【LP】「恋人たち」〜スクリーン・ロマンティック・テーマ
この暑い夏で集中力が欠如していることもあるでしょう。 大曲にはまったく触手が伸びなくなってしまいました。 そのかわり、このアルバムを重宝しています。 映画音楽として採り上げられたクラシック音楽の名曲を、1楽章まるごと聴かせてくれているからですね。 昔はオムニバス形式のアルバムなんて大嫌いだったけれど、歳なんでしょうかねぇ。 こだわりがなくなりました。 しかしそんなオムニバスでも、無造作に寄せ集められたものとそうでないものがありますよね。 このアルバムは、選曲・曲順・演奏内容といい、なかなかいい線いっていると思います。 解説はポピュラー音楽にも明るい出谷啓さん(通称デーヤン)。 さすがの出来栄えです。
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Comments
懐かしいですねー、この縦書きの長い売り文句がジャケット表に書かれたフォンタナのグロリアシリーズ。(笑)
Posted by: ゆらむぼ | July 27, 2004 12:31 AM
あはは・・・そうですね。
グロリア200シリーズから、帯を省略してコストダウンしたぶん、ジャケット表紙にデカデカと宣伝文句を書いたんですね。
グロリア200シリーズはクリーム色のジャケットでしたけど、パイロットはご覧のように青色ですね。
このシリーズには、ジャスとクラシックの出会いとか、スィングル・シンガース、高村光太郎「智恵子抄」(朗読:加藤剛)なんてのもありましたね(^^)
Posted by: 安田裕隆 | July 27, 2004 01:10 PM
高村光太郎「智恵子抄」(朗読:加藤剛)なんてあったんですね。聴いてみたいなあ。グロリア企画は、CDでも早い時期に出ていて、そのときもケースに売り文句というか、曲目の簡易な解説が書いてありましたよね。横書ではあったけど。あの紙パックの3つ折りのケース、扱いやすくて好きでした。あの形で初出時のオリジナルジャケットのデザインをあしらえば、お洒落な商品になると思うのですが、コストの高くつく作りなのかもしれませんね。
Posted by: ゆらむぼ | July 27, 2004 02:44 PM
ワタシはコンピレーションものは大好きです。似たようなもので「短くも美しく燃え」題名のありませんでしたっけ?スゥイングル・シンガーズとか、ジャズ版「四季」とかも愛聴しておりました。
グロリアCD(初期デジパック仕様1700円)あれは(価格ともかく)音源含めて良かったですよね。中古で見掛ければたいてい買っております。
「あの形で初出時のオリジナルジャケットのデザインをあしらえば」・・・そうですね。いくつか出ております。
http://2.csx.jp/users/kechikechicl/1812.htm
http://2.csx.jp/users/kechikechicl/jochum41.jpg
↑こちらはヨッフム/ボストン響の「ジュピター」「未完成」
Posted by: 林 侘助。 | July 29, 2004 07:25 AM
林さん、たぶんこのアルバムそのものが「みじかくも美しく燃え」だと思いますよ~
グロリアCDって、ジャケットに説明も書いてあったけど、帯も付いているんですよね(^^;;
当時まだ2,000円以上するCDの中で、1,700円でクラシックの文庫本として売っていた記憶があります(もちろんNAXOSよりも先ですね)。
ただし音源がLPのグロリア200からの焼き直しの感が強く、当時すでに廉価輸入盤を買い漁り始めた時期でもありました。 結局、オルベルツ&ズズケによる「ます」とイタリアSQの「死と乙女」しか買ってませんでしたねぇ・・・
なお、先ほど、本シリーズの元祖ともいえる「チャイコフスキー物語」をアップしました。
レーデルによるバッハ「目をさませと呼ぶ声がする」の演奏は本当に素晴らしいものですね。 再認識しました。
Posted by: 安田裕隆 | July 31, 2004 05:34 PM
ドラティのMERCURYの「1812」は、そういえばちゃんと持っていました。これ、オリジナル・ジャケットのデザインだったのですね。
Posted by: ゆらむぼ | August 05, 2004 01:43 AM