【LP】ニコラーエワのJ.S.バッハ/フーガの技法
タチアナ・ニコラーエワのバッハ演奏。 この深遠なるバッハの世界をうまく表現する術を持たないけれど、何かを書いておきたい、誰かに伝えたい、そんな気持ちを強く持つ不思議な力を持つ演奏です。 そして特にこのフーガの技法、バッハ最晩年の作品に込められた一種独特な境地・孤高ともいえる世界があります。 この曲をピアノという楽器ひとつで、無限の生命、いやバッハの死の予感でしょうか、汲めども尽きない世界を漂いながら、静かな感動に身をまかせています。
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