【NEWS】指揮者 牧村邦彦さん、大阪シンフォニカー退任
昨日、大阪シンフォニカー交響楽団のホームページを見たら、牧村さんが2004年3月末で指揮者を退任されたとの掲示がありました。
牧村さんの指揮する音楽を初めて聴いてから、そろそろ13年になるでしょうか。 大阪シンフォニカーの常任指揮者がまだ小泉ひろしさんの時代でした。 それからT・ザンデルリンクさん、曽我大介さんと芸術監督・常任指揮者が代っても、常に指揮者陣の一翼を担っておられましたが、ついに退任ですか。 オケは生き物ですからね、どんどん変わってゆくのですけれど、ちょっと感慨深いものを感じてしまいました。
牧村さんのホームページも見てみたんですが、このことは載っていませんでした。
その換わりといってはナニですけど、『日本のオペラ年鑑2002』(日本オペラ団体連盟発行)によると、牧村さんが2002年度に指揮された演目が6つ、20ステージだったそうで、日本一だったということを知りました。 名実ともにオペラ指揮者として、今後もますますのご活躍を期待したいと思います。
しかしながらその牧村さん。 練習中に指揮台といえない小さな台の上に置かれた椅子ごと転倒され、商売道具の右腕を骨折。 療養されているようです。 3月20、21日の川西市民オペラは降板、副指揮者の井村誠貴さんの代演となっていました。
最初は打撲だったみたいですが、その痛みをこらえて2日間連続で指揮されたあとに骨折が分かったそうです。 指揮って相当な体力使いますしね、岩城宏之さんは首がムチウチ状態でしばらくギプスされていましたから、指揮されているうちに酷くなったのかもしれませんね。 しっかり療養されての完全復活を望みたいと思います。
すでに当ブログでも紹介していますが、5月30日には奈良交響楽団の定期演奏会に登場される予定になっています。 プログラムは、シベリウスのヴァイオリン協奏曲と、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」。 熱い演奏を聴かせてもらうつもりです。
なおこの演奏会のチケットについて、安田まで連絡していただければ融通できるかもしれません。 カッコイイ牧村さんを拝みたい方、奈良響の真摯な演奏を聴きたい方、試しにメールをください。
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