進曲(*1)
   ボロディン/交響曲第3番「未完成」(*2)
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:竹本泰蔵、中山智左希(学生,*1)、織田映子(学生,*2)

入場料:500円

ホームページ:http://www.geocities.jp/kandaioke/

<補足>

前回、井村さんの指揮のもと熱演を聴かせてくれた関大オケの演奏会。 指揮者はこれまで何度か振っておられる竹本泰蔵さん。 クラシックからゲーム音楽まで幅広く活躍されている方だそうです。
しかし今回もまたアマオケの演奏会では珍しく平日の夜の定期演奏会です。 いちおう会社員ですから、平日の夜はどうなるか・・・身動きがとりにくいのでござる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 02, 2004

【感想】天理シティーオーケストラ 第4回定期演奏会

2004年11月28日(日) 14:00  天理市民会館

スメタナ: 交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」変ホ長調 作品73

(アンコール)ドビュッシー:喜びの島

シベリウス: 交響曲第2番 ニ長調 作品43

(アンコール)シベリウス:交響詩「フィンランディア」
(アンコール)J.シュトラウス:ラデツキー行進曲

独奏:三木康子(p)

指揮:安野英之

<感想>

シベリウスの交響曲第2番の冒頭、とても柔らかな響きが重なりあい、豊かで素晴らしい音楽に一気に惹きこまれました。 この曲、色々な演奏で聴いていますけれど、この演奏のような暖かさを感じたことはこれまでにありません。 心が暖まるような感動を覚えました。 また全曲を通しても、とても気持ちののった演奏でした。 特に終楽章では輝かしいブラスと芯のしっかりとした弦楽器による充実した響き。 全員一丸となった演奏に感激しながら聴いていました。 とても素晴らしい演奏でした。
三木康子さんをソリストに迎えた皇帝協奏曲。 三木さんのピアノは粒立ちが良く、煌くみたいなのですけど、しかっりと深みも感じさせて歌いあげました。 オケもしっかりとしたサポートぶり。 端正な演奏だったと思いますけど、終楽章のフィナーレは縦ノリのリズムで区切るようにして入り、一気に燃えてきちっと曲を締めました。
モルダウも端正ですっきりとした情感を感じさせる演奏でした。 力強くタイトなクライマックス、音量が上がって熱気が篭っても音楽の型が決して崩れてしまうことはありませんし、響きそのものが刺激的になることもありません。 輝かしく整ったブラスで盛り上げ、最後は全員が息を揃えてフィニッシュ。 とてもよく纏まった演奏でした。
全体的に高音弦が少ないせいか、若干コクみたいなものがもう少し欲しいと感じた部分もありましたけれど、どの曲もそれ以上に気持ちのよくのった演奏に満足しました。
今回もまたブラスバンドの女子高生でしょうか、3人組が各自スコアを持って楽しそう演奏を聴き、またアンコールのときなど人一倍大きな拍手を贈って大喜びしていたのが印象的でした。
天理市民会館には始めて入りましたけど、新装になって綺麗になったホールだけではなく、集まって来られているお客さんの雰囲気がとても気持ち良く、清々しい感じもしたハート・ウォーミング(heart-warming)な演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041128.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 01, 2004

【感想】ならチェンバーオーケストラ 第68回定期演奏会

2004年11月27日(土) 15:00  なら100年会館 中ホール

オトマル・シェック: セレナーデ 作品1
モーツァルト: ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
ロッシーニ: 「ウィリアム・テル」より舞踏音楽
メンデルスゾーン: 交響曲第4番イ長調 作品90「イタリア」

(アンコール)モーツァルト: 「フィガロの結婚」序曲

独奏: 猶井 正幸

指揮: 今村 能

<感想>

1年ぶりの、ならチェンバーオーケストラの演奏会を堪能しました。 
このところの奈良市の財政難から、ならチェンバーの演奏会は年に2回となっています。 しかもうち1回は室内楽編成ですので、久しぶりのオーケストラ編成。 関西ではソロ奏者や教鞭をとっておられる錚々たるメンバーが久しぶりに集まったオケの演奏は気力も漲っていたようです。
また久しぶりの指揮をとられた今村さんも、いつも以上に気合が入っていたように感じました。 いずれの曲も誠実で集中力の高い演奏となっていました。
まずオトマル・シェックのセレナーデ。 とても素敵な曲でした。 学生時代に試験のために書いた曲とは思えないほどの充実した作品。 それをまた充実した演奏で、軽やかでかつ豊かな演奏を堪能しました。 モーツァルトのホルン協奏曲は端正な演奏でしたけど、ちょっと誠実すぎたかな、といった印象。 安全運転志向だったかしら。 ロッシーニのウィリアム・テルの舞踏音楽は軽やかで明るく弾む演奏に心躍らされました。 バレエ好きのフランス人もご満悦だったことでしょう。 楽しい音楽、素適な演奏に満足しました。 そしてメインのイタリア交響曲、弦と管が絶妙に絡んだ緻密さがありました。 でもヴァイオリンの数が少ないせいでしょうか、そして皆さん久しぶりの合奏で気合が漲っていたこともあるのでしょう、後半になるほど豊かさがちょっと足りなく感じた面がありました。 これは数の少なさを補うために全奏になると全力で弾くヴァイオリンの響きが生硬になったからではないでしょうか。 しかし指揮者やオケの皆さんの技術が高いことには疑いありません。 誠実でしっかりした演奏です。 逆に巧いからこそこのようなことも気になったのだと思っています。 
いずれにしても、どの曲もとても響きが端正で美しく、ならチェンバーらしい誠実さの溢れた演奏でした。 ならチェンバーらしいセンスの良さを感じさせた演奏会に満足して会場を後にしました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20041127.htm

| | Comments (0) | TrackBack (0)

12/5:京都市民管弦楽団 第70回定期演奏会

日時:2004年12月5日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:京都コンサートホール 大ホール

曲目:芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽詩(1950)
   チャイコフスキー/組曲第4番ト長調op.61「モーツァルティアーナ」
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

指揮:長田雅人

入場料:前売り 1,000円、当日 1,200円 (全席自由席)

ホームページ:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shioji/KCP/

<補足>

今年春にはハンガリーに演奏旅行をした京都市民管。
ブダペスト・リスト音楽院大ホール、ジョール市・ヤーノシュホールで演奏。 ピアニスト、アンドレ・ヘゲデュース氏と共演し、ハンガリーのEU加盟記念演奏として好評を博した・・・とホームページに書かれています。 
今回も充実した演奏を聞かせてくれますでしょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2004 | Main | January 2005 »