【LP】アーロン・ロザンドのスペイン交響曲・サン=サーンス
1970年代初頭に出ていた廉価盤LPです。 1,000円盤でピンとくる人は同年代、同朋です。 そんな人達にとって思い出深いのが、この演奏も収められているコロムビア・ダイヤモンド1000シリーズ。 先日ふっと思い立ち、サイト用にこのシリーズのアルバムジャケットを整理することにしました。 そしてその作業中に何気なく取り出して聴いたのがこのアルバムなのですけれど、アーロン・ロザンドのヴァイオリンの類い稀なる美音と芳醇さに圧倒されました。 サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番第2楽章のなんと艶やかなこと・・・今まで何を聴いていたんだろう、そんな恥ずかしさでいっぱいになりました。 しかし、それにつけてもこのような名演奏が1,000円盤としてリリースされていたことの驚きも大く感じました。 今さらながら1,000円盤が与えてくれたものの大きさを改めて感じた1枚です。
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