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September 28, 2004

【感想】やまなみグリーネ管弦楽団 第19回定期演奏会

2004年9月26日(日)14:00 やまなみホール

(追悼)モーツァルト: アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

モーツァルト: 交響曲第25番ト短調 K.183
マーラー: 交響曲第4番 ト長調

独唱:三原美文(S)

指揮:河野正孝

<感想>

このところ加齢のせいかしら、素晴らしい演奏を聴くと涙腺が緩んでしまいそうになるのですけれど(もちろん涙は出しませんけど)うるうるときた演奏会でした。
マーラーの交響曲第4番。 とにかくオケ全体の気持ちが素晴らしく乗った演奏でした。 思わず身を前に乗り出すようにして聴いた場面も数知れません。 弦楽器の編成は 8-7-6-6-4 という極めて小型ながらも3管編成。 ステージ上はすし詰め状態で、木管奏者のベルアップも大変では? と余計な心配もしたくなるほどでしたけれど、バランスも申し分なく、前述のとおり素晴らしい演奏に感激しました。 逆にマーラーの交響曲第4番という大曲をこんなにも間近で、しかも各奏者の方の熱演に接することが出来たことは素晴らしい経験になりました。 オーケストラの中で聞いたらこんな感じなのかもしれません。 特筆したい場面はいっぱいありますけど、1点挙げるならば第4楽章の三原さんのソプラノによる第4節の「Sanct Ursula selbst dazu lacht.」でしょうか。 声の伸びも素晴らしくて溜息が出るほどでした。 曲が終ってしまうのが残念に思える演奏に久しぶりに出会いました。 感謝しています
なおこれに先立って、吉岡前館長を追悼するため、プログラムにないモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を演奏会の冒頭に演奏。 オケとソプラノの柔らかい響きがホールに満ちて、こちらも気持ちの伝わってくる演奏でした。
モーツァルトの交響曲第25番。 気合の篭った演奏はまさしく疾風怒濤。 最近レコードでハイドンを聴く機会が多くなっていることもあり、ハンドンとの繋がりに自然と想いをはせていました。 指揮者の河野さんはいずれの曲でもオケの自主性に任せている場面が多くあり、細かな指示で抑えたり整えたりする小細工を使わず、常に曲を前に前にと進めている感じ。 ただしこの25番の交響曲では、コンミスの響きが少々際立って聴こえるなどバランスの悪さも感じなくはなかったのですけれど、常に前向きであった演奏を支持したいと思いました。
とにかく昨今の財政難により活動を支えてきた財団が休眠化。 今回は財団から離れ、自主活動として初めて開催した定期演奏会だったそうです。 たとえ逆境であってもこの素晴らしいホールの名を冠したオーケストラとして今後も演奏を続けて欲しいと心より願うばかりです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040926.htm

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September 26, 2004

【LP】リヒターのハイドン/驚愕・時計交響曲

mgx7094.jpg

驚愕・時計の両交響曲。 いずれも、いかにもリヒターといった感じの演奏。 構成感のはっきした演奏にはスピード感・推進力があり、どこかバッハ的な厳格さも漂ってきます。 1961年録音だからこの時リヒターは35才でしょうか。 すでにミュンヘン国立大学の教授を務め、ミュンヘン・バッハ合唱団・管弦楽団も組織していたとはいえ、ベルリン・フィルを振ったハイドンの素晴らしい演奏に今さらながら吃驚しました。 ちなみにリヒターによるハイドンの交響曲はこの2曲しか残されていないみたいですね。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/mgx7094.htm

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September 24, 2004

アンサンブル・フォンテーヌ 第10回定期演奏会

日時:2004年9月26日(土) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良市西部会館市民ホール(学園前ホール)

曲目:パッヘルベル/カノン
   ヴィヴァルディ/チェロコンチェルト
   ヴィヴァルディ/四季より「春」
   パーセル/ABDELAZER
   ジョン・ラター/組曲

指揮:嶋田孝一

入場料:1,000円  (大学生以下は500円)

ホームページ:http://www.geocities.jp/en_fontaine/

<補足>

年齢のせいか最近は大規模の管弦楽曲だけでなく室内楽も聴きたくなってます。
でもアマチュアの室内楽コンサートって関西ではあまり無いのかな、見つけることができませんよね(知らないだけ??)。
なんと、ご近所でこんな演奏会があるのを発見しました。
興味は大いにあるんですけど、残念ながらこの時間帯は子供を歯医者に連れて行っている時間帯。 まいったなぁ〜
なお、この団体について、ホームページの記載を引用しておきますね。 
---
アンサンブル・フォンテーヌは嶋田孝一先生門下生を中心として構成しているアマチュア弦楽アンサンブルの団体です。
現在は嶋田先生のご指導のもと、年に一回の定期演奏会を中心に活動しています。
主に秋に奈良市で演奏会を開催しています。 ぜひ、聴きにいらしてください。

