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May 31, 2004

京都フィロムジカ管弦楽団第15回定期演奏会

日時:2004年6月6日(日) 開場13:00 開演14:00
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:ハーティ/雁の群れと共に
   ヒンデミット/組曲「至高の幻想」
   伊福部昭/シンフォニア タプカーラ

指揮:三原明人

料金:800円(前売り)、900円(当日)

ホームページ:http://www.artdam.uji.kyoto.jp/philo/

<補足>

学生と社会人が一緒になったこのオケのメンバーは皆さん若いですね。 やる気満々といった感じがびんびんと伝わってきます。 昨年末の定期演奏会(RVWの田園交響曲)には伺わせてもらいましたけど、今回も凄いプログラミングですよね。 
なお今年の冬の演奏会、大曲のエルガーの交響曲第1番を行うため、昨年末と今回はこのようなプログラミングをしているんだそうです。 こだわってますよ。
あと2年に1曲は邦人作曲家も採り上げることも決めているそうで、伊福部昭さんのタプカーラ交響曲を聴くことができるというわけです。
興味あるんですけどね・・・今回は他の演奏会と重なってしまってゴメンナサイです。 でも興味のある方は足を運びましょう。 巧いオケですよ。

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May 24, 2004

奈良交響楽団第45回定期演奏会

日時:2004年5月30日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:奈良県文化会館国際ホール

曲目:シベリウス ヴァイオリン協奏曲  ニ短調 op.47
   ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 op.47

独奏:福冨博文

指揮:牧村邦彦(客演)

料金:1,000円

ホームページ:http://homepage2.nifty.com/narakyo/index.htm

<補足>

このブログが出来た日に投稿した案内ですけど、公演まで1週間を切りました、再掲載します。
指揮者の牧村さん、右腕の骨折も癒えて意欲満々のようです。 ご自身のホームページでも、「僕にしては珍しい、ショスタコービッチの交響曲第5番を演奏します。 <中略> 新緑(ちょっと過ぎるかな)の奈良に、観光がてらいかがですか?」 と書かれていますよ。
どうです? 皆さんいかがですか? 
えっ、短調の曲はお嫌いなんですか・・・そんなこと言わずに、ねっ! 熱い演奏を聴きましょうよぉ〜

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May 23, 2004

八幡市民オーケストラ 第23回定期演奏会

日時 :2004年5月30日(日) 開場13:30 開演14:00
場所 :八幡市文化センター 大ホール

曲目 :ブラームス/交響曲第1番 ハ短調
    コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
    バルトーク/ハンガリアン・スケッチ

ツィンバロン独奏 :斉藤 浩

指揮 :森口真司

料金 :1,000円(前売) 1,200円(当日)

チケット取扱 :大忠楽器 くずはモール店 072-855-6171
        コープ男山       075-983-1451
        男山油竹堂書店     075-981-9616
        JEUGIA三条本店 5F APEX 075-254-3750
        八幡市文化センター   075-971-2111
        チケットぴあ      06-6363-9999

ホームページ :http://www.yawata.org/

<補足>

以前から気にはなっているので、まだ伺ったことのないオケですけれど紹介します。 そして今回もまた他の演奏会とバッティングしたので、ごめんなさい、なんです。 ほんと残念。
何が残念ってね、ツィンバロンを使った「ハーリ・ヤーノシュ」が聴ける機会なんてそうそう無いでしょう。 
ツィンバロンって何? って思っている人は、このオケのホームページを丹念に読むと、演奏曲目のことや、独奏者の斎藤さんの解説が書かれているので勉強になると思いますよ。
でもね、一番の勉強は、生の演奏を肌で感じること。 これにつきますね。

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May 22, 2004

【LP】ニコラーエワのJ.S.バッハ/フーガの技法

vic5027-8.jpg

タチアナ・ニコラーエワのバッハ演奏。 この深遠なるバッハの世界をうまく表現する術を持たないけれど、何かを書いておきたい、誰かに伝えたい、そんな気持ちを強く持つ不思議な力を持つ演奏です。 そして特にこのフーガの技法、バッハ最晩年の作品に込められた一種独特な境地・孤高ともいえる世界があります。 この曲をピアノという楽器ひとつで、無限の生命、いやバッハの死の予感でしょうか、汲めども尽きない世界を漂いながら、静かな感動に身をまかせています。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/vic5027-8.htm

