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June 27, 2004

【感想】京都大学交響楽団 第175回定期演奏会

2004年6月24日(木) 19:00 尼崎アルカイックホール

ベートーヴェン: 「エグモント」序曲
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
フランク: 交響曲 ニ短調

独奏: エピファニオ・コミス(p)

指揮: 曽我大介

<感想>

曽我大介さんの指揮のもと、打てば響くがごとく、京大オケらしい強靭さを感じさせた演奏会でした。 曽我さんはいつもどおり、オーソドックスで構成感を崩すことのないストレートな音楽作り。 このすさまじく反応の速いオケから若々しくフレッシュな音楽を引き出していました。 
よく締まった弦楽器と、響きの軟らかい管楽器による対比が見事だったエグモント序曲。 オケの深い響きに独特な色も感じさせたフランクの交響曲ニ短調など、いずれも素晴らしい演奏でした。 ただ、ここまで巧いオケですから、さらに一歩、こなれた音楽の綾なども欲しいと感じてしまったのはまったく欲張りというものでしょうね。 しかしそんなことにも要求が及んでしまう演奏会でした。 
あと、ラフマニノフのピアノ協奏曲ではソリストの問題が大きかったと思いますけれど、指揮者にももっと違ったアプローチもあったのではないか、と感じる部分がありました。 まぁこのあたりはオケとは関係ない部分ですし、先のこなれた音楽への欲求も含め、土曜日の京都公演では見事にクリアしていたのではないかな、と思います。 
とにかく巧い京大オケ健在でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040624.htm

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June 26, 2004

関西大学交響楽団 The 27th Summer Concert

日時:2004年6月29日(火) 開場18:00 開演19:00
場所:吹田市文化会館 メイシアター大ホール

曲目:ヴェルディ/歌劇「ナブッコ」より序曲
   ベートーベン/レオノーレ序曲第3番
   ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」

指揮:織田映子(学生),中山智左希(学生)、井村誠貴

料金:500円

ホームページ:http://rindou.info/~symphony/

<補足>

井村さんの指揮される演奏会です。 平日夜というのが不確定要素を含んでしまいますけど、久しぶりの井村さんの指揮による音楽を聴いてみたいなぁ〜
余談としてはこの大学はうちの奥さんが通っていた学校ですね。

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June 25, 2004

神戸大学交響楽団 Summer Concert 2004

日時:2004年6月27日(日) 開場17:30 開演18:00
場所:尼崎市総合文化センター アルカイックホール

曲目:オッフェンバック/序曲「天国と地獄」
   シューマン/交響曲第4番
   ブラームス/交響曲第4番

指揮:小守恵介、藏野雅彦

料金:500円

ホームページ:http://home.kobe-u.com/symphony/

<補足>

藏野さんの指揮される演奏会です。 別におっかけやっているわけではありませんけどね〜
そうそう、神戸大オケというと。 かつてタイコ叩いていたというのが会社の同僚でおります。 現在川崎勤務ですけどね。

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June 22, 2004

京都大学交響楽団 第175回定期演奏会

日時:2004年6月24日(木) 開場18:00 開演19:00
場所:尼崎アルカイックホール

日時:2004年6月26日(土) 開場18:00 開演19:00
場所:京都コンサートホール大ホール

曲目:ベートーヴェン/「エグモント」序曲
   ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
   フランク/交響曲ニ短調

独奏:エピファニオ・コミス(p)

指揮:曽我大介

料金:S席\1500 A席\1000 (両公演とも当日座席指定)

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/6219/

<補足>

京大オケの演奏会、いつもどおり2ヶ所での公演です。
今回は大阪シンフォニカーを退任された曽我大介さんが指揮ですね。
大阪シンフォニカーでは、ちょっと気負いがあったのかな、もっと伸び伸びと指揮して欲しかった印象を持っている曽我さんですけど、この若い指揮者と京大オケのエネルギーが融合し、どんな演奏になるのでしょうね〜