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なお指揮者でもある嶋田孝一さんはモーツァルト室内管のコンサートマスターだったそうですね。
チケットについては学園前ホールに問合せると良いみたいです。 300席の小さなホールですものね。

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September 23, 2004

やまなみグリーネ管弦楽団 第19回定期演奏会

日時:2004年9月26日(日)開場13:30 開演14:00
場所:やまなみホール 

曲目:モーツァルト/交響曲第25番ト短調 K.183
   マーラー/交響曲第4番 ト長調

独唱:三原美文

指揮:河野正孝

入場料:1,000円 (小学生以下は無料)

ホームページ:http://homepage3.nifty.com/yamanami-g/index.html

<補足>

京都府南山城村にある「やまなみホール」(黒川紀章氏の設計の本格的な音楽用ホール)を拠点に活動するアマチュアオーケストラの定期演奏会でマーラーがかかります。 
このオケ、1992年に発足、練習場所もやまなみホールの舞台を使っているそうです。 つまり毎回の練習と演奏会本番が同じ条件。 なんて素晴らしい練習環境なんでしょう。 
ホールがちょっと遠いのが難点ですけど、ドライブか遠足がてらに足を伸ばしてみませんか。
自動車なら充分な駐車スペースもあるそうです。 
電車なら関西本線大河原駅下車5分だそうで、JR奈良駅12:50発の加茂行き快速で加茂まで行き、13:08発の亀山行きなら13:23大河原着で間に合いますね。

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September 22, 2004

【感想】待兼交響楽団 第16回定期演奏会

待兼交響楽団 第16回定期演奏会

2004年9月19日(日)14:00 池田市民文化会館(アゼリアホール)

イベール: モーツァルトへのオマージュ
モーツァルト: 交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297
チャイコフスキー: 交響曲第6番ロ短調「悲愴」作品74

(アンコール)プッチーニ: 交響的前奏曲 作品1

指揮:井村誠貴

<感想>

よく踊る井村さんは、全身で音楽を表現。 あるときは音楽をちぎって投げるようでもあり、ある時は感情の襞をそっと撫でるようでもありました。 オケもそんな井村さんにとてもよく応え、若々しく熱い演奏で全体を盛り上げていました。
イベールのモーツアルトへのオマージュ。 リズミカルで溌剌とした演奏。 いつもながらの井村さんの分かりやすい指揮から、木管は伸びやかに金管も煌いてて楽しい曲想がよく出た佳演だったと思います。
モーツァルトの交響曲「パリ」は若さ溢れた演奏。 終楽章はとても熱い演奏で、ジュピター交響曲の終楽章を想像するようなエモーショナルな感じを受けました。 ただ第2楽章などもっと退いてもよかったんじゃないかな、やや一本調子っぽく感じられた部分もありましたけど、誠実な演奏には好感が持てました。
チャイコフスキーの悲愴交響曲。 こちらも大変気合の入った演奏でした。 強弱だけでなく、押しや退きも感じられた熱演でした。 クラリネットが巧かったですね。 あと、コントラバス奏者の方がけっこう気合入ってて目だってました。 そっとメンバー表で確認すると団長さんみたいですので、思わず納得。 高音弦も綺麗でしたけれど、後ろで聞いていたせいもあるためか、終楽章などもう少し弦に粘りがあると更に良かったのになって思いました。 深みを感じさせる部分がなんとなくサラっと流れたようにも思えて・・・でもコンミスの方を始め、相当に気合の入った演奏をされていたのは見ていてよく分かっています。 単純にもう少し人数が欲しかったなぁ、という感じ。 とにかくとても情熱的な演奏には違いなく、素晴らしい演奏でした。
アンコールは、プッチーニの作品1番の「交響的前奏曲」。 井村さんらしい情景が感じられた演奏でした。 井村さんの指揮されるオペラの序曲は、たとえ観たことのないオペラであっても不思議と情景が浮かぶのです。 この曲はオペラの序曲ではないのですけれど、やはりどこか風景的なもの、歌をよく感じました。 
とにかくどの演奏でも歌うのが井村さんの演奏の特長でしょう。 堪能しました。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040919.htm