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【感想】かぶとやま交響楽団 第30回記念定期演奏会

2004年5月16日(日) 14:00 伊丹アイフォニックホール

モーツァルト: 交響曲第32番 ト長調 KV318
レーガー: モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ イ長調 作品132
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

(アンコール)Frank Bridge (林 裕 編曲):「Scherzetto」

独奏: 林 裕(vc)

指揮: 中村晃之

<感想>

簡単に言うなら、大変な熱演・・とだけ言っておけばいいのでしょうが、いつもながらの尖(とん)がった音楽・演奏を存分に楽しませていただきました。
500席ほどのアイフォニックホールで聴くドヴォルザークのチェロ協奏曲っていいですね。
大きなホールで聞くと、どこか散漫な感じがしてしまうのですけれど、奏者の表情と響きが手に取るように分かります。 それにソリストの林さん、艶やかでハリもありました。 元大阪フィルの首席奏者だそうですけれど、演奏に華も感じさせます。 オケマンあがりの方は、テクニックは確かでも、どことなく地味な感じがするように思っています。 でも林さん、表情は豊かだし、甘ったるくもなく、存分に弾ききり、この曲を堪能させてもらいました。
また、かぶ響はいつも以上に気合入ってましたね。 管楽器のソロも巧かったけど、縦ノリのリズムでとにかく鳴らす鳴らす。 ビシバシとこの曲を進めてました。 小さいホールですから、林さんのソロも埋もれることなく、よく届きますので問題ありません。 ただあまりに元気のいいオケの音楽が続いたので、第3楽章では聴き疲れてしまったようでした。 全体的に音量を下げて、強弱の幅を持たせ、歌わせるべきところはクサいほどにたっぷりと歌わせたら・・・なんてふっと思いましたけど、このオケの特質からすると、こんな臭みは似合わないですね。 これでいいのだ、って思い直しました。
そんなオケの気合は、レーガーのような緻密な音楽によくマッチしていたと思います。 分奏(ヴァイオリンのインとアウトでも分奏するのですね)もバッチリ決めて、終始集中力の途切れない変奏曲とフーガはとても見事な演奏でした。 このオケの特質を充分に生かした音楽だったのではないでしょうか。
またオケを絞り込んで進めたモーツァルトの交響曲第32番。 こちらも個人的にはとても面白いものでした。 モーツァルトの音楽って、ロココ風の甘さを削ぎ落とし、ストイックに演奏するのも結構好きなんです。 現代的なスタイルにきちんと耐えるモーツァルトを楽しませていただきました。 

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040516.htm

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May 21, 2004

枚方フィルハーモニー管弦楽団 第59回定期演奏会

日時 :2004年5月30日(日) 開場13:30 開演14:00
場所 :枚方市民会館大ホール

曲目 :ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」から抜粋
    ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」から抜粋
    ビゼー カルメンより前奏曲
    スターウォーズ組曲より第1楽章「メインタイトル」
    チャイコフスキー 弦楽セレナーデより
    ディズニーメドレー(岩井直溥編)

指揮 :寺坂隆夫/生島 靖

料金 :無料

ホームページ :http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hiraphil/

<補足>

団創立50周年とのこと、そのため第59回と第60回の定期演奏会は記念演奏会になるとのことです。 そして今回はファミリーコンサートだそうです。 
このオケ、とにかくメンバーが楽しく演奏し、楽しく聴いてもらいたいとの主旨みたいですね。 だから、どこからも財政援助を受けていないのに、無料公演を基本としているようです。 偉いですよね。
それもこのオケの歴史を見ると、なんとなく納得できるものがあります。 
メンバー減により活動休止を余儀なくされたとか、1名で練習したとか・・・ そのような状態から頑張って50周年を迎えたことは何とも喜ばしいことです。 おめでとうございます。
これまでに3回ほど聴かせていただいていますが、今回は他の演奏会とバッティングしたので、ごめんなさい、です。 ほんと残念。 第60回定期は行きたいな〜

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May 20, 2004

【感想】喜歌劇楽友協会 第46回定期公演

2004年5月15日(土) 17:00 森之宮ピロティホール

ビゼー: 歌劇「カルメン」全4幕(日本語上演)

演出:向井楫爾

カルメン:古山淑子
ドン・ホセ:小林 仁
ミカエラ:高 月美
エスカミーリョ:篠原良三
フラスキータ:樽本裕子
メルセデス:秦野香織
ダンカイロ:山中雅博
レメンダート:清原邦仁
スニガ:森田有起
モラレス:角地正直
パスティア:東 義久