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June 20, 2004

【Concerthall Society】「その17」に1点追加

BQクラシックスの「コンサートホールLP・アルバム(17)にジャケット写真を1点追加しました

sms2649.jpg

SMS2649

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219

フランコ・ジュリ(vn)
アーミン・ジョルダン指揮ローザンヌ室内管弦楽団

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/con_lptable/con_lp_album17.htm

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June 19, 2004

近畿大学文化会交響楽団 第34回プロムナードコンサート

日時:2004年6月19日(土) 開場18:00 開演18:30
場所:近畿大学内11月ホール大ホール

曲目:シューベルト/序曲「ロザムンデ」
   グリーグ/組曲ペールギュント第1第2組曲より抜粋
   ブラームス/交響曲第2番

指揮:小谷内真、杉原翔太

料金:無料

ホームページ:http://sound.jp/kinkyo/

<補足>

おっと、今日でした。 某オケの掲示板を見て、ばたばたしていて掲載するのを忘れていたことに思い出しました。 お近くの方、いかがですか?

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June 18, 2004

大阪外国語大学管弦楽団 summer concert 2004

日時:2004年6月19日(土) 開場18:30 開演19:00
場所:箕面市立メイプルホール

曲目:シューベルト/劇音楽「ロザムンデ」序曲
   メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」より
   ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調

指揮:松本拓也、小西理子

料金:無料

ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1199/oufs/

<補足>

某オケでいただいたチラシからの情報です。
HPをアクセスしてもこのサマーコンサートのことは掲載されていませんけど、チラシがあるので大丈夫でしょう。

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June 16, 2004

【感想】けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会

2004年6月13日(日) 14:00 けいはんなプラザ・メインホール

ウォルトン: 「スピットファイア」前奏曲とフーガ
ハイドン: 交響曲第96番「奇蹟」ニ長調 Hob.I-96
ドヴォルジャーク: 交響曲第7番 ニ短調 Op.70

(アンコール) ドヴォルジャーク: スラヴ舞曲第8番

指揮:藏野 雅彦

<感想>

都会的な洗練された音楽による演奏会でした。 まずウォルトンのスピットファイアーの前奏曲とフーガ、楽しく判りやすい感じのする曲でしたね。 映画音楽らしいといえばそうですけど、エルガーっぽい堂々とし、気合の入った演奏を聴けたのがよかったですね。 よかったというか、嬉しかった、というのが正しいかもしれません。
ハイドンの「奇蹟」交響曲も、緻密でメリハリの効いた演奏でした。 指揮者にもよく反応していました。 ここまでハイドンをきちんと演奏出来るアマオケってなかなかないんじゃないですか。 音楽がまったく弛緩しませんし、よく統制されています。 巧いですね。 ただここまで巧いと、ウィットやユーモアを感じさせるような自主性みたいなのが欲しくなる思うのは、欲張りでしょうか。 
メインのドヴォルザークの交響曲第7番、都会的な洗練された演奏でした。 力が漲っても絶叫しないし、情緒的なメロディも田舎臭くなりません。 ここでもオケの巧さがよく出ていたように思います。 熱くもなるし、決してバランスを崩さない演奏の巧さを感じました。 藏野さんはここでも的確な棒さばきで曲を進めていて、演奏に熱気をこもらせていました。 またオケもよく反応していて、聴き応えのある音楽となっていました。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040613.htm

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June 12, 2004

【LP】武満徹「カシオペア」/石井真木「遭遇II番」

aa8872.jpg
京都市交響楽団第465回定期演奏会(指揮:岩城宏之)で、昨年惜しくも亡くなった石井真木の「響層」が演奏されました。 この演奏会には行けませんでしたけれど、出谷啓さんによる演奏会評を読んで唸ってしまいました。 ちょっと長い引用ですけれど、以下に抜き出してみます。