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September 21, 2004

紫苑交響楽団 第5回定期演奏会

日時:2004年9月26日(日)開場13:00 開演13:30
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:ビゼー/交響曲第1番
   ラヴェル/組曲「クープランの墓」
   チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」

指揮:森口真司

入場料:500円

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/tomikei/shion/index.html

<補足>

紫苑交響楽団(しおんこうきょうがくだん)、演奏会に行くと頂くチラシの中でも一際目立つ綺麗なところ・・・と言うと「あっ」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2000年9月に設立された若いアマオケで、同志社オケの流れを汲む団体だそうです。 すると今年10周年を迎えた大阪ハイドンアンサンブルの後輩みたいな存在かもしれませんね。
まっ、いずれにせよこの御時世では特定の大学OB/OGだけで団を維持するのは困難でしょう。 出身校には関係なく、卒業したての若いメンバーが多く集まったオケ。 溌剌とした音楽が持ち味になるのではないでしょうか。 ちょっと注目の団体です。

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September 17, 2004

【感想】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第15回定期演奏会

2004年9月12日(日) 13:30  奈良県文化会館・国際ホール

ラヴェル: マ・メール・ロワ
サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第3番
(アンコール)ジャン・マルティノン: ソナチネ
(アンコール)岡野貞一作曲/文部省唱歌:「紅葉(もみじ)」
ビゼー: 交響曲第1番
(アンコール)ビゼー: 「アルルの女」第2組曲より「ファランドール」

独奏:オリビエ・シャルリエ(vn)

指揮:秋山和慶

<感想>

期待どおり、いやそれ以上の演奏でした。 特にオリヴィエ・シャルリエさんのヴァイオリンに魅了されました。 また奈良フィルの特質がよく出た上質な音楽の数々に満足して帰ってきました。
マ・メール・ロワは、バレエ版ではない管弦楽版による5曲。 いずれの曲でも管楽器奏者が大健闘していました。 もちろん弦楽アンサンブルもすっきりした響きに低弦が絡まって柔らかいアンサンブル。 オケが一体となって突出することなく、それぞれの物語を一つの音楽とし、素適なお伽の世界を演出。 上々の滑り出しでした。
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番はメロディの宝庫。 シャルリエさんはこの曲をさらに優雅で華のある演奏に仕上げ、会場を魅了していました。 シャルリエさんのヴァイオリンの響きは暖かく、まるで鼻にかかるフランス語の発音みたい。 しかも美しく柔らかいだけでなく、きちんとした主張があるのが素晴らしいところです。 けっして声高にはならないのですけど、一歩前に踏み込んで歌い上げるときの自信と余裕。 また秋山さんの元に歩みよってオケと協調する場面も散見され、実に素晴らしい演奏に感嘆しました。 なお奈良テレビのカメラも入ってましたけど、この美しい音楽の襞は到底収録することは出来ないだろうな・・・そんなことを思いつつカメラを横目で見、この幸せな音楽に酔っていました。
いよいよメインのビゼーの交響曲。 よく言われるように快活さはハイドン、メロディはシューベルトといったところでしょうか。 秋山さんと奈良フィルはここでもしっかりした構成と、終始抑制された表現で決して突出することない誠実な演奏でした。 この明るい曲を緻密なアンサンブルで演奏した弦楽器の美しさは特筆しておくべきと思います。 
ただ、もうちょっとオケに自主性があっても良かったような気はしました。 そう思えたのはアンコール曲「アルルの女」の「ファランドール」を聴いてから。 こちらはよく言えば気合の入った演奏ですけど、直裁的な表現で押し切った感じ。 練習量の差がストレートに出たように思います。 これを聴いてビゼーの交響曲を思い返してみると、交響曲ではオケとしてはかなり精神的なプレッシャーがあったのではないかと感じました。 これはまったくの想像ですけれど、より美しく、きちんと整った演奏にしよう・・・そんな抑圧が必要以上にあったのではないでしょうか。 もし、そのようなものが解き放たれ、各自の主張する歌のようなものが感じられたなら、もっとチャーミングで素晴らしい演奏になったのかもしれません(偉そうにすみません)。 これまでの奈良フィルを聴いてきた耳からして、これは決して高望みであるとは思っていないことを付け加えておきます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040912.htm

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September 14, 2004

大阪市民管弦楽団 第61回定期演奏会

日時:2004年9月18日(土)  開演18:30
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ボロディン/中央アジアの草原にて
   コダーイ/ハンガリー民謡「孔雀」の主題による変奏曲
   チャイコフスキー/交響曲第4番