フラメンコ:大村照夫と公受めぐみ、山村泰代、岡田昌子、大島美沙ほか
子供:田辺翔子、田辺真子、久米陽賀

合唱:喜歌劇楽友協会合唱団、大阪すみよし少年少女合唱団
管弦楽:エウフォニカ管弦楽団

指揮:井村誠貴

<感想>

今回のビゼーの歌劇「カルメン」、何よりも音楽が素晴らしかった。 主人公の気持ちの揺らぎ、心をふっとよぎる不安、そのような事柄を見事に音楽の中に散りばめ、舞台と一体となって進行していました。 「カルメン」の音楽は、組曲などではよく耳にしていましたが、それ以外のストーリーの展開の部分も実によく考えられていることを今回始めて知りました。 
井村さんとエウフォニカーの演奏は、ツボをきちんと抑えた以上の迫力、不安な心の表情の表現、そして何より感動がありました。 これらによってストーリー以上の深みをこのドラマに与えていたのではないでしょうか。 
カルメンという魅惑的な主人公がいて、ドン・ホセという男が篭絡され、最後には逆上して刺し殺してしまうという、ある種ショッキングな展開によって(といっても最近はこんなこと日常茶飯事、もっと大変な事件のほうが多いのですけれど)有名なオペラになったのではなく、これらの音楽が息づいていてこそ名曲として今日もあることを実感しました。 音楽そのものがサウンド・ドラマとなって、この物語を一種の心理ドラマにしていたように思いました。
なおキャストで光っていたのは、ダンカイロとレメンダートの二人。 声に張りがあってよく響くし、演技も悪党らしく堂に入ったものでした。 この二人が動きまわると、舞台がグッと引き立っていました。 あとエスカミーリョも堂々たる闘牛士ぶり。 闘牛士の大御所といった感じだったでしょうか。
メインキャストのカルメンは堂々としていて憎たらっしさも充分だったのですけど、ドン・ホセは優柔不断というよりもやや病的とも感じさせた虚弱さがちょっと気になりました。 なんかこの二人では釣り合いが取れないよな、なんて思って観ていました(すみません)。 あとご両人ともに声の響きが柔らかいため、歌と言葉の通りがあまり良くなかったこともマイナス要素になったかもしれません。 でもホセが第2幕で歌った「おまえが投げたこの花は」。 このアリアは声の特質とも合っていたし、感情もよく乗っていて聴き応えがあったのが収穫でした。
そして最後に、第1幕と第4幕で出てきた子供達がとても可愛らしかった。 もちろんしっかりと演技もし歌っていました。 喜歌劇楽友協会の公演、群集シーンや合唱になると気合が入りますね。 曖昧にすることなく、一致団結して決めてくるって感じがします。 
とにかく今回の「カルメン」、最初にも述べたように、これらを総てひっくるめ、ドラマを演出した音楽の素晴らしさが全面に出ていた公演でした。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040515.htm

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May 18, 2004

宝塚市交響楽団 第37回定期演奏会

日時 :2004年5月29日(土) 開場18:30 開演19:00
場所 :いたみホール

曲目 :チャイコフスキー 交響曲第1番ト短調作品13「冬の日の幻想」
    チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調作品36

指揮 :齊藤一郎

料金 :1,000円

ホームページ :http://www.mars.dti.ne.jp/~ms-kita/tcso/

<補足>

通称、塚響の定期演奏会です。 本家ホームページの掲示板にご案内いただきましたので、ここにも掲載しておきます。
第34回(井村誠貴さん指揮)、第35回(田中一嘉さん指揮)で聴かせていただきましたけど、前回は??? どこかのオケの演奏会と重なったのかもしれませんね。 第35回の演奏会のあと、別のアマオケの人から聞いた話では、塚響、ここ数年、飛躍的に技術向上を目指して活動しているようですね。 
確かに頑張っている印象を受けた演奏会でしたので、今回も熱演が期待できるでしょう。

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May 16, 2004

【感想】井村美代子・浦田隆司 ジョイントリサイタル「日本歌曲の夕べ」

2004年5月12日(水) 19:00 いずみホール

山田耕筰: 梅は咲いたか(日本古謡)、来るか来るか(日本古謡)
      この道(北原白秋)、やかの木山(北原白秋)、からたちの花(北原白秋)

 浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

團伊玖磨: 歌曲集「三つの小唄」(北原白秋)
      1.春の鳥、2.石竹、3.彼岸花

 井村美代子(S)、塚田佳男(p)