石井作品についてだが、この曲には部分的にオーケストラ・パートが、各奏者の即興に任されるところがあり、かつて在りし日の前衛であったことが、懐かしく思い出される。岩城にとっても青春の血を滾らせた、思い出深いナンバーだったに違いない。(中略)かつての前衛音楽も、今や懐かしのサウンドと化し、我々オールドタイマーには、ノスタルジックに迫って来る。ちょうどかつての若者たちにとっての、ロックンロールやグループ・サウンズのような存在になってしまった。

残念ながら僕は「響層」という曲を聴いたことはありませんし、また、前衛音楽をロックンロールやグループ・サウンズのような存在にまでは思えないのですけれど、現代音楽という言葉からは、1970年代の前衛音楽がストレートにイメージされてしまいます。 最近流行のヒーリング・ミュージックのような現代音楽に、なんとなく違和感を持っていたのはやはりオールドタイマーだったのかもしれませんね。 う〜む。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/aa8872.htm

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【資料室】「バッタもんCD付き雑誌」

BQクラシックスの「資料室」にある「バッタもんCD付き雑誌」にスペシャル版の全演奏者を追加しました(資料協力:Takeshi Suginakaさん)

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/nanut/deagostini.htm

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June 11, 2004

近畿フィルハーモニー管弦楽団第19回定期演奏会

日時:2004年6月13日(日) 開演14:00
場所:いずみホール

曲目:ボロディン/ダッタン人の踊り、ダッタン娘の踊り
 チャイコフスキー/組曲「白鳥の湖」より抜粋
 チャイコフスキー/交響曲第1番「冬の日の幻想」

指揮:岡田 良機、津川 誠

料金:不明

ホームページ:http://www.pluto.dti.ne.jp/~mmtm1626/

<補足>

料金がHPに書かれていないので不明ですが、いつもと同じなら1,000円だったはずです。
近畿大学のOBオケから発展、大学OB以外の方も参加されて近畿フィルという名称になったそうです。
指揮者の岡田さんはいつもこのオケを振っておられますが、大阪フィルの主席オーボエ奏者のあと宝塚歌劇団のオーケストラに移り、その後指揮者として活躍されています。 津川さんは団内指揮者の方でホルンを吹かれていたように記憶しています。
台風一過(でしょう多分)いずみホールで音楽などいかがですか。

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June 10, 2004

【感想】吹田市交響楽団 第58回定期演奏会

2004年6月6日(日) 14:00 吹田市文化会館メイシアター・大ホール

ワーグナー: 「さまよえるオランダ人」序曲 (*)
シューマン: 交響曲第4番(マーラー加筆版)op.120 (*)
メンデルスゾーン: 交響曲第4番「イタリア」

(アンコール) メンデルスゾーン: 真夏の夜の夢より夜想曲

指揮:新谷 武(*)、米山 信

<感想>

イタリア交響曲がとても素晴らしかったのが印象的な演奏会でした。 米山さんの指揮は、いつもながらの省エネ指揮法。 でも、きちんとツボをおさえているためでしょうね、オケがしっかり反応しててとても気持ちいい音楽でした。 もともとイタリア交響曲はロマン派の音楽として、明るさや爽やかさが感じられる気持ちのいい曲なんですけどね、そこに古典派の延長線上としての構成感もしっかり感じられました。 オケの皆さんも健闘していて、低弦楽器の上に高音弦が乗り、木管そして金管がそれぞれの上に音が乗って、響きが綺麗に塗り重なってゆく感じがしたのが素適でしたね。 開放的なように聞かせても、きちんと抑制の効いていたイタリア交響曲。 米山さん、これみよがしな目立ったことは何もせず、淡々としているようなんですけどね、明るさや勢いだけじゃない聴き応えのある演奏に大満足しました。
なおこれに先立って演奏されたマーラー加筆版によるシューマンの交響曲第4番。 スコアにはまったく詳しくはありませんし、よく分からなかった・・・というのが本音です。 というか、個人的にはこの第4番の交響曲は大好きなのでよく聴いています。 しかし、なんか演奏にはピンとくる部分を感じませんでした。 好きな曲なんでハードルが高いってことで許してやってください。 もちろんオケが下手だったとかではないですよ(念のため)。 ホルンの斉奏やら、終楽章の盛り上がりなどは見事だったし、部分部分ではいいなぁ〜と思えた箇所は色々とあったんですけどね、全体として、個人的に欲しいと思っている部分でのメリハリが乏しく感じられたんですね。 そのせいかちょっとノリ切れなかったんです。 すみません。
最初の「さまよえるオランダ人」序曲は、なんと言ってもフィナーレのホルンのベルアップがカッコ良かった。 しかしこの演奏、ちょっと音が前に前にと出てくる感じだったかな。 もうちょっと懐の深さが感じられるともっとよかったように思いながら聴いていました。
ということで今回、前半2曲はちょっと辛口になってしまったんですけど、イタリア交響曲に満足して帰ってきた演奏会でした。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040606.htm