指揮:蔵野雅彦

料金: S席 2,000円 A席 1,500円

ホームページ:http://www.paw.hi-ho.ne.jp/oshimin-orchesta/

<補足>

このところご無沙汰してしまっている(すみません)大阪市民管に藏野さんが登場されます。
ところで、大阪市民管では「コンサート会員」なる制度が出来ているようですね。
入会金・会費は無料で、通常A席1,500円のところを、優待価格1,000円になるそうです。
しかも、会員になると特別席。 できるだけ良い席になるよう会員専用の座席引き換え窓口が設置されるそうです。 これは、お得ですよね。
メール会員になるとまだ間に合うでしょうか。 
興味ある方は大阪市民管のホームページを見てくださいね。

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September 13, 2004

待兼交響楽団 第16回定期演奏会

日時:2004年9月19日(日) 開演14:00
場所:池田市民文化会館(アゼリアホール)

曲目:イベール/モーツァルトへのオマージュ
   モーツァルト/交響曲第31番ニ長調「パリ」K.297
   チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調「悲愴」作品74

指揮:井村誠貴

料金:一般1,000円(全席自由 当日券有り)

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5720/

<補足>

個人的に応援している井村さんが指揮される演奏会です。
気合が入って熱い演奏になることが想像できる「悲愴」はともかくとして、モーツァルトをいかに料理するのか。。。
期待と不安・・・な〜んて言ってはダメかな。 でも、けっこう難しいんですものね、モーツァルトってば。

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September 11, 2004

【Concerthall Society】「その17」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)」にジャケット写真を1点追加しました

sm2362.JPG

SM2362

ワーグナー・オペラ・フェスティヴァル

 歌劇「さまよえるオランダ人」より「序曲」
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲」と「愛の死」
 歌劇「タンホイザー」より「序曲」と「ヴェヌスベルクの音楽」

ピエール・モントゥー指揮ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団

 ※モントゥー最後の録音(ジャケット解説より)

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September 10, 2004

保科アカデミー室内管弦楽団 創立10周年記念東京公演

日時:2004年9月11日(土) 開場17:30 開演18:00
場所:第一生命ホール(東京都中央区晴海)

曲目:シューベルト/交響曲第3番ニ長調 D.200
   シューベルト(保科 洋編曲)/『魔王』『ます』(T)
   保科 洋/『祈り そして 戯れ 〜光のもとの〜』(ob)
   保科 洋/管弦楽のための『懐想譜』(改訂版)
   ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調(vn)

独奏・独唱:津上 崇(T)、津上 順子(ob)、松原 勝也(vn)

コンサートマスター:鷲野 亜紀

指揮:秋山 隆

料金:一般2,500円(前売2,000円)、学生1,500円(前売1,000円)

ホームページ:http://www003.upp.so-net.ne.jp/Horn/HoshinaAcademy/

<補足>

お世話になっている【♪ KechiKechi Classics ♪】ご推薦の演奏会です。
東京方面の方はいかがですか? 
なお【♪ KechiKechi Classics ♪】 をご覧の方に先着10組20名様に東京公演のチケットプレゼントがあるようです(まだ間に合うかな?)
「【♪ KechiKechi Classics ♪】 を見て」とご記入の上、下記アドレスにメールでお申し込み下さい。 とのことです。
Hoshina_Academy@hotmail.com

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September 09, 2004

【プロ】奈良フィルハーモニー管弦楽団 第15回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演13:30
場所:奈良県文化会館・国際ホール

曲目:ラヴェル/マ・メール・ロワ
   サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
   ビゼー/交響曲第1番

独奏:オリビエ・シャルリエ(vn)

指揮:秋山和慶

料金:前売り 大人3,500円、高校生以下2,000円(全席自由)
   当日  大人4,000円、高校生以下2,500円(全席自由)

ホームページ:http://www1.kcn.ne.jp/~naraphil/

<補足>

奈良フィルは、奈良に本拠を置くプロ・オーケストラです。
アマチュアの奈良交響楽団とよく間違われると、奈良響の方に聞いたことがありますけど、その奈良フィル、1985年に旗揚げして今年が20周年になります。 
1997年から開催してきた年2回の定期演奏会も今回で15回を数えました。 最初は団長の全さんの貯金をはたいて定期演奏会を開催したらしいですね。 
安田は1995年の第5回定期演奏会から聴かせてもらっているので今回で10回目。 最近では唯一会員(友の会)になっているプロ・オーケストラです。 
なお個人会員になると年会費4,000円で年2回の定期演奏会の招待券がいただけます(実質半額はお得ですね)。 
お近くの方は、会員になって奈良フィルをもりあげませんか。