山田耕筰: 歌曲集「AIYANの歌」(北原白秋)
      1.NOSKAI、2.かきつばた、3.AIYANの歌、4.曼珠沙華、5.きまぐれ

 浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

猪本 隆: さざんか(薮田義雄)、わかれ道(きねたるみ)、愛(鶴岡千代子)、悲歌(尾崎安四)

 井村美代子(S)、塚田佳男(p)

中田喜直: 桐の花(三好達治)、甃のうへ(三好達治)、木菟(三好達治)

 浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

中田喜直: 火の鳥(福永武彦)、さくら横ちょう(加藤周一)、髪(原條あき子)、真昼の乙女たち(中村真一郎)

 井村美代子(S)、塚田佳男(p)

(アンコール)

中田喜直: ゆく春

 浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

中田喜直: むこうむこう

 井村美代子(S)、塚田佳男(p)

服部 正: 野の羊

 井村美代子(S)、浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

中田喜直: 子守唄

 井村美代子(S)、浦田隆司(T)、塚田佳男(p)

<感想>

 年齢とともに歌があり、年輪を刻み込んだ歌唱を実感したリサイタルでした。 普通このような場合、単に、年季の入った歌でした、などと言えばいいのかもしれませんが、そんな風に単純には言いたくない歌の魅力を感じました。 
 とにかく、お二人ともに声の響きと、声になって表現される歌詞のひとつひとつの言葉の当たりがとても軟らかい。 井村さんは技巧的な上手さ、また浦田さんは独特の発声法が見事でした。 歌詞のひとつひとつの言葉の意味をすくい取り、歌の背景や空間まで感じさせたのは単に年季が入っているから、なのでしょうか。 
 特に休憩後、前半に若干感じられた堅さも取れた自在な歌に魅了されっぱなしでした。 そしてアンコールは更にリラックスした雰囲気も加わり、とくに最後の子守唄は秀逸でした。 歌詞といい声の響きといい不思議な空間を演出し、素晴らしいリサイタルを締めくくっていました。 感激しました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040512.htm

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May 12, 2004

甲南大学文化会交響楽団 2004年スプリングコンサート

日時 :2004年5月22日(土) 開場18:30 開演19:00
場所 :尼崎市総合文化センター アルカイックホール

曲目 :ドヴォルザーク/交響曲第8番 ト長調
    ハチャトゥリアン/組曲《仮面舞踏会》
    シベリウス/交響詩《フィンランディア》

指揮 :石井 規之(学生)、中野 裕正(学生)

料金 :500円

ホームページ :http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2120/

<補足>

 年末の定期演奏会に伺った甲南大学オケのスプリング・コンサートです。 この定期演奏会の感想文については、指揮者の田久保裕一さんのTAC通信に取り上げていただきました。 あと某オケで懇意にしていただいている奏者の方が、このオケの出身者であることも、感想文を書いたことで分かりましたので、情報は発信してみるものですね〜 
 音楽を聴くことは、とても個人的なことなんですけど、そうしたことから人の輪が増えていくのは、本当にありがたいものだと思っています。

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May 09, 2004

【感想】ならチェンバーアンサンブル 第67回定期演奏会

2004年5月8日(土) 14:00 学園前ホール

ドヴォルザーク: 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op96「アメリカ」より第1楽章
ドヴォルザーク: 森の静けさ (Vc,p)
ドヴォルザーク: ユーモレスク (Vc,p)
ドヴォルザーク: ソナチネ ト長調 op100 より第2・4楽章 (Vn,p)
スメタナ: ピアノ三重奏曲 ト短調 op15 より第2・3楽章 (Vn,Vc,p)
ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲 イ長調 op81

(アンコール)ドヴォルザーク: スラブ舞曲第2集より第10番 (ピアノ連弾)

五十嵐由紀子(ヴァイオリン-1)Vn
海田仁美(ヴァイオリン-2)
植田延江(ヴィオラ)
斎藤建寛(チェロ)Vc
萬谷衣里(ピアノ)p
山田剛史(ピアノ)