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June 09, 2004

けいはんなフィルハーモニー管弦楽団演奏会

日時:2004年6月13日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:けいはんなプラザ・メインホール

曲目:ウォルトン/「スピットファイア」前奏曲とフーガ
   ハイドン/交響曲第96番「奇蹟」ニ長調 Hob.I-96
   ドヴォルジャーク/交響曲第7番 ニ短調 Op.70

指揮:藏野 雅彦

料金:1,000円(全席自由)

会場への交通(車): 国道163号線光台入り口から北へ2km
  (車でご来場の際は、無料で駐車場をご利用いただけます)

会場への交通(電車、バス):
(1)JR学研都市線祝園駅あるいは近鉄京都線新祝園駅
   奈良交通バス光台循環
   (1番乗り場 36系統 12:40,13:10 発)でATR(けいはんなプラザ東)バス停下車
(2)近鉄奈良線学園前駅
   奈良交通バスけいはんなプラザ行
   (北口2番乗り場 45系統 12:23,12:53,13:23発 乗車時間約25分)

ホームページ:http://www.kpo.jp/

<補足>

いつも意欲的な演奏を聴かせてくれる、けいはんなフィルの演奏会です。 
曲目もウォルトン、ハイドン、ドヴォルザークでしょ。 しかもドヴォルザークの交響曲第7番って、佳いところ突いてきますよね。 食指が動きませんか? 
今回は、藏野さんの指揮だから、きっとヴァイタリティあふれる演奏になるんじゃないですかね。 もちろんオケは対向配置でしょう。
ところで、演奏には全く関係ないのですけど、このオケ、第○回定期演奏会とは言わずに、単に演奏会となっているのを前からちょっと不思議に思ってます。 過去にはとらわれず、毎回新鮮な気持ちで頑張るってことかしら(勝手な想像)。

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June 08, 2004

関西学院交響楽団第103回定期演奏会

日時:2004年6月12日(土) 開場17:30 開演18:00
場所:尼崎アルカイックホール

曲目:ベルリオーズ/ローマの謝肉祭
   ドリーブ/バレエ組曲「シルヴィア」
   ドヴォルザーク/交響曲第8番

指揮:井狩友子(学生)、船曳圭一郎

料金:500円

ホームページ:http://kgso.s1.xrea.com/

<補足>

今年になって初めて伺ったオケの演奏会が、この関学オケの第102回定期演奏会でした。 早いものでもう6月、年に2度目の定期演奏会がやってきました。
前回は田中一嘉さんの指揮のもと、学生オケらしい真摯さや緻密さ、一体感というものを強く感じた演奏会でした。 今回は船曳さん(最近関西のあちこちの演奏会で活躍されていますね)のもと、どのような演奏になるでしょうか。 

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June 03, 2004

吹田市交響楽団第58回定期演奏会

日時:2004年6月6日(日) 開演14:00
場所:吹田市文化会館メイシアター大ホール

曲目:ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
   シューマン/交響曲第4番(マーラー加筆版)op.120
   メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」

指揮:新谷 武、米山 信(常任指揮者兼音楽監督)

料金:600円 (友の会:500円)