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September 08, 2004

【感想】六甲フィルハーモニー管弦楽団 第18回定期演奏会

2004年9月5日(日) 14:00  神戸文化ホール大ホール

ニールセン: 序曲「ヘリオス」
ハイドン: 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」(*)
ニールセン: 交響曲第4番「不滅」

(アンコール)ステンハマル: カンタータ「歌」より間奏曲

指揮:森 康一(*)、松井真之介

<感想>

意欲的なプログラムのためかお客さんは少なかったけれど、とても熱い演奏会でした。 特にニールセンの「不滅」は、聴き所ともいえる左右2対のティムパニの強打もさることながら、ヒューマニティ溢れた熱い演奏で全体を歌い上げた実に素晴らしい演奏に感動しました。 なかでも第3楽章の悲痛なヴァイオリンの響きの透明感、またアンサンブルの要になるヴィオラが健闘していたのが印象に残りました。 そして感動のクライマックスは「消し去ることの出来ないもの」を高らかに歌いあげ、指揮者とオケが一体になった演奏は実に見事でした。
またハイドンの交響曲「ロンドン」、気負うところのない端正な佳演で気に入りました。 オーソドックスな解釈ながらスマートでチャーミングな演奏はかえってアマオケでは難しいと思います。 終楽章などよく言われることですけど、ベートーヴェンの足音が聞こえるようですけど、常にハイドンらしい暖かさと優しさを失わない演奏を楽しみました。
冒頭のニールセンの序曲「ヘリオス」、こちらは初めて聴く曲なのではっきりいえませんけど、誠実な演奏でした。 ただ元の曲調が単純なこともあって表層的な感じが否めませんでした。
なおアンコールは、なんとステンハマルのカンタータ「歌」より間奏曲。 豊かなアンサンブルが実に見事でした。 初めて聴いた曲ですけど、そして多分、ほとんどの人はステンハマルの名前さえ知っていなかったと思いますけど、いい曲を書く人だな、ということが分かったのではないでしょうか。 充実した演奏に、オケが引き上げはじめても拍手が惜しみなく贈られていたのが印象的な演奏会でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040905.htm

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September 07, 2004

神戸市民交響楽団 第56回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演14:00
場所:神戸文化ホール(大ホール)

曲目:チャイコフスキー/イタリア奇想曲
   ハイドン/交響曲第44番「悲しみ」
   ショスタコーヴィチ/交響曲第5番「革命」

指揮:藤田 謹也

料金:一般 1,000円、小学生 500円

ホームページ:http://www2s.biglobe.ne.jp/~kco/

<補足>

いつもホールをいっぱいにする神戸市民交響楽団(KCO)の演奏会、たとえチケット持っていても早めに集合しましょうね。
今回は団内指揮者の藤田さんの指揮。 以前このコンビで聴かせていただきましたけど、オケと指揮者の一体感がとても良いんです。 みんなで盛り上げていこうってのがよく伝わってきます。 ほんと雰囲気いいんです。 また客席のお客さんも雰囲気よくって、楽しみに来られているのがよく分かります。 お近くの方も、そうでない方もお早めにどうぞ。

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September 05, 2004

【Concerthall Society】「その17」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)」にジャケット写真を1点追加しました

chj30007.jpg

CHJ30007

ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
ウラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a (*)

カール・シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団
            南西ドイツ放送交響楽団(*)

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/con_lptable/con_lp_album17.htm

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September 04, 2004

【CD】トムシック&ナヌートのブラームス/ピアノ協奏曲

トムシックさんのピアノは煌びやかな響きですけどパワーもあってよくピアノを鳴らしています。 いつものトムシックさんのイメージだと、こじんまりと綺麗に纏めるような感じに思えますけど、この演奏では丁丁発止とオケと張り合って力強くもあります。
またオケも少々荒っぽさを感じるところはありますけど、ナヌートさんがグイグイと引っ張ってゆく場面が多く、中低弦がゴウゴウと唸りをあげて駆け上がってゆくなど気合充分。 
そしてトムシックさんとの息がよく合っているのは同じスロヴェニア出身の信頼関係でしょうか。 重厚さだけでなく、雄大さや清々しさを感じさせるブラームスの2曲のピアノ協奏曲。 これら大きな曲の中にスジを一本ピンと通したようにも思えます。 トムシック&ナヌートのコンビによる出色の名演奏だと思います。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/cd/cc022_cc060.htm