<感想>

いつもながら、ならチェンバーの素晴らしいアンサンブルを堪能しました。 今回の演奏会は「ボヘミアの風」と題し、ドヴォルザーク没後100年を記念したもの。 ドヴォルザークのメロディやハーモニーの素晴らしさを改めて感じた演奏会にもなりました。 いずれの曲も、各楽器が有機的に絡みあい、響きあっています。 対抗することはあっても対立することのない響きの調和を堪能させてもらいました。
前半はオムニバス形式。 小品や弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲の楽章を抜粋という構成でしたが、集中力の高い演奏で散漫な印象などまるでなく、逆に、総ての楽章を聴きたいと思えるほどの充実感を覚えました。 特にスメタナのピアノ三重奏曲が素晴らしかった。 ピンと張った空気感、深い感情表現による熱演でした。 じんとくるものを感じました。 また後半のピアノ五重奏曲、よく歌うソロとリズム感による清々しいアンサンブルでした。
ならチェンバーのアンサンブル、いつもにも増して緊密で熱演でした。 それは今回、若いピアニストとの競演があったからではないでしょうか。 萬谷さんのピアノは、深い響きの中にキラっキラって輝くものが感じられるのが特徴的で華を感じさせます。 また山田さんのピアノは肌合いのとても柔らかい響きが特徴的でした。 斎藤さんの最後のスピーチの中で「私達も歳をとりました」と言っておられましたが、若いアーティストと競演したことが全体のアンサブルにとっても良い刺激になっていたのではないでしょうか。 とにかくどの曲もとても充実した演奏内容で、ボヘミヤの風を満喫して帰ってきました。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20040508.htm

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May 06, 2004

【プロ】喜歌劇楽友協会 第46回定期公演

日時 :2004年5月15日(土) 夜=開演 17:00
    2004年5月16日(日) 昼=開演 12:00 / 夜=開演 17:00
場所 :森ノ宮ピロティーホール

演目 :ビゼー/歌劇「カルメン」(日本語上演)

台本・演出 :向井楫爾

カルメン  :古山淑子、横山陽子、鹿賀千鶴子
ドン・ホセ :小林 仁、松本 晃、沢田和夫
ミカエラ  :高 月美、蕭 佳陽子、重田里衣


フラメンコ: 大村照夫と大村照夫フラメンコダンススタジオ
合唱: 喜歌劇楽友協会合唱団・大阪すみよし少年少女合唱団

オーケストラ: エウフォニカ管弦楽団

指揮: 井村誠貴

料金: 前売券:7,000円  当日券:8,000円 (全席自由席)

ホームページ :http://www.toshweb.net/operetta/

<補足>

 毎年、春と年末に公演を行っている喜歌劇楽友協会。 ばたばたしているうちに、もうすぐそこまでやってきていました。
 日曜日は、昼と夜の2回公演です。 土曜日の夜公演ともあわせて都合3回、トリプル・キャストになっています。
 歌手の方は、歌手専業の人もおられますが、仕事をしながら参加されているセミプロの方もいらっしゃるようです。 しかしながら、この喜歌劇楽友協会、いつも驚くのは、歌手の方自身が歌って踊るシーンが多いことですね。 歌だけでなく、お芝居、踊りなどの動き、そして笑いをとるために仕掛けも仕込まれていて楽しませてもらえます。 
 そして今回も指揮者は、井村誠貴さん。 狭いオケピットからはみ出しそうな躍動感のある音楽が期待できますね。

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May 04, 2004

かぶとやま交響楽団 第30回記念定期演奏会

日時 :2004年5月16日(日) 開場13:30 開演14:00
場所 :伊丹アイフォニックホール

曲目 :モーツァルト/ 交響曲第32番 ト長調 kv.318
    レーガー/ モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ
    ドヴォルザーク/ チェロ協奏曲 ロ短調 op.104

独奏 :林 裕(元大阪フィル首席奏者)

指揮 :中村晃之

料金 :1,000円

ホームページ :http://www.asahi-net.or.jp/~wb9h-mk/

<補足>

 こだわり集団といってもいい、かぶ響ことかぶとやま交響楽団の記念定期演奏会。 ウィンナホルン5本を揃えたアマオケとしても有名ですね。 ホームページのある「ご挨拶」を引用させていただきます。
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比較的小規模のホールでの演奏会、大きくも小さくもなれる中編成規模のオーケストラ、ヴァイオリンを左右に分ける楽器配置、悪しき伝統に囚われない音楽解釈、脳髄を刺激するプログラム等にも表われてはいますが、その成果は一度お聴きいただく以外にありません。
そしてなにより、古今の素晴しい音楽を介して共に“楽興の時”を分かち合いたいと考えます。
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 どうですか? 興味が湧いたらアイフォニック・ホールに足を運びましょう。 こじんまりしたホールで、中に足を踏み入れたら、すり鉢を半分にしたような感じなのにちょっと驚かれることでしょう。 いつも独特な雰囲気を感じる演奏会です。

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