ホームページ:http://www.page.sannet.ne.jp/kmura/suita.htm

<補足>

これもこのブログが出来た当初に投稿した情報です。 コンサート日程が近づいてきたので再投稿しています。
ツウを自認される方にとっては、マーラー加筆版のシューマンの交響曲第4番が魅力的なのではないでしょうか?
なおこのメイシアターにも母子室があるので、小さなお子さん連れの方も安心して演奏会を楽しめるのがいいですね。 またこの母子室のスピーカ、とっても良い音がするのだと団員の方より聞いたことがあります。 たしか利用も無料だったはずです。 
お近くの方はいかがですか。

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June 02, 2004

【感想】奈良交響楽団 第45回定期演奏会

2004年5月30日(日) 13:30 奈良県文化会館国際ホール

シベリウス: ヴァイオリン協奏曲  ニ短調 op.47
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番 ニ短調 op.47

(アンコール)ブリテン:マチネミュージカルより「夜想曲」

独奏: 福冨博文

指揮: 牧村邦彦

<感想>

ショスタコーヴィッチの交響曲第5番。 ものすごく気迫のこもった演奏で、かつ深い想いの伝わってくる演奏に満足しました。 演奏のキズの無さなら、先日聴いた大阪フィル(保田信義さん指揮)には及びませんけれど、聴いたあとの満足感が全く違います。 牧村さんはいつもどおりのスタイリッシュで格好良い指揮姿なんですけれど、一挙手一投足にはいつもにも増した気合の漲りを感じました。 オケもそんな牧村さんに見事に応え、緻密でかつダイナミックな音楽を作り上げていました。 ありったけの力をこめたような終楽章エンディングの集中力も見事でしたけれど、綺麗で穏やかな弦のアンサンブルから透けて見え隠れする不安や悲しさ、また各木管のソロにもそれを漂わせていた第3楽章は本当に素晴らしかった。 とにかく全編、一筋縄ではいかない複雑な表情を垣間見せつつ、聴き手を飽きさせない集中力の高さ。 この音楽をより深遠なものにしていたと感じました。
またこれに先立って演奏された、シベリウスのヴァイオリン協奏曲。 都会的なシベリウスだったと思います。 魅力的でした。 ソロにちょっと線が細く感じる部分はあったと思いますけれど、充分に艶やかで情熱的な演奏に満足しました。 またここでも牧村さんの指揮によく応えたオケを称えたい。 自然な呼吸と盛り上がりによって、聴き手をぐっと惹き付けていました。 とくに終楽章のクライマックでの盛り上がりは何よりも素晴らしかったですね。 ソロの速いパッセージも見事なら、牧村さんと一体になったオケもうねるようなサポートが情熱的でした。 もちろんシベリウスらしいクールさをどこまでも失わなかったことも言わねばなりません。 日頃、なぜか奈良響の演奏会には辛口なうちの嫁はんも「とてもよかった、いい音楽を聴けた」と喜んでいたことを付け加えておきます。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040530.htm

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June 01, 2004

橿原交響楽団 Family Concert 2004

日時:2004年6月6日(日)  開場 13:00、開演 13:30
場所:いかるがホール 大ホール

曲目:〜 世界一周・音紀行 〜
   80日間世界一周、ふるさと、
   ペルシャの市場にて、闘牛士の歌、
   オー・ソレ・ミオ、美しき青きドナウ
   フィンランディア

司会:桂しん吉

独唱:菊田義典

指揮:朝倉 洋

料金:入場無料(母子室あり)

ホームページ:http://orchestra.musicinfo.co.jp/~kashikyo/

<補足>

このブログが出来た当初に投稿した情報ですけど、コンサート日程が近づいてきたので、再投稿します。 曲目など詳細になっています。
入場無料となっており、かつ母子室もありますので、お近くの方はお気軽に・・・ また法隆寺方面に散策にこられた折には、いかるがホールにも立ち寄られてみてはいかがでしょうか。 JR法隆寺駅の南(法隆寺とは反対方向)に徒歩10分。 お寺を巡って、いい音楽も聴いて、いい休日を過ごせるかもしれませんよ。

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