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September 03, 2004

西宮交響楽団 第87回定期演奏会

日時:2004年9月12日(日) 開演14:00
場所:西宮市民会館アミティホール

曲目:ラヴェル:古風なメヌエット
   ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
   ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
              (ノヴァーク版第2稿)
独奏:北島 舞(p)

指揮:藏野雅彦

料金:一般 1,000円、高校生以下 500円

ホームページ:http://sound.jp/nishikyo/

<補足>

西宮交響楽団は1953年設立だそうで、関西では古くから活動しているアマチュアオーケストラのひとつですね。
今、関西で精力的に活動されている藏野さんの指揮によるブルックナーのロマンティック(ノヴァーク版第2稿)、とっても興味をそそられますけど、この日は他の演奏会とかちあっていて残念です。
なおこのオケのホームページには『スペシャルリンク「ブルックナー」』がありますので、版の問題などを確認するのには便利ですよね。

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September 01, 2004

【感想】吹田市交響楽団 サマーコンサート 2004

2004年8月29日(日) 14:00  吹田市文化会館「メイシアター」大ホール

第1部
ワーグナー: 歌劇「ローエングリン」より
       第三幕の前奏曲
       エルザの大聖堂への行進
H.ショア: 映画「ロード・オブ・ザ・リング」より
(Arr. John Whitney & Jerry Brubaker)
      第2部「二つの塔」より
      第1部「旅の仲間」より

          指揮:米山 信

第2部
Let’s Try − あなたも名指揮者!

ブラームス: ハンガリア舞曲第5番(Aパタン、Bパタン)
ロッシーニ: 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲

          案内:米山 信

第3部

ホルスト: 組曲「惑星」より
      火星:戦争をもたらすもの
      木星:喜悦をもたらすもの

(アンコール)天王星:魔術師

          指揮:新谷 武

<感想>

今年で伺わせてもらって6年目。 例年のように有名名曲をたくさん演奏するサマーコンサートも楽しくて良いのですけど、今回のように日頃採り上げ難い大曲を一部分とはいえ演奏するのもまた良いものですね。 とにかくどの曲もとても充実した演奏内容に満足(満腹)しました。
今年は大曲が並んでいます。 ワーグナー2曲と映画「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽、指揮者コーナのあとはホルストの「惑星」から2曲。 どちらかいうと簡素なプログラミングですね。
今回、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽は初めて聴きました。 映画も観ていないんですけど、壮大なスケールを感じさせた演奏内容に唸りました。 映画も観たほうがいいよなぁ、なんて素直に思いました。 そのような前半は米山さんによる指揮でした。 米山さんはいつもどおり淡々とした感じの進め方なのですけど、スケールの大きさを音の大きさではなく、響きの豊かさとか密度によって演出しています。 最初こそ管楽器がやや乱れ気味ではありましたけど、すぐに挽回。 今回もまた2階席で聴いていましたけど、豊穣なオケの響きが下のステージからまるで湧き上がってくるように聴こえてきました。 とにかく各楽器の響きには抑制のよく効いた安心感があります。 これは各パートが充実しているからでしょう。 そんな楽器の響きが溶け合いながら舞い上がってくるんです。 テーマ「伝説と神話」に相応しく、深みを感じさせる落ち着いた音楽をたっぷりと味わせてもらいました。
第3部の新谷さんによる「惑星」。 こちらはもう若さが爆発したような演奏でした。 最強音ではホールが飽和していたのではないでしょうか。 実演で「惑星」を聴いたのはこれが始めてじゃないかしら。 アマオケでは滅多にかからない曲のように思いますけどどうでしょうか。 指揮者もオケも、気迫というかな、この曲・この演奏にかける意気込みのようなものがビンビンと伝わってくる大変な熱演でした。 なかでもホルンの斉奏の力強さ、トランペットの艶ののった響き、いずれも素晴らしかったなぁ。 そしてこれら総ての楽器の響きが呼応しあい、合奏するのだからもう聴き応えは満点です。 なおアンコールでは打楽器が大活躍。 ティムパニは千手観音のような早業が冴えていました。 もう満腹ですわ。
いやぁ今年は音楽の品数は少なかったけど、ボリューム満点の音楽をお腹がいっぱいいただいた気分でした。 ごちそうさまでした。 来年もまた楽しみです。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040829.htm

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